Amazonは偽物だらけ？出品される原因や使う時の注意点を解説！

Amazonで偽物が出品されるなんて、そんなことがあるわけないと安心している方は多いのではないでしょうか。しかし、Amazonアプリの評価はなんと2.5なのです。なぜこんなに利用している方が多いのにこんなに低評価なのかは、Amazonで頼んだブランド品が偽物だらけだったという理由も多いようです。

大手ショッピングサイトのAmazonがブランドの偽物を出品してるとは信じがたいので原因を解説していきます。ショッピングサイトのAmazonは出品者がAmazonまたはAmazon以外の出品者であるマーケットプレイスの2つがあります。

下図のように「この商品は、【出品者の名前】が販売し、Amazon.co.jpが発送します。」と書いてあるものは、出品者はAmazonではなく別の人だということです。これでは、Amazonのサイトで別の人からブランド品を購入していることになりますので、Amazonだからといって本物だと安心することはできません。

下図のようにAmazonが出品しているものを購入しましょう。

商品を安く仕入れて、他で転売するという副業も今はとてもよく聞きます。Amazonに出品している商品も出品者の仕入れ先がヤフオクやメルカリの場合があります。ヤフオクやメルカリには多くの偽物が出品されているようです。写真でパッと見てわかるものもあれば、本物と相違がないくらい精密な商品もあります。
 

国内で販売されているブランド品よりも海外で購入し販売した方が出品者は利益を出すことが出来ます。特に中国から仕入れを行うケースは多いようですが、中国から偽物と知らずにブランド品を仕入れてしまい出品している方もいらっしゃるようです。

正規のルートではなく、ブランド工場の廃棄品から商品を不正に持ち出し、販売を行うといった横流し商品があります。横流し商品は正規品と同じ色や柄で作られていますが、正規のルートを通っていないため正規品ではない偽物になります。

マーケットプレイスには、初心者やブランドに詳しくない人たちをカモにする悪質な販売業者がいます。マーケットプレイスは個人で販売を行うことが可能ですので、どうしても全員を取り締まることは難しいようです。マーケットプレイスでの買い物に慣れてしまえば、正規品と偽物の区別は付けられるようになるかもしれません。

Amazonの出品者登録は、名前や住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカードなどを登録します。しかし、実際出品者情報で確認されるのはクレジットカード認証のみであり、住所や電話番号は間違っていたり、実際に存在しない住所を登録してもそのまま通ってしまうようです。少し不安になります。

出品物をAIがチェックしているようですが、AIも偽物を見逃すことがあるようで、偽物がAmazonのおすすめ商品にされていることがあるようです。AIも完璧に偽物を探し出せるわけではないようです。

Amazonだからと安心してブランド品を購入してはいけないようです。ネットでブランド品を購入するのは偽物だらけの場合があり、見分けるのが難しいためあまりおすすめはしませんが、どうしてもAmazonで購入したいのであれば偽物を買わないように以下を注意してみましょう。

ルイヴィトンやプラダの財布が10,000円や、グッチのサングラスが5,000円など新品と書いてあるのに値段が正規の1/10の安い価格で販売されているものがあります。明らかにだれがどう見ても怪しいです。模倣品やコピー品である可能性大いにありですので極端に安い商品は購入しないようにしましょう。

極端に安い商品は模倣品やコピー品が多いことが分かりました。しかし、欲しいブランド品が目の前にあれば欲しい欲求は大きくなります。一度落ち着いて、その欲しいブランド品の出品者を確認してみましょう。発送元が中国だったり、外国の場合は要注意です。

Amazonのマーケットプレイスでブランド品を購入されたのならば、販売・発送を行うのはAmazon以外の出品者かもしれません。Amazonの以外の出品者が販売・発送を行っている場合はAIが偽物と判別できておらず、本物と言って偽物を掴まされる可能性があります。Amazonが販売・発送を行う商品であれば偽物である可能性は少ないです。

Amazonが販売・発送を行う商品を見つけてみましょう。

発売元を確認すると、Amazonが販売しているものではありません。マーケットプレイスであり、Amazon以外の誰かが販売しています。マーケットプレイスを利用して販売・発送する商品でブランド品は極力購入しないようにしましょう。

商品のレビューを読むことは偽物を見分ける判断をつけやすくなります。商品を先に購入した人がレビューを書いていてくれれば、「偽物だった」、「粗悪品だった」など参考になります。ただ、「偽物だった」などとレビューを書くとAmazonからレビュー自体が違反と見なされ反映されないこともあるようです。

偽物を購入してしまった方が、他の人も被害にあわないように偽物とはっきり表現せず、遠回しに書いてくれていることもあるのでレビューはじっくり読んで偽物かを見分けましょう。また、出品者のスタッフがレビューを書き込んでいる可能性もありますのでレビューは出来る限り多くのものを読み、参考にしましょう。

