Macの壁紙を簡単に変更する!複数のデスクトップピクチャを一括で変更するには?
Macの壁紙を自身のお気に入りの写真や好みの画像に変更する方法は、実はとても簡単です。複数のデスクトップの壁紙変更方法や一定時間ごとに壁紙画像の変更方法など、Macのデスクトップ画像の変更に関する細かい設定について、徹底解説します。
目次
Macの壁紙(デスクトップピクチャ)の変更方法
Macの壁紙は、とても簡単に設定変更を行うことが可能です。お使いのMacの壁紙を好みの画像に設定することは、あなたの仕事や作業へのモチベーションアップにつながります。今回は、Macの壁紙を好みの画像に変更する方法をご紹介します。
サファリやFinderから変更する
まずはMacの壁紙をサファリやFinderから変更する方法を紹介します。サファリから壁紙を設定する方法は下記の通りです。
- サファリでMacの壁紙にしたい画像を開く
- Macの壁紙にしたい画像の上で「右クリック」もしくは「Control」を押しながらクリックし、「コンテキストメニュー」を表示
- 「コンテキストメニュー」にある「イメージをデスクトップピクチャとして使用」を選択
また、Mac OS X 10.6 Snow Leopard以降ではFinderからも変更が可能です。FinderからMacの壁紙を設定する場合は、壁紙に設定したい画像を選択し、その後はサファリの時と同様にコンテキストメニューからの設定が可能です。
システム環境から設定する
Macの壁紙は、サファリやFinderから設定する以外にも、システム環境からの設定が可能です。
- 「Appleメニュー ()」→「システム環境設定」を選択
- 「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリック
- 「デスクトップ」の左側から、設定した画像が保存されている画像フォルダを選択
- 右側で設定したい画像をクリックし、デスクトップピクチャを変更
上記の方法で、Macに保存されている自身の好みの画像を簡単にMacのデスクトップピクチャとして設定することが可能です。
写真アプリやMacに付属の写真から選ぶ
自身が撮影した写真やMacに付属の写真を、Macの壁紙として設定することも可能です。
- 写真Appを開く
- 使いたい画像を「control」を押しながらクリック(または右クリック)
- ショートカットメニューから「共有」を選択し、サブメニューから「デスクトップピクチャを設定」を選択
複数のディスプレイを使用している場合は、変更したいデスクトップの上に写真Appのウィンドウをドラッグし、上記手順で設定を行うことができます。
自分の集めた画像のフォルダを追加する
インターネットで集めたお気に入り画像や、自身で撮影した写真を一つのフォルダにまとめて保存しておくことで、スムーズにデスクトップピクチャの変更が行えます。
- 「Apple メニュー ()」→「システム環境設定」を選択
- 「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリック
- フォルダリスト下にある「+」をクリック
- 画像をまとめたフォルダを選択
上記の方法で、システム環境設定から簡単にお気に入り画像をMacのデスクトップピクチャとして設定できます。複数のフォルダを登録することも可能なので、写真や画像の内容に合わせて「猫専用」や「恋人専用」など、フォルダを分けての使い分けもオススメです。
Macの壁紙は細かい設定変更ができる
Macの壁紙は、ただ一枚の画像を設定するだけでなく、様々な細かい設定変更を行うことが可能です。ここからは、Macの壁紙についての細かい設定方法を解説します。
ログインする毎に画像を変える
まずはMacにログインするたびにデスクトップピクチャが変わるよう、設定する方法をお教えします。
- 「Apple メニュー ()」→「システム環境設定」を選択
- 「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリック
- 「デスクトップ」で設定したい画像が保存されている画像フォルダを選択
- 「ピクチャを変更」のチェックボックスにチェック
- チェックボックス隣のプルダウンを「ログインするとき」に選択
これでログインするごとに、選択したフォルダ内の異なった画像がデスクトップピクチャとして設定されます。フォルダ内には複数枚の画像・写真を保存しておくと、フォルダ内に保存した分だけデスクトップピクチャが変更されるので、たくさん保存しておくことと、それだけいろいろなデスクトップを楽しめます。
一定時間毎に画像を変える
