2019年09月30日更新
iPhoneのパスコードを6桁から4桁に変更する方法!好きな桁数で設定する手順も解説!
iPhoneのiOS9からパスコードのデフォルトが6桁になりました。4桁になれている方や、長い数字を覚えるのが不得意な方などはiPhoneのパスコードを6桁ではなくもとの4桁に戻したい方など、好きな桁数でパスコードを設定する方法をこの記事では説明しています。
目次
- 1iPhoneのパスコードを6桁から4桁に変更する方法
- ・Touch IDとパスコードの変更画面を開こう
- ・パスコードオプションから4桁に設定しよう
- ・4桁のパスコードを設定しよう
- 2iPhoneのパスコードを6桁以外の好きな桁数に設定する方法
- ・Touch IDとパスコードの変更画面を開こう
- ・パスコードオプションからカスタムコードに設定しよう
- ・任意のパスコードを設定しよう
- 3iPhoneの6桁のパスコードを忘れてしまった場合の対処法は?
- ・iTunesからバックアップを復元する
- ・iPhoneを探すで初期化する
- ・dr.fone-iPhone画面ロック解除を使う
- 4iPhoneの6桁のパスコードは簡単に変更できる
iPhoneのパスコードを6桁から4桁に変更する方法
世の中に携帯電話が普及し、従来使われていたフィーチャー・フォンから現在では様々なメーカーが売り出しているスマートフォンに切り替わりました。フィーチャー・フォンの時代から変わらず、端末に設定できるパスワード、もしくはパスコードは4桁の数字が定番でした。しかし、iOS9以降のデバイスではパスコードが6桁の数字に変更されました。
しかし、4桁のパスコードに親しみがある方や6桁のパスコードを覚えられるか心配な方もいると考えられます。この記事では、6桁のパスコードを4桁のパスコードに変更する方法や、6桁のパスコードでもセキュリティ面が心配な方に向けて6桁以上のパスコードや英数字のパスコードの設定する方法をこの記事では紹介します。
Touch IDとパスコードの変更画面を開こう
まず、パスコードを6桁から4桁に変える場合、初期の設定アプリからTouch IDとパスコードを選び、タップします。そうすると、変更画面に移る前に現在のパスコードを入力する画面になりますので、今使っている6桁のパスコードを入力します。
6桁のパスコードを入力すると、Touch IDとパスコードを設定に関する画面へ以降します。その中からパスコードの変更をタップし、パスコードの変更を行います。
パスコードオプションから4桁に設定しよう
パスコードの変更をタップすると、現在使っている古いパスコードの入力を求められます。従来使っていたパスコードの入力に成功すると、新しいパスコードの入力を求められます。その画面の中心にパスコードオプションという文字が現れますので、パスコードオプションをタップします。
タップすると、「カスタムの英数字コード」「カスタムの数字コード」「4桁の数字コード」の3種類が選べるので「4桁の数字コード」をタップします。
4桁のパスコードを設定しよう
パスコードオプションから「4桁の数字コード」をタップすると、入力数字が6桁から4桁に減りますので、好みの数字を入れてパスコードを設定してください。新しいパスコードを確認するために2回パスコードを入力することになります。
4桁の数字というのは銀行のATMなどでも馴染みあるパスワードですが、セキュリティ面上、他人からわかりにくい数字列にすることをおすすめします。
iPhoneのパスコードを6桁以外の好きな桁数に設定する方法
iPhoneのパスコードを6桁から4桁に変更する設定方法を説明しましたが、セキュリティ面や、覚えやすさなどでパスコードを6桁ではなく別の桁数で設定したい方もいると考えられます。そういった方へ向けてiPhoneのパスコードを4桁、6桁ではない桁数や、英数字を含むパスコードに設定する方法を紹介します。
Touch IDとパスコードの変更画面を開こう
パスコードを6桁から4桁に変える手順と同じように、設定アプリからTouch IDとパスコードをタップし、パスコードを入力して、Touch IDとパスコードに関する設定画面を開きます。
パスコードオプションからカスタムコードに設定しよう
パスコードを変更する、をタップし今まで使っていたパスコードを入力すると、新しいパスコードの入力画面へ移行します。移行した際に、パスコードオプションという文字が現れるのでその文字をタップすることによって、「カスタムの数字コード」という設定を選ぶことが可能になります。
任意のパスコードを設定しよう
カスタムの数字コードを選択すると、長い入力画面が出てきます。カスタムの数字コードでは好みの桁数のパスコードが設定できます。設定できるパスコードの長さは100桁近いとインターネット上では言われており、覚えられる限りの数字をパスコードとして設定できます。
