iPadのアクティベーションロックが解除できない時は強制解除で対処!

「アクティベーションロック」とは紛失、盗難時、情報を守ってくれる心強いiPhone,iPadの「iPhoneを探す」の一機能です。しかしこの「アクティベーションロック」思わぬトラブルの元にもなります。iPadでの解決法を解説します。

iPadのアクティベーションロックが解除できない時は強制解除で対処!のイメージ

目次

  1. 1iPadでアクティベーションロックしてしまったとき!
  2. アクティベーションロックとは?
  3. アクティベーションロックしてしまう原因
  4. 2iPadのアクティベーションロックを解除する方法
  5. そのまま初期化してもロック解除できない
  6. 自分のiPadの解除をする場合
  7. 他の人からデバイスを譲ってもらった場合
  8. 3iPadと紐付けたApple ID・パスワードを忘れてしまった!
  9. iTunes の購入履歴を調べてみる
  10. 以前のメールアドレスでサインインしてみる
  11. 自分のApple ID のアカウントページを使う
  12. 4iPadのアクティベーションロックの状態を確認する方法!
  13. フリマやオークションで中古品を購入する前に調べてみる
  14. サイトを利用して確認する
  15. 5iPadのアクティベーションロックを解除してみよう!

iPadでアクティベーションロックしてしまったとき!

ロック状況

アクティベーションロックとは?

「アクティベーションロック」とはiPhone,ipadなどを紛失、及び盗難時に「iPhoneを探す」を起動した際に、自動的にロックし個人情報を守りますが、この”ロック”されて画面を操作できない状態のことを指します。本記事では多様なケースの解説をします。

アクティベーションロック

万が一iPadを紛失しても情報を守るしくみ!

ipadを失くした場合、拾った人は悪意がなくともipadを開いてしまうかもしれません。パスコードというロック機能が未設定だったり、ロック機能が働く前に拾われたりしたら、パスコードの設定をOFFにされてしまうかもしれません。

時間との競争ですが、その為に「アクティベーションロック」はあります。紛失に気付いた時点で別のiPhone,ipad,pcのクラウド上から「iPhoneを探す」を起動させると自動的に紛失したiosデバイスに「アクティベーションロック」が掛かります。

ロックの解除

アクティベーションロックしてしまう原因

アクティベーションロックしてしまう原因としては、一番目の原因はもちろん紛失、盗難などで個人情報、業務情報等を守るために、意図的にユーザーがロックを掛けることがあげられます。

iCloud上

下がPC「icloud」上でアクティベーションロック設定の画面です。「iPhoneを探す」をONにすると左画面で紛失したipadの位置が表示され、赤枠の「紛失モード」をクリックすると右画面の「パスコードを入力してiPadをロックします。」で4ケタの数字を入力してアクティベーションロックを、紛失しているデバイスにかけることができます。

アクティベーションロック10

iCloudの「iPhoneを探す」オンで強制初期化か復元した

2番目の原因で”iCloudの「iPhoneを探す」オンで強制初期化か復元した”ということは,アクティベーションロックがかかっている状態での「強制初期化」か、iTunesからの「復元」ということになり普通は考えられず、このケースではiCloudの設定を解除しないままのiPad,iPhone、ということになり、拾得物か盗難品が考えられ、Apple ID,パスワード、パスコードの入力は望めず解除することは難しいです。

AppleIDとiPadの紐付けと異なるApple IDを使った

Apple ID

”AppleIDとipadの紐付けと異なるAppleIDを使ってアクティベーションロック状態に陥った”この場合のApple IDとは「パスコード」のことです。

2ファクタ認証で用いられている6ケタのコードですが、コードを忘れて複数回(7~10回以上)入力するとアクティベーションロックがかかってしまうことがあります。もちろん警告がでますが、無視して入力を続けると確実にロックされます。

アクティベーションロックリモート解除20

iPadのアクティベーションロックを解除する方法

上の記事(ロックしてしまう原因)のところの画面で”4桁の数字のパスコードでロックをかける”という画面がありましたが、その4桁のコードを入力欄にうちこめば簡単にアクティベーションロックは解除できます。

そのまま初期化してもロック解除できない

アクティベーションロックの状態からでも、強制的に初期化する裏ワザの方法は存在しますが、その場合でも復元の途中でApple IDを求められ解除できないのです。、アクティベーションロックはICloud上からAppleサーバーが関与しているからです。

文鎮化

ロック解除しないで強制初期化は致命的

アクティベーションロック中に、iPadを強制的に初期化する方法は幾通りか存在しますが、その場合でも設定途中でApple ID,パスワードを求められます。これを突破しホーム画面に持って行ける裏ワザもありますが、アクティベーションロックは解除できない可能性が高いです。

自分のiPadの解除をする場合

設定したときに使ったApple ID とパスワード入力で解除

自分のipadで設定した時のApple IDとパスワードがわかるなら、iPadのロック解除はできないということは全く考えられず、スムーズに行えるでしょう。解除方法としては案内に従っていくだけになります。

