2019年11月12日更新
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になった原因と対処法!出品制限に注意!
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になったことはありますか?商品の種類や出品状況によっては、一時的に出品が保留されるケースがあります。本記事では、ヤフオク!に出品した商品が仮出品になる原因と対処法について解説していきます。
目次
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になる原因とは
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になったことはありますか?頻繁に見る単語ではないので、いざ自分の出した商品が仮出品になったら焦ってしまうのも無理ないでしょう。そもそも仮出品とは何かという概要と仮出品になる原因について紹介していきます。
仮出品とはどんな状態なのか
仮出品とはYahoo! JAPANが一定の基準を基に抽出した商品の出品を保留している状態のことです。出品者や商品が怪しいと判断された場合に、トラブルを未然に防ぐことを目的にYahoo! JAPAN側で確認を行います。問題なければ順次出品されます。問題が見つかった場合は出品を断られる場合もあります。その際は出品システム利用料等は発生しません。
仮出品になる原因や対象商品について
仮出品になる原因も気になることでしょう。Yahoo! JAPANは仮出品の原因である「一定の基準」を明言していません。しかし、仮出品になった商品を見ていくと、ある傾向が見えてきました。要は不正ログインがされていないか、商品が偽物ではないかをチェックしているのです。ヤフオク!で仮出品になる原因や対象商品について紹介していきます。
いつもと違う地域でのログインがあった場合
いつもと違う地域でログインがあり、出品された場合は不正ログインではないかと考えられ、仮出品となります。出張先や旅行先で出品を行った際はこのパターンが原因でしょう。本当に不正ログインだった場合は、パスワードを変更するよう要求されます。
出品作業をしている地域がばらばらである場合
様々な地域で出品作業をしている場合も本人による出品ではないのではないかと疑われてしまいます。業者に出品を委託していて、業者がバラバラな地域で出品する場合は仮出品になる恐れもあります。
ブランド品やメーカーものを出品している場合
ブランド品やメーカーものを出品している場合も、偽物の出品を防止するためにチェックが入ります。ユーザーによっては商品が偽物かどうか疑わない人もいるでしょう。悪徳業者からするとこの手の商品は利益を上げやすいので、Yahoo! JAPANとしは入念にチェックしていることでしょう。審査が終わって偽物でないことを確認出来たら出品されます。
そっくりな商品や説明文で出品を繰り返している場合
そっくりな商品や説明文で出品を繰り返していることも仮出品の原因の一つです。まるで在庫が無数に手元にあるかのように思われます。在庫が本当に手元にあるのか、落札した時に本当に商品を購入者に渡せるのか、等の観点から出品を制限されます。当然ですが、いざ落札した時に商品が出品者の手元にない状態だと、発送が遅れ購入者が被害を被るためです。
1万円を超える高額商品など
1万円を超える高額商品も詐欺行為の可能性があるため、そのまま出品できません。一度Yahoo! JAPAN側で確認をしてから出品可能かどうか決まります。
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になった時の対処法
ヤフオク!で仮出品になる原因は分かったことでしょう。しかし、実際に自分の出した商品が仮出品になった際はどうすればいいのでしょうか。出品した商品が仮出品になった時の対処法を紹介していきます。
1時間程度の様子をみて出品になる場合
仮出品になった場合、基本的に出品者側で対処できることはありません。1時間程度待てば、Yahoo! JAPANの確認が終わり、自動的に出品に切り替わりますので、それまで様子を見るのがいいでしょう。もちろんこれは問題ない場合です。商品等に問題ある場合は出品がキャンセルされる可能性もあるので、注意しましょう。
出品キャンセルや出品制限が掛かった場合
通常は仮出品になった後、自動的に出品処理がされます。Yahoo! JAPANが確認のために一時的に中断していた出品を再開させるというわけです。しかし、場合によっては出品自体がキャンセルされたり、Yahoo!IDに出品制限が掛かる場合もあります。出品キャンセルの解除やYahoo!IDの出品制限を解除するにはどうしたらいいのでしょうか。
