Amazonで勝手に置き配された時の原因と対策方法！問い合わせ先は？

Amazonで商品を注文したら、勝手に置き配されてしまった、という声があるようです。

Amazonでは、2020年から運送会社の配達員が再配達しなくてもすむように、玄関先などに荷物を置きっぱなしにする置き配を始めました。

外出中でも荷物が届く時間を気にしなくてもいい、再配達を依頼する手間が減って便利だ、という声がある一方で、誤配や盗難等の問題も実際に起きていることから、置き配を希望しない人もいます。

置き配を希望していないのに、勝手に置き配にされることが本当にあるのか、勝手に置き配されてしまう原因とは何か、勝手に置き配されないようにするための対処法についてこの記事では詳しく解説します。

まずは、本当に勝手にAmazonで勝手に置き配されるような事があるのか見ていきましょう。

このツイートの方は、置き配指定していないのに、勝手にポストに荷物を置き配されてしまうということです。しかも、ポストの投函口に入らないものを、ポストの裏を開けて入れていくというのは、モラル的にどうなのでしょうか。

在宅していないのなら置き配にされても仕方がないかも知れませんが、在宅時に置き配指定していない荷物を置き配にされると困ってしまうでしょう。

こちらのツイートも、家にいるから対面で受け取れるのに宅配ボックスに勝手に置き配されるということです。確実に対面で受け取れるので置き配指定していないのに、勝手に置き配されると、宅配ボックスでも頭にくるでしょう。

Amazonで置き配指定していないのに勝手に置き配にされた例もあれば、逆に置き配指定していたのに不在票が入っていた例もあります。

置き配していしたのに勝手に持ち帰られるのは、配送業者がヤマト運輸か日本郵便だった場合か、置き配指定できない荷物だったときで、もしくは置き配の対象地域ではなかった場合です。

置き配指定できるのは、Amazon独自配送のときだけで、ヤマト運輸と日本郵便では不在票となります。

商品の種類によってはAmazonでは置き配の対象外となります。また、現在、置き配は日本全国で対応できていません。一部地域が対象外となっているので、注文するときには注意が必要です。

Amazonで置き配に設定していないのに、勝手に置き配にされてしまう原因とはどのようなものなのでしょうか。勝手に置き配にされる3つの原因について解説します。

Amazonでは2020年に置き配が始まってから、注文画面での初期状態の設定が置き配となっています。置き配を希望しない場合には、Amazonで注文するときの配送設定の画面で、置き配の「設定なし」を選択しなければいけません。

こちらの置き配指定の画面で「設定なし」の設定を行っていない場合、玄関先に置き配にされる可能性が高くなります。

置き配指定については、Amazonの「アカウントサービス」の「お客様のご住所」からも設定できるので、自分のAmazonでの配送指示が置き配に設定されていないか確認してみましょう。
 

Amazonの倉庫から発送される商品は、Amazonの独自配送、ヤマト運輸、日本郵便のいずれかの配送業者が配送を担当します。

この中で、置き配を行っているのはAmazonの独自配送だけです。Amazonの独自配送が配送担当になると、勝手に置き配される可能性が高まってしまいます。

ただし、Amazonでは商品を注文するときに配送業者を指定することはできません。勝手に置き配されたくないから、ヤマト運輸や日本郵便をユーザー側が選ぶことはできないので、運に任せるしかありません。

とはいえ、Amazonの独自配送業者も置き配指定されていない荷物を勝手に置き配すると、Amazonにクレームが入ってしまうので、通常は置き配を「設定しない」となっている荷物の置き配はしません。

しかし、お中元やお歳暮、クリスマスなど、どうしても配達する荷物の量が増える繁忙期には、再配達を避けるために勝手に置き配されてしまうことがあるようです。

置き配にされると困るような電化製品や高額商品は、繁忙期にはAmazonからは購入しないようにしたほうがいいでしょう。

自分が確実に在宅していて荷物を受け取れる時間を指定して商品を注文しても、置き配にされてしまうことがあります。

時間指定した場合でも、玄関前への置き配指定の設定を変更していなかったり、繁忙期で配送業者が再配達を避けたい場合には、指定した時間内に置き配されてしまいます。

時間指定でAmazonで注文する場合でも、配送設定のところで置き配指定となっていないかよく確認するようにしましょう。

Amazonで勝手に置き配されてしまったときにはどうしたらいいのでしょうか。勝手に置き配された時の対処法について解説します。

Amazonで注文した商品を、置き配を希望していないのに勝手に置き配されたときには、Amazonのお問い合わせからクレームを入れましょう。

お問い合わせからクレームを入れる方法は次のとおりです。

パソコンの場合は、Amazonの画面の右上にある「アカウント&リスト」から「アカウントサービス」に入り、「カスタマーサービスに連絡」をクリックします。

スマホの場合は、Amazonショッピングアプリの画面下にある一番右の「≡」をタップします。画面を一番下までスクロールして、「カスタマーサービスに連絡」をタップします。

