2021年02月16日更新
iPhone12/12Proのベンチマークスコアは? iPhone11と比較!
iPhone12のベンチマークがどのくらい高いのか気になっている方も多いようです。この記事では、iPhone12とiPhone11をAnTuTuベンチマークスコアで比較した結果をご紹介します。iPhone12はどのくらいスペックが伸びているのでしょうか。
目次
iPhone12と11をAnTuTuベンチマークテストで比較してみると?
iPhone12シリーズが登場して、ベンチマークスコアがどのくらいか気になっている方も多いようです。ベンチマークとは、スマホやPCに負荷をかけたときの処理能力を専用のアプリを使って測り、デバイスの性能を調べるための値です。
この記事では、iPhone12・iPhone12 ProとiPhone11・iPhone11 Proのベンチマークを比較して、iPhone12の性能がどのくらい進化しているのかお伝えいします。
こちらの表は、スマホ用ベンチマーク測定アプリとして信頼性の高いAnTuTuで調べた結果です。
総合スコア | CPU | GPU | MEM | UX | |
iPhone12 | 573,719 | 158,674 | 221,912 | 100,825 | 92,300 |
iPhone12 Pro | 574,155 | 155,879 | 221,623 | 121,231 | 92,415 |
iPhone11 | 493,498 | 140,194 | 205,162 | 67,626 | 80,510 |
iPhone11 Pro | 504,427 | 149,208 | 211,444 | 60,863 | 82,904 |
iPhone12ではiPhone11のシステムチップA13よりも進化したA14チップが搭載されています。iPhone12でより進化したCPUやGPUなどの性能の差が、ベンチマークスコアに現れています。
Androidと比較すると?
iPhoneの中だけではなく、Androidスマホと比較した場合のベンチマークスコアはどうなのかも見ておきましょう。
残念ながら、Androidの10万円を超えるハイエンドモデルでは、AnTuTuでの測定結果で総合スコアが600,000を超えてるモデルも登場しています。iPhone12 Proのベンチマークスコアの総合順位は現在のところ10位前後というところです。
iPhone12のベンチマークスコアは低い?
世の中には、iPhone12のベンチマークスコアは低いのではないか、世界最高峰のスマホと言えるのか、といった声も多く聞かれます。iPhone12のベンチマークスコアは本当に低いのか検証してみましょう。
Androidのハイエンドモデルの中にはもっとスコアが高いものもある
Androidのハイエンドモデルの中には、確かにベンチマークスコアが高いものもあります。それは紛れもない事実としてあります。
Androidの多くの機種よりはiPhone12のほうが高い
しかし、世界中でAndroidの機種は数多く販売されています。世界中では2万種類以上販売されているとも言われています。その中で、iPhone12を超えるベンチマークスコアを叩き出しているのはわずか10機種程度です。
その他のAndroidのベンチマークはiPhone12よりも低いことを考えると、世界中で統一された性能を誇っているiPhone12の方が優位だとわかります。
iPhoneならではの体験に価値が!
また、iPhoneを販売しているAppleでは、Androidの性能を超えることよりも、iPhoneが生み出す体験の価値に重きをおいているようです。iPhone12が発売される半年ほど前に投入された廉価版iPhoneの第2世代iPhone SEのベンチマークスコアは総合スコアが468,000ほどあります。
スマホのベンチマークの総合スコアは40万以上あればハイエンドモデルと言えます。廉価版でもこれほどまでに高性能なiPhoneユーザーが共通したデバイスで作り出す体験の価値を創造していくことが大切なのでしょう。
iPhone12のベンチマークは高い!
iPhone12のベンチマークを、Androidの最上位モデルと比較して低いという方もいるようです。しかし、すべてのAndroidの平均値と比較するとiPhone12の方がよほど高いことがわかります。iPhone12のユーザーはぜひこの素晴らしいスペックを持ったiPhone12での体験を大切に育んでいきましょう。