iPhoneアプリの削除方法を変更する設定とアプリの消し方を解説!
不要になったiPhoneアプリの削除方法を解説していきます。 App Storeから履歴を消す方法や、購入後にアンインストールしたアプリを復元する方法もご紹介します! iPhoneからアプリを削除できないように機能制限を設定すると安心です。
目次
iPhoneアプリの削除方法
iPhoneに標準搭載されているアプリや、ダウンロードしたアプリが増えていくと、iPhoneの容量不足の原因になります。また、アプリアイコンが多すぎてホーム画面が見づらくなることもあります。そんな時には、iPhoneアプリを削除する(アンインストール)とすっきりします。今回が、iPhoneアプリの消し方をご紹介します。
iPhone本体からアプリを消す方法
まずは、iPhone本体からアプリを消す方法をご紹介します。まずホーム画面に並んでいるアイコンから、削除したいアプリのアイコンを選び、3秒程度、長押しします。(どのアイコンでもOKです)すると、アイコンが揺れて左上に×マークが表示されます。消したいアイコンの×マークをタップします。
すると、「アプリ名を削除しますか?」と表示されますので、「削除する」を選択します。削除し終えたら、ホームボタンを押すと、アイコンの揺れが通常に戻ります。(iPhoneⅩではホームボタンがないので、上からスライドさせてホーム画面に戻します)
もう1つのiPhone上のアプリの消し方を解説します。まずは、「設定」ボタンをタップします。次に「一般」を選択します。(下の画像で赤枠部分)
次に「iPhoneストレージ」を選択します。(下の画像で赤枠部分)次に表示される「非使用のAppを取り除く」の「使用」をオンにしておきます。更に下にスライドしていくと、アプリの一覧が表示されています。iPhoneから消すアプリを選択してください。
選んだアプリの「Appを削除する」を選択します。(下の画像で赤枠部分)これが「設定」ボタンからのアプリの消し方です。
iTunesを使った消し方
次に、iTunesを使ったアプリの消し方を解説します。ただし、iTunesのアップデートによってこの機能は使えなくなったので、バージョン12.7以降ではこの手順は使えません。バージョンアップ以前のiTunes対象です。まず、iPhoneをPCに接続して、iTunesを開きます。
表示された自分のiPhoneを選択し、「App」をクリックします。そして、表示されたPhoneのホーム画面をダブルクリックして拡大表示させます。次に、アンインストールするアプリのアイコン上にカーソルを持っていき、表示された×マークをクリックします。
そして、右下にある「完了」を選択します。すると、「iPhoneの設定を変更しました。この設定を適用しますか?」と表示されますので、「適用する」を選びます。
iOS 10以降はアプリをホーム画面から削除可能
iPhoneには「標準アプリ」という、あらかじめホーム画面に搭載されているアプリが多数あります。例えば、「電話」、「カメラ」、「時計」、「カレンダー」などです。この標準アプリは、従来は削除できないアプリでした。しかし、iOS10以降は、多くの標準アプリをホーム画面から削除可能になりました。標準アプリの消し方は先ほど同様です。
アプリアイコンを長押しして、表示された×マークをタップし、「削除」を選択します。削除できないアプリでは、×メークが表示されません。削除できない標準アプリは、「電話」、「写真」、「カメラ」、「時計」、「メッセージ」、「設定」、「ヘルスケア」、「App Store」、「Wallet」、「Safari」、「iPhoneを探す」です。
iPhoneアプリを削除するという意味
iPhoneアプリを削除するという意味はどのようなものか、詳しく見ていきましょう。
削除したアプリはどうなるのか
「アプリを削除」(アンインストール)すると、iPhone上からデータや設定ファイルそのものをすべて削除されます。一度削除してしまうと失ったデータは取り戻せません。一方で、iOS11以降から、「Appを取り除く」という機能が追加されました。「Appを取り除く」では、iPhoneからアプリ本体を削除されますが、設定ファイルやデータは消えません。
「Appを取り除く」にした場合は、iPhoneから容量は空きますがデータが残ります。いつかまた続きから使用したいと考えているアプリ(例えばゲームなど)では便利な機能です。
