NFTアートの作り方・始め方や作品の販売/購入方法をわかりやすく解説!
NFTアートを販売したり購入したりしたいときにはどうしたらいいのでしょうか。また作り方はどうしたらいいのでしょうか。この記事ではNFTアートに興味のある方に向けて、デジタル作品の作り方と販売方法、購入方法について仮想通貨ウォレットの作成方法から開設します。
目次
- 1NFTアートとは?
- ・NFTって何?
- ・NFTアートの仕組みとは?
- ・暗号資産とNFTアートの違いはあるの?
- 2話題になって売れたNFTアート作品とは?
- ・75億円で落札されたモザイクアート
- ・35億円で落札された3Dアート
- ・手塚治虫の原画を元にしたモザイクアート
- ・有名な楽曲のメロディーを1音ずつ分けて販売した事例
- ・小学生の自由研究のデジタルアートが380万円に!
- 3NFTアートは売れるの?儲かるの?
- ・マーケットプレイスによっては誰でも出品できるところもある
- ・ただのデジタル画像を出品しても売れるわけではない
- ・売れた作品の傾向は?
- ・自分で作品を作らなくても転売で稼げる可能性も!
- 4NFTアートの始め方・出品方法と購入方法
- ・出品/購入共通の手順
- ・出品するための手順
- ・購入するための手順
- ・おすすめのNFTマーケットプレイス
- ・Adam byGMO
- ・OpenSea
- ・SuperRare
- 5NFTアートの売買についてよくある質問
- ・NFTアートの売買に手数料は必要かかりますか?
- ・NFTアートの著作権はどうなりますか?
- ・NFTアートは信用出来ないという声が根強いのはなぜですか?
- 6NFTアートに興味のある方はぜひ始めてみよう!
NFTアートとは?
NFTや仮想通貨という言葉を頻繁に聞くようになってきました。中でも、NFTアートは誰でも参入しやすく、稼ぎやすいと話題になっています。NFTアートでは日本の小学生が数百万円稼いでしまったという驚きのニュースもあります。
実際のところ、NFTアートとはどのようなものなのでしょうか。この記事では、NFTやNFTアートとはどのようなもので、作品の作り方や販売方法、購入方法はどうしたら良いのか、実際にNFTアートは稼げるのか詳しく解説します。
NFTって何?
まずはNFTとはどのようなものなのか見ていきましょう。NFTとは、「Non-Fungible Token」の頭文字で日本語では「非代替性トークン」になります。
ブロックチェーンという仕組みを使って、デジタル情報に唯一無二の価値を与える仕組みがNFTになります。
デジタルアートやデジタル化された音楽はかんたんにコピーできるために、海賊版が氾濫しているのが現状です。NFTとは、仮想通貨でも使われているブロックチェーンという仕組みを使って、デジタルの世界でも唯一無二の価値を与えることができる仕組みです。
NFTアートの仕組みとは?
NFTアートで使われているブロックチェーンとは、取引の情報をブロックに格納してチェーン状につなげていく仕組みです。つながれた一連の情報は悪意のある人でも改ざんや複製することがほぼ不可能です。
NFTアートとは、ブロックチェーンの仕組みを使って作成された所有証明書のようなものが添付されたデジタル作品のことです。
証明書の改ざんや複製が不可能なので、デジタル作品であっても唯一無二のオリジナル作品であることを証明できます。たとえコピーされた作品があってもNFTがあるかどうかで本物か偽物かを見分けることが簡単にできます。
暗号資産とNFTアートの違いはあるの?
同じブロックチェーンの仕組みを使っている暗号資産・仮想通貨とNFTアートにはどのような違いがあるのでしょうか。
暗号資産・仮想通貨は代替性トークンが使われています。代替性とは替えがきく、という意味です。暗号資産や仮想通貨は、通貨として流通しているものです。同じ額面なら違うコインやお札でも同じ価値を持たなければいけません。10円玉はどこに行っても同じ10円の勝ちを持つように、暗号資産はどこでも同じ価値で使えます。
一方のNFTアートは、唯一無二のものだと証明されているものです。替えがきかないという点が、暗号資産との大きな違いです。
話題になって売れたNFTアート作品とは?
