2023年05月04日更新
iOS16にiPhoneをアップデートした後の不具合と対処法まとめ【最新】
iPhoneをiOS16にアップデートしたら不具合が起きてしまったという声が多くあります。iOS16へのアップデートで起こる不具合にはどのようなものがあるのでしょうか。この記事では、iOS16でよく起こる不具合と対処法について解説します。
目次
- 1【iOS16の不具合の原因と対処法】「アップデート要求しました」からアップデートが進まない
- ・対処法1・iPhoneの空き容量を確認する
- ・対処法2・iOS16プロファイルを削除する
- 2【iOS16の不具合の原因と対処法】リンゴループでアップデートが止まってしまう
- ・対処法・iPhoneを強制再起動する
- 3【iOS16の不具合の原因と対処法】「iOSは最新です」と表示されてしまう
- ・対処法1・iPhoneがiOS16の対応機種か確認する
- ・対処法2・Apple社のサーバーのシステム状況を確認する
- ・対処法3・ネットワークの設定をリセットする
- ・対処法4・iPhoneを再起動する
- 4【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16へのアップデート中にリカバリーモードになってしまう
- ・対処法1・充電しながらアップデートする
- ・対処法2・接続が安定したWi-Fiでアップデートする
- 5【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16の最新バージョンへのアップデート後に本体が熱くなる
- ・対処法1・iPhoneをしばらく放置する
- ・対処法2・アプリを閉じる
- ・対処法3・バッテリーの最大容量を確認する
- 6【iOS16の不具合の原因と対処法】バッテリーの減りが異常に早い
- ・対処法1・Wi-FiとBluetoothをオフにする
- ・対処法2・AirDropをオフにする
- ・対処法3・位置情報をオフにする
- 7【iOS16の不具合の原因と対処法】バッテリーの残量表示がパーセント表示にならない
- ・対処法1・パーセント表示する設定を行う
- ・対処法2・対応機種か確認する
- 8【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にネットワークに繋がらない
- ・対処法・ネットワーク設定をリセットする
- 9【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にSafariが頻繁に落ちる
- ・対処法1・開いているタブを全て閉じる
- ・対処法2・閲覧履歴やCookieを全て削除する
- 10【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にAirPodsに接続できない
- ・対処法1・Bluetoothをオンにする
- ・対処法2・AirPodsを充電する
- ・対処法3・AirPodsをリセットする
- ・対処法4・AirPodsをペアリングし直してみる
- 11【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にApp Storeのアプリアップデートができない
- ・対処法1・しばらく時間を空けてから再度アップデートしてみる
- ・対処法2・別の接続で試してみる
- ・対処法3・アプリをアンインストールしてから再インストールする
- ・対処法4・Apple IDから一度サインアウトして再サインインしてみる
- ・対処法5・iPhoneの空き容量を増やす
- 12【iOS16の不具合の原因と対処法】ロック画面のカスタマイズやウィジェットの追加ができない
- ・対処法1・ロック画面の設定方法を確認する
- ・対処法2・iPhonを再起動してから再度設定する
- 13【iOS16の不具合の原因と対処法】その他の不具合への対処法
- ・Bluetoothが使えない場合の対処法
- ・キーボードが使えない場合の対処法
- ・Siriが使えなくなってしまった場合の対処法
- ・背面タップが使えない場合の対処法
- 14iOS16の不具合に適切に対処しよう!
