【Android】アプリをアップデート/更新/バージョンアップできない原因や対処法!解決策を詳しく解説!
Androidでアプリの更新が必要なのにアップデートできないことがあります。Androidのアプリのアップデートができないことには当然原因がありますが、どのような対処法があるのでしょうか。この記事では端末の容量を確認するなどの対処法についてお伝えします。
目次
- 1Androidのアプリの更新・アップデートができない!その症状とは?
- ・インストールできないと表示される
- ・更新が進まない
- ・「ダウンロードを保留しています」から進まない
- 2Androidアプリのアップデートができない対処法【端末に原因がある場合】
- ・まずはスマホの再起動を!
- ・ストレージの容量を確認
- ・スマホの日時がズレている
- ・スマホのバージョンが最新版か確認
- ・データとキャッシュを消去
- ・ダウンロードマネージャーが有効になっているか確認
- 3Androidアプリのアップデートができない対処法【ネット環境に原因がある場合】
- ・ブラウザでWebページが閲覧できるか確認
- ・Wi-Fiの場合には同じ接続を使っている他の端末が接続できているか確認
- ・通信会社に通信障害などが起きていないか確認
- 4Androidアプリのアップデートができない対処法【アプリに原因がある場合】
- ・SNSか公式ホームページで情報収集
- ・アプリ開発者へ連絡する
- ・Google Playストアにエラー番号が表示されていないか確認
- 5Androidのアプリのアップデートができないときでも対処法が必ずある!
Androidのアプリの更新・アップデートができない!その症状とは?
Androidスマホでは、人それぞれいろいろなアプリをインストールして使っていることでしょう。仕事で使うためのアプリから、趣味のアプリ、家族や友人とコミュニケーションを取ったり情報発信するためのSNSアプリなどアプリの種類というのはいろいろと幅広くあります。
どんなアプリでも常に何らかの更新やアップデートが行われていますが、時折Androidスマホでアプリの更新やアップデートがうまくできないことがあります。この記事ではその原因と対処法について詳しく解説します。まずはAndroidのアプリの更新、アップデートができないときにはどのような症状が出るのか見ていきましょう。
インストールできないと表示される
Androidスマホのアプリのアップデートができないときには「インストールできない」と表示されることがあります。アップデートや更新でも、いったん前のアプリを完全消去してから再インストールされる場合には、新しいアプリが何らかの理由で「インストールできない」ということで更新できないことがあります。
更新が進まない
Androidスマホでアプリのアップデートは始まるものの、何らかの理由で更新が途中で止まってしまって、ある所から先へ進まなくなってしまうことがあります。通常であれば数分で終わるアップデートがいつまでたっても終わらないときには、アップデートの作業に何らかの支障が出ていると考えていいでしょう。
「ダウンロードを保留しています」から進まない
Google Playストアでアプリのアップデートの手順を踏んだのに「ダウンロードを保留しています」と表示されてそこから先に進まないことがあります。同じスマホで複数のアプリのアップデートや、音楽や動画などのファイルのダウンロードを同時に行うようにした場合、「ダウンロードを保留しています」と表示されることは珍しくありません。
しかし、同時並行で行っているダウンロードがないのに「ダウンロードを保留しています」と表示されて、そこから進まない場合には何らかの不具合が起きている可能性があります。
Androidアプリのアップデートができない対処法【端末に原因がある場合】
Androidスマホのアプリのアップデートができない場合の具体的な対処法についてみていきましょう。まずは端末に原因がある可能性がある場合に対処する方法についてみていきます。
まずはスマホの再起動を!
どんな場合でもAndroidスマホに不具合が生じた場合にはまずはスマホを再起動してみましょう。長時間スマホを使っていると、何らかのバグが生じてそれが原因で不具合を生じさせることがあります。再起動することでバグをリセットできて、アップデートできないなどの不具合が解消される可能性があります。まずは再起動、というのはどんな不具合の時にも言える手段です。
電源ボタンを長押しすると、電源を切るのか再起動するのか機内モードにするのか選択できます。「再起動」をタップして再起動して、アップデートできるかどうか確認してみましょう。
ストレージの容量を確認
スマホの中のデータやアプリの容量がいっぱいになってしまい、新しくアプリをアップデートするだけの余裕がないと更新できないことがあります。ストレージ容量がいっぱいになっていないか確認してみましょう。ストレージ容量の確認方法はAndroidスマホの「設定」を開いて「ストレージ」を開いて確認します。
SDカードを入れている場合には内部ストレージの容量とSDカードの容量を確認できますが、アプリのインストールは内部ストレージにしかできません。内部ストレージに十分な空き容量があるかどうか確認して、空き容量がない場合にはSDカードに移せるファイルを移したり、いらないファイルやアプリを削除して容量を確保しましょう。
スマホの日時がズレている
スマホの時計の日時がズレているとアプリのアップデートができないことがあります。Androidスマホの「設定」の「システム」から「日付と時刻」で確認してみましょう。
スマホのバージョンが最新版か確認
Androidスマホのバージョンが古いとアプリが対応していない場合があります。以前はインストール出来たアプリでも、最新版のアプリのアップデートでは古いAndroidバージョンは対象外になることもあります。Google Playストアのアプリのページで対応OSのバージョンが書いてあるのでまずはそちらを確認しましょう。
