2024年01月31日更新
X(旧Twitter)の鍵垢が見れるのははぜ?鍵垢のツイートが見れる理由と対処法を解説!
近年のX(旧Twitter)では、アカウントに鍵をかけることで、承認したアカウント以外にツイートやフォロワー、フォローしているアカウントを見られないように設定できます。現在、Xは多くの人が利用しているため、何気なく発信したツイートが炎上したり、個人を特定されたりといったトラブルに巻き込まれることも増えてきました。 この記事では、Xの鍵垢が見れる理由や対処法を紹介します!
目次
X(旧Twitter)で鍵垢なのにツイートが見れる理由
Xを鍵垢にするメリットとして、親しい友人だけにツイートが表示でき、自分の好きなことを人目を気にせずにツイートできるという点にあります。鍵垢の設定は、いつでも変更が可能です。しかし、本来フォロワー以外には見られない鍵垢のツイートが他の人に見られる場合があります。それは以下の4つです。
- キャッシュを取得する
- 「Nitter」で見る
- RTキャンペーンなど一時的に鍵を外した
- X(旧Twitter)のバグ「鍵垢貫通」
それぞれ解説します。
キャッシュを取得する場合
キャッシュとは、データを一時的に保存する機能のことです。
鍵垢にしてあまり時間が立っていないアカウントであれば、キャッシュを利用することで、直近のツイートを見れることがあります。キャッシュを利用すると、削除されたアカウントやツイートの場合でも見れる可能性が高まるのです。
もし鍵垢に変更した直後でも、ツイートの表示回数が多いようであれば、キャッシュ取得を疑った方がいいでしょう。
「Nitter」で見る場合
Nitterとは、Xでアカウントを作成していなくても、ツイートが閲覧できるX非公式の閲覧サイトです。しかし、通常Nitterでは鍵垢のツイートは閲覧できません。
ただ、状況によっては、途中で鍵垢にした場合など稀に鍵垢のツイートが見れることがあります。Nitterへの反映が遅れるためです。これまでNitterを利用してツイートを見ていた人であれば、鍵垢になった後もこの方法でツイートを閲覧する可能性があるでしょう。
リツイートキャンペーンなどで一時的に鍵を外した場合
大企業や著名人がまれに行っているリツイートキャンペーン。このリツイートキャンペーンは応募する時に鍵垢だと相手に認知してもらえないため、一時的に鍵を外す人が多いです。その時にフォロワー以外の人にツイートを見られている可能性があるでしょう。
大規模なリツイートキャンペーンであれば、様々なところで話題になり、多くの人が参加します。その時に気になっている鍵垢が鍵を外していないかチェックしている人がいるかもしれません。
また、主催者に認知されていたり、キャンペーンが終了していたりすれば、鍵を外しておく必要はありません。しかし、その後にしばらく鍵をかけ忘れるといったケースも考えられます。リツイートキャンペーンに参加する時は、ツイートを見られるリスクがあることを忘れないでください。
X(旧Twitter)のバグ「鍵垢貫通」
Xだけではなく、アプリはバグが起こる可能性があります。このバグが原因で、鍵垢のツイートが見れるといった現象が発生したことがあります。この恐ろしいバグは、「鍵垢貫通」としてトレンド入りしました。
鍵垢貫通とは、フォロワー外の鍵垢がツイートした内容がおすすめに流れてくるという現象です。実際にバグが発生した際には、「誰にも見られたくない内容をツイートするためにフォロワー0人の鍵垢を作成したのに、このようなバグが発生してしまうのでは、鍵をつけている意味がない」といった意見もありました。
このような現象は、いつ起こるかわからず、知らない間に鍵垢貫通している場合もあるため、注意しましょう。
鍵垢なのにツイート以外の情報は見られている!?
鍵垢でも、他のユーザーに見られている情報はいくつかあります。それは以下の6つです。
- ユーザーIDとアカウント名
- フォロー数とフォロワー数
- アイコン画像
- ヘッダー画像
- X(旧Twitter)を始めた年月
- プロフィールの文章
ツイートは見られていなくても、アイコンを顔写真にしていたり、ユーザーIDやアカウント名が本名と似ていたりすると、特定されやすくなります。職場の人や家族に見られたくないプライベートな内容を投稿したため、個人を特定され、フォロー申請が送られてくるといった気まずい状況にもなりかねません。
個人を特定されないように、個人情報を詳しく記載しないようにするのが安全です。
鍵垢なのに表示回数(インプレッション)が増えている原因は?