【iOS16の不具合の原因と対処法】「アップデート要求しました」からアップデートが進まない
iPhoneのソフトウェア・アップデートからiOS16にアップデートしようとしたところ、「アップデート要求しました」と表示された画面から先に進まない不具合が生じた場合にはどうしたらいいのでしょうか。
対処法1・iPhoneの空き容量を確認する
この不具合が起こるのは、iPhoneにiOS16をダウンロードできるだけのストレージがないことが原因の可能性があります。まずiPhoneの空き容量を確認してみましょう。
「設定」から「一般」を開き「iPhoneストレージ」で空き容量を確認しましょう。空き容量が足りないときの対処法はこちらの記事を参考にしてください。
対処法2・iOS16プロファイルを削除する
もう一つ、原因として考えられるのがダウンロードしたiOS16ファイルの破損です。iOS16のプロファイルを削除してダウンロードし直しましょう。
「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」と進み「iOS 16 Beta Software Profile」をタップします。「プロファイルを削除」をタップすると削除できます。
【iOS16の不具合の原因と対処法】リンゴループでアップデートが止まってしまう
iOS16へのアップデート中にリンゴループに陥ってアップデートが進まなくなってしまう不具合が起きたときに考えられる原因は、iPhone自体の不具合や故障、バッテリーの劣化です。
対処法・iPhoneを強制再起動する
iPhone自体の不具合が原因の不具合であれば、iPhoneの強制再起動で改善する可能性があります。iPhoneを強制再起動する方法はこちらの記事を参考にしてください。
【iOS16の不具合の原因と対処法】「iOSは最新です」と表示されてしまう
iOS16へアップデートしようとしても、iPhoneのソフトウェア・アップデートの画面で「iOSは最新です」と表示されてしまう不具合も起きています。
対処法1・iPhoneがiOS16の対応機種か確認する
iOS16へアップデートできない場合には、iPhoneがiOS16の対応機種ではない可能性があります。iOS15の対応機種でiOS16から外れた機種は、iPhone6sシリーズ、iPhone7シリーズ、iPhone SE(第1世代)です。この機種を使っている方は、残念ですがiOS16へのアップデートはできません。
対処法2・Apple社のサーバーのシステム状況を確認する
iOS16の対応機種なのにアップデートできない場合には、Apple社のサーバーに何らかの問題が生じている可能性があります。
Apple社のホームページやTwitterなどで、Apple社のサーバーの不具合についての情報を確認してみましょう。
対処法3・ネットワークの設定をリセットする
Apple社のサーバーに不具合がない場合には、iPhoneのネットワーク接続に問題が生じている可能性があります。ネットワーク設定をリセットして、再度接続してみましょう。
iPhoneのネットワーク設定をリセットする方法はこちらの記事を参考にしてください。
対処法4・iPhoneを再起動する
ネットワーク設定をリセットして再生してもこの不具合が生じる場合には、iPhoneの電源を一度切ってから再起動してみましょう。
【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16へのアップデート中にリカバリーモードになってしまう
iOS16のアップデート中にリカバリーモードになってしまいアップデートが進まない不具合が起きることあります。この場合に考えられる原因は、バッテリー不足かネット接続が不安定であるかのどちらかです。
対処法1・充電しながらアップデートする
この不具合の原因がバッテリー不足である可能性が高い場合には、充電しながらアプデーとしてみましょう。充電コードにiPhoneを接続したままアップデートを実行します。
対処法2・接続が安定したWi-Fiでアップデートする
ネット接続が不安定である場合や、モバイルデータ通信でiOS16へのアップデートをしている場合には、接続が安定しているWi-Fiに接続してからアップデートをしてみましょう。
【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16の最新バージョンへのアップデート後に本体が熱くなる
iOS16にアップデートした後に、iPhone本体が熱くなる不具合が生じることがあります。iPhone本体が熱くなるのはCPUに大きな負荷がかかっていることが原因です。CPUの負荷を減らすために次の2つの対処法を実行しましょう。
対処法1・iPhoneをしばらく放置する
iOS16の対応機種でも古い機種のiPhoneの場合には、CPUの処理能力がiOS16の機能に追いつけないことがあります。iPhoneが熱くなりすぎる場合には、しばらくiPhoneを放置して処理が完了するのを待ちましょう。
対処法2・アプリを閉じる
iPhoneのCPUに過重な負荷がかかる原因が、アプリの開き過ぎである場合もあります。iPhoneのアプリはホームボタンを押しただけでは、画面が閉じるだけで完全終了していません。バックグラウンドで動作し続けているのでCPUに負荷をかけます。
iOS16にアップデートした後に本体の発熱がひどくなった場合には、こまめにアプリを完全終了しましょう。iPhoneでアプリを完全終了する方法はこちらの記事を参考にしてください。
