2019年08月10日更新
LINEの始め方!登録時の注意点や友達に知られたくない時の初期設定は?
個人だけでなくビジネスの場でもすっかりおなじみとなった「LINE」。初めてみたいけどインストールや初期設定は?また登録したことを知られたくない友だちを避ける始め方や認証方法など、いまさら聞けない「LINEの始め方」について注意点を含めてアレコレ徹底解説します!
目次
LINEの始め方を知って安全にLINEを始めよう!
今やスマホの代表的なアプリとして君臨するLINE。「メッセージ」だけでなく、「ビデオ通話」や「画像」、現在の「位置情報」などいろいろな情報がほぼ無料でやり取りできるコミュニケーションツールです。難しそうなイメージのインストールや初期設定について、始め方をわかりやすく解説します!
始める前に
登録する前にまずは自分がLINEをどのようなシーンで使い始めるのかを考えてください。家族や親戚内でのやり取りに使用するのか、仲の良い友だちとプライベートで使用するのか、それともビジネス用として上司やお客さんとの連絡手段に使うのか…等様々なシチュエーションが考えられます。
LINEの安全性
ここで重要なのは「どこまでの人」に自分のLINEを認証してもらうかということです。ここをあやふやなままインストールして登録してしまうと、旅行中なのに上司からのグループ内連絡が耐えなかったり、トップ画像の恋人との写真を取引先の方にまで公開してしまうようなケースに繋がってしまいますので要注意です。
2015年にタレントのベッキーさんとゲスの極み乙女。の川谷さんとの不倫騒動の際、LINEのやり取りが流出したりなどしていましたが、そもそもLINEは安全なのでしょうか。
LINEはもともと端末とサーバとの間で暗号化されていましたが、それに加えて「LetterSealing」と呼ばれる強力な暗号化通信システムが導入されました。Aさんの送信からBさんの受信まで暗号化されているため、AさんとBさん以外は内容を一切読み取れなくなっています。
これによって例えサーバーが攻撃を受けても情報は漏洩されないと言われています。
そしてLINEは2013年に情報処理サービス関連の内部システムについて保証報告書を同時に3つ取得したと発表しています。中にはGoogleやMicrosoft、Amazonなどといった大手サービスも取得している信頼性の高い認証もあるとのことですので安心です。
LINEを始める注意点
とは言えども、LINEの詐欺事件やアカウントの乗っ取り被害などは後を絶ちません。LINEを使った犯罪の被害者にならないためにも、これからLINEを始める上で注意すべき点があります。
- 身に覚えのない人からのメッセージは、絶対に相手にしない
- 家族や友だちからであったとしても、「電話番号を教えて欲しい」「お金を振り込んで欲しい」などの要求のメッセージがあった場合には必ず直接確認する
- 新規登録時には、他人に見抜かれないパスワードを設定しておく
以上のような点に普段から注意するだけで被害を逃れることができます。ぜひ覚えておいてください。
LINEの始め方1:インストールする
まずは初期設定のためにスマホやタブレット、パソコンを購入したらLINEをインストールします。購入当初LINEは自分でインストールしないと端末の中に入っていない状態です。インストールは無料でできますが、通信制御などがある場合時間がかかってしまうのでWiFi環境で行うとスムーズにインストールできます。
Androidでインストールする方法
Androidは「Google Play」のアイコンからLINEのアプリをインストールしてください。
「Google Play」を開いたら「LINE」または「ライン」と検索すれば出てきます。緑色のLINEのアイコンが目印です。「インストール」ボタンをタップするとあとは自動でインストールしてくれます。インストールが終了したらLINEアイコンをタップしてLINEを起動し初期設定に進んでください。
iPhoneでインストールする方法
iPhoneの場合は「App Store」のアイコンからLINEのアプリをインストールします。
「LINE」または「ライン」と検索すれば出てきます。緑色のLINEのアイコンが目印です。「インストール」ボタンをタップするとあとは自動でインストールしてくれます。インストールが終了したらLINEアイコンをタップしてLINEを起動し初期設定に進んでください。
PCでインストールする方法
パソコンの場合は検索エンジンに「LINE」もしくは「ライン」と入力すれば、一番上に検索結果が出ます。
「ダウンロード↓」ボタンをクリックし、ダウンロードが完了したらそのファイルを開いてください。規約に同意するかどうか問われます。内容を確認し、OKであれば「同意する」を選択して、言語選択が「日本」になっていることを確認しインストールします。早ければ2分ほどでインストールが完了になります。
ここで注意して欲しい点が1つあります。PCでLINEをインストールした場合、次の項目で説明している「Facebookで登録する」は不可能です。PCからは電話番号のみの登録になるので注意してください!
