「Wallpaper Engine」の使い方!壁紙の設定方法や作り方を解説!
「Wallpaper Engine」とは、動く壁紙を入手・作成できるエフェクトソフトです。3Dや2Dアニメーションの動く壁紙を自分で作成して設定できます。本記事ではWallpaper Engineの導入方法から使い方までご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1Wallpaper Engineとは?
- ・無料のPCの壁紙が動くエフェクトソフト
- 2Wallpaper Engineの導入方法
- ・ダウンロード方法
- ・インストール手順
- 3Wallpaper Engineで壁紙を設定する方法
- ・メイン画面からワンクリックで壁紙を設定する
- ・ワークショップで見つけた壁紙を設定する
- 4デスクトップに壁紙を設定する際の各種機能を解説
- 5Wallpaper Engineでの壁紙の作り方
- ・オリジナルの壁紙を作る手順
- ・ワークショップへ投稿する方法
- 6Wallpaper Engineの注意点
- ・FPS値が変わる
- ・ある程度のPCスペックが要求される
- 7Wallpaper Engineでオリジナル壁紙を作成しよう!
Wallpaper Engineとは?
Wallpaper Engineとは、ゲーム配信ウェブサイト「STEAM」で提供されている、PC用動く壁紙ソフトです。おもにWindows PC上で、デスクトップに動きを加えた壁紙を、作成または無料でダウンロードして表示させることができます。
無料のPCの壁紙が動くエフェクトソフト
Wallpaper Engineでは、ウェブサイトや2D、3Dアニメーションやmp4等の動画ファイルをもれなくサポートしています。Wallpaper Engineから壁紙をダウンロードしたり、自分で動く壁紙を作成したりすることができます。
※(公式サイトから引用)サポートされるビデオ形式: mp4、WebM、avi、m4v、mov、wmv (ローカルファイルの場合、Workshopではmp4のみサポート)。
Corsair iCUEをサポートします。
このエフェクトソフトウェアからダウンロードできる壁紙には、デフォルトで無料提供される14種類の動く壁紙と、Wallpaper Engine有志によってアップロードされた壁紙を無料でワークショップからダウンロードすることができます。
ワークショップには350,000もの作品があり、その上、毎日Wallpaper Engine「有志」により、「ワークショップ」にたくさんの壁紙が投稿されています。私たちは無料で多くの選択肢の中から「動く壁紙」をダウンロードすることができます。
Wallpaper Engineでは壁紙自分で作成することもできます。Wallpaper Engine Editorには多彩なエフェクトや素材が用意されています。エフェクト、素材などの使い方次第で、素晴らしい作品を生み出すことができます。ぜひ、自分で動く壁紙を作成することにも挑戦してみましょう。
「Wallpaper Engine」を使用すると、Windowsのデスクトップにライブ壁紙を表示させることができます。
リアルタイムにグラフィックアプリケーション、ビデオ、ウェブサイトを活用してwindowsデスクトップを、パーソナライズしてください。
Wallpaper Engineの導入方法
Wallpaper EngineをPCへ導入する方法を詳しくみていきましょう。
Wallpaper Engineを導入するためには、Steamに登録しておく必要があります。「Steam」は、基本部分は日本語に対応しています。Steamのアカウント登録方法はこちらの記事を参考にして下さい。
「Wallpaper Engine」を提供するWallpaper Engineの利用には「399円」かかりますが、デフォルトの壁紙や、「ワークショップ」の壁紙は無料で使用できます。
ダウンロード方法
ここから具体的に、Wallpaper Engineのダウンロード、インストールの解説をします。
「Wallpaper Engine」はSteamから、ダウンロードおよびインストールができます。下記のWallpaper Engineの、リンクをクリックすると「Steam」へ移動できます。そこからダウンロード、アカウント作成、インストール、Wallpaper Engineの代金支払いもできます。
