声のメディア「Voicy(ボイシー)」の機能と使い方!料金や特徴も解説!
声のメディア「Voicy(ボイシー)」にはまる人が続出しています。インフルエンサーの中にはブログやSNSからVoicyに乗り換える人も現れているといいますが、どのようなアプリなのでしょうか。この記事では使い方や機能などについて詳しくみていきましょう。
目次
- 1声のメディア「Voicy(ボイシー)」とは?
- ・声のメディアサービス
- ・公認パーソナリティが音声コンテンツを配信
- ・ブログやSNSから乗り換えるインフルエンサーも!
- 2Voicyと他の音声メディアとの違いは?
- ・パーソナリティーはオーディションでの審査制
- ・幅広いテーマが用意されている
- ・放送時間が決まっていない
- ・何度も聞けることも特徴
- ・巻き戻しや早送りといった機能も
- ・Voicyには倍速再生機能も
- 3Voicyの料金
- ・聴くだけなら料金は無料
- ・チャンネル開設には料金がかかる
- ・有料料金の応援コミュニティがある
- 4Voicyの使い方【聴く方法について】
- ・聴く方法について
- 5Voicyの使い方【配信する方法について】
- ・パーソナリティになるためにはオーディションに応募を!
- ・配信を練習できるアプリについて
- 6Voicyは要チェックの今後注目のメディア!
声のメディア「Voicy(ボイシー)」とは?
インフルエンサーや自分で個性的なメディアを立ち上げたい人の情報発信方法には、SNSやブログ、YouTube、ウエブサイトなど様々な方法があります。現在はネットやアプリを通して様々な発信方法があり、情報を受け取る側も様々な手段で情報を受け取ることができるようになりました。
さまざまな情報の発信方法、受取方法がある中で声のメディア「Voicy(ボイシー)」というのが注目されています。声のメディアといえばもっとも古いものはラジオが、インターネット時代になってからはPodcastが注目を集めてきました。
しかし、同じような声のメディアであってもVoicyはラジオやPodcastとは一線を画すメディアだと注目を集めています。この記事ではVoicyとはどのようなメディアなのか、使い方や機能なども含めて詳しく解説します。
声のメディアサービス
Voicyとは声のメディアサービスです。音声メディアといえばラジオやポッドキャストもあります。しかし、ラジオは番組の中でパーソナリティのおしゃべりや語りだけではなく、ゲストを迎えた対談や途中途中で音楽を挟むことがよくあります。
一方ではVoicyではタイトルテーマに沿った内容をパーソナリティが一人語りで情報を伝えるという形がほとんどです。ラジオ形式で途中で音楽を挟むような番組がないわけではありませんが、Voicyとは内容はそのテーマに沿ったものが多く、専門的でお堅い内容の番組もたくさんあります。
公認パーソナリティが音声コンテンツを配信
株式や投資、コミュニケーション術など多岐にわたったテーマの音声メディアを聴くことができるものには、Podcastもあります。VoicyとPodcastの大きな違いというのは、Podcastは誰でも音声メディアを配信できるのに対して、VoicyとはVoicyで認定を受けた公認パーソナリティにならなければコンテンツを配信することができません。
例えば株式投資の方法というテーマの音声メディアを配信するとしても、Podcastでは自分でチャンネルを開設して勝手に配信することもできてしまうので、その情報の正確性に疑問が付く場合もあります。しかし、Voicyでは少なくともVoicyの審査を通ったパーソナリティにならなければコンテンツを配信できません。
その点では同じような内容が配信されているとしても、Voicyの方が信頼性が高いとPodcastを聴いていた人たちがたくさん乗り換えています。
ブログやSNSから乗り換えるインフルエンサーも!
Voicyでは企業やインフルエンサーがチャンネルを有料で開設することもできます。しかし、チャンネルや番組が乱立してしまうと、リスナーにとってアプリの使い勝手とても悪くなってしまいます。そのために、チャンネル開設数を制限しています。
また、Voicyでパーソナリティになるためには公認パーソナリティにならなければいけません。ということで、Voicyでチャンネル開設ができて、パーソナリティになることができれば、インフルエンサーとしての格が数段上がることになります。
このことから、現在誰でも簡単に開設できるSNSやブログで情報発信していたインフルエンサーの多くが、Voicyへ乗り換えています。Voicyの厳しい審査を乗り越えてチャンネル開設やパーソナリティになることができた人が発信する声のメディアの信頼性は、他のメディアとは比べ物にならないほどです。
ということで、専門性の高い非常に質の良い番組を聴けるということで人気が高くなっているのがVoicyです。
Voicyと他の音声メディアとの違いは?