カスタマーセンターに問い合わせる
出品キャンセルやYahoo!IDに出品制限が掛かった場合はYahoo! JAPANに詐欺行為や不正ログイン等の疑いをかけられているということです。何も悪いことをしていないのであれば、疑いを晴らす必要があります。下記リンクからヤフオク!カスタマーセンターに問い合わせてみましょう。事情を説明して誤解が解ければ、出品可能になるはずです。
ヤフオク!で仮出品後のYahoo!IDが出品制限になった場合
ヤフオク!でオークションに出した自分の商品が出品キャンセルになった場合は、文字通りその商品の出品がなかったことになります。ではYahoo! JAPAN ID(アカウント)が出品制限になった場合は具体的にどうなるのでしょうか。ヤフオク!で仮出品後のYahoo!ID(アカウント)が出品制限になった場合に停止される機能や対処法を紹介していきます。
停止される機能など
Yahoo! JAPAN ID(アカウント)が出品制限されると次の4つの機能が停止されます。停止される機能は出品・再出品・出品中オークションの編集・注目のオークションの設定です。それぞれの機能の特徴を見ていきます。
出品や再出品
出品はヤフオク!の中で最も基本的かつ重要な機能です。これを停止されると自分の売りたい商品をオークションに売り出すことができなくなるので、出品を主な用途で使っていたユーザーにとっては、アカウントが消されたのと同じようなものです。不正ログインや詐欺行為の防止のためとはいえ、一方的に停止され出品できなくなるのは非常に痛いです。
Yahoo! JAPAN ID(アカウント)の出品制限によって、出品のみならず再出品も停止されます。再出品とは過去に落札されずに終了したオークションを再度出品することです。新規の出品だけでなく、再出品も停止されてしまいます。商品が過去にYahoo! JAPANの審査を通過しているのにもかかわらず、他の商品で引っかかるとそれも出品できなくなるのです。
出品中オークションの編集
ヤフオク!では出品中オークションに情報を編集(追加)することが可能です。追加できる情報は、商品説明・画像、コメント・決済方法、荷物の大きさと重さ、配送方法の対応についての記載・「あなたへのおすすめコレクション」オプションの追加、料率の引き上げ等です。これから出品するものだけでなく出品済みの商品に対しても制限がかけられます。
注目のオークションの設定
ヤフオク!には「注目のオークション」という有料オプションがあります。注目のオークションを設定することで、各カテゴリのオークション一覧ページ上部の「注目のオークション」欄に出品している商品を載せることができます。これにより自分の商品を目立たせることが可能ですが、アカウントが停止されるとこの機能も利用することができなくなります。
カスタマーセンターにアカウント停止の取り消しを申請
このようにYahoo! JAPAN ID(アカウント)が出品制限になると、出品に関する様々な機能が停止されます。ユーザーとしては多大なる影響を受けることでしょう。一刻も早く停止を解除したいところです。ヤフオク!で仮出品後のYahoo! JAPAN ID(アカウント)が出品制限になった場合は、カスタマーセンターにアカウント停止の取り消しを申請しましょう。
「ヤフオク! - 使い方に関するお問い合わせフォーム」は下記リンクから開くことができます。下画面が表示されるので、「お問い合わせの詳細」欄にアカウント停止の取り消しを希望する旨のメッセージを記入しましょう。具体的な停止理由が気になる人は理由も問い合わせてみましょう。
何も悪いことをしていなくても、Yahoo! JAPANの判断でアカウント停止になるケースはあります。問い合わせる際は具体的に何が悪いのかわからない状態だとしても、低姿勢でとにかく謝罪することで解除される場合も多いようです。ちなみにヤフオク!に関する問い合せの方法は、お問い合わせフォームのみで電話対応はありません。
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になっても慌てず待とう
ヤフオク!に出品した商品が仮出品になる原因と対処法を解説してきました。いつもと違う地域でのログインがあった場合やブランド品やメーカーものを出品している場合等に、悪意のある第三者による不正利用や商品が偽物ではないかということをYahoo! JAPANに疑われた際に仮出品になります。
出品キャンセルや出品制限がかかる場合もありますが、基本的には1時間程度待っていれば仮出品は解除されます。ヤフオク!に出品した商品が仮出品になっても慌てず待ちましょう。