Apple Watch単体で音楽を聴く方法!iPhoneの音楽を同期して再生するには?

シャープかつ機能性も高いApple Watchは、iPhoneと同期させることで音楽が聴けるのだといいます。しかし、Apple Watch単体で音楽を聴くことは可能なのでしょうか。詳しい再生方法や、転送、保存の仕方をチェックしましょう。

Apple Watch単体で音楽を聴く方法!iPhoneの音楽を同期して再生するには?のイメージ

目次

  1. 1Apple Watch単体で音楽を聴くことができる?
  2. Apple Watchで音楽を聴く
  3. Apple Watch単体でも音楽を聴くことができる
  4. 2Apple Watch単体で音楽を聴く方法【STEP1:iPhoneとの同期】
  5. iPhoneのプレイリストを同期させる
  6. 3Apple Watch単体で音楽を聴く方法【STEP2:Apple Watchでの操作】
  7. 音楽ソースをiPhoneからApple Watchに切替える
  8. 4Apple Watch単体で音楽を聴く方法【STEP3:Bluetooth端末との接続】
  9. Bluetoothヘッドフォンをペアリングする
  10. Apple Watchのスピーカーからは音は出ない
  11. 5Apple Watch単体で音楽を聴く場合の注意点
  12. 転送できるiPhoneの同期済みプレイリストは一つだけ
  13. 転送できるプレイリストにも容量や曲数に制限がある
  14. 6Apple Watch単体で音楽を聴く方法を活用しよう!

Apple Watch単体で音楽を聴くことができる?

Apple Watch

クールかつシャープなフォルムで、多彩な機能を持つApple Watchは、男女共に人気の一品です。しかし、その人気のかたわらApple Watchの使い方がよくわからないという人も少なくはありません。Apple Watch特有の機能の一つである「音楽」ですが、Apple Watch単体で聴くことはできるのでしょうか?

Apple Watchで音楽を聴く

Apple Watch

Apple Watchでは、iPhoneに保存されている音楽を再生できます。iPhoneを操作することなく、手元のApple Watchで音楽が聴けるのは便利ですね。しかしどうやら、Apple Watch単体で音楽を聴くには、ちょっとした設定が必要なようです。どういった仕組みなのか、一つずつ理解を深めていきましょう。

Apple WatchでiPhone上の曲を再生できる

iPhoneに保存されている音楽を、Apple Watchを使って再生できます。しかし、ここで注意をしたいのが「Apple Watch本体から音が出るわけでは無い」という点です。確かにApple Watchにはスピーカーが搭載されています。そのため、電話として通話をすることも可能ですし、着信音も鳴ります。しかし、「音楽」を再生するための働きは持っていないため、別途スピーカーやイヤホンなどのアクセサリが必要になります。

また、この方法はiPhoneと同期をして初めて音楽が聴けるため、iPhoneが手元に無いと音楽を聴けません。例えば、Apple Watchで音楽を聴くには、別途iPhoneをバックなどに忍ばせる必要があります。iPhoneとApple Watchがそろって初めて音楽を聴けるということを覚えておいてください。

27891083 1659965357392855 6569716958193778688 n.jpg? nc ht=scontent nrt1 1.cdninstagram
apple_guides

まず、iPhoneの「ミュージック」を使い、音楽を再生してみてください。そうすると、Apple Watchの画面が「再生中」に切り替わりミュージックコントローラーが表示されます。逆にApple WatchからiPhoneのミュージックにアクセスすることも可能です。やり方はとても簡単で、Apple Watchに表示される「iPhone上」といった選択画面を選ぶだけです。この操作だけで、iPhoneの音楽や保存されたプレイリストを手軽に再生できます。

Apple Musicに登録していればミュージックライブラリにアクセス可能

Apple Musicに登録しておけば、Apple Watchから自動的にミュージックライブラリに接続してくれるので、よりスムーズに音楽が楽しめます。とても便利な機能ですが、Apple Watch Series3以降のApple Watchが対象となります。それ以前のApple Watchでは未対応となるので、注意してください。

Apple Watch単体でも音楽を聴くことができる

Apple Watch

基本的に、Apple WatchはiPhoneを通じて保存されている音楽を聴く働きを持っています。そのため、Apple WatchとiPhoneはペアのように思えます。しかし、常にApple WatchとiPhoneを持ち歩くのは大変ですね。設定を変えて道具を揃えれば、Apple Watch単体で音楽が聴けるんです。

Apple Watch内に音楽を保存して聴く

Apple Watch単体で音楽を再生するのは理論的には可能です。なお、これは、iPhoneが手元や身近にない状態でも、Apple Watchのみで音楽を再生する方法を指します。Apple Watch単体で音楽を再生する方法は2つあります。

