【エクセル】スクロールロック設定・解除をショートカットでする方法
エクセルでスクロールロックが設定されているときにはショートカットでどのように解除すればいいのでしょうか。この記事では、スクロールロックの設定や解除をショートカットで行う方法と、ショートカット以外の方法で行う方法をそれぞれ解説します。
目次
エクセルでよく使う？スクロールロックとは？
エクセルでカーソルを移動させようと思ってキーボードの矢印キーを押したのに、なぜかカーソルがセル移動しないで画面がスクロールしてしまうことがあります。マウスでセルをクリックすればカーソルを移動することはできますが、矢印キーで移動できないと少し面倒な時があります。
そのような場合には、スクロールロックが設定されていることが多いようです。
スクロールロックとは、エクセルなどの表計算ソフトで、矢印キーを押したときに、カーソルのセル移動ではなく画面がスクロールするように設定することです。
エクセルの全体を確認したい時にはとても便利な機能ですが、通常の作業の時にスクロールロックを設定してしまうと、作業効率が大幅に下がってしまいます。そのようなときには、早急にスクロールロックを解除しましょう。
スクロールロックの3つの解除方法！Scroll Lockキーがない時の手順も紹介！エクセルでスクロールロックをショートカットで解除・設定する方法
エクセルでスクロールロックを解除もしくは設定するためのショートカットキーは基本的に「Scroll Lock」キーです。
キーボード上では「Scroll Lock」もしくは「SCLK」と表示されています。「Scroll Lock」キーを押すとスクロールロックを簡単に解除できます。また、スクロールロックに設定したいときにも「Scroll Lock」キーを押すだけで設定できます。
しかし、近年では、スクロールロックの機能を使わない人が増えたことから、ノートPCなどのキーボードでは、「Scroll Lock」キーを搭載しないキーボードも増えています。
「Scroll Lock」キーを搭載していないキーボードでは、複数のキーを組み合わせるショートカットキーにスクロールロックの機能を持たせていることが多いようです。
スクロールロックのショートカットは、PCやキーボードのメーカーによって異なります。お使いのキーボードのショートカットキーをご確認ください。
なお、多くの場合、次のうちのいずれかにスクロールロックのショートカットが割り当てられています。
Fn＋C
Fn+K
Fn+S
Fn＋F10
Fn+F12
ぜひ一度マニュアルをご確認ください。
拡大鏡のショートカットキーは？Windows10での使い方や解除方法を解説！ショートカット以外の方法でスクロールロックを解除・設定する方法
キーボードにスクロールロックのキーがないのに、どうしても使っているPCやキーボードのスクロールロックのショートカットもわからない、という場合にスクロールロックが設定されてしまっていても、スクリーンキーボードを活用することでスクロールロックを解除することができます。
スクリーンキーボードとは、PCの画面上で操作できるキーボードのことで、Windowsの標準機能として搭載されています。
Windows10では「スタート」から「Windows簡単操作」もしくは「アクセサリ」を開くとスクリーンキーボードを出すことができます。
Windows11では、「スタート」から「すべてのアプリ」を開き、「アクセシビリティ」をクリックするとスクリーンキーボードがあります。
スクリーンキーボードの中にある「SCLK」をクリックすると、スクロールロックを解除、もしくは設定できます。
Windows10の仮想デスクトップ(タスクビュー)をショートカットキーで操作！エクセルのスクロールロック解除にはショートカットを使いこなそう！
エクセルを使っていると、ついうっかりスクロールロックキーや、スクロールロックのショートカットキーを触ってしまい、スクロールロックがかかってしまうことがあります。
また、通常のカーソル移動ではなく、スクロールロックを使ったほうが便利な場合もあるでしょう。そのような場合に、スクロールロックのショートカットキーを使いこなせると便利です。ぜひ、キーボードのスクロールロックキーの位置や、ショートカットキーを覚えて、必要なときに使いこなせるようにしておきましょう。