注意が必要な点は、設定以外でパスコードの入力の際に、5回間違えるとiPhone側から注意画面が出ます。10回間違えると、iPhoneのデータが全て削除され、工場出荷状態の初期化が行われてしまうという点です。セキュリティ面を考えると長いパスコードのほうが強固なイメージがありますが、きちんと覚えられる桁数にしましょう。
英数字を含ませることも可能
パスコードのオプションには「カスタムの英数字コード」という設定も存在しています。この設定は数字だけではなく、英語と数字を織り交ぜる英数字のパスコードや、英字だけのパスコードを設定することも可能です。近年では様々な分野でパスワードなどの個人情報の漏洩が続いています。
そのため、ビジネスなどでiPhoneやiPadなどiOSデバイスを利用する方は英数字を含むセキュリティが強いパスコードにすることをおすすめします。
3ケタ以下のパスコードは設定不可
iOS9がリリースされた際、パスコードオプションの中の「カスタムの数字コード」を選び、設定できる数字の桁数が3桁以下の設定も可能でした。しかし、今ではセキュリティ面の問題として1桁など、3桁以下のパスコードの設定はできなくなりました。
あまりパスコードなどの設定が好きではない方などもいるかと考えられますが、4桁以上のパスコードを設定するか、Touch IDを多用して手軽にiPhoneのロックを解除することをおすすめします。
iPhoneの6桁のパスコードを忘れてしまった場合の対処法は?
この記事では、6桁のパスコードを4桁に変更する方法や、4桁や6桁以外の数字のパスコード、英数字を含むパスコードの設定方法について紹介しました。しかし、パスコードを覚えやすいものに設定していても、忘れてしまう方もいるかと考えられます。
そういった場合、パスコードではなくTouch IDを使ってロックを解除できれば良いと考える方も多いと思われますが、Touch IDを利用したロック解除はデバイスを再起動したとき、指紋が5回続けて認証されなかったとき、デバイスのロックを48時間以上してない場合、などはTouch IDを利用してロックを解除することができません。
Touch IDを利用できず、パスコードも思い出せない場合にiPhoneを使えるようにするための方法について紹介します。
iTunesからバックアップを復元する
パスコードを忘れてしまい、Touch IDを利用してロックを解除できない場合は、パソコンを持っている方限定になりますが、iPhoneをパソコンに繋ぎ、iTunesを起動させます。iTunesを起動させたら、バックアップ欄にある今すぐバックアップをクリックし、iPhoneのバックアップをとります。
バックアップを取ってiPhoneにあるデータを保存することに成功したら、そのままバックアップを復元をクリックしてください。バックアップを復元できた場合、iPhoneが初期化され、新たにバックアップされたデータが復元されるため、ロック画面から解除されiPhoneが使えるようになります。
iPhoneを探すで初期化する
パソコンがない環境で、パスコードを忘れてしまったり、Touch IDを利用できずロック画面が解除できない場合は、ほかのiOSデバイスを利用し、iPhoneを探す機能を使って初期化することができます。パスコードを忘れてしまったデバイス名をタップし、iPhoneを削除するをタップします。
その際にAppleIDのパスワードを要求されるのでパスワードを入力します。任意選択として電話番号や最後に残すメッセージなどが入力できますが、手元にiPhoneがある場合はスキップし、完了をタップすると、iPhoneが初期化されます。iCloudなどでバックアップを取っている場合はそのまま復元しましょう。
dr.fone-iPhone画面ロック解除を使う
こちらもパソコンを持っている方限定になってしまいますが、Touch IDを利用できず、パスコードも思い出せない場合に使える「dr.fone-iPhone画面ロック解除」という無料ソフトウェアがあります。このソフトウェアは、iPhoneのバックアップや、データ復元、起動障害からの修復など様々な用途で使えるソフトウェアになっています。
日頃からバックアップを取る場合なども利用ができ、無料で使えるため、パスコードを忘れた際など利用ができます。パソコンを持っている方は使って復元を試みるのも一つの手段です。
iPhoneの6桁のパスコードは簡単に変更できる
この記事では、6桁のパスコードを4桁に変更することを基本に、カスタム数字コードや、英数字を含むパスコードの設定方法、パスコードを忘れてしまった場合に利用できる対策などを紹介しました。
日頃からセキュリティ面や、何かと求めらるパスコードですが、忘れた場合も冷静に行動し、何かあったときのためにバックアップを取ることを忘れないようにしましょう。