2024年05月17日更新
Amazon倉庫のバイトはきつい?口コミ・評判や給料・仕事内容を調査!
Amazonの倉庫バイトは給料が良いと口コミで評判ですが、実際の仕事内容はどのようなものなのでしょうか。また、きついという噂は本当なのでしょうか。この記事では、Amazonの倉庫バイトはきつい仕事なのか、仕事内容や給料、口コミなどについてみていきましょう。
目次
Amazon倉庫バイトの仕事内容
バイトを探している人にとって、Amazonの倉庫バイトは飲食店や小売店よりも給料が良いということで気になっている方も多いようです。しかし、口コミなどでは、Amazonの倉庫バイトはきついという噂もあります。
実際のところ、Amazonの倉庫バイトはどのような仕事内容で、本当にきついものなのでしょうか。この記事では、バイトを探している人にとってとても気になるAmazonの倉庫バイトの詳細についてみていきましょう。
まずは、Amazonの倉庫バイトではどのような仕事をするのでしょうか。仕事内容について解説します。
棚入れ
Amazonバイトの仕事内容のひとつが棚入れです。棚入れとは、Amazonの倉庫に入荷した商品を棚に並べていく作業のことです。ストーとも呼ばれます。
Amazonの倉庫に届いた商品を、指定の棚に入れながら、支給されたスキャナで商品を入れた棚をスキャンしていきます。作業効率がとても大切な作業で、効率よく作業できているか細かくチェックされています。
ピッキング
Amazonバイトの仕事内容のひとつがピッキングです。ピッキングとは、倉庫内の棚から指定された商品を取り出していく作業になります。購入者から注文が入った商品を、広い倉庫から集める作業です。
ピッキングの担当者をピッカーと呼びます。指定された商品までの道筋を最短距離で表示してくれる高性能のスキャナが支給されます。
目安となる移動時間も表示されて、作業効率が求められます。Amazonでは細かい商品もたくさん扱っているために、最初は指定された商品を探すのに苦労することも多い作業です。
梱包
Amazonバイトの仕事内容のひとつが梱包です。梱包とは、ピッカーが集めてきた商品を発送するために梱包する作業です。梱包の担当者はパッカーと呼ばれます。
梱包作業では、注文された商品をAmazonの専用梱包用ボックスに詰めて伝票を貼ります。ボックスに詰める作業や伝票を貼る作業では丁寧さが求められます。
梱包した商品は、コンベアに流しますが、コンベアに流すときにも機械が住所を読み取れるように向きを正しく合わせるなどの注意が必要です。
仕分け・発送
Amazonバイトの仕事内容のひとつが仕分け、発送です。梱包された商品を配送先ごとに仕分けをして、最終的な発送作業を行います。
梱包された商品がコンベアを流れてきたら、配送先の住所ごとに積み込んでいきます。このときに、配送先を間違えないようにしなければいけません。積み込まれた商品は配送先ごとにトラックに載せられて配送されていきます。
Amazon倉庫バイトの給料は?
