2019年11月15日更新
ヤフオク!で入札や値段交渉ができない10の理由と対処法をわかりやすく解説!
ヤフオクで入札や値段交渉ができない原因を解説します。ヤフオクで入札できない理由としても多い評価や年齢での制限、マイオークション件数などについても解説しますので評価数の少ない新規ユーザーの方やヤフオクの入札から落札に関して自信が無いという方も参考にしてください。
目次
- 1ヤフオク!の値段交渉って何?
- ・値段交渉について
- ・値段交渉の仕方
- ・値段交渉の結果について
- 2ヤフオク!で入札や値段交渉ができない10の理由と対処法
- ・出品者が入札者評価制限を設定している場合
- ・出品者が入札者認証制限を設定している場合
- ・ブラックリストに登録されている場合
- ・その商品の入札を一度取り消されている場合
- ・かんたん決済の登録や審査が完了していない場合
- ・自分の出品商品の場合
- ・年齢制限のある商品の場合
- ・ストアで入札個数制限が設定されている場合
- ・入札・落札件数が上限を超えている場合
- ・入札できない原因が分からない場合
- 3ヤフオク!でブラックリストに登録されるケースは?
- ・支払いが遅い場合
- ・受取り連絡がない場合
- ・新規お断りの商品に入札した場合
- ・細かい質問をした場合
- 4ヤフオク!で入札できない時は設定を確認してみよう
ヤフオク!の値段交渉って何?
普段から出品や落札でヤフオク!を利用しているという方は少なくないと存じますが、値段交渉についてきちんと知っているという人はどれくらいいるでしょうか。そもそも、値段交渉とはどのようなものであるか知らないという人のためにも、はじめに値段交渉の基本的な内容について解説していきます。
値段交渉について
そもそもオークションというと、ある商品に対して複数の入札者がいることで値段が上がっていく仕組みになっていて、期間終了時の値段で落札価格が決定されます。そんな中で「値段交渉」というと違和感を覚えるかもしれませんが、ヤフオクにおける値段交渉とは、条件を満たした商品のみに設定できるものです。
開始価格と即決価格が同じ場合のみ設定可能
値段交渉が設定できるのは開始価格と即決価格が同じ商品、いわゆるフリマ出品の商品のみです。通常のオークション商品には、値段交渉は適用されません。
値段交渉の仕方
値段交渉の条件がわかったところで、値段交渉の仕方を解説していきます。
まず、値下げ交渉を設定している商品である必要がありますので、商品ページに「値下げ交渉をする」というボタンが表示されているか確認してください。表示されていれば、値下げ交渉が可能な商品ですのでそのまま「値下げ交渉をする」をクリックして交渉に進みましょう。
次の画面では、出品者の情報を確認の上、希望の交渉価格を入力してください。入力後は画面下部の「確認する」をクリックします。
最終確認画面になりますので、内容等に問題が無ければ「ガイドラインに同意して、交渉する」をクリックします。なお、出品者が交渉に同意した場合は自動的に落札となるので十分に注意して交渉をするようにしましょう。
値段交渉の結果について
値段交渉の結果について見ていきましょう。前提として、出品者側が値下げ交渉を受けた時の対応方法から説明しておきます。
出品した商品の値下げ交渉を受けた場合、交渉に同意するかどうかは4つの選択肢で回答することになっています。「受ける」場合はそのまま同意・落札となり、「断る」場合は具体的に金額を示すなどという風に細かく回答方法を分けています。
成立した場合
出品者が「受ける」を選択した場合はそのまま交渉が成立となり、商品も自動的に落札されます。案内に従って配送先の設定や支払いなどを行い、取引を進めましょう。
不成立の場合
交渉不成立の場合は、出品者が選択した「断る」の項目によって異なります。「出品者は○○円以上を希望しています」という具体的な希望価格が提示されていた場合はその値段での落札を検討するのが賢明だと言えるでしょう。なお、値下げ交渉は、合計3回まで可能なので再度交渉を行うことも可能です。
ただし、2回目以降の値段交渉の際には、出品者の「断る」の内容に合わせて交渉価格を判断することが大切です。出品者の希望とかけ離れた交渉金額を何度も提示してしまうと、場合によっては出品者の気分を害してしまい、最悪の場合はブラックリストに追加される可能性もありますので価格の決定は慎重に行いましょう。
ヤフオク!で入札や値段交渉ができない10の理由と対処法
ヤフオク!で入札や値段交渉ができない時に考えられる10の理由と対処法を解説していきますので、お困りの際にはぜひお役立て頂けましたら幸いです。
