2019年06月27日更新
iPhoneのLEDライトを点灯して懐中電灯として使う!明るさの調整方法も解説!
突然の停電になったり、街灯のない外でiPhoneの照明ライトで物探しをしたりした経験はありますか。そんなことをする必要はもうありません。iPhoneにはLEDライトが搭載されているからです。今回はiPhoneのLEDライトとその明るさ調整について解説します。
目次
iPhoneのLEDライトを点灯して懐中電灯として使うには?
iPhoneに限らず、スマホの照明ライトは、暗闇の中で物を探すのに活用されることがあります。屋外でキャンプをすると、人里離れた山の中での生活で、懐中電灯なしでは何もできません。でも大切な懐中電灯を忘れてしまい、手元にあるのはiPhoneだけ、ということも多々あります。
また台風などに見舞われ、突然停電し、懐中電灯を家の中で探さなければならないものの、日頃使っていない懐中電灯がどこにあるか分からず、途方に暮れる、といった経験をされたユーザーも多いかもしれません。
そうした緊急事態に、iPhoneや他の端末の証明ライトを懐中電灯代わりに使うものの、懐中電灯ほどの明るさはなく、バッテリーだけがどんどん減って行きます。実はiPhoneにはLEDライトが搭載されているので、薄暗いiPhoneの照明ライトに頼らなくても、iPhoneの「懐中電灯」で暗闇を照らす事ができます。
ではどのようにiPhoneのLEDライトを点灯させ、懐中電灯として使うことができるのでしょうか。
コントロールパネルからの付け方と消す方法
LEDライトをiPhoneで付ける、その付け方は、iPhoneのコントロールパネルです。コントロールパネルでLEDライトを付けることも消すことも操作します。iPhoneのコントロールパネルは、iPhoneホーム画面、ロック画面、アプリ画面のどこからでも立ち上げることができます。LEDライトの付け方と消す方法は簡単です。
しかし、iPhoneにはホームボタンがあるモデルとホームボタンがないモデルがあり、それぞれLEDライトの付け方も消す方法も異なります。これから、それぞれの異なるモデルのiPhoneでどのようにLEDライトのオン・オフを行えるのかを順番に説明します。
ホームボタンがある場合
まずホームボタンのあるiPhoneでLEDライトをどのように付け、消すのか、その付け方と消す方法を説明します。iPhoneホーム画面を例にして説明します。画面下部から上にスワイプをします。コントロールパネルが立ち上がりますので、コントロールパネル内の「懐中電灯」アイコンを選択します。
これでLEDライトを点灯させることができます。LEDライトを消したい時は「懐中電灯」アイコンをもう一度選択します。これでLEDライトを消すことができます。
ホームボタンがない場合
次に、ホームボタンのないiPhoneでLEDライトをどのように付け、消すのか、その付け方と消す方法を説明します。iPhoneホーム画面を例にして説明します。画面右上から下にスワイプします。コントロールパネルが立ち上がりますので、コントロールパネル内の「懐中電灯」アイコンを選択します。
これでLEDを点灯させることができます。LEDライトを消したい時は「懐中電灯」アイコンを再び選択します。これでLEDライトを消すことができます。
iPhoneのLEDライトの点灯をSiriに頼むことも可能!
iPhoneのLEDライトの付け方は、iPhoneのコントロールパネルからだけでなく、iPhoneの音声認識機能であるSiriからでも行うことができます。iPhoneのマニュアル操作をせずに、SiriにLEDライトのオン・オフを行わせる方法です。
これからSiriを使ってiPhoneのLEDライトをどのようにオン・オフできるのか、LEDライトの付け方と消し方の手順を説明します。
Siriにオン・オフの切り替えを頼む方法
iPhoneに搭載されている音声認識機能であるSiriを使ってiPhoneのLEDライト点灯のオン・オフをするには、まずお使いのiPhoneの設定で、既にSiriが有効になっている必要があります。iPhoneホーム画面から「設定」→「Siri」と進み、Siriを有効にします。
ホームボタンのあるiPhoneでも、ホームボタンのないiPhoneでも、「Hey Siriを聞き取る」が有効であれば、直接iPhoneのマイクに向かって「Hey Siri」と言えば、Siriを呼び出し、LEDライトのオン・オフを行えます。ホームボタンのあるiPhoneの場合は、ホームボタンを長押しし、Siriを呼び出すこともできます。
iPhoneの音声機能Siriを使ってiPhoneのLEDライト点灯のオン・オフをするには、Siriが認識できる語句を使う必要があります。例えば「フラッシュライト オン」と言って点灯させます。また「フラッシュライトを点けて」 と言って点灯させることもできます。
逆に「フラッシュライト オフ」、または「フラッシュライトを消して」と言ってLEDライトを消すことができます。これでLEDライトのオン・オフを行えます。
iPhoneのLEDライトの明るさは調節できる?