NFTアートの仕組みは2017年に登場しました。NFTで取引されるデジタルアートが増加してきたのは2020年から2021年頃のことです。一体どのようなデジタルアートがNFTアートとして取引されているのでしょうか。今までに大きな話題になったNFTアートをご紹介します。
75億円で落札されたモザイクアート
(画像引用元:https://onlineonly.christies.com/s/beeple-first-5000-days/beeple-b-1981-1/112924)
2021年3月にイギリスの競売会社クリスティーズが、約75億円でデジタルアート作品が落札されたことを発表しました。作品は、アメリカのデジタルアーティストのBeeple(ビープル)ことマイケル・ジョセフ・ウィンクルマン氏の「Everydays - The First 5000 Days(エブリデイズ:最初の5000日)」です。
Beeple氏は政治的、社会的なメッセージを込めた作品で人気のアーティストです。この作品は、作者が13年間、5000日に渡って毎日1枚ずつ撮影した写真を組み合わせたモザイクアートで、落札された当時は存命中の作家の中では4番目の高額な落札価格であったことが大きな話題になりました。
35億円で落札された3Dアート
2021年11月には同じくBeeple氏の「HUMAN ONE」という3Dアート作品が35億円で落札されたことが話題になりました。この落札価格はこのときまでのNFTアート市場において2番めの高額な価格でした。Beeple氏がわずか半年ほどの間にNFTアートで落札価格のトップ2を独占したことになります。
「HUMAN ONE」は画像ではなくスクリーンに映し出す3Dアートです。NFTアートとして扱うことができるデジタル作品の可能性を広げた作品としても注目を集めています。
手塚治虫の原画を元にしたモザイクアート
(画像引用:https://tezuka-art.nftplus.io/ja#product)
日本でもNFTアートが販売される事例がいくつも出てきています。上記の画像は手塚治虫の鉄腕アトムのモザイクアートです。作り方も独特です。モザイクを構成しているドットは、鉄腕アトムの部分は手塚治虫が描いた原作漫画の白黒原稿を正方形に裁断して、背景のカラーの部分はその他のカラー作品の配置したものです。
手塚治虫が自ら手で描いた貴重なマンガ原稿や漫画の表紙などが使われおり、世界で唯一無二の価値を持つ作品と言っていいでしょう。この作品は5,300万円で落札されて、その10%がユニセフなど子どもの福祉のための機関に寄付されています。
有名な楽曲のメロディーを1音ずつ分けて販売した事例
日本の著名な音楽家の坂本龍一氏が販売したのがコレクタブルNFTです。坂本氏の代表的な楽曲である「戦場のメリークリスマス」を、坂本氏本人がピアノで演奏した音のデジタルデータを1音ずつに分割して595個のNFTとして販売しました。
このNFTで使われた演奏は、闘病中の坂本氏が2021年中に演奏した唯一のこの曲の録音ということで、ファンにはとても貴重なデータとなります。
すべてのデータを揃えて順番に並べないと楽曲としての意味をなさないというこのNFTは、部品をコレクションして組み立てて完成させたいというコレクターたちの気持ちもくすぐるものとなりそうです。
小学生の自由研究のデジタルアートが380万円に!
日本には、小学生が夏休みの宿題として描いたデジタルアート作品が総額380万円になったというNFTアートもあります。
当時小学6年制だったZombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)さんは、いつも楽しんでいるマインクラフトのゾンビと図鑑で見た虫や動物をかけ合わせたピクセルアートをiPadで描いてNFTアートとして出品しました。
すると、独創的な発送が有名なアーティストなどの目に止まり、徐々に人気が上がっていきました。最初は2,000円程度で販売した作品が、80万円で転売されるものも出てきました。50点弱の作品をNFTとして販売したところ、転売も含めて総額380万円ほどの取引額にまで膨らんでいるとのことです。
NFTアートは売れるの?儲かるの?
