TWINUIとは何？既定のアプリが変更されてファイルが開かない時の対処法を解説！
Windows10で既定のアプリがすべてTWINUIになってしまったり、ファイルが「レジストリに対する値が無効です」となり開かないことがあります。この記事では、これらのTWINUIのエラーの原因と対処法について解説します。
目次
Windows10でTWINUIでアプリやファイルが開かない現象が？！
Windows10でアプリやファイルを開こうとすると、TWINUIが原因で開けなくなることがあります。この記事では、TWINUIの原因と対処法について解説します。
既定のアプリがすべてTWINUIになってしまう！
Windows10の「設定」から「アプリ」を開くと、「既定のアプリ」の一覧を表示できます。既定のアプリでは、Windows10で通常使うアプリとして設定されているアプリ名が表示されるはずですが、すべての既定のアプリ名がTWINUIになってしまうことがあります。
画像や音楽ファイルは「レジストリに対する値が無効です」で開かない！
Windows10で音楽ファイルや画像ファイルなどの、既定のアプリを使って開くファイルを開こうとすると、「レジストリに対する値が無効です」となって開けないことがあります。この「レジストリに対する値が無効です」のエラーが起きる場合には、同時にそのファイルを開くアプリにTWINUIが起きています。
EFIシステムパーティションとは？削除できない？【Windows10】TWINUIやレジストリに対する値が無効ですの原因とは？
TWINUIや「レジストリに対する値が無効です」のエラーが起こる原因とはどういったものなのか解説します。
何らかのバグが発生した可能性が！
TWINUI自体は、Windowsのシステムライブラリの名前で、怪しいものではありません。しかし、既定のアプリがTWINUIに置き換わってしまう場合には、Windowsのシステムに何らかのバグが発生していると考えられます。
「ディレクトリ名が無効です」Windows10で表示された時の対処法を解説！TWINUIへの対処法とは？
TWINUIが起きてしまった場合の対処法について詳しくお伝えします。
PCの再起動
バグが原因なので、PCを再起動すればほとんどの場合には解決できます。Windows10の再起動方法はこちらの記事を参考にしてください。
Windows10の再起動方法！デスクトップにショートカットアイコンを作成する方法も解説！Windows Updateを実行する
TWINUIに限らず、Windowsに関するバグは、Windows Updateの実行で発生します。また、バグの修正もWindows Updateで行われます。Windows Updateを実行することでTWINUIのエラーが解決する可能性があります。
Windows Updateの実行方法は、Windows10の「設定」を開いて「更新とセキュリティ」＞「Windows Update」から「更新プログラムのチェック」をクリックします。新しいアップデートがあれば更新されます。
既定のアプリを更新する
既定のアプリを更新することで、TWINUIのエラーが解決することがあります。Windows10の「スタート」から「Microsoft Store」をクリックして、Microsoft Storeを開きます。
画面の右上の「…」をクリックして、「ダウンロードと更新」を開きます。「ダウンロードと更新」の画面から「最新情報を取得する」をクリックすると、既定のアプリを最新の状態に更新できます。
標準アプリの再インストールを実行する
標準アプリの更新でTWINUIのエラーが改善しない場合には、標準アプリを再インストールしてみましょう。
Windows10のスタートボタンを右クリックして「PowerShell(管理者)」をクリックします。デバイスへの変更を許可したら、次のコマンドをPowerShellに入力してEnterキー を押します。
「Get-AppXPackage | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}」
すると標準アプリの再インストールが開始します。プロセスが終了したらPowerShellを閉じて、TWINUIが解決したか確認しましょう。
LocalStateフォルダの中のファイルを全削除する
画像ファイルを開くときにTWINUIのエラーが出るようなら、LocalStateフォルダの中のファイルが原因の場合があります。このフォルダ内のファイルを全部削除することで解決する可能性があります。
Windows10の「スタート」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックします。次のパスを入力して「OK」を押します。
「%appdata%\..\Local\Packages\」
開いたフォルダの中から「LocalState」を見つけて開き、中のファイルをすべて削除します。これでTWINUIが解決するか確認してください。
システムファイルチェッカーを実行する
システムファイルチェッカーとは、Windows10のシステムファイルの破損をチェックして修復するプログラムです。
TWINUIの不具合がシステムファイルの破損の可能性もあるので、ここまでのことを全部実行しても改善しない場合には、システムファイルチェッカーを実行してみましょう。システムファイルチェッカーの実行方法はこちらの記事で解説しています。
sfc /scannowコマンドで破損したWindowsのシステムファイルを修復する方法！Windowsを初期化する
システムファイルの修復をしても、TWINUIが直らない場合には、Windowsのシステムそのものに、修復できない問題が生じている可能性があります。その場合にはPCを初期化するしかありません。
PCの重要なファイルのバックアップを取った上で、初期化してください。初期化する方法はこちらの記事で解説しています。
Windows10の初期化(リカバリ)手順を解説！！PCを初期状態に戻す方法は？TWINUIを解決する方法を見つけよう！
この記事では、Windows10でTWINUIに関する不具合が生じた場合の原因と対処法について解説しました。基本的に、TWINUIの不具合はPCの再起動やWindows Updateで解決できます。しかし、それだけでは解決しない場合には、この記事で紹介した方法を試してみましょう。