Macのデスクトップピクチャをログインごとではなく、一定時間ごとに画像を変更することも可能です。設定方法はログインごとと同様の手順で行います。最後のプルダウン選択で好みの時間に設定してください。
選択できる時間は、秒単位から、1時間ごと、毎日など様々です。自身の好みや気分に合わせて時間の設定を行なってください。詳細は下記の通りです。
- 5秒ごと
- 1分ごと
- 5分ごと
- 15分ごと
- 30分ごと
- 1時間ごと
- 毎日
スリープ解除時に画像を変える
ログインごと、好みの時間ごとの他に、スリープ解除時にMacのデスクトップピクチャを変更することも可能です。ログインごと、好みの時間ごとと同様の方法で最後のプルダウンで「スリープを解除するとき」を選択してください。
様々な条件でMacのデスクトップピクチャを変更する方法は以上になります。ぜひ、あなたの好みに合わせたMacのデスクトップピクチャ変更設定を行なってください。
変わる順番をランダムにする
Macのデスクトップピクチャをログインごと、一定時間ごと、スリープ解除ごとなどで変更する場合、基本的には指定したフォルダ内の複数画像が順番に変更されていきます。これをランダムに変更するよう設定することも可能です。
方法は簡単で、システム環境設定から画像設定を行う際に「ランダムな順序」のチェックボックスにチェックを入れるだけ。これを行うだけで、指定したフォルダ内の複数画像をランダムにMacのデスクトップピクチャとして設定することができます。
Macの複数のデスクトップの壁紙を一括で変更するには?
Macを複数のディスプレイで使用している時、複数の画面で壁紙を変更するのはなかなか面倒な作業です。そのため、壁紙を変更したいデスクトップ上で、「システム環境設定」を逐一開き設定していくという方法で変更している方も少なくありません。
実はMacでは、複数のデスクトップピクチャを一括で変更する方法が存在します。ここでは、Macの複数のデスクトップピクチャを一括で変更する方法をご紹介します。
MissionControlを使う
Macの複数のデスクトップピクチャを一括で変更するためには「MissionControl」を使用します。
- 「Apple メニュー ()」→「システム環境設定」を選択
- 「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリック
- デスクトップ1に壁紙として設定したい画像を選択
- MissionControlを開いて各ウィンドウを表示
- 「システム環境設定画面」をデスクトップ2に移動(ドラッグ&ドロップ)
上記方法の3〜5を繰り返すことにより、設定画面を閉じずにスピーディに複数画面のデスクトップピクチャを設定することが可能となります。
デスクトップごとに環境設定を開く必要がない
MissionControlを使用した、複数ディスプレイのMacのデスクトップピクチャ変更方法を知らなければ、システム環境設定をデスクトップ画面ごとに開く必要があります。MissionControlを使用した上記の方法を使用するだけで、デスクトップピクチャを設定する手間が大幅に削減することが可能ですので、ぜひ試してみてください。
Macの壁紙を変更しても再起動で戻ってしまう時の対処法
Macを複数のディスプレイで使用している時、壁紙を変更しても再起動すると元に壁紙に戻ってしまう現象が稀に起こります。この現象を解決する方法を下記で解説していきます。
個別のワークスペースをオフにする
複数のディスプレイを使用しているMacを再起動した際、壁紙が元に戻らないようにするためには下記の方法を試してください。
- 「Apple メニュー ()」→「システム環境設定」を選択
- 「Mission Control」を選択
- 「ディスプレイごとに個別の操作スペース」のチェックを外す
- Macに再ログイン
上記の通りワークスペースをオフの対応後、念の為再度壁紙を設定し再起動しても変更が維持されていることを確認してください。
ダイナミックデスクトップを利用する
macOS Mojaveをご使用の方は、「ダイナミックデスクトップ」機能がついています。「ダイナミックデスクトップ」とは、美しい画像がその場所の時刻に合わせて自動的に変化する機能です。ダイナミックデスクトップのテーマは「モハベ」と「ソーラーグラディエント」の2種から選択が可能ですので、好みの画像が特にない場合は、ぜひダイナミックデスクトップ機能も活用してみてください。
Macの壁紙を変更して自分好みにしよう
本記事で紹介した手順を使えば、Macの壁紙は簡単に好みの画像に設定することが可能です。日々の作業を行う大切な道具だからこそ、好みの画像を壁紙として設定してモチベーションアップに繋げてください。