2020年06月15日更新
Zoomミーティングの主催方法!アカウント作成からホスト権限・使い方まで解説
Zoomミーティングは誰でも簡単に主催者になれますが、ホストになるためにはアカウントの作成が必要です。この記事では、Zoomミーティングを主催者として開催するときの、ホストの権限や、アカウントの作成方法、ホストとしての使い方について解説します。
目次
Zoomの主催者の権限とは?
Zoomのアカウントを作成すれば、誰でも簡単にZoomミーティングの主催者になれます。この記事では、開催する人に与えられる権限の詳細と、主催者としてのZoomの使い方について解説します。Zoomではミーティングを開催する主催者になって、開催する場合には、ホストにはどのような権限が与えられるのか、まずは解説します。
オーディオのミュート・ビデオの停止
Zoomの主催者として与えられる権限には、ミーティングを開催中に参加者の音声やビデオのオンとオフを切り替える権限があります。とある参加者の周囲の音がうるさくて他の参加者の迷惑になる時などは、主催者の権限で音声を切ることもできます。
チャットの許可
Zoomミーティングを始める前に、主催者はZoomのWebサイトのマイページで、参加者にチャットの利用を許可するかどうかを設定する権限があります。
チャットの利用を許可する場合でも、参加者同士のプライベートチャットを許可するかどうかも設定できます。チャットの設定の使い方はZoomのWebのマイページにサインインして「設定」からできます。
参加者の名前の変更
Zoomミーティングの主催者は、参加者の名前を変更することもできます。サインインしていない参加者が、名前の設定を適当にしてしまった場合に、参加者の名前が端末につけている名前のこともあります。
「iPhone」「iPad」「デスクトップ」など、参加者だけにしか分からない名前で参加してしまっている場合などには、主催者が参加者の一覧から名前を変更することができます。
ビデオの固定
Zoomのビデオ会議では、一人の特定の参加者がプレゼンを行ったり、講師として説明をしたりする場合もあります。全員に一人の参加者のビデオを固定する必要がある場合には、主催者の権限としてビデオの固定もできます。
スポットライトビデオの設定
ビデオの固定をしなくても、発言している人に注目できるように、スポットライトビデオ設定することもできます。スポットライトビデオの設定は主催者権限で可能です。
他の参加者へホスト権限を与える
有料アカウントでZoomミーティングを開催している場合のホストの権限の中には、他の参加者やホスト権限を与えることもあります。
有料アカウントのホストは、ミーティングへの参加者の誰にでもホスト権限を与えることができます。ホスト権限を与えられた参加者は、参加者のビデオや音声のオンとオフを切り替えたり、クラウド録画のオンとオフを切り替えたりすることができます。
レコーディングの許可
Zoomでクラウド録画ができるのはホストだけです。参加者もPCの内部ストレージに保存するローカル録画ならできます。しかし、参加者がローカル録画をするためには、主催者がWebのマイページで録画の許可を設定しておかなければいけません。
参加者にミーティングの録画や録音を許可するかどうかという権限も主催者が持っています。
字幕入力の依頼
Zoomでは発言に対して字幕を入力することもできます。字幕を入力してもらう参加者を、ホストが依頼することができます。
参加者の削除
ミーティングの中で、不適切発言を繰り返すなど、他の参加者に迷惑をかける参加者がいる場合には、ホスト権限でその参加者をミーティングから削除することもできます。
削除したい場合には、参加者の一覧を開いて、削除したい参加者の詳細を開きます。まずはその参加者を待機室へ移動させます。待機室へ移動させた上で削除します。
Zoomの主催者になるための準備
Zoomで主催者になるためには、いくつかの準備が必要です。まずはZoomでホストになるために必要な準備について詳しく解説します。
Zoomアカウントの作成
Zoomでミーティングの主催者になるための使い方では、まずZoomアカウントを作成します。Zoomでは、他の人がホストを務めるミーティングに参加するだけであれば、Zoomアカウントはなくても参加できます。
しかし、ホストになりミーティングを主催する場合にはZoomアカウントが必要です。Zoomアカウントを取得する方法には、メールアドレスを登録する方法と、Googleアカウントと連携させる方法があります。本名や住所、電話番号の登録は必要ありません。