Amazonの倉庫バイトの給料はどのくらいなのでしょうか。
Amazonの倉庫バイトの給料は地域ごとに異なります。詳細な給料は、Amazonの倉庫バイト募集ページの希望する地域のバイト募集を確認して下さい。
2023年9月現在、Amazonの倉庫バイトの給料は時給1,150円から1,250円の間で設定されています。夜勤なら25%増しの給料で時給1,438円から1,500円となります。
時給1,200円で、日勤のみ、月に20日働いた場合には月収は約19万円です。その他に、日額2,450円を上限に交通費も支給されます。
なお、Amazonの倉庫バイトでは長く働いても給料の昇給はありません。スタートの時給も長年働いても給料は同じ時給です。
Amazon倉庫バイトの特徴
Amazonの倉庫バイトはどのような人が多いのでしょうか。また待遇などはどのような特徴があるのでしょうか。Amazonの倉庫バイトの特徴についてみていきましょう。
年齢層
Amazonの倉庫バイトには年齢制限はありません。未成年のみ、保護者の同意書が必要になります。バイトで働く人の年齢には上限も設定されていません。
そのためか、Amazonの倉庫バイトでは幅広い年齢層の人が働いています。また、留学生などの外国人の人もたくさん居ます。
しかし、あまりコミュニケーションをとる機会もなく、作業は黙々と行うことが多いので、年齢関係なくおしゃべりなどしないで静かに作業したい、という人に向いているでしょう。
服装
Amazonの倉庫バイトでは服装や髪型は自由です。髪色も自由です。倉庫内を動き回る仕事なので、動きやすい服装がおすすめです。
ただし、倉庫内でぶつかったりコンベアに巻き込まれる可能性もあるので、次のような安全規定があります。
- 上着が股下よりも長い場合は裾をズボンの中に入れる(コンベアへの巻き込み防止)
- 肩や肌が露出しないこと(接触による傷防止)
- フード付きの上着は禁止(コンベアへの巻き込みなど防止)
- 上着の前はボタンやジッパーで閉める(引っ掛かり防止)
- スカート不可・長ズボン推奨
- 裾を引きずるズボンや大きな穴が空いたズボンは不可
- 肩より長い髪は前に垂れないように束ねる(機械への巻き込み防止)
- アクセサリーの着用は禁止(結婚指輪も禁止)
- マフラー、スカーフ、サングラス禁止
- 爪は5mm以下に切る
- ストーン入りネイルつけ爪禁止
紐が垂れ下がらないものであれば、汚れ防止のためのエプロンの着用もOKです。防寒用のニットキャップやネックウォーマーもOKです。タオルを首に巻くときには、両端を首元に入れましょう。
勤務期間
Amazonの倉庫バイトは短期間での募集は行っていません。基本的に倉庫バイトの募集は長期での募集のみです。例えば、学生が夏休みの間だけ働きたい、土日の副業として働きたい、といったバイトの応募は想定されていません。
しかし、倉庫ごとにバイトの必要性も変わるので、短期間や週末だけバイトとして働きたいという場合には、希望するAmazonの倉庫に問い合わせてみましょう。
勤務時間
Amazonの倉庫バイトの勤務時間は、基本的に拘束9時間でそのうち休憩60分、実質労働時間8時間です。勤務時間のシフトは会社側で決定されます。午前6時から15時までで休憩60分、などのシフトになります。
Amazonの倉庫は24時間稼働していますが、午前中だけ3時間、夜だけ4時間、といった短時間での勤務はできません。週5日8時間勤務が原則です。
福利厚生
Amazonの倉庫バイトの福利厚生は、働く倉庫ごとに異なります。倉庫によって、格安で食事が取れるカフェテリアや社員食堂が用意されているところもあります。
また、バイトが無料で利用できるウォーターサーバーやドリンクサーバーが設置されているところもあります。バイトしたい倉庫で働いた経験のある人の口コミで確認してみましょう。
研修期間
Amazonの倉庫バイトでは最初に研修期間があります。研修期間中は、研修中だとわかるタスキをかけることになっています。研修期間は日時で決められるわけではなく、設定された目標値を達成できるかどうかで決まります。
一度研修中のタスキが外れた人でも、目標値を下回るとタスキを付けて研修中になってしまうこともあるようです。時給は特に変わらないようですが、一人前かどうかタスキの有無でわかるようになっています。
Amazon倉庫バイトはきつい?きついといわれる理由
倉庫バイトでのピッキングや梱包などの作業は、Amazon以外でもあります。しかし、特にAmazonの倉庫バイトはきついといわれることも多いようです。Amazonの倉庫バイトは本当にきついのか、きついといわれる理由についてみていきましょう。
