Apple IDの新規作成・変更方法!Apple ID/パスワードを忘れた時の確認方法も紹介
新しくiPhoneを買った場合などにAppleIDの作成を薦められますが、新規登録するにはどうしたらいいのでしょうか。また、登録したくてもできない場合があるようです。Apple製品を使う上で必須ともいえるAppleIDですが、その新規作成方法とできない原因、その対処方法について今回の記事では述べていきます。
目次
- 1Apple IDを新規作成してみよう!
- ・Apple IDとは?
- ・Apple IDと携帯キャリアの関係性について
- ・Apple IDで利用可能なサービス
- 2Apple IDを新規作成する方法
- ・Apple公式サイトから作成する
- ・iPhone/iPad/iPod touch で Apple ID を作成する
- ・MacでApple IDを新規作成する方法
- ・WindowsでApple IDを新規作成する方法
- 3Apple IDの変更方法
- 4Apple ID/パスワードを忘れた場合の対処法
- ・Apple IDを忘れた場合の対処法
- ・パスワードを忘れた場合の対処法
- 5Apple IDを新規作成できない場合の原因と対処法
- ・Apple IDを新規作成できない原因について
- ・Apple IDを新規作成できない場合の対処法
- 6Apple IDの新規作成できない原因を探ろう!
Apple IDを新規作成してみよう!
iPhoneやiPadを利用するためには、Apple IDを新規作成する必要があります。Apple IDとはどのようなもので、どのように作成すればいいのでしょうか。この記事では、Apple IDの新規作成方法と、Apple IDややパスワードを忘れてしまったときの対処法、それからApple IDの新規作成ができない場合の原因と対処法について詳しく解説します。
Apple IDとは?
まずはApple IDとはどのようなものなのでしょうか。Apple IDとは、Apple社から発売されているiPhoneやiPad、iPod、Macのユーザーが、Apple社から提供されているサービスを利用するために必要なユーザーIDです。
iPhoneやMacなどのAppleデバイスには、アプリの購入とダウンロードができるApp Storeや、音楽や動画などの購入とダウンロードができるiTunesがあります。App StoreやiTunesを利用するときに、Apple IDが必要です。
iPhoneやMacを購入したら、必ずApple IDを新規作成しておきましょう。
Apple IDと携帯キャリアの関係性について
iPhoneを利用するためには、携帯キャリアが発行した電話番号が必要です。携帯キャリアの電話番号とApple IDとは何か関係があるのでしょうか。
Apple IDはiPhoneなどのApple製品のユーザーに紐付けられるもので、携帯キャリアとは関係ありません。携帯電話会社を他の会社に乗り換えたとしても、Apple IDはそのまま使い続けることができます。また、Apple IDを使ってApp StoreやiTunesで購入したアプリやコンテンツはそのまま利用できます。
Apple IDで利用可能なサービス
Apple IDを使って利用できるサービスは次のとおりです。有料コンテンツを購入しない限り基本的に利用料金はかかりません。ただし、サービスを利用するときにはデータ通信料金が発生する可能性があります。
サービス名 | 利用できる内容 |
iCloud | iCloudから提供されているサービス全般 (iCloudメール、連絡先、カレンダー、リマインダー、ブックマーク、メモ、「iPhoneを探す」の機能など) |
iTunes Store | iTunes Store、App Store、Apple Booksなど (支払い用クレジットカードの登録が必須) |
FaceTime | テレビ電話機能 |
iMessage | インスタントメッセージ機能 |
Game Center | オンラインマルチプレイヤーソーシャルゲームネットワーク |
Apple IDを新規作成する方法
次にAppleIDを新規作成する作り方について述べていきます。AppleIDの作り方はいくつかあります。AppleIDの作成は少し手間がかかりますが、Apple製品の魅力を引き出してくれるものなので、頑張って設定してしまいましょう。
Apple公式サイトから作成する
まずはApple公式サイトからAppleIDを作成する方法です。この方法は、Apple TVやAndroid、スマートテレビ、他社製のストリーミングデバイスでApple IDを作成するときに利用します。
基本的にはApple公式サイトにアクセスして指示に従うだけでAppleIDの作成を行うことができます。
上記のページにアクセスして、「Apple IDを作成」に入ります。名前や地域、生年月日、Apple IDとして利用するメールアドレスとパスワードを入力して、画面の手順に従って新規作成作業を進めれば簡単に作成できます。
iPhone/iPad/iPod touch で Apple ID を作成する
Apple IDの新規作成はiPhoneやiPad、iPod touchでもできます。iPhoneなどでのApple IDの作り方には、デバイスを初期設定するときに作成する方法と、デバイスの設定後に「設定」アプリから作成する方法があります。それぞれのApple IDの作り方を解説します。