対処法3・バッテリーの最大容量を確認する
iPhoneを長年使い続けているとバッテリーが劣化してしまいます。劣化したバッテリーで負荷の大きなiOS16にアップデートすると発熱しやすくなる可能性があります。
バッテリーを新品の状態と比べたときの最大容量を確認してみましょう。最大容量の確認は、iPhoneの設定アプリの「バッテリー」から「バッテリーの状態」を開くと「バッテリーの最大容量」が確認できます。バッテリーの劣化が進んでいる場合には、バッテリーの交換かiPhoneの買い替えも検討しましょう。
【iOS16の不具合の原因と対処法】バッテリーの減りが異常に早い
iOS16にアップデートした後の不具合には、アップデート後にiPhoneのバッテリーの減りが以上に早くなってしまったというものもあります。
バッテリーの減りが早いと感じる場合には次の対処法を行ってみましょう。
対処法1・Wi-FiとBluetoothをオフにする
まずはWi-FiとBluetoothをオフにしてみましょう。オンにしていると、電波を探し続けるのでiPhoneのバッテリーの消費量が大きくなります。「設定」アプリから「Wi-Fi」と「Bluetooth」を開きそれぞれオフにします。
対処法2・AirDropをオフにする
AirDropもオンにし続けていると接続する相手を探し続けてバッテリーの消費を早めます。iOS16にアップデート後にバッテリーの減りが早いと感じる場合には、AirDropもオフにしましょう。
iPhoneの「設定」アプリの「一般」から「AirDrop」を開き「受信しない」を選択します。
対処法3・位置情報をオフにする
iPhoneの位置情報をオンにしているとGPSと常に接続しようとするのでバッテリーの消費を早めます。位置情報もオフにしましょう。
iPhoneの「設定」アプリを開き「プライバシー」から「位置情報サービス」をタップしてオフにします。
【iOS16の不具合の原因と対処法】バッテリーの残量表示がパーセント表示にならない
iOS16ではバッテリーの残量のパーセント表示が復活しました。しかし、パーセント表示されないという不具合が発生しています。この不具合への対処法は次のとおりです。
対処法1・パーセント表示する設定を行う
まず、iPhoneの設定でパーセント表示するようにしているか確認してみましょう。iPhoneの「設定」アプリから「バッテリー」を開きます。「バッテリー残量(%)」がオンになっていればパーセント表示の設定となっています。
対処法2・対応機種か確認する
iOS16でのバッテリーのパーセント表示は、iOS16の対応機種全てが対象ではありません。バッテリーのパーセント表示の対応機種はiPhone XR以上の機種です。
ただし、iOS16.1以上の最新バージョンではiOS16の対応機種全てが対応しています。
【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にネットワークに繋がらない
iOS16へのアップデート後にモバイルデータ通信やWi-Fiに接続できないという不具合も生じています。iPhoneがネットワークに繋がらない場合の主な原因は次のとおりです。
- 電波が届きにくい地下などにいる
- キャリア側で通信障害などが起きている
- 機内モードがオンになっている
- モバイルデータ通信がオフになっている
上記を確認しても問題がない場合の対処法は次のとおりです。
対処法・ネットワーク設定をリセットする
iOS16にアップデート後にネットワークに繋がらない場合には、ネットワーク設定をリセットしてみましょう。iPhoneのネットワーク設定をリセットする方法は次の記事を参考にしてください。
【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にSafariが頻繁に落ちる
iOS16へアップデートした後にSafariが頻繁に落ちるようになったという不具合も頻発しています。iOS16でSafariに不具合が起きるようになった場合の対処法は次のとおりです。
対処法1・開いているタブを全て閉じる
まずはSafariで開いているタブを全て閉じましょう。Safariではバックグラウンドでタブをいくつも開けます。すべてのタブを閉じて不具合が解消するか確認してみましょう。
対処法2・閲覧履歴やCookieを全て削除する
iOS16のSafariで不具合が生じる場合には、閲覧履歴やCookieをすべて削除することで解消する可能性があります。iPhoneの「設定」アプリから「Safari」を開き、「詳細」>「Webサイトデータ」>「全Webサイトデータを削除」とタップします。
【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にAirPodsに接続できない
iOS16にアップデート後にAirPodsに接続できないという不具合が起きたという声もあります。AirPodsに関する不具合への対処法は次のとおりです。
対処法1・Bluetoothをオンにする
iOS16にアップデートしたときに、Bluetoothがオフになってしまった可能性があります。Bluetooth接続がないとAirPodsに接続できません。「設定」アプリから「Bluetooth」を開いてオンにしてみましょう。
対処法2・AirPodsを充電する
AirPodsの充電が不十分でiPhoneと接続できないこともあります。AirPodsをケースに入れてステータスランプが緑になるか確認してみましょう。ランプが緑なら充電されています。
