PCM録音の使い方!マイク感度の設定と音声の保存/編集やPCへの転送方法も解説!
PCM録音の使い方!マイク感度の設定と音声の保存/編集やPCへの転送方法も解説します。PCM録音の使い方は簡単で、マイクの設定やPCへのデータの保存方法など複雑な操作もあります。この記事を参考に知識を身につけていただけたら幸いです。
目次
PCM録音とは
PCM録音とは、普通の録音機能よりも質の高い録音です。音声などで知られるアナログの信号を、パルス形にデジタル化させ、記録します。特徴は、雑音や、距離による時間の影響を受けにくいです。iOS端末には、ボイスレコーダーというアプリケーションがありますが、ボイスレコーダーのアプリケーションよりも、PCM録音の方が高音質で優れているため、仕事などでよく使われています。
iPhoneなどのボイスレコーダーアプリケーションより、長時間の録音ができないのは、デメリットですが、有料版と無料版があり、有料版だとさらに高音質が上がるので、おすすめです。
高音質ボイスレコーダー
PCM録音は、高音質ボイスレコーダーです。高音質ボイスレコーダーの特徴は、長時間の録音ができない分、高音をしっかり保存し、ボイスレコーダーアプリケーションよりも音質のいいボイスレコーダーです。PCM録音には、無料版と有料版の2つがありますが、どちらもそこまで質は変わらないので、無料版のダウンロードでも問題ありません。
PCM録音で出来ること
PCM録音のアプリケーションでできることは、多くあります。録音した音声に名前をつけられます。これは、自分がいつどこで録音したのか、わかりやすくするために、必要です。音声の録音ができます。これは、どの録音機にも搭載されています。録音した音声の再生も可能で、自分が何を話したのか、相手は何を言っていたのか確認が取れます。音声の再生中に10秒間の早戻し、早送りができます。気になる部分だけチェックするときに便利です。
リピート再生とは、同じ録音音声を繰り返し流し続ける機能です。ここからは、データ関連です。録音データのトリミングができます。トリミングとは音声を途中でカットできるような機能です。そして、最後がPCM録音で録音したデータを、iTunesやメールで送信できる機能です。PCM録音で保存したデータを共有したい人にはおすすめです。
PCM録音の使い方
PCM録音の使い方について説明していきます。使い方はシンプルで、まずアプリケーションのダウンロード、インストールから始まります。次は、起動させて画面の見方です。表示される画面もシンプルなつくりなので、使い方も簡単です。
アプリをダウンロードする
まず、PCM録音アプリケーションのダウンロードからはじめていきます。iPhoneでApp Storeを開きます。次に検索欄にPCM録音を入力します。すると、PCM録音のページが表示されるので、入手をタップします。AppleIDとパスワードを入力して完成です。また、注意する点は、PCM録音には、無料の他に有料のアプリケーションもあります。
有料版が良い人は問題ありませんが、アプリケーションの質はそこまで変わらないので、ダウンロード、インストールの際には注意しましょう。
画面の見方
PCM録音の画面の使い方を紹介していきます。PCM録音のアプリケーションを起動すると、時間を測る絵計測、音量のメーター、ファイルの形式、サンプルレート、空容量、録音可能時間などの欄があります。これらの項目は、録音をスタートさせるときに動くため、重要なポイントです。PCM録音では、1つのファイルに録音できる時間が限られているため、注意がひつようなのと、音声ファイル1つに2GBしか録音できません。
音声を録音する方法
PCM録音で音声を録音する方法は、簡単です。PCM録音アプリケーションを起動させると、画面が表示され、いくつかの数字や文字とボタンが2つあります。1つは停止、1つは録音と記載されているので、録音の際には、録音をタップし、録音を停止したい時は、停止をタップします。録音をスタートすると、数字が動き出し、録音できる時間も決まっているため、13:00:00の数字も減っていきます。この数字は、録音の時間制限でもあります。
録音を開始する