インストール手順
Wallpaper Engineは、上記のダウンロードサイトのリンクをクリックすると、ダウンロードおよびインストールが行えます。インストールには「アカウント登録(無料)」が必要となりますので、「Steam」のアカウントをお持ちでない方は、準備しておくとよいでしょう。
Wallpaper Engineをインストールするには、上の「カートに入れる」をクリックします。
「自分用に購入(399円」をクリックします。
STEAMのアカウントをお持ちの方は「サインイン」を、持ってない方は「無料で新しいアカウントをつくる」をクリックして新規作成します。
このページは順番に記入してください。
- メールアドレス
- 確認用メールアドレス
- 下段の同意の「✔」
- 「私はロボットではありません」に「✔」
- 下段の「続行」をクリック
メールアドレス入力の次は規約をよく読んで「私は13才以上で、これらに同意します。」に「✔」を入れ上段に戻ります。
「私はロボットではありません。」に「✔」を入れ下段の「続行」をクリックします。
「続行」をクリックして次に移ります。
メールソフトを開き上図の「新規アカウント確認」をクリックします。
上図のように表示されます。「アカウント作成ウインドウ」に戻ります。
「サインアップを完了」をクリックしてアカウントの作成は終了です。つぎは支払い方法の選択です。
右の一覧に支払い方法が、いろいろ表示されています。一番良いと思う支払い方を、選択してください。アカウントを作成すれば、あとは案内に従っていけば、インストールはたやすいでしょう。
Wallpaper Engineで壁紙を設定する方法
この章ではWallpaper Engineの「壁紙の探し方」「壁紙の設定方法」について解説します。
メイン画面からワンクリックで壁紙を設定する
PCにインストールしたWallpaper Engineを起動します。するとメイン画面が開きます。メイン画面にはデフォルトでインストールされている壁紙が表示されています。
その中にお気に入りの壁紙があったらサムネイルをクリックしましょう。サムネイルが青い枠で囲われたらすでに選択した壁紙がPCに設定されています。
ワークショップで見つけた壁紙を設定する
デフォルトの壁紙(無料)で物足りないときには、ワークショップから、無料でダウンロードすることもできます。これらの画像はWallpaper Engine愛好者有志による投稿壁紙で、無料で使用することができます。種類も出来栄えもすばらしくもってこいの壁紙です。
ワークショップの使い方は、気に入って壁紙にしたい動画をクリックして、「サブスクライブ」をクリックします。するとWallpaper Engineの作品の一覧に反映されて無料で使用できます。
上の図が「サブスクライブ」のボタンです。
手持ちの動画を追加することも可能
Wallpaper Engineでは手持ちの動画を使用することもできます。使い方は簡単です。
ホーム画面の下段にある4つのボタンの内、「Open from File」をクリックします。するとエクスプローラが現れ、任意のフォルダから壁紙にしたい動画が、選択できます。ファイル形式は、上記で紹介していますが、大概大丈夫です。
この他「URL」を入力すれば、You Tubeを壁紙にもできます。
デスクトップに壁紙を設定する際の各種機能を解説
次に壁紙起動時の使い方の設定を解説します。
起動時のデスクトップの設定をする場合、「設定」画面の開き方は何通りかあります。一つは下段の「1」の「^」アイコンをクリックしてポップアップから「2」のアイコンで開く方法と上段の「⚙」アイコンをクリックする2つの方法があります。
設定画面では、動く壁紙の設定で「1」「2」「3」の項目を設定することにより、他のアプリケーションとの、関係性の設定ができます。
「他のアプリケーションが前面に出ている場合」「他のアプリケーションが全画面になっている場合」「他のアプリケーションが、フルスクリーンになっている場合」続けるか、一時停止にするか選択できます。
その他「4」の設定で、お使いのPCに合わせての「プリセット」、画質の調整ができます。壁紙画像の動きがスムーズでなく、不自然だという場合は、「低」低めに調整して、バリバリのゲームマシンで余裕だという方は、「高」高めに設定するとよいでしょう。
「一般」の設定ではPC起動時に「Wallpaper Engineの壁紙を表示する」とか、背景を変更する場合に、下段の「タスクバーの色を固定にしておく」とかの設定も行えます。