Zoomアカウントの登録方法はこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
Zoomアプリの準備
Zoomのアカウントの登録ができたら、次はZoomのアプリを準備しましょう。Zoomを始める時にアプリをインストールすることもできますが、ホストとなりミーティングを主催するのであれば、あらかじめアプリを使えるように設定しておいた方がいいでしょう。
ZoomにはPC用のアプリと、スマホ用のアプリがそれぞれあります。デバイスの種類ごとの詳しいインストール方法は、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
アプリが使えないのならブラウザから利用
会社から貸与されているPCの場合には、Zoomのアプリがインストールできないこともあります。PCでZoomアプリが利用できない場合には、ブラウザから参加することもできます。ブラウザ版のZoomでは機能が一部制限されてしまうところがありますが、アプリのインストールができない場合にはやむを得ません。
ブラウザ版のZoomを利用する方法は、こちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください。
主催者としてミーティングを開催するためのZoomの使い方
主催者としてZoomミーティングを実際に行う方法を解説します。Zoomのミーティングを始める方法には、今すぐにミーティングを始める方法と、ミーティングの予定をスケジュールしておく方法があります。それぞれの方法について解説します。
今すぐミーティングを始める方法
今すぐZoomミーティングを始める方法です。
Zoomを起動してサインインしたら「新規ミーティング」をクリックします。するとビデオ会議の画面が起動して、Zoomミーティングが始まります。
参加者を招待する方法
スケジュールせずに新規でZoomミーティングを始めた場合には、参加者はミーティングを開始してから招待します。参加者を招待する方法は次のとおりです。
まずは、Zoomのビデオ通話の画面の上にマウスポインタを乗せます。すると下にホストとしてのメニューが表示されるので「参加者」をクリックします。右サイドに参加者の一覧が開き、その下に「招待」のボタンが出現します。「招待」をクリックします。
参加者を招待できる画面が開きます。端末に保存してある連絡先から招待する場合には「連絡先」をクリックして、招待する参加者を選択します。
「招待をコピー」をクリックすると、参加用URLとミーティングIDとパスワードが記載された招待状がクリップボードにコピーされます。そちらをメールやLINEなどに貼り付けて送信すると、参加者を招待できます。
ミーティングをスケジュールする方法
Zoomではミーティングの予定をあらかじめスケジュールすることもできます。こちらでは、ミーティングをスケジュールする方法について解説します。
Zoomを起動してサインインしたら「スケジュール」をクリックします。
Zoomミーティングの予定の詳細を入力する画面が開きます。こちらの画面からミーティングのタイトルや日時、カレンダーとの連携などを設定します。諸々が設定できたら「スケジュール」をクリックするとミーティングの予定をスケジュールできます。
参加者を招待する方法
スケジュールしたミーティングへの招待状は、スケジュールした直後に端末の画面に表示されるので、そちらをコピーして招待しましょう。スケジュールしてから時間が経ってしまった場合には、次の手順で招待状を作成します。
Zoomを起動したトップ画面から「ミーティング」をクリックします。
するとスケジュールを立てたミーティングが一覧となって右サイドバーに表示されているので、参加者を招待するミーティングを選択します。
「招待をコピー」をクリックすると、クリップボードにそのミーティングへの招待状がコピーされます。そちらをメールやLINEなどに貼り付けて、招待したい方へ送信すれば招待できます。
主催者としてZoomミーティングを開催してみよう!
この記事では、Zoomの主催者の権限と、主催者としてのZoomの使い方について解説してきました。このように文字にして書かれている、Zoomでミーティングを主催することは難しいことのようにも感じるかもしれません。
しかし、試しにやってみると実はZoomでのミーティングの主催の使い方はそれほど難しくはありません。仕事で使わない方も、ぜひZoom飲み会などを主催してみましょう。