対処法3・AirPodsをリセットする
iOS16にアップデートしたことで、AirPodsに何らかの不具合が生じた可能性があります。AirPodsをリセットすることで不具合が解消される可能性があります。
AirPodsをケースに入れてケースのボタンを長押しします。ランプが白、オレンジ、白の点滅担ったらボタンから指を離します。これでリセットされます。
対処法4・AirPodsをペアリングし直してみる
iOS16にアップデートしたことで、iPhoneとAirPodsとのペアリングに何らかの不具合が生じた可能性もあります。いったんペアリングを解除した後に再度ペアリングしてみましょう。
「設定」アプリで「Bluetooth」を開きます。ペアリングされているデバイスの一覧にある「AirPods」の右側の「i」をタップします。「このデバイスの登録を解除」をタップするとペアリングが解除されます。
AirPodsをいったんケースに入れて15秒ほど放置します。その後、ケースから取り出してiPhoneに近づけます。AirPodsのポップアップがiPhoneに表示されたら「接続」をタップすると接続できます。
【iOS16の不具合の原因と対処法】iOS16のアップデート後にApp Storeのアプリアップデートができない
iOS16へのアップデート後にApp Storeのアプリのアップデートができなくなる不具合も生じています。この不具合への対処法は次のとおりです。
対処法1・しばらく時間を空けてから再度アップデートしてみる
iPhoneのOSがアップデートされると、アップデートが必要なアプリが多くあります。アップデートする人が多くてサーバーが混雑しているためにアップデートできない可能性があります。しばらく時間を開けてから再度アップデートを試してみましょう。
対処法2・別の接続で試してみる
ネット接続が不安定でアップデートできない可能性もあります。モバイルデータ通信からWi-Fiに変更してみるなど、別の接続でアップデートを試してみましょう。
対処法3・アプリをアンインストールしてから再インストールする
もともとiPhoneにインストールされていたアプリが、iOS16のアップデートによって不具合を起こしてしまい、その不具合によってアプリの更新ができなくなってしまった可能性もあります。
その場合には、いったんアプリをiPhoneからアンインストールして再インストールしてみましょう。
対処法4・Apple IDから一度サインアウトして再サインインしてみる
iOS16でサインインしているApple IDとアプリを購入したときのApple IDが違うとアプリアップデートができません。複数のApple IDを持っている場合は、iPhoneの「設定」アプリでApple IDからいったんサインアウトしてから、アプリをダウンロードしたときに使っていたApple IDでサインインしてみましょう。
対処法5・iPhoneの空き容量を増やす
iPhoneのストレージ不足が原因かもしれません。不要なアプリやファイルを消したり、iCloudに写真をアップするなどして、iPhoneのストレージの空き容量を増やしましょう。
【iOS16の不具合の原因と対処法】ロック画面のカスタマイズやウィジェットの追加ができない
iPhoneの最新バージョンのOSであるiOS16の最も注目される新機能はロック画面のカスタマイズ機能です。しかし、ロック画面のカスタマイズができないという不具合も生じています。ロック画面のカスタマイズの不具合への対処法は次のとおりです。
対処法1・ロック画面の設定方法を確認する
正しい操作でiOS16のロック画面のカスタマイズできているか確認してみましょう。ロック画面の設定方法はこちらの記事を参考にしてください。
対処法2・iPhonを再起動してから再度設定する
iOS16に何らかの不具合が生じている可能性もあります。正しい手順で操作してもロック画面の設定ができない場合には、iPhoneを一度再起動してからもう一度操作してみましょう。
【iOS16の不具合の原因と対処法】その他の不具合への対処法
iPhoneの最新バージョンであるiOS16の不具合には次のようなものもあります。それぞれの対処法を解説します。
Bluetoothが使えない場合の対処法
iOS16にアップデートした後にBluetoothが使えなくなったという不具合が生じています。Bluetoothがオンになっているか、機内モードになっていないかを確認してみましょう。
キーボードが使えない場合の対処法
iOS16にアップデートした後でキーボードが反応しなくなるという不具合が発生しています。この不具合はiOS16のシステムの不具合と考えられるので、iOS16の再インストールをしてみましょう。
Siriが使えなくなってしまった場合の対処法
iOS16にアップデートした後でSiriが使えなくなる。ショートカットが起動しなくなるといった不具合が発生しています。これもiOS16のシステムの不具合の可能性が高いのでiOS16の再インストールをしてみましょう。
背面タップが使えない場合の対処法
iOS16にアップデートした後で背面タップが使えなくなったという不具合も発生しています。これもiOS16のシステムの不具合なので、iOS16の再インストールをしてみましょう。
iOS16の不具合に適切に対処しよう!
iOS16に限らず、iPhoneの大型アップデートが実施されると何らかの不具合が生じることが多いので、あまり慌てずに対処しましょう。適切な対処法を実施すればほとんどの問題は解消できます。