長年活躍している有名アーティストならともかく、小学生でも数百万円稼いでしまったというNFTアートですが、実際のところNFTアートは売れて儲かるのでしょうか。経済的な理由でNFTアート二興味のある方が一番気になっている、NFTアートは売れて儲かるのか、という点について見ていきましょう。
マーケットプレイスによっては誰でも出品できるところもある
自分が作った作品を販売する、というのは今まではとてもハードルの高いことでした。しかし、NFTでは誰でも自分の作品を販売するチャンスを得ることができます。
NFTアートを取引するのはNFTマーケットプレイスと呼ばれるNFTの取引所です。NFTマーケットの中には、マーケット側が承認したアーティストや作品しか出品できないところもあります。一方で、誰にでも出品の門戸を開いているNFTマーケットもあります。
デジタルアート作品に自信がある、自分の作品が売れるのか挑戦してみたい、という方は誰でも出品できるNFTマーケットに出品できます。
ただのデジタル画像を出品しても売れるわけではない
ただし、素人が描いた何の工夫もないただのデジタル画像を出品しても売れる訳ではない点は理解しておきましょう。
誰でも出品できるNFTマーケットには、とても質の低い作品も多く見られるのが現実です。マーケットが開かれた初期なら、アートとしての質の低い作品でも売れたかもしれませんが、現在は多くの腕に自身のあるアーティストが参戦しています。
何でも売れるというわけではない点は理解しましょう。また、日本語と英語でTwitterやInstagramを開設して、世界に向けて宣伝するといった工夫も大切です。
売れた作品の傾向は?
実際にNFTアートの世界では、どのような作品が売れているのでしょうか。実際に過去によく売れた作品や現在も転売を繰り返して作者に利益をもたらし続けている作品の傾向について見ていきましょう。
著名なアーティストの作品
著名なアーティストの作品はNFTアートの世界では高額で取引される傾向にあります。NFTが登場する以前は、デジタルアートの世界ではコピペが簡単にできてしまったことから、デジタルアートの優れた作品に対して経済的な価値を与えることが難しい状況がありました。
しかし、NFTによってデジタルアートでも唯一無二の価値を与えられることができるようになりました。通常の著名な作家による絵画や美術品と同じような価値を今後はデジタルアートも持つようになっていくことは間違いないでしょう。
シリーズ化されているなど買いたくなる工夫がされている作品
トレーディングカードやガチャガチャなどは一度集め始めると、全シリーズ制覇したくなるものです。坂本龍一の演奏も全音集めなければ意味のないものです。
NFTアートでも、キャラクターをシリーズ化して一つずつ販売するなど、コレクターが集めたくなるような工夫をすることでより売りやすい作品にすることができるでしょう。
独自性の高い作品
著名なアーティストの作品でなくても、小学生のデジタルアートが世界中で人気が出て高額転売されるようになる事例も出てきています。Zombie Zoo Keeperさんの場合は、虫や動物をゾンビ化するというコンセプトが世界中の大人たちの心をつかみました。
このように、独自性が高く他の人の心をつかむ作品を作ることができれば、NFTアート界で話題になるかもしれません。
自分で作品を作らなくても転売で稼げる可能性も!
