Amazonでデビットカードの使い方!注意点やメリット・デメリットを紹介!
Amazonの支払いにはデビットカードも使うことができます。しかし、使えるデビットカードは限られています。この記事ではAmazonで使えるデビットカードの種類や、デビットカードを使う上での注意点について詳しく解説します。
目次
- 1Amazonの通販の支払いにはデビットカードも使える!
- ・デビットカードとは?
- ・使えるデビットカードの種類はVisaやJCBなどの国際ブランド
- ・Amazonの支払いにデビットカードを登録する方法
- 2Amazonでデビットカードを使うメリット・デメリット
- ・メリットについて
- ・デメリットについて
- 3Amazonでデビットカードを使う場合の注意点
- ・引き落としは注文時ではなく出荷時
- ・キャンセルや変更でも引き落としは止められない
- 4Amazonにおすすめのデビットカードについて
- ・Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)
- ・リクルートポイント付きVisaデビットカード
- ・イオン銀行キャッシュ+デビット
- 5Amazonの支払いにはデビットカードも活用しよう!
Amazonの通販の支払いにはデビットカードも使える!
日本でも様々なネット通販が展開していますが、やはり最も商品数が多くて使いやすいのはAmazonといってもいいでしょう。Amazonがネット通販の中でも特に使える理由の1つには、支払い方法が豊富に用意されているという点があります。
クレジットカードが使えないと利用できないと言う通販サイトが多い中で、Amazonはクレジットカードがなくても使える点をメリットに感じている人も少なくありません。
Amazonで使える支払い方法の1つに、クレジットカードに似ているものでデビットカードがあります。この記事では、Amazonでデビットカードを使うメリットや注意点などについてお伝えします。
デビットカードとは?
デビットカードというのは、銀行の預金口座と紐付けられた決済用のカードです。クレジットカードと同じような番号が割り当てられていて、クレジットカードとほぼ同じように使えるカードです。
クレジットカードとの大きな違いというのは、利用すると銀行口座から利用した金額がすぐに引き落としされるという点です。クレジットカードのような信用払いではないので、銀行口座さえあれば誰でも簡単に作れます。クレジットカードが使えないという人にもおすすめです。
使えるデビットカードの種類はVisaやJCBなどの国際ブランド
Amazonで使えるデビットカードの種類は限られています。すべてのデビットカードが使えるわけではありません。使えないデビットカードもあります。Amazonで使えるデビットカードの種類は、VISAやMastercard、JCB、American Express、Diners Clubの国際ブランドです。
AmazonではVisaやJCBといったブランドの他に、国際ブランドの銀聯のクレジットカードも利用することができますが、銀聯のデビットカードは使えないので注意しましょう。VISAやJCBといった国際ブランドが付いている日本の国内で発行されたデビットカードであればAmazonで利用できます。
J-Debitは使えないので要注意!
日本国内でデビットカードといえばJ-Debitだという人も少なくありません。J-Debitとは日本国内の金融機関で発行されたキャッシュカードを、そのままデビットカードとして利用できるサービスのことです。
国内ではVISAやJCBといった国際ブランドが付いたデビットカードはVISAやJCBに申し込みをしなければ使えないのですが、J-Debitであれば申し込みをしなくてもキャッシュカードでお店での決済ができるということで、J-Debitを利用している人も少なくありません。
J-Debitには銀行や信用金庫だけではなく、JAバンクや労働金庫なども参加しているため、国内の金融機関のほとんどのキャッシュカードをJ-Debitとして利用できます。しかし、残念ながらAmazonの通販の決済にJ-Debitは使えないので注意しましょう。
J-DebitがAmazonで使えない理由は分かりませんが、Amazonはもともとはアメリカの会社なので、VISAやJCBのような国際ブランドのようにJ-Debitを利用できる環境が整っていないために使えない可能性があります。J-Debitを普段使っている人は残念ですが、AmazonではJ-Debitは使えないので注意しましょう。
Amazonの支払いにデビットカードを登録する方法
