iPadのアクティベーションロックが解除できない時は強制解除で対処!
「アクティベーションロック」とは紛失、盗難時、情報を守ってくれる心強いiPhone,iPadの「iPhoneを探す」の一機能です。しかしこの「アクティベーションロック」思わぬトラブルの元にもなります。iPadでの解決法を解説します。
目次
- 1iPadでアクティベーションロックしてしまったとき!
- ・アクティベーションロックとは?
- ・アクティベーションロックしてしまう原因
- 2iPadのアクティベーションロックを解除する方法
- ・そのまま初期化してもロック解除できない
- ・自分のiPadの解除をする場合
- ・他の人からデバイスを譲ってもらった場合
- 3iPadと紐付けたApple ID・パスワードを忘れてしまった!
- ・iTunes の購入履歴を調べてみる
- ・以前のメールアドレスでサインインしてみる
- ・自分のApple ID のアカウントページを使う
- 4iPadのアクティベーションロックの状態を確認する方法!
- ・フリマやオークションで中古品を購入する前に調べてみる
- ・サイトを利用して確認する
- 5iPadのアクティベーションロックを解除してみよう!
iPadでアクティベーションロックしてしまったとき!
アクティベーションロックとは?
「アクティベーションロック」とはiPhone,ipadなどを紛失、及び盗難時に「iPhoneを探す」を起動した際に、自動的にロックし個人情報を守りますが、この”ロック”されて画面を操作できない状態のことを指します。本記事では多様なケースの解説をします。
万が一iPadを紛失しても情報を守るしくみ!
ipadを失くした場合、拾った人は悪意がなくともipadを開いてしまうかもしれません。パスコードというロック機能が未設定だったり、ロック機能が働く前に拾われたりしたら、パスコードの設定をOFFにされてしまうかもしれません。
時間との競争ですが、その為に「アクティベーションロック」はあります。紛失に気付いた時点で別のiPhone,ipad,pcのクラウド上から「iPhoneを探す」を起動させると自動的に紛失したiosデバイスに「アクティベーションロック」が掛かります。
アクティベーションロックしてしまう原因
アクティベーションロックしてしまう原因としては、一番目の原因はもちろん紛失、盗難などで個人情報、業務情報等を守るために、意図的にユーザーがロックを掛けることがあげられます。
下がPC「icloud」上でアクティベーションロック設定の画面です。「iPhoneを探す」をONにすると左画面で紛失したipadの位置が表示され、赤枠の「紛失モード」をクリックすると、右画面の「パスコードを入力してiPadをロックします。」で4ケタの数字を入力してアクティベーションロックを、紛失しているデバイスにかけることができます。
iCloudの「iPhoneを探す」オンで強制初期化か復元した
2番目の原因で”iCloudの「iPhoneを探す」オンで強制初期化か復元した”ということは,アクティベーションロックがかかっている状態での「強制初期化」か、iTunesからの「復元」ということになり普通は考えられず、このケースではiCloudの設定を解除しないままのiPad,iPhone、ということになり、拾得物か盗難品が考えられ、Apple ID,パスワード、パスコードの入力は望めず解除することは難しいです。
AppleIDとiPadの紐付けと異なるApple IDを使った
”AppleIDとipadの紐付けと異なるAppleIDを使ってアクティベーションロック状態に陥った”この場合のApple IDとは「パスコード」のことです。
2ファクタ認証で用いられている6ケタのコードですが、コードを忘れて複数回(7~10回以上)入力するとアクティベーションロックがかかってしまうことがあります。もちろん警告がでますが、無視して入力を続けると確実にロックされます。
iPadのアクティベーションロックを解除する方法
上の記事(ロックしてしまう原因)のところの画面で”4桁の数字のパスコードでロックをかける”という画面がありましたが、その4桁のコードを入力欄にうちこめば簡単にアクティベーションロックは解除できます。
そのまま初期化してもロック解除できない
アクティベーションロックの状態からでも、強制的に初期化する裏ワザの方法は存在しますが、その場合でも復元の途中でApple IDを求められ解除できないのです。、アクティベーションロックはICloud上からAppleサーバーが関与しているからです。
ロック解除しないで強制初期化は致命的
アクティベーションロック中に、iPadを強制的に初期化する方法は幾通りか存在しますが、その場合でも設定途中でApple ID,パスワードを求められます。これを突破しホーム画面に持って行ける裏ワザもありますが、アクティベーションロックは解除できない可能性が高いです。
自分のiPadの解除をする場合
設定したときに使ったApple ID とパスワード入力で解除
自分のipadで設定した時のApple IDとパスワードがわかるなら、iPadのロック解除はできないということは全く考えられず、スムーズに行えるでしょう。解除方法としては案内に従っていくだけになります。
2ファクタ認証の保護ならパスコードでオフできる
iPad,iPhone,にパスコードを設定しますと、iCloudにログインした際、2ファクタ認証の案内が表示されます。セキュリティの向上には強力です。
2ファクタ認証のipadであればパスコード入力する方法で解除できます。アクティベーションロック画面で「パスコードでロックを解除?」をクリックします。
「デバイスのパスコードを使用」をクリックして案内にしたがいパスコードを入力して解除します。
下のパスコード入力画面でパスコードを入力すれば無事、iPadを解除できます。
他の人からデバイスを譲ってもらった場合
前の持ち主に確認する
譲ってもらった端末(iPad,iPhone)なら前の持ち主に解除できないはずはなく、連絡して初期化してもらう方法が一番の解決方法です。
iCloud経由で前の持ち主からデバイス削除してもらう
前の持ち主が遠方であればiCloud経由で強制的に初期化や解除してもらうこともできます。iCloudにログインして「ipad,iPhoneを探す」を選択して、「iPad,iPhoneを探す」の画面の中のウインドウから「iPad,iPhoneの消去」を選択、その後案内にしたがえば削除でき、アクティベーションロックも回避できます。「現持ち主」はその後、普通の方法で設定ができるようになります。
- 「iCloud」にログイン
- 「iPhoneを探す」をクリック
- 「すべてのデバイス」をクリック
- 「****のiPad」を選択
- 「iPadを消去」を選択
- 「消去」をクリック
iPadと紐付けたApple ID・パスワードを忘れてしまった!
