2019年09月23日更新
iPhoneのFeliCa(フェリカ)の使い方!おさいふケータイ対応機種・設定方法を解説!
iPhoneのFeliCa(フェリカ)の使い方について詳しく解説していきます。基礎知識やおサイフケータイとの違い、iPhoneに登録できるカードの種類なども記載しています。ぜひこの記事を読んでiPhoneのFeliCaについて詳しくなってください。
目次
- 1FeliCaの基礎知識
- ・FeliCa(フェリカ)とは
- ・NFCの種類
- ・おサイフケータイに対応しているiPhoneの機種について
- ・FeliCaでできること
- 2【iPhone】FeliCa(おサイフケータイ)の設定方法
- ・事前に確認しておくべきもの
- ・FeliCaの設定方法
- ・FeliCaに対応しているクレジットカード・電子マネー
- 3【iPhone】FeliCa(おサイフケータイ)の使い方
- ・かざして指紋認証を行うだけで決済完了
- ・バッテリー切れに注意
- 4【iPhone】FeliCa・おサイフケータイ・Apple Payの違い
- ・FeliCaは決済サービスではなく規格の名称
- ・おサイフケータイはFeliCaに対応したサービスの総称
- ・Apple PayはFeliCa含む決済サービスをひとまとめにした総称
- 5iPhoneのFeliCaを活用してキャッシュレスでお買い物しよう
FeliCaの基礎知識
FeliCaとはNFC規格の一つで、電子マネーを使用するためのチップの事です。一般的に電子マネーのが殆んどがFeliCaを採用しており、今では多くのiPhoneを含めスマートフォンにも使用されています。NFCにはFeliCa以外にTYPE-A、TYPE-Bと二つの規格があります。
FeliCa(フェリカ)とは
FeliCa(フェリカ)とはソニーの開発したNFC規格であり、商標登録の名称です。今では世の中に必要不可欠な電子マネーや公共交通機関の乗車システムにもFeliCa(フェリカ)が使われるほどです。FeliCa(フェリカ)の特徴は、FeliCa(フェリカ)が使われるほどです。FeliCa(フェリカ)の特徴は1枚のカードにICチップとアンテナを搭載しているので高速データ送受信が可能なことです。
それに加えてFeliCa(フェリカ)は高いセキュリティーや、1枚のカードで何役もの使い道があり、カード以外に携帯電話などさまざまな形状にも対応可能です。
身近で多くの人が利用しているのが、この優れたFeliCa(フェリカ)チップが搭載されているカード型のSUICAです。他の二つのNFCとの違いがあります。よって、処理速度が速く高セキュリティーなFeliCa(フェリカ)が使われるようになりました。
NFCの種類
NFC規格には「TYPE-A」「TYPE-B」「TYPE-F」三種類あります。TYPE-A、TYPE-Bは
海外で主流規格であり、TYPE-F(FeliCa)は日本で主流の規格です。まずTYPE-Aはオランダの企業が開発した通信規格で、日本ではたばこの自動販売機で使用するTasupoに利用されています。
次にTYPE-Bはアメリカのモトローラ社が開発した通信規格で、セキュリティーの高さから日本では、マイナンバーカードや運転免許書、パスポートなどに利用されています。そしてTYPE-Fが先ほどから出てきていたFeliCa(フェリカ)の事であり、FeliCa(フェリカ)の多くはiPhoneの電子マネーやSuica、コンビニやスーパーでも使える楽天edy、WAON、nanacoなどに利用されています。
おサイフケータイに対応しているiPhoneの機種について
iPhoneにFeliCa(フェリカ)が搭載されるようになったのは2017年に発売されたiPhone7です。それ以前のiPhoneではお財布携帯の機能がついていなかったのでFeliCa(フェリカ)が搭載されていなく、不便に思っていた方も多くいました。またAndoloidoとは名称も違いiPhoneならではのFeliCaを「Apple pay」と名づけられました。
iPhone5s、iPhone6、iPhone6sなどはおサイフケータイ機能(FeliCa)が付いていませんので利用したい方は、iPhone7、iPhone8、iPhoneXへの機種変更をお勧めいたします。
FeliCaでできること
FeliCa(フェリカ)でできることは何があるでしょうか。まずは皆さんが知っていて既に利用している人が多いのが電子マネーです。前払い機能つきのFeliCaは楽天edy、WAON、Suica、nanacoなどチャージしておけばすぐに使えて便利です。一方前払いとは違い、後払い機能のFeliCaもありIDやQUICPayなど事前にチャージしていなくても使える機能です。
FeliCa(フェリカ)はそれ以外に乗車券や航空券を利用する事もできます。その中でも主流となってるのがSuicaやANASkipサービスといったかざすことで利用できる機能です。他にもFeliCa(フェリカ)は電子申請、家電製品、会員証、チケット多くの用途で利用することができます。
【iPhone】FeliCa(おサイフケータイ)の設定方法
ここまでFeliCaについては色々な用途を知っていただいたので、続いてiPhoneでのFeliCa(フェリカ)の設定方法などFeliCa(フェリカ)の細かい事について学んでいきましょう。
事前に確認しておくべきもの
事前にiPhoneのFeliCa(フェリカ)チップが搭載されてるのはどこなのか?iPhoneのホームボタンが反応するのか?を確認していきましょう。
FeliCaチップが搭載されている箇所を知っておく
iphoneのFeliCaチップの位置は背面のカメラの横にあります。Androidの携帯の背面にはわかりやすくFeliCaマークがありますがそれとは違い、iphoneにはそのFeliCaマークがないので事前に知っておくと、かざすときに便利です。FeliCaマークはお店などに設置されているので見れば一目でわかります。
