2019年09月19日更新
iPhoneにメールに添付されたファイルや画像の開き方と保存方法を解説!
iPhoneのメール添付されたファイルの開き方と保存方法を解説します。ファイルが開けない・見れない時の原因や対処法についてもまとめていますので、iPhoneのメールに添付されたファイルが開けないとお困りの方も参考にしてください。
目次
iPhoneでのメールに添付されたファイルの開き方
メールに添付されたファイルで、iPhoneで見ることができるのは以下の通りです。
- 画像・写真
- 動画
- PDF・エクセル・ワードのデータ
- Zip(圧縮)ファイル
日頃、PCを利用している人にとっても、よく使うファイルは一通り網羅されており、仕事で使うという場合にもiPhoneのメールは便利ですので、ぜひ使い方を覚えて有効に活用しましょう。
まずは、iPhoneでメールに添付された写真などのファイルを開く方法をご説明していきます。
添付ファイルを開く方法
まず、iPhoneのメーラーアプリを開きます。受信メール一覧の左上にクリップのマークのついているメールが、添付ファイルのあるものですので選択してタップしましょう。
タップしてメールを開くと、添付されている写真・画像などのファイルが表示されます。LINEやMessengerなどのアプリでは直接、画像や写真、動画などのファイルを2つのメッセージとして送信できるので、受信側も簡単に閲覧ができますが、iPhoneでメールを見る場合には、受信したメールを開いた時に添付ファイルのダウンロードが始まります。
メールを開くと自動的にダウンロードされて画像が表示されますが、ファイルの大きさや受信環境によっては表示されるまで時間がかかることがありますので注意が必要です。
なお、この画面上でピンチイン・ピンチアウトすると画像の拡大と縮小して表示できます。保存せずに直接拡大して細部を確認できる便利な機能ですので、活用してみてください。
動画の場合は直接メール画面には表示されませんので、添付ファイルをタップして開いてください。添付ファイルを開くと、保存しなくてもその画面のまま動画を再生することが可能です。
添付ファイルがPDFやExcelの場合も、動画の場合と同じように添付ファイルのマークが表示されますので、マークをタップしてファイルを開いてください。
なお、注意が必要なのはZipファイルです。iPhoneの標準機能では圧縮されたファイルは開くことができませんので、別途、アプリをダウンロードする必要があります。一度、アプリをダウンロードしてしまえば、iPhoneでZipファイルを問題無く開けるようになりますので、ZipファイルをiPhoneで見たいという方はアプリを使うようにしましょう。
iPhoneでメールに添付されたファイルを保存する方法
添付ファイルの開き方の次は、添付ファイルをiPhoneに保存する方法を解説していきます。
添付された画像(写真)を保存する
まずは、メールに添付されている画像・写真をiPhoneに保存する方法です。
開き方でご説明した通り、一覧からメールをタップしてメールを開いた状態で、表示されている画像を長押しするとメニューがされますので、「ファイルに保存」をタップすればiPhoneに画像・写真を保存できます。
このメニュー画面で「コピー」をタップすると、写真や画像がクリップボードにコピーされ、メモ帳やメッセージの本文に貼り付けることができます。保存せずに使いたい時はコピーを活用しましょう。
添付ファイルを保存する
続いて、iPhoneに添付されている各種ファイルを保存する方法を順に説明していきます。
PDFファイル
まずは、PDFファイルの保存方法を説明していきます。
PDFが添付されているメールを開いて「タップしてダウンロード」をタップします。
ダウンロードができたら、「タップしてダウンロード」の表示がファイル名に変わりますので、ファイル名をタップします。
ファイル名をタップすると、ファイルのプレビューが表示された画面になりますので左下にあるボタンをタップします。
メニューが表示されるので「ファイルに保存」をタップすると、iPhoneにファイルを保存できます。この時、「iCloud Drive」かiPhoneにダウンロードされているその他のアプリかのどちらに保存するかを選択できます。
「iCloud Drive」に保存したファイルは、ホーム画面の「ファイル」から確認できます。
Microsoft OfficeやiWorkのドキュメント
次は、エクセルやワードなどのMicrosoft OfficeやiWorkのドキュメントを保存する方法です。方法は、pdfの場合とほとんど同じですが、順を追って説明していきます。
ドキュメントが添付されているメールを開き、「タップしてダウンロード」をタップします。
ダウンロードができたら、「タップしてダウンロード」の表示がファイル名に変わりますので、ファイル名をタップします。
ファイル名をタップすると、ファイルのプレビューが表示された画面になりますので右上にあるボタンをタップします。
メニューが表示されるので「ファイルに保存」をタップすると、iPhoneにファイルを保存できます。PDFの場合と同様に「iCloud Drive」かiPhoneにダウンロードされているその他のアプリかのどちらに保存するかを選択できます。
「iCloud Drive」に保存したファイルは、ホーム画面の「ファイル」からご確認ください。
添付された動画を保存する
最後に、動画を保存する方法です。
動画が添付されているメールから動画のファイル名をタップすると、動画のプレビュー画面になりますので、この画面で左下のボタンをタップしてください。
メニューが表示されたら、「ビデオを保存」をタップします。これで、添付されていた動画がカメラロールに保存されます。
iPhoneでメールに添付されたファイルが開けない場合
ここまでiPhoneでメールに添付されているファイルの開き方・保存方法を一通り説明しましたが、手順通りにしてもファイルが開けない・見れないといった時に考えられる原因とその対処法を解説していきます。
対応していない種類のファイルは見れない
まず、注意が必要なのが、対応していない種類のファイルは見れないということです。手順通りに開こうとしてもファイルが見れない・開けないという時には、添付されているファイルがiPhoneに対応しているかどうかを再確認してみましょう。
PDFが表示されない場合
iPhoneに対応しているはずのPDFが表示されない場合は、iPhoneの容量が足りていないという可能性がありますので、まず容量を確認してみてください。
iPhoneで「設定」から「一般」>「iPhoneストレージ」を開くと、使用中のiPhoneで使用可能な容量がどれくらい残っているのか確認できます。容量がいっぱいになっている場合は、iPhoneの中に入っているデータで不要なものを整理してから、PDFを再度開いてみるといいでしょう。
それでも、PDFが見れない時に考えられるのはiPhoneで機能制限を設定している可能性です。「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツのプライバシーの制限」から「コンテンツのプライバシー」をオンにしていないか確認してみてください。
ファイルを開けない時の対処法
続いて、Zipファイルが開けない・見れないという場合の対処法を説明していきます。
Zipファイルは解凍アプリを使う
前半部分で軽く触れましたが、Zipファイルに関しては、iPhoneで直接開けないので解凍アプリをダウンロードする必要があります。Zip対応アプリをダウンロードせずにZipファイルを開こうとしても見れないのでご注意ください。
iPhoneメールに添付されたファイルの開き方は簡単
iPhoneでメールに添付されたファイルの開き方や保存方法は、1度覚えてしまえば誰でも簡単に使いこなせます。
iPhoneでメールに添付されているファイルを閲覧したり、保存したりできれば、出先でも簡単にファイルの確認・管理ができるので仕事でよくPCを利用するという人にもサブとして使うのがおすすめです。
これまで、あまりiPhoneメールの添付ファイルに関する機能を使ったことがなかった方も、この機会にiPhoneでのファイルの開き方・保存方法をマスターして、より便利にiPhoneを活用してみてはいかがでしょうか。