  • Apple WatchをiPhoneと同期させ、iPhone内のプレイリストを使って音楽を聴く
  • Apple Musicを使用、Wi-Fiを通してストリーミングで再生をする(セルラーモデルは非対応なので注意してください)

注意

なお、Apple Watchで再生できる音楽は、ミュージックアプリで聴ける音楽のみに限られます。そのため、例えばYouTubeやLINE MUSICなどの「音楽配信」ものについては、音楽再生が不可能です。手元のiPhoneで表示をしたり聴けても、Apple Watchでは不可能です。

Apple Watch単体で音楽を聴く方法【STEP1:iPhoneとの同期】

Apple Watch

それでは、Apple Watch単体で音楽を聴く方法をお教えします。まずはApple WatchとiPhoneを同期させて、その上でApple Watchを使い音楽を聴きます。この操作はiPhoneを使用するので、必ずiPhoneを手元に置いておく必要があります。まずは、iPhoneとApple Watchを用意してください。

iPhoneのプレイリストを同期させる

iPhoneプレイリスト

Apple WatchとiPhoneの用意ができたら、Apple Watchで音楽を聴くために、iPhoneのプレイリストと同期をさせていきます。

iPhoneでプレイリストを新規で作成する

iPhone操作方法

iPhoneのプレイリストをApple Watchに同期させる前に、まずはiPhone上でプレイリストを作ります。iPhone上にあるミュージックアプリを起動します。

iPhoneプレイリスト

ライブラリ上に「プレイリスト」があるので、タップしてください。

iPhoneプレイリスト

プレイリストが開くと、上部に「新規プレイリスト」があるのでタップしてください。これでプレイリストが作られます。次に、プレイリストの中身を充実させ、詳細を設定していきましょう。

iPhoneプレイリスト

新規プレイリストの設定画面が出るので、プレイリストの内容説明や名前を入れていきましょう。終わったら、「ミュージックを追加」の+ボタンをタップして、ミュージックを一つずつ追加して保存します。これで新しいプレイリストが完成しました。プレイリストはいくつか作れるので、自分の気に入った曲をまとめたり、シーンによってリストを作って保存しておくのもおすすめです。

iPhone内のWatchアプリからプレイリストを選択

Apple Watch

プレイリストが完成したら、iPhoneと作ったプレイリストを同期させていきます。まず、iPhone上の「Watch」をタップして起動します。次に、マイウォッチ内にある「ミュージック」をタップしてください。

Apple Watch

そして、ミュージック内にある「同期されたミュージック」をタップします。すると今まで自分が作ったプレイリストが全て表示されるので、同期させたいプレイリストを選択して同期を開始します。同期が完了すると、「同期されたミュージック」の後ろに、同期したプレイリスト名が表示されるので確認してください。

Apple Watchのプレイリストを確認

Apple Watch側のミュージックを立ち上げて、同期させたプレイリストが表示されているかを確認しましょう。プレイリストが表示されていたら、Apple WatchとiPhoneの同期が正常に完了しているということです。これでApple Watchを使ってiPhone内にある音楽のプレイリストを聴ける下準備が整いました。

Apple Watch単体で音楽を聴く方法【STEP2:Apple Watchでの操作】

Applewatch

Apple Watchを使用するためのプレイリストの保存、iPhoneの同期は完了しました。では、Apple Watch単体で音楽が聴けるよう調整をしていきます。少々手間のように感じてしまうかもしれませんが、作業自体はとても簡単です。

音楽ソースをiPhoneからApple Watchに切替える

56686738 2269747569951122 2669556887033327199 n.jpg? nc ht=scontent nrt1 1.cdninstagram
iriostore

Apple Watchは、iPhone内の音楽を再生しようと自動的に読み込みを始めます。そのため、プレイリストを同期させただけではApple Watch単体で音楽を聴けません。自動的にiPhone上のプレイリストを読み取って音楽を再生するため、iPhoneがないと再生ができないんです。Apple Watch単体で音楽を聴くには、音楽のソースをiPhoneからApple Watchに切り替える必要があります。

Apple Watchの「ミュージック」アプリでソース選択

Apple Watch

切り替えると言っても難しいことはありません。まず、Apple Watch内の「ミュージック」を開いてください。同期させたプレイリストをタップして、該当する曲を長押しすると、ソース画面が開きます。iPhoneのアイコンが現在の「ソース」になっているので、タップしてください。すると「再生するミュージックのソースを選択してください」という画面に切り替わり、Apple WatchかiPhoneを選べるようになります。ソースをiPhoneからApple Watchへと切り替えましょう。