iPhoneのLEDライトの明るさをマックスにすれば、当然より明るく、より広く照らし出してくれます。しかしバッテリーもその分早くなくなることになります。iPhoneのLEDライトは明るさを調整する、いわば省エネ機能が搭載されています。ただこの機能を利用するには、満たさなければならない条件があります。
その条件とは、「iOS10」以降を搭載した「3D Touch」対応のiPhoneであること、または「iOS11」以降を搭載したiPhoneであることです。
明るさは4段階変更できる
iPhoneのLEDライトは、4段階で明るさを変更できます。ですからその時の状況に応じて、明るさを変更し、バッテリー残量も考慮しながら調整することができます。
明るさを調節する手順
ではこれから、iPhoneのLEDライトの明るさをどのように調節できるのか、手順と方法を説明します。コントロールパネルを立ち上げ、「懐中電灯」アイコンを長押しします。明るさの調整画面に切り替わります。4段階に明るさを調整できるように表示されています。
指でスワイプしながら、望みの明るさに調整します。明るさを調整したら、「明るさ調整」画面の余白を軽くタップして画面を閉じます。ここで設定された明るさは、この時点で記憶されるので、毎回「懐中電灯」をオンにする度に、明るさを調整する必要はありません。
iPhoneのLEDライトの点灯を操作できるアプリを利用する
Appleは、iPhoneのLEDライトの点灯を操作できる無料アプリを提供しています。iPhoneの標準装備であるLEDライトを補足するアプリとして利用することができます。iPhoneのLEDライトの標準機能で十分満足できるなら、他のアプリを利用する必要はありませんが、さらなるクオリティーや詳細を追求したいのであれば、一件の価値ありです。
懐中電灯。
まず始めに紹介する、iPhoneのLEDライトの点灯を操作できるアプリは、「懐中電灯。」です。「懐中電灯。」はiPhoneの古いモデルにも対応していますので、基本どのiPhoneでも利用可能です。「懐中電灯。」の特徴は、照らし出されるライトが非常に明るいことです。
また素早く起動するので、緊急事態には最適なアプリです。さらに解像度が非常に高いので鮮明に映しだしてくれます。「懐中電灯。」アプリはさらにバッテリーへの負荷が少ないので、効率的に利用できます。その他の興味深い特徴は、モールス信号機能で、緊急事態にはモールス信号を点滅してくれます。
懐中電灯 ◎
次に紹介する、iPhoneのLEDライトの点灯を操作できるアプリは、「懐中電灯 ◎」です。「懐中電灯 ◎」も「懐中電灯。」アプリ同様、iPhoneの古いモデルにも対応していますので、基本どのiPhoneでも利用可能です。「懐中電灯 ◎」の特徴は、「懐中電灯。」アプリ同様、照らし出されるライトが非常に明るいことです。
また起動スピードがとても早いので、停電などの緊急事態には一押しのアプリです。アプリのデザインも魅力的です。またスピードコントロールの付いたストロボライトの機能も搭載されています。さらに「懐中電灯。」アプリ同様、モールス信号機能も搭載しています。
iPhoneのLEDライトを懐中電灯として使おう!
突然の停電のような緊急事態や夜間の照明に、懐中電灯を探す必要はもうありません。iPhoneさえ手元にあれば、iPhoneのLEDライトを使って暗闇を明るく照らす事ができます。iPhoneのLEDライトを懐中電灯としてぜひ活用しましょう。