出品者が入札者評価制限を設定している場合
まず、出品者が商品の入札に対して制限をかけている場合です。
2つの入札者評価制限について
「入札者評価制限」は以下の内容に該当するユーザーからの入札をできなくするように設定ができるものです。
- 総合評価:全評価のポイント合計が-1以下のユーザー
- 悪い評価の割合:評価のうち「非常に悪い」および「悪い」割合が多いユーザー
設定が確認できる商品ページの表示場所について
入札者評価制限を設定しているかどうかを確認するには、各商品の出品情報を確認しましょう。
ページ内の「入札者評価制限:」の項目が「あり」になっていれば、評価制限が設定されているということになります。
新規でIDを作り直す
入札者評価制限に引っかかって入札ができないという場合には、新規でIDを作り直すことを推奨します。評価がマイナスになっているというような場合、制限が無いオークションでも入札取り消しされる可能性が高く、評価を回復させるのは難しく時間がかかることが予想されますので、新規にIDを取得することが最善の策です。
たとえ評価件数・ポイントが少なくても「新規」ユーザーである限りは評価制限の対象になりませんので、その点は新規IDでも安心と言えるでしょう。
出品者が入札者認証制限を設定している場合
「入札者認証制限」とは、モバイル認証または本人確認を行なっていないユーザーからの入札ができないように設定することです。
モバイル登録・本人確認をする
入札者認証制限の設定されているオークションに入札するには、モバイル登録・本人確認が必要です。すぐに反映されずに時間がかかるので、オークション利用予定の方はなるべく事前に済ませておくといいでしょう。
ブラックリストに登録されている場合
オークションの出品者からブラックリストに登録されている場合も入札ができませんので注意しましょう。
ブラックリストに登録されている場合の表示メッセージ
ブラックリストに登録されているユーザーが出品している商品に入札しようとすると「この出品者のオークションへの入札はできません」という文章が表示されます。
相手がこちらを登録している場合は「ブラックリスト」という表示こそありませんが、逆にこちらが出品者をブラックリストに登録している場合は「ブラックリストに登録してあります」という表示がされます。
諦めて他のオークションを探す
ブラックリストに登録されている場合、こちらからのアクションで解除してもらうことはほぼ不可能といいていいでしょう。諦めて他のオークションを探す方が賢明です。
その商品の入札を一度取り消されている場合
続いて、その商品に既に入札をしていて、その入札が出品者によって取り消されている場合です。
その商品には入札・値段交渉はできない
入札後に出品者によって入札を取り消されてしまうと、その商品には入札および値段交渉ができないようになっているので注意が必要です。
多くの場合、入札が取り消される原因となっているのは入札者の評価内容です。新規ユーザーからのいたずら入札などが相次いでいる影響もあり、評価が無い、もしくは少ないユーザーからの入札を削除する出品者も少なくありません。
かんたん決済の登録や審査が完了していない場合
また、かんたん決済の登録・審査が完了していない場合はヤフオクの全ての商品への入札ができません。
ヤフオクでは、以前はYahoo!かんたん決済以外の決済方法も認められていましたが、現在は全ての支払いにかんたん決済を導入しています。なお、現在も銀行振込やコンビニ払いも利用可能ではありますが、Yahoo!かんたん決済の支払い方法として提供されていますのでかんたん決済の登録をしていないと利用できないことには変わりはありません。
必ず、Yahoo!かんたん決済の利用登録を行いましょう。
かんたん決済が完了するまで入札・値段交渉はできない
かんたん決済が原因で入札や価格交渉ができないという場合、かんたん決済の登録・審査が完了するまで全ての商品に対する入札と値段交渉ができませんので、まだ手続きをしていないという場合はなるべく早くかんたん決済の登録をするようにしましょう。
かんたん決済の利用方法や注意点は以下の記事も参考にしてください。
自分の出品商品の場合
自分が出品している商品の場合も見てみましょう。
自分の出品商品には入札できない
入札しようとするのは非常に少ないケースですが、自分が出品している商品の場合は入札ができません。
年齢制限のある商品の場合
ヤフオクでは、一部のカテゴリの商品に年齢制限が設けられています。年齢制限があるカテゴリ商品例は以下の通りです。
年齢が18歳未満の場合
- 車
- お酒
- ナイフ
- トイガン