鍵垢がツイートした内容はフォロワーにしか表示されません。しかし、フォロワーが0人でバグが発生していないのに、表示回数が増える場合があります。
しかし、フォロワーが0人で鍵垢なのに、なぜ表示回数が増える現象が起こるのでしょうか。それは、自分でスクロールしたり、投稿内容を確認したりした場合でも表示回数としてカウントされるからです。表示回数がそこまで多くないのであれば、自分が確認した際にカウントされた可能性が高いでしょう。
表示回数が急激に増えた場合は、鍵が外れていないかどうかを確認しましょう。改善されないようであれば、アカウントの作り直しも考えた方がいいでしょう。
鍵垢でツイートが見れる時の対処法3選
公表されていないバグや仕様の変更によって、鍵垢にしていてもツイートが見られる場合があります。そのため、このような現象が解消されるまでは、下記の3つに注意してください。
- いいねは鍵垢同士でする
- いいねではなくリツイートする
- ふせったーやぼかしったーなどワンクッションサービスを利用
それぞれ詳しく解説します。
①いいねは鍵垢同士でする
鍵垢貫通のようなバグは、公開垢が鍵垢をいいねした際に発生しています。そのため、鍵垢同士でいいねを行えば、ある程度のトラブルは防げる可能性が高いでしょう。
また、公開垢のおすすめに流れるよりも、鍵垢の方がツイートが広がりにくいため、トラブルが少なくて済みます。普段は鍵をつけていないユーザーも、このようなトラブルが起こっているのであれば、状況が回復するまでは鍵垢にしておくのが安全です。
②いいねではなくリツイートする
いいねではなくリツイートであれば、おすすめにツイートが流れるといったバグは起こりません。そのため、ツイートに反応したい時はリツイートを選びましょう。
鍵垢のツイートであれば、リツイートはその鍵垢をフォローしているアカウントしか見ることができません。ツイートに反応があるということは、投稿者のモチベーションにも繋がるので、このような場合はいいねではなく、リツイートで代用するのがおすすめです。
③ふせったーやぼかしったーなどワンクッションサービスを利用
ふせったーやぼかしったーなどのワンクッションサービスを利用することで、ツイートが見られる可能性が低くなります。
ふせったーやぼかしったーなどは、投稿内容を伏せ字やぼかし画像にして投稿できるサービスです。このサービスは、ツイートの公開範囲を細かく指定できるので、鍵垢よりもよりガードが固い投稿ができます。
公開範囲を指定していても、ツイートの表示回数はカウントされるので覚えておきましょう。
X(旧Twitter)での声は?
近年のXでは、鍵垢が見れる事態に対してのツイートが多くあります。鍵垢に設定していても、ツイート内容が見れるのは不安ですよね。以下では、鍵垢貫通に遭遇した方のツイートを紹介します。
oh……オススメTLで相互と知らない鍵垢の人とのリプ会話が普通に流れとる……こういう形の鍵垢貫通もあるんか……
— クロ (@wcat_9rin) January 5, 2024
この方は、鍵垢がリプライ欄で話していることが見れたことによって、鍵垢貫通ということが分かったみたいですね。
なぜか鍵垢見れる笑 pic.twitter.com/I4tlwvr2DD
— D_RUMA (@daruma_type89) July 2, 2023
この方は、鍵垢のツイートを見れたようです。鍵垢でお互いにフォローしていない人から内容を見られるのは怖いですよね。
なんかフォロワーさんの誰かが昨日だか一昨日に知らない人の鍵垢のツイートなぜか見れるって呟いてたけど
— Mokkun (@mk_666_k) February 16, 2023
鍵垢のツイート見れるバグ結構起きてるのかね🤔
この方はフォロワーのツイートで鍵垢貫通を知ったようです。個人を特定できるような内容を呟いていないことを願うばかりです。
鍵垢が見れる理由と対処法まとめ
鍵垢のツイートは、Xのバグや仕様の変更、一時的に鍵を外した時に見られている可能性があると分かりました。
ツイートの内容をどうしても見られたくないのであれば、ワンクッションサービスを利用し、より厳重に管理をするといいでしょう。
また、鍵垢でもアカウント名やアイコンといった情報は誰でも閲覧可能です。そのため、個人情報が特定できるような情報は載せない、一時的に鍵を外した場合はできるだけすぐ鍵をかけるなどの意識を心がけて、ツイートや個人情報が知られないように注意してください。