Wallpaper Engineでの壁紙の作り方
既成の壁紙では飽き足らないとき、Wallpaper EngineEditorを使い、自分で動く壁紙を作製することができます。
ワークショップからダウンロードするだけでなく、他の有志と共有したいと思うことは、自然なことです。壁紙の作り方は下記のように「Editor」を設定しながら行います。
オリジナルの壁紙を作る手順
「壁紙の作り方手順①」オリジナルの壁紙の作り方の手順はまず、上図の赤枠のペンマークか下段の「Wallpaper Editor」のどちらかをクリックします。
「壁紙の作り方手順②」スタートメニュー画面と、エディタ画面が起動しますが、新規で作成しますので、「Create Wallpaper」ボタンを押すと、新規プロジェクト作成ダイアログが起ちあがります。
「壁紙の作り方手順⓷」上図の作成したプロジェクトの、エディタ画面から壁紙作成ができます。
「壁紙の作り方手順④」「+Add」ボタンを選択すると「エフェクト」の一覧が表示され、「エフェクト」の選択ができ画像に情景の変化が加わります。
「壁紙の作り方手順⑤」ここでのエフェクトの調整は、プレビューでリアルタイムに変更されるので、プレビューの変化を見ながらエフェクトの調整をします。
「壁紙の作り方手順⑥」この「Add Asset」画面で「Rain」雨が追加されたことが確認できます。いろいろな素材が揃っていて、自由に編集ができます。
「壁紙の作り方手順⑦」エフェクトや情景素材は、自由に変更することができ、やり直しも自由自在です。
ワークショップへ投稿する方法
壁紙の作り方は上記のとおりですが、いくつか作りますと自信作を投稿したくなります。投稿の仕方は
- エディタ画面「メニュー」⇒「Steam」⇒「Prepare for Publishing」
- 上図の各項目に入力します。
項目はタイトル、ジャンル、サムネイル等を記入しますが、特に公開範囲の設定の「Visibility」は慎重に記入します。公開する場合は「Public」を、自分用の壁紙にする場合は「Private」を選択します。
Wallpaper Engineの注意点
こんな楽しいWallpaper Engineですが、注意点もあります。ゲームをされない方には耳慣れない単語ですが「FSP」に関する注意点とPCの「スペック」に関する注意点です。
※「FSP」とは、1秒間に表示される画像フレームの枚数の数です。
FPS値が変わる
Wallpaper Engineでダウンロードした,あるいは作成した、動く壁紙をデスクトップに貼りつけていると、ゲームをする際のFPSの値が、10~20減少するという報告があります。
FPSは30~60あれば、問題ないはずですが、PCゲームをしたり、動画編集をしたり、PCに重い負担の動作をさせている場合は、気になるところです。
ある程度のPCスペックが要求される
上記で述べたように、Wallpaper Engineの使用にはFPSだけでなく「リソース」によるPCへの負担もかかることとなり、あまりスペックの低いPCですと、フリーズなどの心配があります。
「Wallpaper Engine」を使用するためのPCの「最低スペック」「推奨スペック」は、下記の通りです。
最低スペック | 推奨スペック | |
OS | Windows7(with Aero)、8.1、10 | WIndows8.1、10 |
プロセッサー | 1.66GHz Intel i5又はequivalent | 2.0GHz Intel i7又は eqivalent |
メモリー | 1024MB(1GB) | 2048MB (2GB) |
グラフィック | HD Graphics 4000またはadb | NVIDIA GeForce GTX 660、AMD HD7870 2GB VRAM又はabove |
DirectX | Ver10 | ver11 |
ストレージ | 512MB利用可能 | 1024MB利用可能 |
Wallpaper Engineでオリジナル壁紙を作成しよう!
動く壁紙は変化があって楽しいものです。ワークショップには、有志の素晴らしい壁紙が多数ありますし、自分で作成するのも楽しいでしょう。ダウンロードできるものを楽しむのもよし、自分で作って楽しむのもよし、ぜひWallpaper Engineで動く壁紙を設定してみましょう。