アンインストールしたアプリに再度支払わなければいけないのか
標準アプリではなく、App Storeから購入したアプリを削除(アンインストール)した場合はどうなるのでしょう。例えば、ゲームアプリではデータも削除されてしまうので、これまでのプレイデータも消えてしまいます。しかし、一度購入したアプリは再度支払いせずに、再インストールが可能です。
なぜなら、App StoreではApple IDと関連してアプリの購入履歴を管理しています。同じApple IDを使用し続けている限りは、購入履歴がデータとして残っています。アプリを削除することで、iPhone上からデータは削除されましたが、App Store上のアプリ購入履歴は削除されません。
App Storeの履歴を消すことはできないのか
では、iPhoneのApp Storeに残っている購入履歴を消すことはできるのでしょうか。App Storeの履歴の消し方をご紹介します。まず、App Sotreの「アカウント」マークを選択します。(下の画像で赤枠部分)
次に、「購入済み」を選択します。(下の画像赤枠部分)
そして「このiPhone上にない」を選択します。(下の画像赤枠部分)履歴を消すアプリを左にスワイプすると、「非表示」と表示されるので、そちらをタップします。(下の画像で黄色枠部分)
この作業では、正確にはiPhoneから「非表示」にしたのであって、購入データを「削除」したわけではありません。もし、完全に購入履歴を削除したいのであれば、新しいApple IDを入手する必要があります。
削除したiPhoneアプリの復活方法
これまでの手順で一度アンインストール(削除)したiPhoneアプリを復活させることはできるのでしょうか。アプリの復活方法を解説していきます。
デフォルトアプリの復元
まずは、iPhoneのデフォルトアプリ(初期設定の標準アプリ)をアンインストール(削除)した場合の復元方法です。標準アプリの「天気」を削除たケースを例にして解説します。
App Storeから、「天気」を検索します。すると、天気のアプリでも「雲マーク」が表示されますので、そちらをタップします。(上の画像で赤枠部分)これでiPhoneのホーム画面に、「天気」アプリが復元しました。
ダウンロードアプリの復元
続いてはiPhoneでダウンロードアプリをアンインストールした場合の復元方法をご説明します。まず、App Storeから「アカウントマーク」を選択し、「購入済み」をタップし、(下の画像で青枠部分)「このiPhone上にない」を選びます。(下の画像で赤枠部分)
そして、復元させたいアプリの「雲マーク」をタップします。(上の画像で赤枠部分)これで再インストールされました。もしくは、App Storeの検索ウインドウにアプリ名を入力して検索しても同様に復元できます。
削除制限をiPhoneアプリにかける
iPhoneでは、ホーム画面からアプリのアンインストールが可能です。しかし、消すつもりのないアプリを誤って消してしまう可能性もあります。誤ってアプリを消すことのないように、削除制限をかけておくと安心です。
アプリ削除のロック方法
では、iPhoneでアプリ削除制限をロックする方法を解説します。まずは、「設定」から「スクリーンタイム」を選択します。(iOS12以降のアップデートでこちらに場所が移動しています)次に、「コンテンツとプライバシーの制限」を選びます。(下の画像で赤枠部分)
表示された画面から「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップしてください。(下の画像で赤枠部分)
「Appの削除」を「許可しない」にチェックします。(下の画像で赤枠部分)これでアプリの削除制限がロックされ、アプリを削除できないようになりました。スクリーンタイムからの設定変更の際に4桁のパスコードが必要な場合もあります。
iPhoneの不要なアプリは削除し、大事なアプリは制限しておこう!
iPhoneでは不要なアプリを削除しておくと、容量が空いてシンプルに使えます。アンインストールしたアプリは復元できますが、削除してしまったデータは復元できないので注意しなければなりません。誤って消すと困る大事なアプリは、機能制限して削除できないようにしておきましょう。