自分が使っているAndroidのバージョンがわからない場合には、Androidの「設定」を開いて「端末情報」から確認します。「端末情報」の中にOSをアップデートできる「ソフトウエアアップデート」もあるので、そちらを実行してみてもいいでしょう。
データとキャッシュを消去
アプリのデータとキャッシュがスマホの容量を圧迫していることもあります。データとキャッシュを消去してアップデートできるかどうか確認してみてもいいでしょう。アプリのデータとはアプリの中に保存してあるデータの全てです。LINEでいえばトーク内容や友達の連絡先などがデータになります。写真アプリなら保存してある写真がデータになります。
アプリのデータを消去するとすべてのデータが消えてしまい初期化されます。消してはいけないアプリのデータは消さないようにしましょう。LINEやインスタグラムのデータを消去すると大変ですが、Google Playストアやお買物用アプリでは構いません。
キャッシュというのは以前にそのアプリで表示した内容をアプリの中に蓄積しておいて、次回同じ内容を表示する機能です。キャッシュは消去してしまっても別に不具合は起きないのでキャッシュは消去するようにしましょう。
データとキャッシュを消去する方法は、スマホの「設定」を開いて「アプリ」を開きます。
データとキャッシュを消去したいアプリを開いて「データを消去」と「キャッシュを消去」をタップします。頻繁に使うアプリのキャッシュを消去するだけでかなりの容量が空けられるはずです。
ダウンロードマネージャーが有効になっているか確認
ダウンロードマネージャーというのはスマホにアプリやファイルをダウンロードするためのアプリです。ダウンロードマネージャーが無効になっているとアップデートファイルのダウンロードができません。ダウンロードが有効になっているか確認してみましょう。確認方法は、まずはAndroidの設定を開きます。「アプリ」を開いて「すべて」をタップします。
「ダウンロードマネージャー」をタップして「無効にする」が表示されていれば有効になっています。「有効にする」と表示されている場合には無効になっているのでタップして有効にしましょう。
Androidアプリのアップデートができない対処法【ネット環境に原因がある場合】
アップデートファイルはインターネットから入手するのでネット環境が悪いとアップデートできません。
ブラウザでWebページが閲覧できるか確認
アップデートができないだけなのか、インターネットが接続できないのか確認する方法は、ブラウザでWebページが閲覧できるかどうか確認してみます。Webページも表示されないようならネット接続自体に不具合が起きています。
Wi-Fiの場合には同じ接続を使っている他の端末が接続できているか確認
Wi-Fi接続している場合には、同じ接続を使っている他の端末があれば、他の端末でも接続ができなくなっているか確認してみましょう。他の端末でも接続できない場合には、Wi-Fiルーターかインターネットのプロバイダーに不具合が起きています。
他の端末は接続できているのにあなたの端末だけが接続できないのなら、スマホのインターネット接続に何らかの障害が起きています。
通信会社に通信障害などが起きていないか確認
SIMカードのデータ通信を利用している場合には、通信会社に通信障害が起きていないか確認してみましょう。他に接続できる端末がある場合には、通信会社のホームページを確認するか、Twitterの公式アカウントなどを確認してみます。障害が起きている場合にはホームページか公式SNSでアナウンスされているはずです。
Androidアプリのアップデートができない対処法【アプリに原因がある場合】
アプリに原因があってアプリのバージョンアップがあるのに更新できないこともあります。その場合の対処法についてみていきましょう。
SNSか公式ホームページで情報収集
アプリの公式ホームページか公式SNSがあったら、そちらでアップデートの不具合が起きているという情報がアナウンスされていないか確認してみましょう。また、Twitterなどでアプリ名で検索して、他のユーザーから不具合の情報が上がっていないか確認してみるのも有効です。
アプリ開発者へ連絡する
Google Playストアには開発元へ連絡するためのメールアドレスが記載されています。こちらから開発者へメールして問い合わせてみるのも効果的です。こちらはLINEのGoogle Playストアのページですが、このように連絡先が記載されています。
Google Playストアにエラー番号が表示されていないか確認
Google Playストアにエラー番号が表示されることがあります。アップデートがうまくできない場合には、「サーバーからの情報の取得中にエラーが発生しました。[RPC:S-3:AEC-0]」「Google Play エラーコード 24」といったメッセージとエラー番号が表示されていないかどうかも確認してみましょう。
エラー番号をネット検索して意味を調べる
エラー番号が表示されたらネットで検索してそのエラーコードの意味を調べてみましょう。しばらく待てば解決するエラーなのか、アプリのアップデート自体を諦めなければいけないほどのエラーなのかわかります。
Google Playストアの問題は解決するまで待つしかない
Google Playストアに問題が起きた場合には、ユーザー側に何もできることはありません。解決するまで待つしかありません。
Androidのアプリのアップデートができないときでも対処法が必ずある!
この記事ではAndroidスマホでアプリのアップデートができないときの原因と対処法についてみていきました。スマホの不具合の多くは再起動する方法で解決できますが、アプリのバージョンアップはそれだけではうまくいかないこともあります。
アプリの更新ができない場合でも必ず原因と対処法があります。どうしてもわからない場合には、アプリの開発者に問い合わせたり、携帯電話会社のユーザー窓口に問い合わせたりする方法もあるので、ぜひ諦めずにアップデートしましょう。