デバイスの初期設定時にApple IDを新規作成する
デバイスの初期設定時にApple IDを新規作成する方法です。iPhone、iPad、iPod touchの電源ボタンを入れて、画面の指示に従って設定を進めていきます。「Apple ID」の画面まで来たら、Apple IDの新規作成を行います。
- 「パスワードをお忘れかApple IDをお持ちでない場合」をタップする
- 「無料のApple IDを作成」をタップする
- 生年月日と名前を入力する
- 「現在のメールアドレスを使用」もしくは「無料iCloudメールアドレスを入手」をタップする
- 画面の指示に従ってメールアドレスとパスワード、2ファクタ認証を設定する
これでAppleデバイスの初期設定と同時にApple IDの新規取得も完了します。
デバイスの設定後にApple IDを新規作成する
Appleデバイスの初期設定時のApple IDの設定を飛ばしたり、後から2つめ、3つめのApple IDが必要になった場合には、iPhoneなどの「App Store」からApple IDの新規取得が可能です。デバイスの設定後のiPhoneなどでのApple IDの作り方は次のとおりです。
- 「App Store」を開き画面右上のアカウントアイコンの「サインイン」をタップする
- 「Apple IDを新規作成」をタップする
- 画面の指示に従ってメールドレスとパスワード、地域、支払情報などの設定をお行う
- 電話番号を確認する
- 登録したメールアドレスに確認メールが届いているので認証リンクをクリックする
メールアドレスの認証を行えば、Apple IDの新規作成が完了します。2番めの手順で「Apple IDを新規作成」が表示されない場合には、「設定」アプリを開いて、iCloudからサインアウトしているか確認してください。サインアウトしていない場合には、いったんサインアウトしてから新規作成手順を実行しましょう。
MacでApple IDを新規作成する方法
MacでのApple IDの作り方は次のとおりです。
- デスクトップ上のAppleメニューから「システム設定」を開く
- 「Apple IDでサインイン」をクリックする
- 「Apple IDを作成」をクリックする
- 画面の案内に従ってメールアドレスとパスワード、地域などを設定する
- 支払情報などを設定する
- 登録したメールアドレスに確認メールが届くので認証リンクをクリックする
メールアドレスの確認が完了すればApple IDを利用できるようになります。
WindowsでApple IDを新規作成する方法
PCはWindowsを使っていても、スマホはiPhoneという方も多いことでしょう。AppleデバイスではないWindowsでもApple IDを作成することは可能です。WindowsでApple IDを作成するためには、iTunesのアプリのインストールが必要です。
以下のリンクからWindows向けのiTunesを入手して、Windows PCにインストールしましょう。
PCにiTunesをインストールしたら起動して、次の手順でApple IDを新規作成します。
- 画面上部のメニューバーにある「アカウント」から「サインイン」をクリックする
- 「Apple IDを新規作成」をクリックする
- 画面の指示に従ってメールアドレスとパスワード、地域などを入力する
- 支払情報を入力する
- 登録したメールアドレスに確認メールが届くので認証リンクをクリックする
メールアドレスの確認が完了すればApple IDを利用できるようになります。
Apple IDの変更方法
Apple IDはメールアドレスを利用しますが、何らかの理由でメールアドレスを変更することもあるでしょう。メールアドレスを変更した場合には、Apple IDも変更できます。Apple IDの変更方法は次のサイトで行います。まずはこちらのサイトにアクセスしましょう。
上記のサイトにアクセスしたらApple IDにサインインします。サインインしたら次の手順で変更します。
- 「サインインとセキュリティ」をクリックする
- 「Apple ID」を選択する
- 「Apple IDを変更します」に新しいメールアドレスを入力する
- 登録したメールアドレスに確認メールが届くので確認コードを確認する
- 確認コードをApple IDの変更ページに入力する
これでApple IDの変更が完了します。
Apple ID/パスワードを忘れた場合の対処法
Apple IDやパスワードを忘れてしまった場合にはどうしたらいいのでしょうか。Apple IDやパスワードを忘れたときの対処法について解説します。
Apple IDを忘れた場合の対処法
Apple IDを忘れたときには、Apple IDを新しく設定し直す方法はありません。パスワードの再設定はできますが、前のApple IDにサインインしなければ、Apple IDの再設定はできません。
Apple IDを忘れたときにはなんとかして忘れたApple IDを思い出すしかありません。Apple IDを思い出すための方法として次の方法があります。
Apple IDにサインインしているデバイスやアプリ・iCloudがないか確認する
