2019年08月03日更新
App Storeでアプリ検索できない・表示されない時の原因と対処法!
Appleデバイスで利用できる「App Store」からアプリが検索できない、目的のアプリが表示されない場合の原因と対処法を紹介します。検索できない原因は様々ですが、適切な対処方法を実行することで、「App Store」の諸問題を解決できます。
目次
App Storeでアプリ検索できない・表示されない時の原因は?
「App Store」からアプリが検索できない、目的のアプリが表示されない場合、2つの原因が考えられます。まずは、原因を把握しておくことで、適切な対処方法を導き出すことができるので、問題の原因を確認していきましょう。
主な2つの原因
「App Store」からアプリが検索できない、目的のアプリが表示されない場合の原因は下記の2つとなります。
- 【App Storeでアプリ検索できない・表示されない原因】iPhone・iPadの不具合
- 【App Storeでアプリ検索できない・表示されない原因】設定に問題がある
上記それぞれの原因について個別に詳しく紹介していきます。
iPhone自体の不具合
iPhone・iPadデバイスを普段利用している上で、iPhone・iPad上では様々なデータ通信が行われています。iPhone・iPadにアプリをインストールしたり、ブラウジングしたり、その中でiPhone・iPadのシステムに何らかの問題が発生する場合があります。
こういった問題が原因で「App Store」からアプリ検索できない、目的のアプリが表示できないという事態が発生します。
既存データか既存設定に問題がある
前にも述べた通り、iPhone・iPadの既存データや設定に問題があり、「App Store」からアプリを検索できない、目的のアプリが表示できない場合があります。次の項目からは、どこに問題があるのか確認する方法を紹介してきます。
原因解明のテスト方法
「App Store」からアプリが検索できない場合は、iPhone・iPadを一度初期化し、元の状態に復元することで、問題の原因を調べることができます。初期化しても、「App Store」からアプリの検索ができない場合は、次の章で紹介する対処方法に進みます。まずは、本項目で紹介する初期化方法を確認してください。
注意点は、iPhone・iPadを初期化すると、デバイス内のすべてのデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ってしまいます。必ず、iTunes、またはiCloudでデータバックアップをしてから、初期化を行ってください。
iCloudでバックアップする方法
iPhoneの「設定」アプリを起動して「Apple ID」をタップしてログインしてください。ログインが完了している場合は、表示されるメニュー一覧から「iCloud」を選択します。
続いて表示されるメニュー一覧から「iCloudバックアップ」を選択してトグルをオンにしてください。PCに接続したときにiTunesで自動バックアップされなくなるという注意が出てきますが、気にせず「OK」をタップしてください。「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップが作成されます。
また、Wi-Fi接続ではなく、携帯キャリア回線を使ってバックアップする場合は、パケット通信料が膨大な料金となってしまうので、パケット無制限以外のプランを利用している人はWi-Fi接続を忘れないでください。
iTunesでバックアップする方法
iTunesを使ってパソコンにiPhoneのバックアップデータを保存する場合は、iPhoneとパソコンを付属のライトニングケーブルを使って接続してください。
iTunesを起動して「iPhone」アイコンをクリックしてください。画面左側のメニュー一覧から「概要」を選択して「バックアップ」項目から「このコンピューター」にチェックを入れてから、画面右下の「適用」をクリックします。最後に「今すぐバックアップ」をクリックすれば、iPhoneのデータバックアップが開始します。
(1) iPhoneの初期化
iPhoneを初期化する前に「iPhoneを探す」機能をOFFにします。ONにしたままだと、iPhoneの初期化・リセットができません。iPhoneの「設定」を起動して「Apple ID」をタップしてください。「iPhoneを探す」を解除したいAppleデバイスを選択してください。「iPhoneを探す」をタップし、「iPhoneを探す」のトグルをOFFに切り替えれば完了です。
iPhoneとパソコンをライトニングケーブルで接続してiTunesを起動してください。画面上部のiPhoneアイコンをクリックし、画面左側のメニュー一覧から「概要」を選択したら「iPhoneを復元」を選択してください。
iPhone単体で初期化・リセットする場合は、iPhoneの「設定」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてください。「iPhoneが工場出荷状態に戻る」という警告メッセージが表示されるので「iPhoneを消去」をタップしてください。これでiPhoneの初期化が開始します。
(2) 初期化後のApp Storeの接続確認
初期化が完了したら、iPhone・iPadの電源を入れて初期化を進めます。iCloudやApp Storeのログインに必要なApple IDとパスワードを入力してください。
(3) iPhoneの復元(iTunes経由)
iTunesにバックアップファイルを保存している人は、iPhone・iPadをPCに接続して、初期化を進めてください。
(4) 復元後のApp Storeの接続確認
初期化後、「App Store」からアプリ検索ができるかどうか確認してください。問題が引き続き改善されない場合は、iPhone・iPadの設定に問題があります。次の章の対処方法を確認しましょう。
App Storeでアプリ検索できない・表示されない時の4つの対処方法
iPhone・iPadを再起動する
最初にiPhone・iPadを再起動してください。
iPhone X以降を再起動する
iPhoneデバイスの側面についている「サイドボタン」を長押しして電源をオフにして、再び「サイドボタン」を長押しして電源をオンにしてください。再起動が完了したら次の項目に進みましょう。
iPhone 8以前を再起動する
iPhoneデバイスの側面についている「サイドボタン」、または「上部のボタン」を長押しして電源をオフにしてください。電源が切れたら再び「サイドボタン」、または「上部のボタン」を長押しして電源をオンにしてください。再起動が完了したら次の項目に進みましょう。
ネット速度を改善する
再起動が完了したら、インターネット接続状況を確認してください。インターネット回線速度が遅いと、「App Store」でアプリの検索結果が正常に表示されない場合があります。Wi-Fi接続ができる場合は、Wi-Fiに接続すると良いでしょう。
検索エンジン(GoogleやYahooなど)を利用してアプリを検索する
GoogleやYahoo!などの検索エンジンでも、App Storeで公開されているアプリを検索することができます。検索バーに、「アプリ名」を入力して検索してください。該当するアプリがあればリンクをタップすることで、「App Store」が自動で起動します。
iPhone・iPadの日付を変更する
再起動しても「App Store」でアプリを検索できない場合、「App Store」が利用できない場合は、iPhone・iPadの日付設定に問題があると考えられます。
iPhone・iPadの「設定」>「一般」>「日付と時刻」の順番にタップして「自動設定」のトグル(スイッチ)をオンに切り替えてください。以上の設定を行った上で、再度Apple IDにサインイン・ログインしてみてください。
App Storeでアプリ検索できない時の最大の落とし穴
これまでの対処法を実行しても、「App Store」でアプリ検索できない、またはアプリが表示されない場合は、「モバイル通信」設定を確認してください。
モバイルデータ通信設定の中の「App Store」設定
「設定」>「モバイル通信」と進み「モバイルデータ通信」一覧にある「App Store」のトグル(スイッチ)がオンになっているか確認してください。
App Storeで検索できない時は落ち着いて様々の対処方法を行ってみよう
本記事では、「App Store」でアプリ検索できない、または目的のアプリが検索結果に表示されない場合の対処方法を紹介しました。紹介した対処方法を1つずつ実行することで、ほとんどの場合問題を解消することができます。問題が解消されない場合は、Apple公式ヘルプ・サポートへ連絡して、対処方法を確認してみてください。