Twitterスペースのやり方!機能・招待/参加方法や録音・コメントする方法について解説
Twitterの新機能Spaces(スペース)が話題になっています。TwitterでSpaces(スペース)でホストになるやり方や参加したり招待などの機能の使い方はかんたんです。この記事では、ホストとしてSpaceの開設方法などのやり方について解説します。
目次
Twitter新機能のSpace(スペース)とは?
Twitterに新機能Spaces(スペース)が登場しました。Twitterのスペースとは、一口で説明するとTwitter版のClubhouseです。Clubhouseとは、一時期世界中で大きな話題になった音声SNSです。つながりのある人と音声での会話でつながることができる他、他のユーザーがその会話を聞いて楽しむことができます。
TwitterのスペースもClubhouseのように、ホストとゲストの会話をその他のユーザーが聞くことができる機能です。Clubhouseとは違い、スペースではTwitterの通常のツイート機能でのコメントと連携させることや、話す内容をすぐに文字化することも可能です。
音声だけでは理解が難しいことも字幕機能で理解しやすくなったり、聴覚に障害のある方でも字幕でラジオSNSを楽しめたり、ツイート機能との連携でのコメントでリスナーと盛り上がったりできる、TwitterならではのラジオSNSがスペースです。
TwitterのSpaces(スペース)のやり方・使い方
Twitterでのスペースのやり方について見ていきましょう。Twitterのスペースには、スペースを開設するホスト、ホストに招待されて会話に参加するスピーカー、会話には参加しないで聞くだけのリスナーの3種類のポジションがあります。ホスト、スピーカー、リスナーのそれぞれのポジションでのスペースのやり方について解説します。
ホストとしてスペースを主催する方法
まずはホストとしてTwitterにスペースを開設する方法を見ていきましょう。ホストとはスペースを開設して管理する主催者です。ホストがスペースを開設した後で、他のユーザーに共同ホストのリクエストを送って依頼することも可能です。
ホストとしてスペースを開設するための条件はあるの?
ホストとしてスペースを開設するための条件が一つあります。それは、Twitterを公開設定にしていることです。鍵垢ではスペースをホストとして開設できません。
また、ホストとしてのスペースの作成はスマホアプリからしかできません。ホストとしてスペースを始めるのならiPhoneもしくはAndroidのスマホアプリを使いましょう。PCおよびスマホのブラウザ版Twitterからはホストとしてスペースを始めることはできません。
以前はホストとしてのスペースの開設にはフォロワー数600人以上という制限がありましたが、現在は人数制限は撤廃されています。フォロワーが少ないユーザーでもホストになってスペースを開設できます。
スペースの作成方法(今すぐ始める)
実際にホストとしてスペースを作ってみましょう。ホストになってスペースを作るためにはiPhoneもしくはAndroidでTwitterのスマホアプリを開きます。
画面の右下にある「+」を長押しします。
表示された3つのメニューのボタンの中の上から3番目、マイクのような形をした「スペース」のアイコンをタップします。
するとスペースの作成画面が開きます。「スペースに名前を付ける」にスペースの名前を入力します。
今すぐホストとしてスペースを始める場合には「今すぐ始める」をタップします。
スケジュール設定する方法
スペースはホストがスケジュール設定することもできます。スペースのスケジュール設定方法は次のとおりです。
スペースに名前を付けたあとで、スケジュール設定する場合には、「今すぐ始める」の右側の時計のような「スケジュール」アイコンをタップします。
するとスペースの開始日時を設定できる画面が開きます。こちらで、スペースの日時を設定して「スケジュールする」をタップします。
設定したスペースの開始時間になったら、Twitterアプリの「+」の長押しから「スペース」を開きます。するとスケジュールしたスペースが表示されているので「今すぐ始める」をタップします。
他のユーザーを招待する方法
スペースを作成したら、参加してほしい他のユーザーをリスナーとして招待しましょう。
作成したスペースの画面の「共有」ボタンをタップします。
「DMで招待」「リンクをコピーする」「共有する」のいずれかの方法でスペースへ招待したいユーザーに送ります。Twitterのスペースは、ただ聞くだけであればブラウザからツイッターアカウントにログインしなくても聞くことができます。自分のファンに向けてスペースの開催をお知らせしたい人は、ぜひ共有ボタンからスペースへ招待しましょう。
共同ホストもしくはスピーカーを招待するリクエストを送信する方法
Twitterのスペースでは、スペースの開始後にスペースに参加しているリスナーの中から、一緒にスペースを管理してもらう共同ホストを自分の他に2名まで、一緒に会話ができるスピーカーをホスト、共同ホスト以外に合計10名まで追加できます。
共同ホストやスピーカーを依頼したいユーザーがいる場合には、招待するリクエストを送信しましょう。スペースへの招待方法は次のとおりです。
スペースを開始したら、画面の下にある「人型のアイコン」をタップします。
「共同ホストを招待」もしくは「スピーカーを招待」をタップします。すると、参加しているリスナーからユーザーを選択する画面が開きます。こちらに表示されているスペースのユーザーの中から共同ホストやスピーカーを選択しましょう。
なお、共同ホストやスピーカーに招待できるのは、すでにリスナーとして参加しているユーザーだけです。
リスナーとしてスペースへ参加する方法
リスナーとしてTwitterのスペースへ参加する方法を見ていきましょう。
スペースへの参加方法
リスナーとしてスペースへ参加する方法は次の3つの方法があります。
- ホストが公開した直リンクをクリックして参加する
- 招待状から参加する
- Twitterで参加したいスペースを見つけて参加する
スペースのホストが公開したリンクをクリックすれば誰でもスペースへリスナーとして参加できます。