NFTアートを自分で作って販売して儲けるというのは、このように多くの人にとってはかなりハードルの高いものになります。しかし、NFTアートで儲けたいのなら、NFTアートを購入して転売するというのもおすすめな方法です。
NFTアートは投資の一つとして注目されている理由は、作品を選ぶ目をしっかりと持てば高額転売も夢ではないためです。
Zombie Zoo Keeperさんの作品は最初は2,000円程度で出品したものが、現在は数十万円で転売される人気作品になっています。すべての作品が値上がりするとは限りませんが、購入したときの金額と売却したときの金額の差額で儲けることは夢ではありません。
また、NFTアートは出品者が初期設定をしっかりと行えば、転売されたときにも利益が出品者に入るように設定できます。高額転売できれば自分だけでなく、その作品を生み出してくれた作者のもとにも利益が分配される、みんなが嬉しいシステムです。
NFTアートの始め方・出品方法と購入方法
NFTアートに興味のある方は、どのように販売や購入すれば良いのでしょうか。NFTアートの売買を始める方法について見ていきましょう。
出品/購入共通の手順
まずは、NFTアートを出品する場合でも購入する場合でも、共通して最初にやらなければいけないことがあります。それは、NFTアートの売買を行うNFTマーケットプレイスでの決済通貨である仮想通貨で売買ができるように準備することです。
NFTアートはイーサリアムという仮想通貨を使って決済されることが一般的です。イーサリアムをNFTマーケットプレイスで利用できるようにしていきましょう。
仮想通貨ウォレットを作成する
まずは仮想通貨取引所に口座を開設して仮想通貨ウォレットを作成します。仮想通貨取引所はいろいろなものが日本でも登場していますが、Coincheckなどの有名なところに口座開設しておけば間違いがないでしょう。
仮想通貨取引所に口座を開設したら、仮想通貨ウォレットが作成されます。仮想通貨ウォレットとは仮想通貨のやり取りを行うための財布のようなものだと考えていいでしょう。NFTアートの売買を行うときには、仮想通貨ウォレットからイーサリアムを出し入れして決済します。
NFTマーケットプレイスのアカウントを作成する
次に、NFTマーケットプレイスのアカウントを作成します。NFTマーケットプレイスは世界中にいくつも開設されていて、それぞれ特徴があります。
誰にでも出品の門戸を開いているところ、限られた著名なアーティストしか出品できないところなどあります。自分がどのような目的でNFTアートを売買したいのかによって、マーケットプレイスを選択してアカウントを作成しましょう。
NFTマーケットプレイスと仮想通貨ウォレットを連携させる
最後にNFTマーケットプレイスと仮想通貨ウォレットを連携させます。NFTアートの決済に使われることが多い仮想通貨イーサリアムは、現在のところ日本国内での通常の決済には利用できません。
もしも、NFTアートを売却して多額のイーサリアムが入金されたとしても、日本円にしなければ現実生活で利用することができないのです。
また、日本円をイーサリアムに替えられる場所も仮想通貨取引所しかありません。マーケットプレイスと仮想通貨ウォレットを連携させることで、NFTアートの決済やイーサリアムの日本円での購入、入金されたイーサリアムを日本円に変更する、といった手続きが可能になります。
出品するための手順
NFTアートを自分で作って販売したい場合にはどうしたら良いのでしょうか。NFTアートの作り方からNFTマーケットプレイスへ出品するまでの手順について見ていきましょう。
デジタルアートでイラストなどの作品を制作
自分で作った作品を出品する場合には、まずは自作のデジタルアート作品を用意します。作品の作り方は、最初にPCやタブレットでイラストを書くための道具とお絵かきアプリを用意します。
タブレットを使う場合にはiPadを使う方が多いようです。PCでイラストを描く場合には、ペンタブを用意したり、ドット絵ソフトを使ったりする方もいるようです。自分でデジタルアートを作りやすい道具とアプリを用意しましょう。
道具がそろったらデジタルアートを作ります。作り方は人それぞれなので、揃えた道具やアプリで作れる作り方で自由にデジタルアートを作ってみます。自分の個性を思う存分発揮した作品を作ってみましょう。
NFTマーケットプレイスへログインして価格を決めて出品する