PCM録音で録音をします。使い方は簡単で、録音ボタンをタップするだけです。録音がスタートすると、グレー色だったメーターの色がブルーになります。音量、空容量、録音可能時間などの数値も動き始めます。録音可能時間は十分にあるので、問題ありません。また、このPCM録音はiPhoneのマイクを利用して録音しています。そのため、iPhoneからマイクにアクセスすることを許可するかしないか問われます。
許可をタップすればそのまま使えます。
録音を一時停止する
PCM録音で、録音を停止させると、ブルーに光っていたところが元のグレーに戻ります。さらに録音中に動いていた数字のメーターも止まります。録音の使い方は、シンプルで簡単です。この録音を終えると次は、保存画面に移ります。
録音を終了する
録音を終了するには、一時停止ボタンではなく、四角マークの停止ボタンを押します。すると、録音は終了なので、録音されたものは、ファイルに保存されます。ファイルを確認したい人は、トップページ左上にある三角形ボタンをタップします。保存ファイルが一覧に表示されえるため、自分の聞きたい録音を選んで聞きましょう。
録音を再生する
PCM録音で録音し、保存した音声ファイルを再生することができます。方法は、PCM録音アプリケーションを起動させ、トップページ左上にある三角マークをタップします。タップすると、ファイルの一覧が表示されるので、自分が再生したいファイルを選択します。ちなみに、このPCM録音は、他のアプリケーションを操作しながらでも使用できます。そのため、バックグラウンドで再生していてもメールやLINEの返信ができるので、便利です。
再生ページの使い方は簡単で、真ん中の再生ボタンと両サイドにある早戻しと早送りのボタンを使って再生できます。注意点は、10秒、60秒単位での早送りや早戻しができるが、自分で決めた数値に早戻しができない不便な点もあります。
スキップ再生とリピート再生のやり方
スキップとリピート再生の使い方は簡単です。スキップは再生ページに表示されている-10や+10とかかれたボタンをタップしてスキップができます。注意点は、10秒と60秒の2つでしか、スキップ再生はできないので注意しましょう。また、真ん中の再生一時停止ボタンを押してのスキップもできます。次は、リピート再生です。これは音声のデータを再生中に編集できます。
再生バーの下には、(Repeat)と記載されたボタンがあるので、それをタップします。すると、リピートして再生ができるように編集されます。
PCM録音のカスタマイズ設定
PCM録音のカスタマイズ設定をした使い方もあります。主なカスタマイズ内容は、マイク感度の調節、フォーマットの設定、音質の設定の3つです。どれも編集はすぐ終わるので、おすすめです。マイク感度の調整は、楽器を演奏するのに録音する際や、バンドなどで音楽の活動をしている人が録音するには、必須な編集です。フォーマットの設定は仕事現場での会議の時に使えます。
録音形式を変更することで、長時間の会議なのか、短時間の会議なのか録音のフォーマットは変わります。サンプルレートを設定することで、音質を変えられます。
マイク感度の調節
PCM録音使い方で、重要なのがマイクのカスタマイズです。PCM録音の初期設定では、マイクの感度が標準値に設定されていますが、再生中に自分で編集も可能です。周囲がうるさいところで、周りの音を拾いたくないという方には、このマイクの感動設定は重要になります。また、マイクの感度は、バンドなどを組んでいる人たちにも便利で、高音質で録音して自分たちの音を確認したい人には感度設定は便利です。
感度を記憶というツールもあり、過去に設定した感度を記憶し、次回以降も同じ感度で録音をします。
フォーマットの設定
フォーマットの設定は設定のフォルダ形式を選ぶから選択ができます。記録に残したいとき多くの人がスマートフォンの録音アプリケーションで録音します。この時に便利なのが、PCM録音です。PCM録音では、自分でファイルの形式を選ぶことができ、短い会議と長い会議でファイルを分けられます。録音デートを記録として残しておき、後日使うとなったら劣化が少ない非圧縮のフォーマットを使用します。
