Twitterで他人のリツイートを非表示に設定！一括での確認・解除方法は？

気が付いたら自分のTwitterのタイムラインがリツイートで埋まっていた、なんてこともあります。自分が気になってリツイートしたものならともかく、他人のリツイートで自分のタイムラインが埋まってしまうことに耐えられない、という人もいます。

実はTwitterでは特定のフォロワーのリツイートを表示しないように非表示の設定にすることができます。Twitterはコミュニケーションツールとしての側面もありますが、他人のツイートをリツイートするばかりではコミュニケーションもできません。この記事ではリツイートを非表示にする方法についてみていきましょう。

まずは具体的なリツイートの非表示の方法を見ていく前に、特に非表示にしたくなるリツイートとはどんなリツイートなのか見ていきましょう。

自分の意見をつぶやくことなく、他人のリツイートをするだけでタイムラインを埋め尽くすようなリツイートは非表示にしてしまいたくなるリツイートといってもいいでしょう。Twitterの利用者の中には、まるでbotのように他人のリツイートばかりを集めてきてリツイートしまくっている人もいます。

他人のリツイートの中にはもちろん役に立つ情報もたくさんありますが、どうでもいいようなリツイートも多くのが現状です。どうでもいいようなリツイートでタイムラインが埋め尽くされるのであれば、そんなリツイートばかりしている特定のフォロワーのリツイートを非表示設定にしてしまった方がいいでしょう。

Twitterにはbotといって、自動でツイートやリツイートを連発しているアカウントもたくさんあります。有名人の名言だとか、ある条件の情報のリツイートを連発することで、フォロワーがたくさんいるbotアカウントもあるのは事実です。

しかし、botとは思えないようなアカウントがまるでbotのように他人のリツイートばかりを連発しているのは、非表示にしてしまいたくなるアカウントの一つといっていいでしょう。botではないのなら、その人の個性というのもTwitterを通して表現したほうがいいでしょう。

自分ならではの個性がなくて、リツイートばかりを連発しているような特定のアカウントのリツイートも表示しないように非表示にしたいリツイートといっていいでしょう。

また、自分の意見をリツイートしながら言っているといっても、リツイートに対して反論や暴言ばかりを投げかけているアカウントも、非表示にしたいものです。後の方でも見るように残念ながら引用リツイートは非表示にすることができないのですが、反論や暴言ばかりが自分のタイムラインに流れてくるのは、あまり気持ちがいいものではありません。

意味のある反論なら受けて立った方がいいものもあります。しかし、中には自分のストレスを発散させるために誰かれ構わず反論や暴言をぶつけているような人もいるのが事実です。そのようなリツイートは非表示にできるのなら非表示にしてしまいましょう。

引用ツイートばかりで非表示にできないのなら、フォローを外すかミュートを掛けて、目に入らないようにすることも大切です。

2018年4月にアメリカで150年以上続く老舗雑誌のThe Atlanticが、Twitterのリツイートは非表示にするべき、という論評を掲載したことも話題になっています。

リツイートを非表示にした方がいいという理由は、Twitterで気軽にリツイートできることで、暴力やヘイトとといったものが瞬時に拡大されることがあり、それがユーザーにとってノイズになるから、というものです。

SNSというのは人々の間の共感の精神によって運用されるものです。しかし、共感される内容が平和や優しさ、思いやり、といったプラスの方向に働くものばかりとは限りません。フェイクニュースや暴力性を帯びたもの、人々の間に憎悪を増幅させるような、マイナスの内容に大きな共感が集まってしまうことがあります。

TwitterというのはSNSの中でも特に拡散力が強いものとして知られています。フォロワーがリツイートしたリツイートの内容が、時としてTwitterを利用するユーザーのノイズになる可能性がある、ということでリツイートは非表示にした方がいいとのことです。

確かに、自分自身の意見ではなく、リツイートで流れてきた他人の意見や、特定の方向性の意見に影響されてしまうことが多いのであれば、リツイートは目にしない方が精神的に健全性を保つことができるでしょう。リツイートの内容や使い方も考えたほうがいいでしょう。

他人のツイートをリツイートばかりしているようなフォロワーは非表示設定にすることができます。ここからは具体的に特定のフォロワーのリツイートだけを非表示にする方法についてみていきましょう。

端末の種類ごとの特定のフォロワーのリツイートの非表示設定の設定方法は次の通りです。

まずはPCでの特定のフォロワーのリツイートの非表示方法です。自分のタイムラインから、リツイートを表示したくないフォロワーの名前をクリックして、その人のTwitterのページへ行きます。ページの右上の「フォロー中」の右側にある「︙」をクリックします。

すると表示されたメニューの中に「リツイートは表示しない」というのがあります。そちらをクリックすると、そのフォロワーのリツイートは自分のタイムラインには表示されません。

Androidでのフォロワーのリツイートの非表示設定は次の通りです。まずはAndroidでTwitterのアプリを開いて、リツイートを非表示にしたいフォロワーのアカウントのページに行きます。そのフォロワーのページの上の方に「︙」があるのでそちらをタップします。

すると出てきたメニューの中に「リツイートは表示しない」とあるので、そちらをタップすると、そのフォロワーのリツイートは非表示になります。

iPhoneでのフォロワーのリツイートの非表示設定も同じような方法です。まずはリツイートを非表示にしたいフォロワーのアカウントページへ行きます。すると画面の右上に「…」があるのでそちらをタップします。