自作のデジタルアート作品を用意できたら、アカウントを作成したNFTマーケットプレイスへログインします。作品を販売する価格を設定して、説明文や、転売されたときの利益の配分をどうするのかといったことを設定します。
ここでしっかりと設定しないと、転売されても自分に利益が入ってこないので注意しましょう。出品するための準備ができたら出品します。出品したら誰かに買ってもらうのを待ちましょう。
購入するための手順
NFTアートを購入したいという場合にはどうしたら良いのでしょうか。NFTアートを購入する手順について見ていきましょう。
仮想通貨ウォレットへ仮想通貨を購入して入金する
まずは、仮想通貨ウォレットを作成した仮想通貨取引所で日本円でイーサリアムを購入します。購入したイーサリアムは仮想通貨ウォレットへ入金します。
NFTマーケットプレイスで作品を選ぶ
仮想通貨ウォレットと連携させたNFTマーケットプレイスでデジタルアート作品を選びます。デジタルアートを選ぶときのポイントは次の2点です。
- 自分がいいと思う作品
- 将来的に値上がりしそうな価値のある作品
NFTアートを購入するということは、自分だけの唯一無二のアート作品を購入するということです。自分のPCやスマホでいつでも自分だけで眺められる作品なので、まずは自分が好きな作品を選ぶという選び方があります。
また、投資としてNFTアートの購入を考えるのであれば、将来的に価値が上がる作品を見極める必要があります。誰でも出品できるNFTマーケットプレイスは玉石混交の状態なので、その中から現在の販売価格よりも価値が上がりそうなものを的確に選べる目も必要になるでしょう。
仮想通貨を使って購入する
購入するNFTアートを選んだら仮想通貨を使って購入しましょう。マーケットプレイスの作品ページの購入ボタンをクリックして、仮想通貨ウォレットからの決済の手続きを行えば購入できます。
おすすめのNFTマーケットプレイス
NFTアートを売買するためには、NFTマーケットプレイスにアカウントを作成する必要があります。NFTマーケットプレイスにもいろいろなものがあるので、どこを選んだら良いのか迷ってしまう方も多いことでしょう。特におすすめしたい4つのNFTマーケットプレイスをご紹介します。
Coincheck NFT
Coincheck NFTは日本で有数の仮想通貨取引所であるCoincheckが運営しているNFTマーケットプレイスです。Coincheckの運営なので、Coincheckのアカウントで利用でき、仮想通貨ウォレットとの連携がしやすい点が特徴です。完全に日本語に対応している点も、おすすめポイントです。
また、NFT取引のガス代と呼ばれる手数料が必要ありません。出品する人にとっては、誰でも出品できるマーケットプレイスなので、初めてNFTアートに挑戦する人におすすめです。
Adam byGMO
Adam byGMOは、国内のIT大手のGMOグループが運営しているNFTマーケットプレイスです。こちらは、誰でも出品できるわけではなく、Adam byGMO側が許可した出品者しか出品できません。そのために、質の高いNFTアートを見つけることができます。
また、Adam byGMOでは仮想通貨を購入しなくても日本円でNFTアートを購入することも可能です。銀行振込等日本円だけを使っての購入にも対応しています。仮想通貨にチャレンジするのが怖い、という方はまずはこちらで購入してみるというのもいいでしょう。
OpenSea
OpenSeaは海外のNFTマーケットプレイスです。誰でも出品できるので、世界でチャレンジしてみたいというアーティストの方におすすめです。
海外のサイトですが、日本語にも一部対応しています。NFTアートを売買するための重要な手続きのほとんどは日本語で進めることができます。ガス代は他のサイトよりも高額ですが、サイトの使いやすさと作品の豊富さはこちらが一番でしょう。
SuperRare
一流アーティストの高額なNFTアートを購入したいという場合には、こちらのSuperRareがおすすめです。SuperRareには出品を許された一流アーティストの作品しか出品されていません。作品も高額ですが、確実に勝ちの高い将来的な値上がりも期待できる作品に出会えるでしょう。
日本語には対応していませんが、ぜひ素晴らしいデジタルアートを見つけたいという方は、こちらを利用してみましょう。
NFTアートの売買についてよくある質問
NFTアートについてよくある質問にお答えします。みなさんが疑問に思っていることにはどういう事があるのでしょうか。
NFTアートの売買に手数料は必要かかりますか?