Amazonでの支払いにデビットカードを登録する方法は、クレジットカードを登録する方法と全く同じです。支払い方法の登録からクレジットカードの登録を選び、クレジットカード番号を登録する欄にデビットカードに記載されている番号を入力してください。
そうすればデビットカードをAmazonの決済方法として使えるようになります。Amazonでクレジットカードを登録する方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Amazonでデビットカードを使うメリット・デメリット
Amazonの支払いにデビットカードを使うことには、メリットもあればデメリットもあります。こちらでは、AmazonでVISAやJCBなどのデビットカードを使うことのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリットについて
まずはAmazonでデビットカードを使うことのメリットについて解説します。
クレジットカードと違い審査なくカードを作れる
Amazonでデビットカードを使うメリットには、誰でも簡単にカードを作れるというメリットがあります。デビットカードはクレジットカードとは違い信用払いではないので、審査が必要ありません。クレジットカードの審査が通らない人でも、デビットカードなら簡単に作れてクレジットカードと同じように登録も出来るのは、メリットの一つです。
使いすぎる心配がない
クレジットカードは銀行の貯金額よりも、クレジットカードの限度額の方が多ければ、実際に持っているお金よりも使いすぎてしまうことがあります。しかし、デビットカードは銀行預金の範囲内でしか利用することができません。そのために使いすぎる心配がないという点もデビットカードのメリットといえます。
ポイント還元率が現金払いよりもお得になることも!
デビットカードを使うと、Amazonのポイント還元が現金払いよりもお得になる場合があります。Amazonのポイントは通常のお買い物でのポイントしかつきませんが、カードの種類によってはカード会社のポイントが貯まることがあり、いつものお買い物でポイントが貯まってお得になります。
すぐに決済出来て配送手続きに入れる
Amazonでお買い物した後で、現金を使ってコンビニ払いやATM払いを設定した場合には、支払いが終わるまで配送手続きにも入ってもらえません。払い込みが遅くなると、その分だけ発送が遅くなってしまいます。
しかし、デビットカードであれば、購入手続きをした時に、銀行口座に十分な残高があればすぐに決済が完了して配送手続きに入ってもらえます。現金での決済よりも早く通販の商品を手に入れられるというのは大きなメリットです。
15歳から持てる
クレジットカードは18歳にならないと持てませんが、デビットカードなら15歳からでも持つことができます。高校生でも自分でカード決済ができるというのは、人によっては大きなメリットとなるでしょう。
デメリットについて
Amazonでデビットカードを使うときには、デメリットもいろいろとあります。こちらでは、デメリットについて見ていきましょう。
銀行口座の残高以上の買い物ができない
Amazonの通販には高級商品もたくさんあります。クレジットカードであれば、分割払いやリボ払いで銀行口座の残高以上のお買い物もできます。しかしデビットカードの場合には銀行口座の残高以上のものを買うことができません。賢くクレジットカードを使える人にとっては、この点は大きなデメリットとなるでしょう。
ポイント還元率はクレジットカードよりも低い
デビットカードの種類によっては、クレジットカード会社のポイントが付くことがあります。ポイント還元率はクレジットカードを利用した時よりも低くなってしまいます。この点はポイ活をしている人にとってはデメリットとなってしまうでしょう。
キャンセルや返品をしても引き落とされてしまう
デビットカードを使う場合の最も大きなデメリットと言えるのが、Amazonの通販での購入をキャンセルや返品した時でも、いったん引き落としされてしまうという点です。デビットカードというのは、購入を決定したときに支払い手続きに入ってしまいます。
いったん支払い手続きに入ってしまったものは、引き落としまで止めることができません。キャンセルや返品をした場合には、もちろん引き落としをされた分は銀行口座に返金されますが、いったん引き落としされた分の返金は2か月ほどかかることもあります。
銀行口座の預金額がギリギリの場合には、いったん引き落としされてしまうという点は大きなデメリットとなります。
Amazonでデビットカードを使う場合の注意点
Amazonの通販でVISAやJCBなどのデビットカードを使う場合には、注意しなければいけない点があります。こちらでは、Amazonでデビットカードを使う場合の注意点について見ていきましょう。