LINEの始め方2:アカウント登録方法
LINEのアプリをインストール完了したらいよいよ初期設定に入ります。認証、登録の方法は何パターンかあるので自分に合った方法を見てみてください。
新しくLINEを始める人は「新規登録」から登録開始です。こちらはPC版の画面ですが、スマホの画面にも「ログイン」と「新規登録」のボタンがあるので「新規登録」をタップして進んでください。
認証・登録方法を決める
電話番号で登録する
PCからインストールした場合は「新規登録」ボタンを押すと必ず電話番号を入力しなければなりません。電話番号を空欄に埋めたら、その電話番号が本当に自分のものか電話番号の認証が必須です。
LINEの利用規約、プライバシーポリシーを確認し良ければ「同意して番号認証」をタップします。しばらくすると登録した電話番号に認証コードが記載されたSMSが到着します。SMSを確認後、LINE画面に戻ると認証コードが自動で入力されているか、されていなければ自分で入力すれば認証完了となり登録ができます。
メールアドレスで登録する
現在、LINEをメールアドレスのみで直接LINEアカウントを登録することは不可能となっています。ですが、SNSサービス「Facebook」にあらかじめメールアドレスで登録をし、その後「Facebookアカウントと連携して登録する」方法で登録すれば結果的にメールアドレスのみでLINEアカウントを登録することが可能となっています。
Facebookアカウントと連携して登録する
すでにSNSサービス「Facebook」に登録がある方はFacebookからLINEに連携して登録ができます。しかしPCからは連携ができないので、PC以外の端末のみ可能です。
「Facebookでログイン」を選択するとFacebookのログイン画面に切り替わるので「ユーザー名」「パスワード」を入力しFacebookにログイン認証することによってLINE登録ができます。ですがFacebookの友だちが自動でLINEに登録されることはないので安心してください。
プロフィール設定をする
LINEアプリの友だちページの左上に歯車のマークがあります。そこから設定画面へ移動しLINE上のいろいろな設定ができますので歯車マークは今後も覚えておいてください。今回はプロフィールを設定します。
設定画面の一番上、「プロフィール」から自分のプロフィールが設定できます。コミュニケーションをとる相手に表示したい「名前」やトップ画像、BGMなども変更できます。
Facebookアカウントと連携して登録した場合、最初はFacebookで利用しているプロフィール画像と名前が自動的に入りますが、設定からいつでも変更可能です。
やっておくべき初期設定
プロフィール設定の中に「ID」という項目があります。これはLINE IDのことです。初期設定後は登録されていない状態ですが是非登録してください。今後、LINEの友だちを新しく追加する際にLINE IDがあると、相手にLINE ID以外の情報を教えなくても友だち追加をしてもらえ、やり取りができるようになります。
また設定画面のプロフィールの下に「プライバシー管理」という項目がありますが、LINEの中を見られたくない人はLINEアプリ自体にロックをかけることが可能です。
「パスコードロック」をオンの状態にすると右側のボタンが緑色になり、4つの数字からロック設定ができます。LINEの覗き見防止をしたい場合は設定すると安心です。
LINEの始め方3:友だち登録方法
ここまで初期設定が完了したらLINEが使えるようになりました!早速やり取りをする相手を登録します。
「友だち」とはLINE上でコミュニケーションのやり取りをする相手のことです。この「友だち」登録していない人とはLINEでの通話やメッセージのやり取りができないので、連絡を取りたい人を必ず「友だち」登録する必要があります。
友だち登録方法
「友だち」の追加は友だち画面の右上にある人型に+マークをタップすると方法が選べます。LINEを取得したあとに新たに出会う人とLINE交換の際もここからすべて行えるので覚えておくとよいです。
「友だち」の登録方法はいくつかあります。
- SMS(ショートメール)やEmailから相手を招待する
- QRコードと呼ばれる自分だけの情報バーコードを読み取ってもらう、または相手のQRコードを読み取る