表示されたメニューの中に「リツイートは表示しない」があるので、そちらをタップするとそのフォロワーのリツイートが非表示に設定されます。

リツイートを非表示にする設定をしたけれども、非表示設定を解除したいというときにはどうしたらいいのでしょうか。リツイートの非表示設定を解除したいときには、まずはリツイートの非表示設定をしたときと同じ手順で、「リツイートは表示しない」が表示されたメニューを出します。

するとリツイートを非表示設定しているフォロワーのアカウントページのメニューでは「リツイートを表示する」と表示されます。そちらをタップすると、そのフォロワーのリツイートの非表示が解除されてリツイートがが表示されるようになります。

自分がリツイートを非表示にしている人のアカウントを確認することもできます。Twitterのもともとの機能ではありませんが、Twitterと連携して使えるアプリを認証することで、リツイート非表示済みアカウントを確認することができます。確認ページから解除ページへ飛ぶこともできるので活用しましょう。

リツイートを非表示にしているアカウントを確認するためのアプリは「リツイート非表示済みアカウントチェッカー」です。こちらのリンクからその確認できるアプリのページに入りましょう。

PCでTwitterにログインしている状態で、同じブラウザからこちらのページに入り「認証する」をクリックします。

「連携アプリを認証」をクリックします。

アカウントとアプリの連携ができると、そのページの中で自分がTwitterでリツイートを非表示にしているアカウントの数を確認することができます。

上の画像の部分をクリックすると、具体的にリツイートを非表示にしているアカウントを確認することができます。そちらからTwitterに飛ぶこともできるので、リツイートの非表示を解除したいときには、確認から解除することもできます。

リツイートを一括して非表示にする方法についてみていきましょう。

リツイートを一括で非表示にする方法、ということでいろいろと一括非表示の方法を探してみたら、Twitterのデベロッパーツールを利用する方法というのを見つけました。そこで、一括リツイート非表示設定をデベロッパーツールから試してみようと思ったのですが、デベロッパーツールが見つかりません。

いったいどういうことなのかと調べてみたら、2018年の夏にTwitterのデベロッパーツールを利用するためには、開発者専用アカウントの登録をして、Twitter社からの許可がなければ使えなくなったとのことです。

どうやら以前は誰でも通常のTwitterアカウントからデベロッパーツールを利用することができて、そこにリツイートを一括非表示にできるコードを入力すれば、簡単に一括非表示の設定を行うことができたようです。

しかし、現在ではそのデベロッパーツールを簡単に使えなくなってしまったことから、誰でもリツイートを一括非表示設定することはできなくなりました。リツイートを表示したくない場合には、一括ではなく、個別に非表示設定を行っていくしかありません。

一括で非表示設定を行うことが現在ではほぼ不可能になっているので、一括で行った非表示設定を解除する方法もありません。以前、デベロッパーツールを使って一括でリツイートの非表示設定を行ってしまった人も、解除したいと思っても現在はデベロッパーツールを使って解除することはできなくなっているので注意しましょう。

一括でリツイートを非表示設定することはできませんが、個別に表示しないように非表示設定を行うことはできます。リツイートを表示しないように非表示設定を行うときには、確認しておかなくてはいけない注意点があります。その確認しておくべき注意点についてみておきましょう。

Twitterでリツイートするときには、そのツイートだけをただ単にリツイートする方法と、自分の感想などを付け加えて書き込むことができる引用リツイートがあります。特定のフォロワーのリツイートを表示しない設定にしても、引用リツイートを非表示にすることはできません。

暴言や反論ばかりが書き添えられている引用リツイートを見たくないときでも、何か一言でも感想などが付け加えられている引用ツイートは、表示しない設定にはできないのです。フォローを外してしまったら、その人のツイートそのものを見なくて済むのですが、友人や知人でフォローを外すことができないこともあります。

そんな時には、フォローを外さずにミュートする、という方法もあるので検討してみましょう。

リツイートを表示しない設定にできるのはフォロワーのみになります。とはいっても、自分のタイムラインに流れてくるツイートは自分がフォローしているアカウントのツイートだけなので、特にこの点は問題ないかもしれません。

ただし、リツイートを非表示に設定したとしても、表示されないのは自分のタイムライン上だけです。非表示設定にした特定のフォロワーのアカウントページに行けば、リツイートを確認することができてしまうので注意しましょう。

例えばPCで特定の他人のリツイートを非表示設定にしたのに、iPhoneやAndroidでは表示されていた、ということが度々起こるようです。時間が経てば設定が同期されて、直ることもあるようですが、時間が経っても直らないこともあります。違う端末間でリツイートの非表示設定が共有されないこともある、ということは頭に入れておきましょう。

この記事ではTwitterでリツイートを非表示にする方法についてみてきました。Twitterは140文字という短い文章で、ブログやFacebookなどと比べても気軽に投稿することができたり、いろいろと有意義な情報を得られたりする、本当に便利なツールの1つです。しかし、リツイートばかりがタイムラインに表示されるのもウザく感じます。

フォロワーが多い人にとっては、一括でリツイートを非表示設定できないのは面倒くさいことですが、特にリツイートがうるさいと感じる特定の人のリツイートを非表示にはできます。ぜひ見たくないリツイートは非表示設定にして、自分の目に入るタイムラインをすっきりと、いい情報だけが掲載されるように整理していきましょう。