- アダルト関連商品 など
年齢が20歳未満の場合
- お酒
なお、年齢が18歳未満のユーザーへはアダルトカテゴリの商品は表示自体されないようになっています。
その年齢に達するまでは入札・値段交渉はできない
年齢制限に関しては定められていることなので、年齢制限のかかる年齢である限りは入札・値段交渉はできません。年齢制限のあるカテゴリの商品に関しては規定の年齢に達してから利用するようにしましょう。
ストアで入札個数制限が設定されている場合
一般の個人出品の場合には該当しないのですが、ストア出品の商品の場合には入札個数に制限がかけられていることも少なくありません。たとえ、複数の在庫があっても「お一人様○個まで」という表示があれば制限以上の個数での入札はできません。
制限個数内で入札する
この場合は入札の個数を制限個数以下にすることで入札が可能になりますので、個数を確認して変更・際入札を行うようにしましょう。
入札・落札件数が上限を超えている場合
あまり知られていないことではありますが、ヤフオクのマイオークションに保存できる「入札中」および「落札分」のデータ件数には上限があり、マイオークションに保存されている件数がこの上限を超えると新たな入札ができないようになっています。
マイオークションは時間の経過によって自動的に消えていくのでマイオークション件数が大幅に増えていくことはあまり多くはありません。マイオークションが自動で消えるよりもはやく追加されているとマイオークション内のデータ保存件数が増え続けてしまいます。このような時には、マイオークションを確認して不要なものを削除するといいでしょう。
なお、マイオークションに保存できる件数の上限は「入札中」「落札分」合わせて3000件となっていますので、特にたくさんヤフオクを使う人がマイオークション保存件数の制限に該当する可能性があると言えます。
不要な取引を削除する
マイオークションを確認し、終了した取引で不要なものを削除することで、マイオークション内のデータ保存件数の上限以下になれば、再び入札ができるようになります。
入札できない原因が分からない場合
ここまで、入札できない原因として考えられる内容を解説してきましたが、ここまでの内容を確認しても入札できない原因が分からない時はどうすればいいのでしょうか。
ヤフオク!事務局に問い合わせる
入札できない原因が分からない場合は、ヤフオク事務局に問い合わせてみてください。下記のリンクからヤフオクのお問い合わせフォームが利用できますので該当のYahoo!JAPAN IDでログインして問い合わせましょう。
お問い合わせについては以下の記事も参考になります。
ヤフオク!でブラックリストに登録されるケースは?
ヤフオク!でブラックリストに登録されているユーザーの出品商品には入札できないことは先述のとおりではありますが、そもそもなぜブラックリストに登録されるのでしょうか。ここからはヤフオクでブラックリストに登録されてしまうケースを解説していきます。
支払いが遅い場合
まず、落札した商品代金の支払いが遅い場合です。特に、連絡無く支払い期限を過ぎてしまったというような場合にはブラックリストに登録される可能性が高まります。
受取り連絡がない場合
また商品を到着後に受取連絡をしていなかった場合にもブラックリストに登録されてしまうことがあります。商品が到着したらなるべく早く中身を確認して受取連絡をするようにしましょう。
新規お断りの商品に入札した場合
ヤフオクのローカルルールとして「新規ユーザー入札お断り」というようにしている商品も少なくありません。この商品にいきなり新規ユーザーが入札してしまうと、出品者が入札を削除します。入札削除だけでは、他の商品への入札が可能ですが、削除時にブラックリストに登録することが多いので注意が必要です。新規ユーザーはもちろん、全ユーザーは入札する商品の説明などはしっかり読むことが重要です。
細かい質問をした場合
また、細かい質問をした場合にもブラックリストに登録されることがあります。もちろん、通常の取引において質問をすることはなんら問題が無いことですが、細かいことを何度も聞いたり要望を聞いてもらおうとしたりすると面倒な人だと判断され、今後の取引を断るためにブラックリストに登録するということがあります。
ヤフオク!で入札できない時は設定を確認してみよう
ヤフオクで入札ができない時に考えられる理由は、入札や落札の件数・マイオク保存件数などいくつかあります。特に、新規ユーザーにとってはヤフオクでの入札や落札には分からないことも多いかと存じますが1つずつチェックして問題が無いか確認してみるようにしましょう。便利なヤフオクで買い物を楽しんでください。