2019年09月01日更新
ポケモンGOで永久BANされる不正行為と流れを解説!BANされたアカウントはどうなる?
ポケモンGOではチート対策としてアカウントへのBANがあり、最も重いBANを永久BANといいます。チート・BANの意味や、ポケモンGOで発生するBANの発生条件や、永久BANされる不正行為とBANされるまでの流れを解説します。
目次
チートやBANとはどういう意味?
ポケモンGOをプレイしていてチートやBANという言葉を聞いたことはあっても、意味はよく分からないという方は少なくないのではないでしょうか。チートやBANという単語は、ポケモンGO以外のゲームでも使われます。まずはそれぞれの意味について解説します。
チートとは
チートとは、ゲームデータの改ざんや、バグを利用した裏技を使う等の不正行為全般を指し、チート行為をするプレイヤーはチーターと呼ばれています。ポケモンGOにおけるチート行為は後の項目でも紹介しますが、位置偽装やゲームデータを別のアプリに同期させるとチート行為とみなされます。
ソフトBANとは
BANとは、ゲームの運営管理側がチート行為や、他の人へ迷惑行為をするといった悪質なプレイヤーに対して行う、ゲームからの追放行為を指します。特に悪質な場合はプレイヤーアカウントの凍結や削除が行われるほか、裁判になるケースもあるようです。
BANにも段階があり、ソフトBANはアカウントの凍結や削除にはなりません。ポケモンGOにおけるソフトBANでは、一定時間アクセスが規制されたり、ロックされたりします。アクセスが全くできなくなったり、アカウントが削除されることはありません。
永久BANとは
ソフトBANよりも厳しい対処を永久BANといいます。ポケモンGOにおける永久BANとは、アカウントの利用停止を指し、いかなる場合でもアカウントの復旧は行われないとされています。永久BANの対象になるチート行為は、位置偽装ツールの使用と、ポケモン自動捕獲ツールの使用と、IVGO等のポケモンGOのAPIを使うツールの使用です。
ポケモンGOのソフトBANの発生条件とペナルティ
ポケモンGOにおけるソフトBANの発生条件と、課されるペナルティについて解説します。
きのみBAN
きのみBANとは、ポケモンGOのアイテムの1つである”きのみ”に関係します。通常ポケモンGOで自分のポケモンを配置したり戦わせたりできるジムに置かれているポケモンは、自分のチームカラーのジムであればきのみをあげてやる気を回復させられます。
きのみを30分間に60個のきのみをあげると、一定時間きのみをあげられなくなります。きのみBANは30分〜1時間で解除されるので、きのみBANが発生したら時間をあけてもう一度試してみましょう。
ポケストップBAN
ポケストップBANとは、ポケモンGOのフィールド画面でアイテムを貰えるスポットの”ポケストップ”に関係します。規定時間内に決まった回数以上ポケストップを回すと、ポケストップを回してもアイテムが貰えなくなり”少し時間をおいてください”という表示になります。
ポケストップを24時間以内に1500回以上回すと発生し、1時間区切りで回したポケストップの数が復旧されます。
捕獲BAN
捕獲BANとは、ポケモンを捕まえようとしても必ず逃げられて捕まえられないというBANです。ポケモンを過剰に捕まえると発生しますが、発生条件は2段階に分かれています。
- 第1段階…1週間で7000匹捕獲すると発生し、ポケモンを7000匹捕まえた時点で次の段階へ進みます。
- 第2段階…24時間で1200匹捕獲し、1200匹目を捕まえた段階で捕獲BANが発生します。
捕獲BANは時間をあけて解消できます。BANされてから23時間後に、1時間単位で捕獲した数だけBANが解除されます。捕獲できるようになる前に復旧した捕獲数を超過すると、再び捕獲BANになるので注意しましょう。
高速移動捕獲BAN
高速移動捕獲BANとは、新幹線のような高速移動中にポケモンを捕まえようとすると必ず逃げられてしまうBANです。このBANは高速移動を止めると解消されます。
ポケモン表示BAN
ポケモン表示BANも移動速度に関するBANです。ポケモンGOでは移動手段を徒歩や自転車で想定されているため、徒歩・自転車以上の速度で移動するとプレイを制限され、フィールドにポケモンが表示されなくなります。車の助手席や電車内で発生することが多く、速度が抑えられて数秒後に解消されます。
ポケモンGOで永久BANされる不正行為と流れ
ポケモンGOで永久BANをされるとアカウントが停止され、いかなる場合でも復旧はされません。知らずに永久BANになってしまうことを防ぐためにも、対象の不正行為や永久BANまでの流れを知っておきましょう。
永久BANになる不正ツール
永久BANの対象になる3つのツールとBANされるまでの流れを解説します。
位置偽装ツール
位置偽装ツールを使用すると永久BANの対象になります。位置偽装してジムにポケモンを置いたり、レイドに参加したり、地域限定のポケモンをゲットしたりすると不正行為として永久BANの対象になります。
ポケモン自動捕獲ツール
自動捕獲ツールを使用すると永久BANの対象になります。位置偽装同様、有利にゲームを進める不正行為とみなされます。
IVGOなどのAPI利用ツール
ポケモンの個体値計算アプリのIVGOなどのポケモンGOのAPIを利用するツールを使用すると永久BANの対象になります。個体値計算アプリは数多くありますが、利用する際はIVGOなどAPI利用ツールではないか確認しましょう。
永久BANまでの流れ
ポケモンGOを運営するNianticは、永久BANについて”スリーストライク(三振)"という段階制度を採用しています。それぞれの発生条件とペナルティについて解説します。
7日間のレアBANとEXレイドからの除外
まず、永久BAN対象ツールを使用すると黒い画面の警告文がゲームに表示されます。または、メールで警告文が届く場合もあります。位置偽装でポケモンを捕まえた場合、そのポケモンにスラッシュが表示され、ミニリュウやヨーギラスといった、レアなポケモンが出現しなくなるレアBANが発生します。
また、EXレイドの招待抽選からも除外されます。第一段階のペナルティであるレアBANとEXレイド除外は7日間続き、その後解消されます。
30日間のアカウント凍結
第一段階のBAN以降、再び不正行為が確認された場合、30日間のアカウント凍結対応が取られ、ゲームができなくなります。ログインしようとしても”停止中”の画面になり、第二段階のペナルティであるアカウント凍結は30日が経過するまで続きます。
アカウントの永久停止
スリーストライク制で段階的にペナルティを厳しくしてすぐにアカウント停止をしないことで、プレイヤーに改善を求める意図がありますが、プレイヤーの不正が改善されないと判断されるとアカウントの永久停止措置が取られます。
複数の不正行為が確認された場合は即時停止になることも
複数のチート行為が発覚すると、凍結期間を挟まずに即時永久停止される場合もあります。
不正を行っていないのにアカウントが停止された場合
不正行為をしていなくてもBANされる状況が発生した場合は、ポケモンGOの公式サイトで「アカウント停止に対する申し立て」ができます。ただし、アカウント停止が覆る可能性は低いとポケモンGO公式ページに書かれていますので”アカウントの保護について”をよく読んでおきましょう。
ポケモンGOでBAN対象となる不正ツールに気をつけよう
ポケモンGOでアカウントに制限がかかるBANについて解説しました。軽度の制限であるソフトBANと異なり、永久BANではアカウントが使えなくなってしまいます。永久BAN対象の不正ツールには気をつけてポケモンGOを楽しみましょう。