引き落としは注文時ではなく出荷時
Amazonの通販でデビットカードを使う場合には、決済は購入手続きが終わった直後に行われます。しかし、実際に銀行口座から引き落としがされるのは、購入手続きの登録が終わった時ではなく、商品が出荷されるときです。手続きが終わったからといってすぐに引き落としがされるわけではない点に注意しましょう。
タイムラグがあるので銀行残高に注意
購入手続きの登録が終了してから、出荷されるまでには早くても数時間のタイムラグがあります。この間にもしも銀行口座から他の引き落としがあったり、自分でキャッシュを引き落とししてしまうことがあり、銀行残高が足りなくなってしまった場合には、出荷されなくなります。
預金残高がギリギリの場合には、Amazonの通販で購入した商品が出荷されて、銀行から引き落としが行われるまでは注意しましょう。銀行残高の不足で出荷できない場合には、出荷が保留されます。その場合には、どのように対応したらいいのかAmazonのカスタマーセンターに質問してみましょう。
何も対応しないと自動的に注文がキャンセルされます。
キャンセルや変更でも引き落としは止められない
Amazonでデビットカードを使う場合のデメリットでもお伝えしたように、デビットカードによる引き落としの手続きがいったん登録されてしまうと、商品をキャンセルしたり、変更したりしても引き落としを止めることはできません。
商品を変更した場合には、実際に購入した商品との二重引き通しの状態になってしまうので、デビットカードを利用するときには、できるだけ変更やキャンセルがないように気を付けましょう。
Amazonにおすすめのデビットカードについて
この記事の最後に、Amazonで使うのにおすすめのデビットカードをご紹介します。VISAやJCBなどのあAmazonで使えるブランドが付いているデビットカードのおすすめは次の3つです。デビットカードの中にはキャッシュカードと一体化しているものあり便利です。デビットカードのおすすめには次のものがあります。
Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)
Amazonでおすすめのデビットカードには「Sony Bank WALLET(VISAデビット付キャッシュカード)」があります。こちらのデビットカードがおすすめの理由とは、年会費が無料だということと、ショッピング保険が付いているという点です。
Amazonなどの通販で購入した商品が盗まれたり、壊れていたときに補償してもらえます。また、Amazonでの利用でポイント還元率が最大2%とかなり高いポイント還元率で、毎月キャッシュバックしてもらえるのでお得に使えるデビットカードです。
リクルートポイント付きVisaデビットカード
Amazonでおすすめのデビットカードには「リクルートポイント付きVISAデビットカード」があります。こちらのデビットカードがおすすめの理由とは、年会費が無料だということと、いつでもポイント還元率が0.8%で、ポイントが貯まりやすいというメリットがある点です。
このデビットカードで貯まるリクルートポイントは、じゃらんやホットペッパービューティなどで使えるので、貯まったポイントが使いやすいという点もおすすめしたいいポイントです。
イオン銀行キャッシュ+デビット
VISAではなくJCBのおすすめデビットカードを探しているのなら、「イオン銀行キャッシュ+デビット」がおすすめです。こちらはAmazonでのポイント還元率は0.5%とそれほど高いとは言えませんが、イオンで使った時のポイント還元率が1%とクレジットカード並みのポイント還元率になります。
また、購入してから180日間の補償が付いている点も見逃せません。全国に展開しているイオンやイオンの系列店を頻繁に利用する機会が多いという人は、ぜひこちらのデビットカードも検討してみてください。
Amazonの支払いにはデビットカードも活用しよう!
この記事ではAmazonの通販で使えるデビットカードや使えないデビットカードや、デビットカードを使うことのメリットとデメリット、デビットカードを使うときの注意点などについてみてきました。デビットカードは銀行のキャッシュカードと一体化していることもあり、誰でも簡単に持てるという点は大きなメリットです。
日本ではまだまだ浸透していないデビットカードですが、クレジットカードが使えないという人でも、VISAやJCBといったクレジットカードと同じブランドを使って、キャッシュカードで買い物ができるようになります。ぜひAmazonだけではなく、この機会にデビットカードを作ってみることをおすすめします。