ルールが多い
Amazonの倉庫バイトは、他社の倉庫バイトよりも細かいルールが多いという特徴があります。細かいルールが多いのは、どのような人がバイトに入っても、作業の質を一定に保ち、効率性を上げるために設定されているようです。
しかし、大雑把な性格の人はこのルールの多さがきついと感じることもあるようです。
ルールが多いといっても、理不尽なものはないので、細かい作業が好きな人や、ルールを厳密に守れる人には向いていますが、細かいルールに縛られるのが向いていない人にはきついバイトかもしれません。
セキュリティが厳しすぎる
Amazonは世界的な規模の会社なので、セキュリティのレベルもグローバルレベルで設定されています。そのために、商品や備品の盗難や情報漏洩に対するセキュリティが、国内の他の倉庫バイトよりも格段に厳しく設定されています。
例えば、作業場への個人のスマホなどの私物の持ち込みは一切禁止です。Apple Watchなどのスマートウォッチも、健康上の理由など特別な理由がなければ持ち込みはできないので、その点がきついと感じる人も多いようです。
働きぶりは常にチェックされている
Amazonの倉庫バイトでは、バイト一人ひとりの働きぶりを、リーダーが細かくチェックしています。
Amazonでは効率を最も重視するので、それぞれのバイトが目標値を達成できているかどうかを、端末に集計される数字や実際の働きぶりで細かくチェックされています。
目標値を下回ることが多いバイトは注意を受けたり、契約を更新されないことも多いようなので、軽い倉庫バイトだと思って応募した人にはきついと感じることも多いようです。
私語禁止
Amazonの倉庫バイトでは仕事中の私語は禁止です。バイト仲間と和気あいあいと楽しく仕事をしたい人には向いていません。しかし、一人で黙々と作業したい人にはおすすめの職場です。
仕事内容が単純作業ばかりで飽きやすい
Amazonの倉庫バイトの仕事内容は、単純作業の肉体労働であまり頭をつかうことがありません。そのために、クリエイティブに頭を働かせて働きたい人には、単調すぎて飽きてしまうことも多いようです。
しかし、身体を使う単純作業が向いている人には、ストレスフリーで働ける職場です。応募する前には、自分の正確にあっている仕事かどうか、よく考えて応募しましょう。
自分の都合でシフトを選びにくい
Amazonの倉庫バイトは、基本的に会社側が決めたシフトで働きます。学生が空いた時間にシフトを入れたい、と思っても自分で自由にシフトを選べません。働く時間を自由に選びたいという人にはきつい点があるでしょう。
しかし、フリーターや主婦など、比較的時間を自由に使える人ならそれほどきつい仕事ではありません。
重いものを運ぶこともある
Amazonの倉庫では、軽くて小さい商品もありますが、飲料ケースなどの重い商品もあります。ピッキングで飲料ケースを運ばなければいけないときなど、肉体的にきついと感じることもあるようです。
あまり重いものを運ぶことはありませんが、時には筋肉的にきついと感じる場面もあるようです。
暑さ・寒さがきついことがある
Amazonの倉庫では空調は完備されていますが、トラックの出入りがあるために、搬出入口は常に開放されています。そのために、空調が入っていても場所によっては、暑かったり寒かったりすることがあります。暑さや寒さが苦手な人にはきつい仕事かもしれません。
Amazon倉庫バイト経験者の口コミ・評判
Amazonの倉庫バイトの口コミや評判をみておきましょう。
「単純作業が多いので、研修をしっかりと受ければ誰でもできる仕事だと思う。毎日順位付けされるのがきついかもしれない。」
「毎日頑張っても給料は上がらない。それなのに、ミスをすると徹底的に叩かれる。身体も気持ちも強くならないとやっていけない。」
「一般ワーカーやリーダーは和気あいあいと働きやすい雰囲気で働ける。Amazonの正社員の人たちはバイトを見下している人が多い。社員側のシステムエラーもワーカーのせいにされるので、それに耐えられる人でないと続かない。」
Amazon倉庫バイトは合う人と合わない人がいる!
いろいろときついことも多いようですが、Amazonの倉庫バイトは他の倉庫バイトと比べると給料がよく、服装自由なども魅力的です。
Amazonの倉庫バイトは合う人と合わない人がいるようなので、気になっている人は、特徴などをよく理解した上で、自分の性格や体力が合うかどうかよく考えてから応募しましょう。