Apple Watch単体で音楽を聴く方法【STEP3:Bluetooth端末との接続】

Bluetoothイヤホン

Apple Watch単体で音楽を聴く準備ができても、イヤホンやヘッドフォンなのアクセサリが無いと音楽が聴けません。Apple Watchと一緒にイヤホンやヘッドフォンが使えるよう、Bluetooth端末を使って接続していきましょう。

Bluetoothヘッドフォンをペアリングする

iPhone

iPhoneもApple Watchも、イヤホンやヘッドフォンを繋げるコードなどはありません。ヘッドフォンをiPhoneやApple Watchで使用するには、Bluetoothを使ってペアリング設定をする必要があります。ペアリングの方法は、ペアリングしたいイヤホンやヘッドフォンなどのアクセサリを用意した上で試してください。

Apple Watchから設定する

Apple Watch単体で音楽を再生するには、Bluetoothを使ってApple Watchにヘッドフォンをペアリングする必要があります。Apple Watch上の設定画面でBluetoothを選びましょう。するとペアリングが開始されます。Bluetoothを通してペアリングモードになっている機器の名称が表示されます。自分が使用しようと思っている、Bluetoothイヤホンの名前を確認してタップしてください。Apple Watch表示画面に「接続済み」と出たら、Bluetoothイヤホンとのペアリングが正常に終了しています。

Apple Watchのスピーカーからは音は出ない

スピーカー

電話音が鳴り、通話もできるApple Watchを見ていると、「音楽も聴けるのではないか」と思う人がほとんどだと思います。しかし、残念ながらApple Watchには、音楽を再生するためのスピーカー機能がついていません。Apple Watchを使って音楽を再生するには、イヤホンやヘッドフォンと言った道具が必要になります。

イヤホンやヘッドフォンは、Bluetoothを通して使用するので音も良く、コードなどわずらわしいものがないタイプがほとんどです。Bluetootイヤホンやヘッドフォンの形もさまざまです。最近ではスポーツタイプやオシャレなデザインのものも増えてきました。音楽を再生するシーンは、人によりさまざまです。自分の生活スタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

Apple Watch単体で音楽を聴く場合の注意点

Apple Watch

多彩な機能を持っているApple Watchも、決して万能ではありません。Apple Watchで音楽を再生するには、いくつかの注意点があります。注意点を把握して、Apple Watchを効率よく使えるようにしましょう。

転送できるiPhoneの同期済みプレイリストは一つだけ

リスト

Apple Watchに、いくつもの同期済みのプレイリストを転送できるわけでではありません。転送ができるのは、同期保存しているプレイリストのうちの一つだけになります。そのため、転送するプレイリストは、お気に入りの曲を入れ込むことが一番です。いくつかプレイリストを作り、その時の気分で転送し直しても良いかもしれません。

転送できるプレイリストにも容量や曲数に制限がある

転送できるプレイリストが一つだと聞くと、多くの曲をリストに入れ込みたいと思ってしまうかもしれません。しかし、転送できるプレイリストにリストアップできる曲数も無限ではありません。

  • 容量は最大2GBまで
  • 曲数は最大250曲まで
転送するプレイリストにも容量や曲数の制限はあります。しかし、容量が最大2GBまで使用でき、曲数も250曲まで登録できるので決して少ない量というわけではありません。転送制限がある以上、自分が本当に聞きたい曲をピックアップしてプレイリストに登録し、Apple Watchに転送して楽しむようにしましょう。

Apple Watch単体で音楽を聴く方法を活用しよう!

ヘッドフォン

時計としての役割を果たしながら、iPhoneと同期させることで多彩な能力を発揮するApple Watchですが、iPhoneが手元に無いと使用できない機能もありますその一つが「音楽機能」です。Apple Watchは基本、iPhoneと同期させることで、iPhoneに保存されたプレイリストを使って音楽を聴けます。しかし、iPhoneが手元に無い状態で、Apple Watchから音楽を聴ける方法があったら便利です。

保存したプレイリストの音楽ソースをApple Watchに切り替え、Bluetoothで転送できるイヤホンやヘッドフォンを使うことでiPhoneが手元に無くても再生できます。この方法なら、例えスポーツをしている最中でも、身軽に音楽を楽しめます。Apple Watch単体とBluetoothでつなげたイヤホンやヘッドフォンを使って、お気に入りの音楽を聴きながら、快適なひとときを過ごしてください。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
ナギ
ライターとイラストレーターの兼業者です。一つの見方にとどまらず多方面からの目を向け、情報を精査し信憑性を高める。常...