「カスタマーサービスに連絡」の画面で、最近注文した商品が表示されています。勝手に置き配された商品をクリックします。

「配送について」＞「置き配について」＞「カスタマーサービスへ連絡」と進みます。

連絡方法をチャットか電話のどちらか選びます。チャットを選択すると、すぐにチャットボットが対応します。担当者へ繋ぐ必要がある場合にはオペレーターに接続されます。

電話を選択した場合には、電話番号を入力します。しばらく待つとAmazonの担当者から電話がかかってきます。

Amazonに勝手に置き配にされた場合に、配送業者に直接クレームを入れたいと考える方も多いようです。しかし、現在は配送業者に直接クレームや問い合わせを入れることはできません。

以前はAmazonの独自配送を担当している業者の連絡先がAmazonのホームページに記載されていたので、直接クレームや問い合わせを入れることができましたが、現在は全てのクレームや問い合わせは、Amazonのお問い合わせ窓口に一本化されています。

勝手に置き配にされた件についてクレームを入れたい場合も、Amazonのお問い合わせに連絡を入れるようにしましょう。

なお、上記の問い合わせ方法からは、置き配された商品が盗難されたり、状態が悪かったりした場合の再配達も受け付けてくれます。

置き配された場所に雨がかかってしまい、商品がダメになってしまった、という場合や、勝手に置き配されたことが不安なので商品を交換したい、という場合でも交換を受け付けてくれる場合もあるようです。

勝手に置き配されたことで、何らかの不安を感じる場合には、まずはAmazonのお問い合わせにクレームを入れてみましょう。

Amazonで勝手に置き配されないようにするためには、いくつか事前にできる対処法があります。

Amazonでは、商品を注文するときに置き配設定にしなくても、配送業者が独自配送になってしまうと、勝手に置き配されるリスクが高まってしまうのです。

独自配送になっても勝手に置き配されるリスクをできるだけ避けるために、自分でできる防御策について解説します。

Amazonで置き配にされたくない商品は、コンビニ受け取りにすることをおすすめします。コンビニ受け取りにすれば、指定したコンビニのレジで受け取りできるので、玄関前などに勝手に置き配されるリスクはゼロになります。

コンビニまで荷物を取りに行かなければいけない手間は増えますが、勝手に置き配されるよりもいいでしょう。

Amazonで注文した荷物をコンビニ受け取りにする方法はこちらの記事を参考にして下さい。

Amazonで勝手に置き配されることを防止するためには、配達時間を指定したときには、必ずその時間に在宅しているようにしましょう。

Amazonが置き配のシステムを作った理由の一つが、配送業者にとって再配達の負担が大きいことが挙げられます。

時間指定されていて、その時間に配達に行ったのに不在だった場合には、特に繁忙期には置き配にされてしまう可能性が高まります。

在宅していて置き配にされても、配達完了通知ですぐに荷物を家の中に入れることができます。時間指定で置き配を希望しない場合には、その時間に必ず家にいるようにしましょう。

どうしても予定が変わって不在となってしまう場合には、Amazonの注文履歴から配達時間の変更ができる場合があります。配達時間を変更できる場合には変更しましょう。

勝手に置き配にされるのは困るけれども、置き配自体は特に問題はないという場合には、置き配する場所を最初にしておきましょう。

置き配は次のように指定できます。
 

• 玄関
• 宅配ボックス
• ガスメーターボックス
• 自転車かご
• 車庫
• 建物内受付/管理人
• 置き配を利用しない
• ご近所の方
• 設定しない

置き配設定をしていないのに、勝手に置き配されてしまう場合というのは、配送業者がとにかく忙しくて再配達している余裕がないときです。配送するべき荷物が多すぎる場合には、勝手に置き配されてしまう可能性が高まります。

そのために、勝手に置き配されると困るという場合には、配送する荷物が増える時期の注文はAmazonでは避けたほうがいいでしょう。

お中元やお歳暮、クリスマスなどの繁忙期だけでなく、人気商品の予約もしないほうが無難です。

予約を受け付けるような商品というのは、人気が出ることがわかっているので生産計画をあらかじめ立てるために予約商品となっていることが多く、発売開始と同時に大量の商品が発送されます。

予約商品の発売初日には発送する量がとても多くなるので、勝手に置き配される可能性が高くなります。勝手に置き配されたくなければ、Amazonでは予約商品は買わないようにしましょう。

Amazonの置き配は、配送業者の再配達の手間を軽減しますが、盗難のリスクも高いので、ユーザーによっては利用したくないという人もいることでしょう。しかし、Amazonでは独自配送が配達を担当すると、勝手に置き配されてしまうことがあります。

置き配設定にしなくても、Amazonでは勝手に置き配されてしまうことが多いので、Amazonで注文するときには、コンビニ受け取りにするなど、注意しましょう。