忘れたApple IDでサインインしているiPhoneやMacがないか確認してみましょう。サインインしているデバイスがあれば、そのデバイスのApple IDのところにApple IDのメールアドレスが記載されています。サインインしていた場合のデバイスごとのApple IDの確認方法は次のとおりです。
- Macの場合
- Appleメニューから「システム設定」を開く
- 「ユーザー名」をクリックする
するとユーザー名の下にApple IDのメールアドレスが記載されています。
- iPhone/iPad/iPod touchの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「ユーザー名」をタップする
するとユーザー名の下にApple IDのメールアドレスが記載されています。
Appleからのメールが届いていないか確認する
Apple IDとして登録しているメールアドレスにはApple社からメールマガジンやお知らせメールなどが届きます。Apple社からのメールが届いているメールアドレスがないか確認してみましょう。
もしもメールの送信先を違うメールアドレスにしている場合でも、メールの中にApple IDが記載されている場合もあります。Appleから届いたメールの本文にApple IDの記載がないか確認してみましょう。
パスワードを忘れた場合の対処法
Apple IDはわかっているけれどもパスワードを忘れた場合には、パスワードをリセットして再設定できます。パスワードのリセット方法はいくつかあるので、それぞれの方法についてみていきましょう。
AppleのデバイスでApple IDのパスワードをリセットする
iPhoneなどのAppleデバイスで次の手順でApple IDのパスワードをリセットできます。
- iPhoneなどの「設定」アプリを開く
- 「ユーザー名」から「パスワードをセキュリティ」を開く
- 「パスワードの変更」を開く
- 画面の指示に従って操作を進めてパスワードをリセットする
借りたAppleデバイスでApple IDのパスワードをリセットする
自分のiPhoneやiPadが手元になくても、家族や友人のAppleデバイスや、Apple Storeの店舗のAppleデバイスを借りてパスワードをリセットすることもできます。借りたデバイスでパスワードをリセットする手順は次のとおりです。
借りたデバイスでパスワードをリセットするためには、「Apple Support」のアプリが必要です。』以下のリンクからダウンロードしましょう。
借りたデバイスでApple Supportを開いたら次の手順でパスワードをリセットします。
- 画面を下にスクロールして「サポートツール」を開く
- 「パスワードのリセット」を開く
- 「別のApple ID」をタップする
- パスワードをリセットするApple IDを入力する
- 画面の指示に従って操作してパスワードをリセットする
この方法を使った場合、操作を完了したら入力した情報は端末上には残りません。
WebからApple IDのパスワードをリセットする
WebサイトからApple IDのパスワードをリセットする方法もあります。
ブラウザから上記のWebページへアクセスして、Apple IDを入力します。画面の指示に従って操作を進めるとパスワードをリセットできます。
Apple IDを新規作成できない場合の原因と対処法
AppleIDはiPhoneやiTunesなどの登録で必ず必要となりますが、人によってはAppleIDを新規作成できない場合があるようです。AppleIDが作成できないとiPhoneの場合はiTunesやAppleStoreなどでアプリを購入する際に非常に不便です。
iPhoneを使う人にとってAppleIDは生命線ともいえるため、すぐに解決しなければならない問題であるといえます。
ここからはAppleでAppleIDアカウント作成ができない原因と、その対処方法について解説します。
Apple IDを新規作成できない原因について
Apple IDを新規取得できない原因についてみていきましょう。
13歳未満の場合
まず前提として、AppleIDを登録するにあたって確認しなければならない事項があります。それは新規登録を行う際、実はユーザーアカウントの設定が13歳未満である場合は作成することができないという規約があります。
これはAppleIDがクレジットカードなどと紐付いてしまうことが原因で、これによって知らないうちに有料サービスに課金されてしまう危険性を防止しています。AppleIDは便利な反面にこういった側面もあるため、AppleIDを作成した後の管理も重要です。
Appleのサーバーの不具合
Apple側の運営しているサーバーの不具合によってAppleIDの作成ができないといったパターンも考えられます。企業のサーバーは通常、落ちないように厳重に管理されていますがそれでも利用者の増加などやアップデートによる不具合によって落ちてしまう場合があります。この場合はサーバーが復帰するまでAppleIDの新規作成を行うことはできません。
通信環境が安定していない
AppleID作成のために接続しているデバイスの通信環境が悪いせいでAppleIDの登録ができない場合も考えられます。登録にはもちろんApple社と通信を行う必要がありますので、途中で切れて作成できなくなってしまわないように、通信環境のいい場所に移動するなどの注意が必要です。