ホストが招待状を送ったユーザーには、ダイレクトメッセージに招待状が届いています。
DMから招待状を開き、「聞いてみる」をクリックするとホストが主催しているスペースへ参加できます。
Twitterでスペースを探して参加することもできます。
自分がフォローしている人がスペースを開催中のときには、Twitterアプリのホーム画面の上部にこのようにスペースが表示されます。こちらをタップするとスペースへ参加できます。
Twitterの検索ボックスから探す場合には、検索ワードに「filter:spaces」を付けます。
「音楽 filter:spaces」と検索すると音楽関連で開催中もしくは開催予定のスペースを見つけることができます。
スペースへリアクションする方法
TwitterのスペースとClubhouseの大きな違いとして挙げられるのが、スペースではリスナーがリアクションできる点です。ホストやスピーカーの会話に対して、絵文字でリアクションしてみましょう。
リスナーとして参加しているスペースの画面の中に表示されている「ハート」のアイコンをタップします。
するとリアクションできる絵文字が表示されます。リアクションしたい絵文字を選択してタップするだけでリアクションできます。顔や手の肌の色を替えることもできます。
絵文字を長押しします。すると同じリアクションで肌の色を選択できます。
スペースへコメントする方法
Twitterの通常のツイート機能を活用すれば、スペースの開催中にリスナーでもツイートでコメントすることもできます。リスナーからのコメントがほしいときには、ホストがハッシュタグをスペースの会話の中で伝えます。
スペースの会話を聞きながら、ホストが伝えたハッシュタグを付けたツイートを送信すれば、同じスペースを聞いているリスナーやスピーカーたちとコメントで盛り上がる事ができます。
スピーカーとしてスペースへ参加する方法
ホストとスペースの中で会話をするスピーカーとして参加する方法も見ておきましょう。
招待状から参加する方法
ホストに招待された場合には招待状からスピーカーとして参加できます。
ホストがスピーカーとして招待した場合には、スマホのTwitterの画面上に「招待されました」と表示されます。「承認する」をタップするとスピーカーとして参加できます。
リスナーから参加申請リクエストを送る方法
リスナーからスピーカーとしての参加リクエストを送信する方法もあります。
リスナーとして参加しているスペースでマイクのアイコンの「リクエスト」をタップします。すると、スピーカーとしてスペースへ参加したいというリクエストをホストに対して送信できます。ホストがスピーカーとしての参加を承認すればスペースの会話へ参加できます。
スペースをアーカイブ録音する方法
Twitterのスペースでは会話をアーカイブ録音することもできます。録音してアーカイブを作成したい場合には、スペースを開始する前に録音する設定をしておきましょう。
スペースを作成するときに、「録音する」をオンにします。これでスペースでの会話を録音できます。会話中にも画面の上に「REC」と表示されるので録音されていることを他のスピーカーやリスナーにも知らせることができます。
スペースが終了すると、Twitterから録音の音声が作成されたことが通知されます。Twitterの通知を開くと音声を確認できます。なお、このアーカイブ録音のTwitterでの保存期間は30日間です。30日をすぎると削除されてしまうので注意しましょう。
TwitterでSpaces(スペース)を作成するときの注意点
Twitterでスペースをホストとして作成するときにはいくつか注意しなければいけない点があります。スペースのホストになるときの3つの注意点について見ていきましょう。
鍵垢ではスペースを開設できない
Twitterのスペースはホストは鍵垢(非公開アカウント)では開設できません。もしも鍵垢でスペースのホストになりたい場合には、いったんTwitterの設定で鍵垢から公開アカウントへ変更しましょう。
なお、鍵垢ではスペースを利用できないのはホストとしてだけです。ホストではなく、スピーカーやリスナーとして参加するのは鍵垢からでもできます。
ブラウザ版ではスペースを開設できない
Twitterを利用する方法は、スマホアプリを利用する他に、ブラウザから利用する方法もあります。ブラウザ版はPCからだけでなくスマホからでも利用できます。
しかし、スペースをホストとして作成したり、スピーカーとして参加するためにはスマホアプリ版のTwitterを利用するしかありません。PCのブラウザ版やスマホでもブラウザからでは、スペースをホストとして開設したり、スピーカーとして参加したりすることはできないので注意しましょう。
ただし、ブラウザ版からでもリスナーとして参加することはできます。
スペースは一般公開されている
ホストとしてスペースを作成する場合も、スピーカーとしてスペースへ参加する場合も気をつけなければいけないのは、現在のところはスペースは一般公開されているという点です。
Twitterユーザー以外の人でも、リンクをクリックすればスペースの会話をスマホやPCのブラウザで開いて聞くことができます。スペースは極端な話世界中の誰でも聞ける状態になっています。
Twitterから参加した人はリスナーとして表示されていますが、直リンクから来たTwitter外のユーザーは表示されない可能性があります。ホストやスピーカーがスペース内での会話を内輪だけの話だと思っていても、誰が聞いているのかわからない状態で会話を聞かれていると考えたほうが良いでしょう。
今後、Twitterの方で限られたユーザーだけに向けた限定公開ができる仕様に変更されるようですが、まだ正式発表されていません。
ホストやスピーカーとしてスペースへ参加する場合には、世界中へ公開されているという意識を持って会話しましょう。
TwitterでSpaces(スペース)を活用してみよう!
Twitterでは通常のツイート機能と合わせてスペースを活用できます。ホストとして利用すればさまざまな面で活用できるでしょう。まだまだTwitterのスペースは機能が今後改善していくとのことです。ぜひ、多くの場面でスペースを活用して、Twitter利用の可能性を広げていきましょう。