- 近くでお互いのLINEアカウントを「ふるふる」機能を使って電波で飛ばす
- 電話番号やLINEのIDで検索をする
「友だち自動追加」の機能がオンになっている場合は既に端末内の連絡先にあるデータで自動的に連絡先を知っている人が「友だち」として追加されます。
オススメはQRコードの読み取りです。画面に表示されたQRコードを一瞬で認証して登録ができるので一番簡単な方法です。電話番号やメールアドレスなどといった情報を相手に教えなくて良い部分も安心です。あくまでLINE上でのやり取りのみになるので、いざとなればLINEから削除する方法で受信拒否が可能となります。
QRコードリーダーが立ち上がったら、カメラの枠に相手のQRコードを入れて読み込めます。自分のQRコードは右下の「マイQRコード」というところから表示できるので相手に読み込んでもらいましょう。また、QRコードの画像が送られてきた場合は、左下にある「ライブラリから読み込む」でQRコードの画像を選択すればそこから友だち追加することも可能です。
知られたくない友だちへの通知設定
とても便利なことにLINEは自動的に「友だち」追加してくれる機能があります。登録の手間を省ける反面、注意したいのは知られたくない人も自動的に追加されていることがあります。
もし登録したことを知られたくない人がいる場合はインストールしたあとまず始めにここで初期設定をしなければ、気づいた時には既に知られていた、ということになるので要注意です。
基本的に友だちを追加する以外のLINEの設定に関しては、「友だち」ページの左上にある歯車マークをタップして設定できます。
歯車マークをタップすると「設定」の画面に切り替わります。少し下の方まで進むと「友だち」の項目があるのでそこから友だちの設定ができます。
「友だち自動追加」をオフにする
すでに端末の連絡先に登録されている人が自動で「友だち」として認証され、反対に相手のところにも自分が自動で追加されます。
例えば仕事先の方と名刺交換をし、電話番号を連絡先に追加しようと思っただけなのに、気付いたらLINEに「友だち」として認証されていた、ということになります。「そんなつもりじゃなかったのに」となる前に、インストール直後はこの「友だち自動追加」をオフにすることで防げます。
「友だちへの追加を許可」をオフにする
「設定」の中の「友だち」の中に「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」という2つの項目があります。その2つをオフにしましょう。
「友だち自動追加」は端末の連絡先に含まれるLINEユーザーを自動で友だち追加します。定期的に同期されるので端末の連絡先に新しい連絡が追加されるとLINEにも反映されます。
「友だちへの追加を許可」は自分の電話番号を知っている人が電話番号で検索するのを許したり、相手の連絡先に登録してもらっていたら自動で追加されるのを許すことになります。
画像の上のような緑色になっている状態がオン(許可している状態)です。これを解除したい場合は1度タップしてオフの状態にします。緑色のバーが動いて白色になればオフ(許可しない状態)です。インストールし初期設定の直後はオンになっていることがほとんどですので要注意です。
登録したくない友だちは端末のアドレス帳に「#」
端末の連絡先から友だちに自動追加してほしい人の方が圧倒的に多いとき、個人を狙って友だち追加を拒否できる方法があります。意外にもLINEの設定ではなく、端末の連絡先側での設定に裏ワザがあります。この方法を使えば、例えば名刺交換しただけの仕事先の人のみ友だち追加を回避することが可能です。
端末のアドレス帳の名前の最初に「♯」をつけるだけです。この記号は記号一覧から入力、または「シャープ」と打てば変換できます。♯をつけて登録すれば「友だちの自動追加」をオンにしていたとしてもLINEの友だちには自動追加されません。
LINEの始め方は簡単!手軽に登録できる
超人気アプリLINEの始め方について説明しました。LINEは登録する友だちさえ注意して管理できれば、メッセージのやり取りだけでなく動画やボイスメッセージ、通話といったサービスが無料利用できるので離れていても気軽にコミュニケーションがとれる便利なアプリです。是非この機会にLINEを使って素敵な友好関係を築いてください!