また長時間の場合は、データ量が少ない高圧縮のフォーマットで設定して録音すれば、長時間の録音が可能です。このように、フォーマットの形式によって録音の質が大きく変わります。
音質の設定
音質の設定は設定のサンプルレートで編集ができます。サンプルレートとは、アナログのデータである、音声をデジタル化させ、データに変換する時に、1秒間で計測する回数を示したものです。計測の回数によって音質が変わり、計測の回数が少ないほど、低音質で計測の回数が多いほど、高音質になります。初期設定では、44,100ヘルツですが、音質を変えたい人は変えましょう。
また、マイクの感度を変更していると音質も大きく変わるので、注意が必要です。
PCM録音のファイルを編集する方法
PCM録音のファイルを編集する方法3つあります。録音したファイルのトリミングです。トリミングとは、録音したデータの一部をカットさせることです。トリミングでカットさせたデータを残すこともできれば、カットしたデータを外して、くっつけることもできます。ファイル名の変更とは、録音したデータはファイルとしてPCM録音に保存されます。自分が録音したデータの区別をつけるために、ファイル名を変更させてわかりやすくします。
保存した録音データの消去はそのままで、データをPCM録音から削除します。
録音ファイルのトリミング
トリミングとは、録音したデータの一部の時間をカットすることで、編集でよく使われます。このトリミングしたデータだけで1つの録音データとして保存することができます。また、トリミングしたデータを削除して録音データを繋げて1つの録音にすることもできます。注意点としては、1つの録音に対して一箇所しか、トリミングはできないです。そのため、何箇所もトリミングということはできません。
ファイル名の変更
録音が保存されているリストから、録音データファイルの名前の変更ができます。ここでは、自分が分かりやすく、管理しやすくするために、ファイル名を変更します。初期のファイル名は録音した日時のため、覚えにくくいです。自分が録音した場所の地名などを記載することをおすすめします。
保存した録音データの削除
保存した録音データの編集を紹介しましたが、ここでは保存した録音データの削除の仕方を紹介します。削除は簡単で、録音データの設定をタップすると、一覧が表示され、削除ボタンがあるので、そこをタップします。削除すると、データは残らず、編集が出来なくなるので、前もって転送などをおすすめします。
PCM録音をPCへ転送する方法
PCM録音をPCへ転送する方法は簡単です。2つの転送方法があり、メールでの転送方法と、iTunesを使った転送方法です。転送とは、PCMで録音したデータをパソコンや他のスマートフォンに転送するシステムです。
メールで転送
メールで転送する方法は、簡単です。転送したい録音データを開き、共有を選択します。すると、共有方法がいくつか表示されるので、メールのアイコンを選択します。すると、メールのアプリケーションが開かれるので、宛先を入力して送信します。これで転送は完了です。
iTunesで転送
iTunesとは、iPhoneの写真や音楽、データなどを管理するツールで録音データも管理します。転送方法は、iTunesを開き、自分のiPhoneを同期します。次に自分のiPhoneをタップし、appのPCM録音のアプリケーションを選択します。すると、録音データが表示されるので、転送したいデータを選んで転送して完了です。
PCM録音をビジネスやプライベートに活用しよう!
PCM録音をビジネスやプライベートに活用できます。ビジネスでは、会議の多い人には、必須のアイテムで長時間のミーティング、短時間のミーティングでファイル形式を分けて録音すれば質の良い音声がデータに残ります。一方で、プライベートでは、バンドなどの音楽活動をしている人にとっては、自分たちの音楽を確かめたい時にい使用ができ、改善点につながります。
さらに、周りの音がうるさい時なんかも、音質を変えたり、マイクの感度を変えたりして、使用すれば、質を落とさずに録音ができます。この記事を参考に、PCM録音の使い方や特徴を知っていただけたら幸いです。