また、携帯回線であるLTEなどの接続していると、「アカウントを作成できませんでした。原因不明のエラーが起きました」と言われてAppleIDをうまく作成できない場合があるようです。作成できない原因としてはサーバー側との通信エラーと言われていますが、これは通信にWi-Fiを用いることで解決できる場合があるようです。
iOSのバージョンが古い
使用しているiPhoneのiOSのバージョンが古いせいでAppleIDの作成がうまくいかない場合も考えられます。これについてはAppleStore等でアップデートを行うことで解決できる場合があります。iOSのバージョンアップには大量のデータ通信が行われるため、iPhoneのLTE回線を使わずにwi-fiかiTunesでの更新を推奨します。
Apple IDの上限数を超えている
実はAppleIDアカウントの登録には上限があることをご存知でしょうか。
AppleIDはiPhoneの設定から作成を行うことができますが、そこから登録できるアカウントは3つまでという上限が定められています。これ以上の登録を行うとエラーを起こしてしまうため、iPhone設定からのAppleID作成は行うことができません。
Apple IDを新規作成できない場合の対処法
ここまででAppleIDを新規作成できない場合はどんな状況かを説明してきました。そもそもApple側のサーバーが落ちている場合については待つしかありませんが、自分の回線側の問題や、あるいは設定の問題であればAppleIDを作成できない問題を自己解決することが可能です。ここからはAppleIDを新規作成するための設定や対処法について説明していきます。
iOSデバイスを更新する
iOSのバージョンが古い場合には、デバイスを最新の状態にしましょう。iOSの更新をモバイルデータ通信で行うと通信料がかかりすぎてしまいます。Wi-FiかiTunesで行うことをおすすめします。
- Wi-Fiで更新する
Wi-Fiを用いてiOSの更新を行う方法ですが、[設定→一般→ソフトウェアアップデート]の順で開いていくと、アップデートを行うページが出てくるのであとは手順通りに進めてください。更新後は、AppleIDの作成をもう一度試してみてください。
- iTunesで更新する
iTunesを使ってiOSのバージョンをあげることもできます。パソコンでiTunesを立ち上げて、パソコンとiPhoneを接続します。そしてiPhoneの設定項目に移ると「バージョンアップ」という項目があるかと思いますので、そこで新しいiOSに更新することができます。それが終わった後は、同様にAppleIDの再作成を試してみてください。
別のデバイスから作成する
iPhoneそのものに問題があってAppleIDを作成できない場合が考えられます。この場合の対処法としては、別のデバイスからAppleIDの作成を試してみるのが有効な手段といえます。家のPCや家族のモバイル端末などを借りてAppleIDの作成を試してみると効果的かもしれません。
別のメールアドレスで作成する
メールアドレスに問題があるという場合も考えられます。Appleの場合、メールアドレスが特殊なものであると弾かれてしまう状況が考えられます。キャリアのメールアドレスやプロバイダーのメールアドレス、Gメールアドレス、iCloud.comのメールアドレスなどが一般的ですが、他にもメールアドレスには数多くの種類があります。
特殊なメールアドレスであればあるほど対応していない可能性は高まるため、特に登録するAppleIDにこだわりがないのであれば、別なメールアドレスを試してみてください。
「全ての設定をリセット」を行う
もっとも簡単な方法として、登録しようとしているiPhoneで「全ての設定をリセット」するという方法があります。おそらく購入したばかりの状態だとおもいますが、この操作を行うとキャッシュ(スマホが高速に動作を実現するために一時的にとっておくファイルのこと)が削除され、再起動が行われます。
この操作は[一般→設定→リセット→全ての設定のリセット]で行うことができます。キャッシュが残ってると正常に動作しないということがあり、AppleIDの作成でもそのせいでうまくいかな状況があると考えられるため、有効な手段といえます。
4つ以上のアカウントを作成したいときには?
人によっては4つ以上のAppleIDアカウントが必要になる場合もあるかと思います。そんなときはAppleStoreやiTunes、あるいはAppleのサイトから登録を行うことで、問題なく4つ以上のアカウントを登録することが可能になります。
Apple IDの新規作成できない原因を探ろう!
今回はAppleIDの新規作成方法とが成できない場合の原因と対処方法について解説しました。AppleIDはApple製品をつかううえで非常に便利な仕組みで、登録して連携させることで真価を発揮します。登録もそこまで手間がかかるものではないので、未登録の人は、登録をおすすめします。
AppleIDの新規作成ができない問題については、その原因はいくつか考えられますが、その多くは端末を変えることで基本的には対応できると考えられます。それでもできない場合は、メールアドレスの見直し、3つ以上作成できないルール、通信環境などをもう一度確かめてみることをおすすめします。