NFTアートを売買するのに手数料がかかるのか気になっている方がいるようです。NFT取引にはガス代と呼ばれる手数料が必要です。ガス代は誰に支払うものなのかというと、イーサリアムのブロックチェーンの承認作業を行っているマイナーと呼ばれる人たちです。
仮想通貨の基本的な仕組みであるブロックチェーンには中央管理者がいません。しかし、決済が有効であるという誰かの承認が必要になります。その承認作業を行っているのがマイナーで、マイナーへ支払う報酬としてガス代が必要となります。
NFTのデメリットとして、ガス代が高騰することが多い点があります。画像を1枚出品するだけで1万円以上のガス代が必要になることもあります。実際の仮想通貨の取引量に対してマイナーの絶対数が足りていないので、手数料が高騰しやすい傾向にあるようです。
NFTアートの著作権はどうなりますか?
NFTアートの著作権について気になるところです。著作権とは、その作品を作った人に対して認められる権利で、その作品がどのように扱われるかを決める権利を持ちます。法律的にも守られている権利で、他の人の著作権を犯す行為は犯罪行為として罰せられることもあります。
NFTアートの著作権はどうなっているのでしょうか。残念ながら、現在の日本の法律ではデジタル作品に対する著作権は認められていません。それは、日本の法律がデジタル作品の価値を認めていないためではなく、法律の方がNFTアートの発展のスピードに追いついていないことが原因です。
今後、NFTアートの流通が増えるに連れて、法的な整備も追いついてくるでしょう。しかし、現状では法律がありません。万が一、トラブルが起きたときでも法的に対処するのは難しいのは覚えておきましょう。
ただし、NFTで使っているブロックチェーンという仕組みは改ざんやコピーがほぼ不可能な仕組みです。不正コピーなどの著作権侵害の心配はNFTアートにしてしまえばほぼありません。
NFTアートは信用出来ないという声が根強いのはなぜですか?
NFTアートを売買している人や、興味を持っている人に対して、NFTアートは信頼できないという人もいるようですが、どうしてなのでしょうか。
その理由は、いくつかあるでしょう。
1つ目の理由は、今までにはない全く新しい技術のためです。NFTの仕組みが登場したのが2017年で急拡大し始めたのが2020年です。まだまだ世間で広く認知されているとはいい難いでしょう。新しいものに対する拒絶感から、「怪しい」と言われてしまうことが多いようです。
2つ目の理由は、仮想通貨や投資というものに対して怪しいというイメージを持っている人がまだまだ多いためです。NFTアートは仮想通貨でも使われているブロックチェーンという仕組みでデジタル作品に唯一無二である非代替性を与えています。そのために、同じ仕組み上で動かすためにイーサリアムで決済されています。
しかし、多くの人にとっては、仮想通貨や投資の詐欺もあることから、仮想通貨や投資のためのアート購入するというのは、危ないことなのではないかと思ってしまいます。そのためにNFTアートも怪しいと思われてしまいます。
実際に、NFTアートがマネーロンダリングなどに使われている可能性もあるので、怪しそうな作品には手を出さないように自ら気をつけることが一番でしょう。
NFTアートに興味のある方はぜひ始めてみよう!
世間の人からは怪しそうと思われていても、実際にNFTアートには話題になる作品も登場しています。また、一流アーティストの作品になると、通常の絵画と比較してもNFTアートも遜色ない素晴らしい作品です。
また、今までのアート界の常識では日の目が当たらなかったような作品も、何らかのきっかけで注目されるようになるというのはNFTアートならではでしょう。
出品するのも購入するのも、ぜひきょうみがあるようでしたらNFTアートを始めてみましょう。