2021年01月09日更新
PagesをWindowsで使う方法!拡張子「.pages」の開き方を解説!
PagesとはMacやiPhoneなどのAppleデバイスで利用できるワープロアプリですが、WindowsのWordでは開けません。この記事では、Macユーザーから送られてきたPagesのファイルをWindowsで開く方法について解説します。
目次
拡張子「.pages」のPagesファイルの内容をWindowsで画像として確認する方法
基本的に拡張子「.pages」のPagesファイルをWindowsのPCで開く方法はありません。しかし、Pagesファイルに記載されている内容を、Windowsの機能を使って画像として確認する方法があります。Pagesの内容を画像として確認する方法の手順は、次の通りです。
WindowsにダウンロードしたPagesのファイルを右クリックして「名前の変更」から拡張子を「zip」に変更します。このときに「ファイルが使えなくなる可能性があります」という警告が表示されますが「はい」を押して続けます。
すると圧縮された形式のzipファイルが作成されます。zipファイルをダブルクリックもしくは右クリックから「解凍」を選択すると解凍できます。解凍されたフォルダの中に拡張子「.jpg」の画像ファイルがあります。こちらを開くと、PagesのファイルがJPEG化されて画像として確認できます。
圧縮したときに解像度が落ちるので、画質が悪くなっています。また、テキストや文書中に挿入されている表や画像のコピーはできません。しかし、おおよその内容を確認することはこれでできます。
PagesをWindowsからiCloudで開く開き方
WindowsではPagesのアプリを利用することはできません。また、Windowsで使われているワープロソフトのWordでPagesを開くことはできません。しかし、Windowsでも利用できるiCloudを利用していれば、iCloudからPagesを開いて編集することができます。
ブラウザ版でもWindows用アプリでもいいので、iCloudにアカウントを作成してiCloudを開いてみましょう。すると、上記の画像のように、トップページにPagesが表示されています。こちらをクリックすると、Pagesの編集ページが開きます。
Pagesの編集ページにダウンロードしたPagesファイルをドラッグ&ドロップすると、そのファイルをiCloud上で開くことができます。
PagesをWindowsからコンバーターでPDFに変換してからダウンロードする方法
ネット上にはファイル形式を変換できるコンバーターがあります。ファイルコンバーターを利用して、PagesファイルをPDFに変換すれば、Windowsでも問題なくそのファイルを閲覧できます。
おすすめのファイルコンバーターは上記のページです。「Select File」からPagesファイルを選択して、変換先をPDFに設定して変換します。変換されたファイルをダウンロードすれば、PDFとして閲覧できます。
こちらのサイトでは、Pagesファイルを拡張子「.docx」のWordファイルに変換することもできます。PagesとWordでは利用できるフォントや表の形式などが異なるので、表示が崩れる可能性はあります。しかし、WordでPagesファイルを編集したい時にはワードファイルに変換してしまう方法もおすすめです。
Pagesを利用しているMacユーザーにあらかじめお願いしたいこと
Windowsユーザーに送るためのファイルをPagesで作成するMacユーザーには、ぜひファイルを送る前にWindowsユーザーへの配慮をお願いします。
PagesではWordやPDFへの書き出しも読み込みもできますが、WordではPagesの読み込みはできません。Pagesで作成したファイルをWindowsユーザーへ送るときには、ぜひファイルの種類をWordもしくはPDFで書き出した上で送るように配慮をしていただけると、Windowsユーザーも問題なくそのファイルを利用できます。
PagesをWindowsで開くのは少し大変!
この記事ではPagesのファイルをWindowsで開く方法について解説しました。iPhoneを利用しているWindowsユーザーであれば、iCloudも利用しているでしょうが、全員がiPhoneユーザーというわけではありません。
MacもiPhoneも利用していないWindowsユーザーにとっては、Pagesを開くのは少し大変な作業であることは間違いないでしょう。