VoicyとラジオやPodcastなどの他の音声メディアとの違いとはどのようなものがあるのか、こちらで詳しく見ていきましょう。
パーソナリティーはオーディションでの審査制
声や動画で誰でも情報を発信できるYouTubeやPodcastは、誰でも簡単に情報を発信できるメディアです。しかし、誰でも簡単に動画や音声を発信できるメディアなので情報の正確性に疑問符が付くこともあります。その点、Voicyはパーソナリティをオーディションで選考しています。
オーディションの内容も、Voicy公式チャンネルであってもチャンネル名を公開した上で、喋りの技術だけではなくその分野に関する専門性等も審査の対象にしています。そのために、他のメディアと比べると情報の正確性や専門性にも信頼がおけると話題になっています。
幅広いテーマが用意されている
Voicyが人気の理由とは、Voicyだけで幅広いテーマから番組を探すことができる、という点です。PCのブラウザからVoicyの公式ページを開いてみただけでも、ダイエットから転職に関する情報、NASAエンジニアの番組、株式投資や自己啓発、職場の健康管理など様々なチャンネルが開設されています。
Voicyだけで専門性の高い音声情報を無料で手に入れることができる、ということで他のメディアを利用しなくても十分だという人が沢山殺到しています。
放送時間が決まっていない
ラジオなどの他の音声メディアとの大きな違いは、Voicyは放送時間が決まっていない、という点があります。配信される日時はもちろん決まっているのですが、番組はVoicyに配信されたらいつでも好きな時に聴くことができます。
ラジオもradikoなどのアプリが登場したことで、タイムフリー機能で1週間前にさかのぼって聴き直すことができますが、すべての番組が聴けるわけではありません。1週間経ったら聴けなくなってしまいます。その点、いつでも自分が聴きたいときに聴きたい番組を聴けるのもVoicyが人気の理由と言えるでしょう。
何度も聞けることも特徴
また、Voicyでは何度も同じ番組を聴き直すことができるという点も大きな特徴です。radikoではタイムフリーで聴き始めたら、その番組は1日しか聴くことができません。聴き始めから24時間以上経ってしまったら、1週間以内であってもその番組を聴き直すことはできなくなります。
しかし、Voicyでは気に入った番組は何度でも聴き直すことができます。語学などの復習が必要な学習系チャンネルは何度でも聴き直せるので、復習することも簡単にできるのがVoicyの利用者が増えている理由の一つです。
巻き戻しや早送りといった機能も
また、Voicyでは巻き戻しや早送りといった機能も簡単にできる点が人気です。ラジオの生配信では巻き戻しや早送りといった機能は使えません。radikoでのタイムフリーではできないことはないのですが、操作が難しくて、聴きたいところへ自由に移動する、という機能は不十分です。
その点、Voicyでは簡単に早送りや巻き戻しができる機能が付いています。下の画像はPCのブラウザでとある番組を再生した時に出てきた機能のボタンですが、早送りと巻き戻しボタンが付いているのがわかります。
Voicyには倍速再生機能も
また、巻き戻しと早送りの機能のボタンの横には「1×」というボタンもあります。こちらは再生速度を変更できるボタンです。こちらのボタンをクリックすると、1倍、1.2倍、1.5倍、2倍と速度を変更できます。倍速で聴くことで学習スピードが上がるともいわれているので活用したい機能です。また時間を節約したい人にはうれしい機能です。
Voicyの料金
Voicyの料金はどのくらいかかるのか見ていきましょう。
聴くだけなら料金は無料
Voicyを聴くだけなら料金はかかりません。VoicyのアプリやWebページは無料で無料で利用できます。またすべてのチャンネルや番組を無料で聴くことができます。
チャンネル開設には料金がかかる
Voicyにチャンネルを開設しようと思ったら、そのときには料金がかかります。有料でチャンネル開設をするプランには、月額10万円からのスタンダードプラン、月額30万円からのプラス、月額50万円からのエンタープライズの3つのプランがあります。
現在はスタンダードプランのみ開設可能ですが、お金を払えばチャンネル開設できるわけではありません。パーソナリティの公募と同じように、チャンネル開設者も公募制を取っているので、厳しい審査に通らないとチャンネル開設できません。詳しいことはVoicyのチャンネル開設申し込みについてのページをご覧下さい。