iTunes の購入履歴を調べてみる
iPadと紐付けたApple IDやパスワードを忘れ解除できなかったら、過去に使用したアカウントなどすべて試してみる方法を試します。特にiTunesで購入時に同じパスワード、パスコードにしていないか、試すうちに思い出すこともあります。
以前のメールアドレスでサインインしてみる
メールアドレス等の変更、新設がありましたら、そちらを使用していたかもしれませんし、方法としては以前のメールアカウントも初期化解除のヒントになるやもしれません。
自分のApple ID のアカウントページを使う
別のAppleの端末をお持ちならば、「ホーム」⇒「ユーザー」⇒「itunesとApp Store」とタップしますとApple IDが表示されていますので、使ってみると認証の可能性があります。
iPadのアクティベーションロックの状態を確認する方法!
フリマやオークションで中古品を購入する前に調べてみる
中古品のiPad,iPhoneを購入する際にフリーマーケット、オークションでというのはお勧めできません。ちゃんと不良の場合、代金返済保証のあるサイトか、店舗で購入すべきです。
なぜかというと、売り手もプロではないからです。白ロム、黒ロム、赤ロム、という用語がありますが、赤ロム品を買ってしまうとかなりシステムやハードに強い方でないと手に負えません。それこそ文鎮を買ったようなものです。
サイトを利用して確認する
しかし、「貰った」「タダで譲ってもらった」ということもあるかもしれません。タダでもいらないとも言いづらいこともあるかもしれませんが、最低限次のことは聞くか調べておきます。
シリアル番号かIMEIは調べておく必要がある
「シリアル番号」か「IMEI」は出品者に調べておいてもらうと良いでしょう。調べ方は以下のようにします。
- ホーム画面より「設定」に入りApple ID,iCloud...と記載の赤枠をタップする
- つぎの画面にシリアルNO,IMEIが記されている
サイト【iunlocker】での使い方
下にリンクされている「iunlocker」をマウスでクリックすると現物(デバイス)の機能状況が確認できます。
「iunlocker」をクリックしますと下のサイトに移動できます。「1」にチェックを入れますと認知テストが入るかもしれませんが、クリアして「2」に「IMEI」か「シリアルNO」を入力します。そして「3」で「Check」をクリックします。
左の画面(調査途中)を経て右の画面になり結果が現れます。赤枠の「Find My iPhone」がONになっています。これは「iPhoneを探す」が有効となっていて「iCloud」と接続できる状態であり、購入するためには「iCloud」の設定を無効にしてもらう必要があります。
サイト【Free iPhone IMEI checker】での使い方
下にリンク記載されている「Free iPhone IMEI checker」をマウスでクリックすると中古ipadの現在の機能情報が得られて、大変参考になります。
サイトの下の画面で「1」にチェックを入れます。すると例の認知テストみたいなのが始まることもありますが、クリアして「2」にIMEIを入力しますと、右のように中古iPad,iPhoneの現況が表示されます。
「2」の赤枠内には上から「期限切れ」「期限切れ」「対象外」「保障外」となっていますが、このiPadは買い替えによって不用になったものです。しかし今でも現役でWi-Fiを利用し現役です。
iPadのアクティベーションロックを解除してみよう!
アクティベーションロック機能は「個人情報」「業務情報」を守るうえで、きわめて強力なツールです。この有用なツールを解除できないのは非常に時間の無駄です。
- Apple ID
- パスワード
- パスコード