ホームボタンが反応するかどうか
iPhoneのホームボタンが反応するかどうかも事前にしっかり確認してください。なぜならiPhoneのホームボタンの反応が悪かったりするとFeliCaで決済ができない原因の一つになってしまうからです。基本的に指紋認証が必要なので指紋認証の設定ができているか、故障していないか、iPhoneのホームボタンをタップして指紋認証されてるかを確認しておきましょう。
FeliCaの設定方法
事前確認やiPhoneでのFeliCaチップの位置がわかったところで、iPhoneのFeliCaの設定方法についてお話していきます。
Apple Payにカードを登録
ではさっそくiPhoneのApple Pay(FeliCa)の登録方法についてご紹介していきましょう。Apple Pay(FeliCa)でクレジットカードを利用するには、まず「Wallet」にクレジットカードを登録します。「Wallet」を起動してカード追加をタップします。表示される枠内にカードを合わせて、カードを読み込みます。iTunesまたはApple Storeで登録履歴がある場合は、セキュリティコードを入力する画面が表示されます。
カードを読み込んだらさらに利用条件を読んで、同意するとカードがWalletに追加されます。カード情報が一致しているのか確認し、セキュリティコードを入力します。次にApple Payで利用したいカードを認証します。右上の【次へ】をタップしてください。するとカードを認証する方法が表示されます。【SMS】を選択するとメッセージに認証コードが送信されます。届いた認証コードを入力するとApple Pay(FeliCa)に設定完了です。
FeliCaに対応しているクレジットカード・電子マネー
FeliCaに対応しているクレジットカードをご紹介します。
JCBカード イオンカード 楽天カード(AMEXブランドは登録不可) au クレディセゾン オリコカード セゾンカード TSカード dカード ビューカード 三井住友カード NICOSカード MUFGカード(VISA MasterCard) DCカード(JAL Visaなど) ANAカード(VISA MasterCard JCB) JALカード(JCB)リクルートカードなど様々な種類が対応しています。
一方FeliCa(フェリカ)に対応している電子マネーはSuica、ID、QUICPayが使える場所で使えます。
【iPhone】FeliCa(おサイフケータイ)の使い方
対応しているクレジットカードや電子マネーがわかったところで実際にiPhoneのFeliCaの使い方について説明していきます。
かざして指紋認証を行うだけで決済完了
このようなマークを色んなお店やコンビになどで見かけることがあります。このマークがFeliCaマークです。このマークにiphoneのNFCチップ(FeliCa)の部分をかざして指紋認証するというシンプルなものです。使い方さえあっていればiPhoneで簡単に決済することが可能です。
バッテリー切れに注意
iPhoneに登録したSuicaで電車に乗ったはいいものの、降りるときに電源オフでSuicaが使えないという状況だとどうなってしまうでしょうか ? iPhone 7、iPhone7 Plusは改札を出ることはできないので、どこから乗車したのか駅員さんに伝えて精算する必要があるのでバッテリー切れには十分注意しましょう。
バッテリーが残っていれば電源落ちていてもOK
2018年秋以降に発売されたiPhone X、iPhone XS、iPhone Max、iPhone XRには、新たに「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能が追加されました。バッテリー切れのあとに有効化される機能で、手動で電源オフしたときには利用できませんが、iPhoneがバッテリー切れに陥っても、予備電力機能付きエクスプレスカード機能で最大5時間はSuicaなどApple Pay(FeliCa)を利用した決済が可能になります。
【iPhone】FeliCa・おサイフケータイ・Apple Payの違い
FeliCa(フェリカ)、おサイフケータイ、Apple Payの違いとはなんでしょうか?大きな違いを簡単に言うとAndroidなのかiphoneなのかです。
FeliCaは決済サービスではなく規格の名称
FeliCa(フェリカ)とは決済サービスの名称ではありません。iPhoneの決済サービスはApple Payの事を指します。TYPE-F(FeliCa)のことでNFC規格の名称の一つです。
おサイフケータイはFeliCaに対応したサービスの総称
おサイフケータイは、携帯電話に埋め込まれたFeliCaチップを使った日本独特のサービス、およびこのサービスに対応したモバイルFeliCaチップおよび対応SIMを内蔵した携帯電話機、携帯端末の総称です。「サイフ」とは称していますが、必ずしも売買の電子決済のみに用いられるものではなく、その用途は様々です。雑誌などで一部「お財布ケータイ」などといった誤記が見られますが、正式な商標・サービス名称の表記は「おサイフケータイ」です。
Apple PayはFeliCa含む決済サービスをひとまとめにした総称
Apple Payとは、アップルの電子財布及び非接触型決済サービスの事であり、利用者が所持するアップル社製モバイル端末(iPhone)に主にクレジットカードなどのカードを設定し、利用する際にお店側の既存の非接触対応端末を用いる必要があります。
iPhoneのFeliCaを活用してキャッシュレスでお買い物しよう
クレジットカード、Suica、電子マネーにポイントカード。増え続けるカードでサイフはふくらんでしまいます。そこで決済機能(FeliCaフェリカ)を搭載したスマホがあれば、すべてをそこに詰め込めるので、現金でのお買い物と違いスムーズで便利にできるようになります。