有料料金の応援コミュニティがある
リスナーがVoicyを応援する仕組みとして、月額1口1,000円からの「Voicy応援団」というのもあります。ボイシー応援団というのは、Voicyでもっと面白い役に立つコンテンツを配信して欲しいと、応援したいリスナーがその気持ちをコミュニティに参加することで表現できるようにしたものです。
ボイシー応援団に入り月額会費を支払うと、最新のVoicy情報やサロンなどの情報が掲載されたメルマガが配信されるだけでなく、イベントへの特別参加チケット、応援団特設ページへの名前の掲載などの特典が受けられます。
もっともっとVoicyをおもしろくしてほしいという人は、ぜひ応援団への加入も検討してみるといいでしょう。加入申し込みはこちらのページからどうぞ。
Voicyの使い方【聴く方法について】
ボイシーの使い方についてみていきましょう。
聴く方法について
Voicyの使い方、聴く方法はWebページから聴く方法とアプリを使って聴く方法があります。
Webページから聴く方法
Webページから聴く方法は、Voicyのページをブラウザから開いて、聴きたい番組をクリックします。すると再生ボタンが出てくるので、そのボタンをクリックすると聞くことができます。スマホのブラウザからでも聴けるので、アプリをダウンロードしようか迷っている人はまずはブラウザで試し聴きしてみてもいいでしょう。
専用アプリのダウンロード
スマホでVoicyを聴くのならアプリを使うといいでしょう。ボイシーを聴くためのアプリは、iPhone、Androidそれぞれ用意されています。iPhoneの人はAppストアで、Androidの人は「ボイシー」と検査kするとアプリを見つけることができます。
アプリの使い方は、アプリをひらいたら「新着」や「おすすめ」、「ランキング」やキーワードやパーソナリティ名から聴きた番組を探します。聴きたい番組が見つかったら再生ボタンをタップするとその番組を聴くことができます。
アカウント登録するとできること
ボイシーはアカウント登録しなくても使うことができますが、アカウントを登録することもできます。ボイシーにアカウント登録することでできることとは、番組やチャンネル、パーソナリティをフォローしたり、番組ページからコメントを書き込むことです。
アカウント登録やログインは無料でできます。パーソナリティや他のリスナーとコミュニケーションを取ってみたい、という人はぜひアカウント登録して、もっと幅広くVoicyを活用してみましょう。
Voicyの使い方【配信する方法について】
Voicyの使い方では、番組の配信方法を知りたい、という人もいます。Voicyで配信するためにはどうしたらいいのか見ていきましょう。
パーソナリティになるためにはオーディションに応募を!
Voicyではパーソナリティになって番組を配信するためには、オーディションに合格しないといけません。チャンネル開設はパーソナリティに合格した後の話になります。まずはオーディションに応募してパーソナリティになることをおすすめします。
配信を練習できるアプリについて
しかし、オーディションの練習の仕方がわからない、という人もいます。そのような人のためにVoicyからは「Voicy Recorder」というアプリが配信されています。このアプリは、実際にパーソナリティがVoicyの番組を録音するために使っているのと同じアプリです。
このアプリを使って具体的な録音や配信の練習ができます。パーソナリティのオーディションを受けたいと思っている人は、ぜひこのアプリを使って番組作りを体験して、練習してみましょう。尚、こちらのアプリはiPhoneもしくはiPadのみで利用できます。Android版はありません。
Voicyは要チェックの今後注目のメディア!
この記事ではVoicyとはどのようなアプリで、どのような使い方をするのか、といったことについて詳しく見てきました。Voicyは誰でも簡単に高品質な番組を聴くことができるメディアです。
YouTubeやPodcastでも同じような番組が見られますが、やはりオーディションやチャンネル審査が厳格という点は他のメディアとは大きく違う点です。まだVoicyを聴いたことがない人は、ぜひVoicyを聴いてみましょう。そして応援したいと思ったら、応援団になってVoicyをもっともっと応援していきましょう。