Amazonが出品しているものはプライムマークが付いているものがほとんどです。プライムマークは商品紹介ページに表示されています。

まれにAmazonが出品しているものではないものに、プライムマークが付いている場合もありますが、ほとんどはAmazonが販売・発送を行っていますのでプライムマークが付いている商品を選べば偽物を購入する確率も下がることでしょう。

Amazonプライムマークがついている商品とは、プライム会員であるとプライムマークがついている商品をいち早くお届けしてもらうことができるサービスです。プライムマークがついているからといって、プライム会員以外の人がプライムマークがついている商品を購入することが出来ないという意味ではありません。

並行輸入品とは、外国で業者が買い付けを行い、正規の代理店を通さずに日本で販売されている商品のことです。外国でブランド品を購入すると、日本より安く商品を購入出来たり、日本では未発売の商品を購入できることからメリットもありますが、偽物だらけの可能性も少なくはありません。

ブランド品にフィギュアは偽物だらけのイメージが強いですが、ライトニングケーブルなど純正と書かれている商品も偽物だらけだったりします。ライトニングケーブルはヤフオクやメルカリなどにも多く出品されており、そこから購入したものをAmazonで販売されているようです。

ルイヴィトン、プラダ、フェラガモ、グッチ、バレンシアガ、ルブタン、シュプリームなど高級ブランド名が名を揃えています。高級ブランドなのにとにかく価格が安いのが見分けるポイントです。ブランドがコラボした即完売した限定商品の偽物も多く出品されています。

AmazonでAIの目をすり抜けて登録された偽物を注意はしていたものの写真やレビューだけで見分けることが出来ず、偽物を購入してしまった時、絶望に陥る必要はありません。偽物をAmazonで購入してしまった時の対処法を確認しておきましょう。

Amazonで偽物を購入してしまった際、返品はAmazonのページから行うことが出来ます。Amazonのトップページの右上にある「アカウント＆リスト」から「注文履歴」をクリックしましょう。

Amazon注文履歴をクリックし、注文履歴が表示されましたら、返品したい商品の「商品の返品」をクリックしましょう。

返品する商品にチェックマークを入れ、返品の理由を記入しましょう。その後コメント欄が表示されますので、詳細を記入し、右上の「次に進む」をクリックしましょう。

返品リクエスト確認画面が表示されますので、「返品リクエストを送信する」をクリックし、連絡が来るのを待ちましょう。

Amazonで偽物を購入してしまった際には、カスタマーセンターに問い合わせを行い返品することも可能です。Amazonのサイトの下部にある「ヘルプ＆ガイド」の「ヘルプ」をクリックしましょう。

「問題が解決しない場合は」をクリックし、「カスタマーサービスに連絡」をクリックしましょう。

お問い合わせ内容を記載しましょう。チャットでのお問い合わせだとすぐに返答が得られます。

Amazonで偽物だらけだったとしても本物と偽物を見分けるのはとても大変です。ブランド品をあまり購入することはないが、記念日に大切な人にプレゼントしたときに偽物だったなんてことがあれば申し訳ない気持ちになってしまいます。本物と偽物を見分けるためにAI以上に注意深く観察してみましょう。

プラダの見分け方ですが、まずは安いものは怪しんでください。それからプラダと言えば逆三角のプレートと「PRADA」のロゴが特徴です。プレートの作りはしっかりしているのか、PRADAの「R」の切れ込みはちゃんと入っているのかを注意して確認しましょう。

財布や革製品を購入した時についてくるギャランティカードは印刷の薄れやイタリア語や英語以外の違う言葉で書かれていないでしょうか。全体的な商品の手触りやステッチ、ファスナーの開け閉め、ファスナーの持ち手はふくらみがありますでしょうか。

Amazonに登録してある出品者だから安心という気持ちは捨て、自分の目でしっかり本物を見分けるように注意を行いましょう。

フィギュアの場合は登録写真での判断になるので、見分けることがとても難しいです。もしフィギュアの箱が写真に写っていたら、メーカーのロゴが正規商品と同じ場所に入っているか、版権シールが印刷ではなくシールで貼られているか確認しましょう。その他、パッケージデザイン、色、フィギュアの塗装、台座のデザインを確認しましょう。

価格も正規品より高すぎたり、安いと感じた時は出品店の他の商品を確認し、偽物だらけのお店ではないかを注意して確認しましょう。

Amazonには偽物だらけのブランド品があります。しかし、自分で注意して偽物を見分ける目を養えばとてもいい買い物が出来ます。安い商品や登録された出品者情報が怪しいところはAIも見逃してしまうほどの商品かもしれません。

もし、間違えて偽物を購入してしまったとしてもAmazonは30日以内だと返品に応じてくださいますので、偽物を買ってしまったとトラウマにならずAmazonでいい買い物をしましょう。