ロックの解除

2ファクタ認証の保護ならパスコードでオフできる

iPad,iPhone,にパスコードを設定しますと、iCloudにログインした際、2ファクタ認証の案内が表示されます。セキュリティの向上には強力です。

2ファクタ認証のipadであればパスコード入力する方法で解除できます。アクティベーションロック画面で「パスコードでロックを解除?」をクリックします。

パスコードで解除

「デバイスのパスコードを使用」をクリックして案内にしたがいパスコードを入力して解除します。

パスコードで解除2

下のパスコード入力画面でパスコードを入力すれば無事、iPadを解除できます。

アクティベーションロック解除

他の人からデバイスを譲ってもらった場合

前の持ち主に確認する

譲ってもらった端末(iPad,iPhone)なら前の持ち主に解除できないはずはなく、連絡して初期化してもらう方法が一番の解決方法です。

iCloud経由で前の持ち主からデバイス削除してもらう

icloudログイン

前の持ち主が遠方であればiCloud経由で強制的に初期化や解除してもらうこともできます。iCloudにログインして「ipad,iPhoneを探す」を選択して、「iPad,iPhoneを探す」の画面の中のウインドウから「iPad,iPhoneの消去」を選択、その後案内にしたがえば削除でき、アクティベーションロックも回避できます。「現持ち主」はその後、普通の方法で設定ができるようになります。

  1. 「iCloud」にログイン
  2. 「iPhoneを探す」をクリック

アクティベーションロックリモート解除1

  • 「すべてのデバイス」をクリック

アクティベーションロックリモート解除20

  • 「****のiPad」を選択

アクティベーションロックリモート解除30

  • 「iPadを消去」を選択

アクティベーションロックリモート解除50

  • 「消去」をクリック

アクティベーションロックリモート解除60

iPadと紐付けたApple ID・パスワードを忘れてしまった!

iTunes の購入履歴を調べてみる

iPadと紐付けたApple IDやパスワードを忘れ解除できなかったら、過去に使用したアカウントなどすべて試してみる方法を試します。特にiTunesで購入時に同じパスワード、パスコードにしていないか、試すうちに思い出すこともあります。

以前のメールアドレスでサインインしてみる

メールアドレス等の変更、新設がありましたら、そちらを使用していたかもしれませんし、方法としては以前のメールアカウントも初期化解除のヒントになるやもしれません。

自分のApple ID のアカウントページを使う

別のAppleの端末をお持ちならば、「ホーム」⇒「ユーザー」⇒「itunesとApp Store」とタップしますとApple IDが表示されていますので、使ってみると認証の可能性があります。

デバイスのサイト

iPadのアクティベーションロックの状態を確認する方法!

フリマやオークションで中古品を購入する前に調べてみる

中古品のiPad,iPhoneを購入する際にフリーマーケット、オークションでというのはお勧めできません。ちゃんと不良の場合、代金返済保証のあるサイトか、店舗で購入すべきです。

なぜかというと、売り手もプロではないからです。白ロム、黒ロム、赤ロム、という用語がありますが、赤ロム品を買ってしまうとかなりシステムやハードに強い方でないと手に負えません。それこそ文鎮を買ったようなものです。

サイトで調べる

サイトを利用して確認する

しかし、「貰った」「タダで譲ってもらった」ということもあるかもしれません。タダでもいらないとも言いづらいこともあるかもしれませんが、最低限次のことは聞くか調べておきます。

シリアル番号かIMEIは調べておく必要がある

「シリアル番号」か「IMEI」は出品者に調べておいてもらうと良いでしょう。調べ方は以下のようにします。

  1. ホーム画面より「設定」に入りApple ID,iCloud...と記載の赤枠をタップする
  2. つぎの画面にシリアルNO,IMEIが記されている

IMEIを調べる

サイト【iunlocker】での使い方

下にリンクされている「iunlocker」をマウスでクリックすると現物(デバイス)の機能状況が確認できます。

iunlocker

「iunlocker」をクリックしますと下のサイトに移動できます。「1」にチェックを入れますと認知テストが入るかもしれませんが、クリアして「2」に「IMEI」か「シリアルNO」を入力します。そして「3」で「Check」をクリックします。

チェッカインストール

左の画面(調査途中)を経て右の画面になり結果が現れます。赤枠の「Find My iPhone」がONになっています。これは「iPhoneを探す」が有効となっていて「iCloud」と接続できる状態であり、購入するためには「iCloud」の設定を無効にしてもらう必要があります。

ロック状況

サイト【Free iPhone IMEI checker】での使い方

下にリンク記載されている「Free iPhone IMEI checker」をマウスでクリックすると中古ipadの現在の機能情報が得られて、大変参考になります。

Check IMEI iPhone

サイトの下の画面で「1」にチェックを入れます。すると例の認知テストみたいなのが始まることもありますが、クリアして「2」にIMEIを入力しますと、右のように中古iPad,iPhoneの現況が表示されます。

「2」の赤枠内には上から「期限切れ」「期限切れ」「対象外」「保障外」となっていますが、このiPadは買い替えによって不用になったものです。しかし今でも現役でWi-Fiを利用し現役です。

imeiチェッカー

iPadのアクティベーションロックを解除してみよう!

アクティベーションロック機能は「個人情報」「業務情報」を守るうえで、きわめて強力なツールです。この有用なツールを解除できないのは非常に時間の無駄です。

  • Apple ID
  • パスワード
  • パスコード
以上3点をしっかり管理することにより、アクティベーションロックの解除ができるようになります。

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Original
この記事のライター
山口 長二
きょうは霜が降りていました冬本番ですね。皆さんがんばりましょう。