TunnelBear(トンネルベアー)のVPNの使い方・料金・設定方法を解説!
TunnelBear(トンネルベアー)は世界中で人気を博しているVPNアプリです。設定が簡単でセキュリティにも配慮されており、インターネットを安全に使いたい方におすすめです。TunnelBear(トンネルベアー)の使い方や有料プランの料金などをまとめました。
目次
- 1TunnelBear(トンネルベアー)とは?
- ・TunnelBear(トンネルベアー)VPNアプリの基本情報
- 2TunnelBear(トンネルベアー)のVPNサーバーを利用するメリット
- ・プライバシーポリシー・安全性に定評がある
- ・VPN月額利用料金が安い
- ・VPNサーバー初心者でも使いやすい
- 3TunnelBear(トンネルベアー)の有料プラン料金
- 4TunnelBear(トンネルベアー)の使い方【登録方法】
- 5TunnelBear(トンネルベアー)の使い方【インストール方法】
- 6TunnelBear(トンネルベアー)の使い方【設定・接続方法】
- 7TunnelBear(トンネルベアー)の解約方法
- 8TunnelBear VPNサーバーを利用してみよう
TunnelBear(トンネルベアー)とは?
TunnelBear(トンネルベアー)は、カナダのトロントに本部を構えるTunnelBear社が2011年から提供しているVPNです。AES-256ビットという暗号化技術によって、ユーザーのインターネット通信を保護してくれるサービスです。
ちなみにVPNとは「Virtual Private Network」の略で、日本語に訳すと「仮想専用線」という意味の言葉です。特殊な通信網を設けてデータをやり取りすることで、情報漏洩を防いだり規制を回避したりできるメリットがあります。
最近では多くの商業施設が無料Wi-Fiスポットを提供していますが、セキュリティレベルの低い無料Wi-Fiを使うと第三者に通信内容を傍受されてしまう恐れがあります。その点、TunnelBear(トンネルベアー)のようなVPNを介してインターネットに接続すれば、無料Wi-Fiでもセキュアな環境で利用することが可能です。
海外に目を向けると、社会主義国家の元首が言論統制のためにインターネットコンテンツにアクセス制限をかける事例が珍しくありません。その際、インターネットの規制を回避するために多くの国民がTunnelBear(トンネルベアー)を活用してきた歴史があります。
TunnelBear(トンネルベアー)は単にデータ通信のセキュリティを高めるだけでなく、インターネット上の民主性を保守するために不可欠なツールでもあるのです。
TunnelBear(トンネルベアー)VPNアプリの基本情報
TunnelBear(トンネルベアー)は堅牢なVPNサーバーを世界中に備えており、安定したVPNサービスに定評があります。TunnelBear(トンネルベアー)アプリの主な特徴は、以下の表を参照してください。
対応端末 |
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暗号化方式 |
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VPNサーバー対応国 | 世界約22か国 |
料金 |
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支払い方法 |
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長所 |
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短所 |
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日本からは見れないYoutubeの動画をVPNのTunnelBearを経由させたら見ることが出来て満足
— Adachi Jiroichi (@adachi001) June 27, 2019
TunnelBear(トンネルベアー)のアプリ上には可愛らしいクマのアイコンが散りばめられていて、和やかな気持ちになれるのが印象的です。それでいて優れた機能も多く備えており、以下のような用途にも対応できます。
- 悪意のあるユーザーの盗聴や追跡を回避できる
- IPアドレスを隠すことで、アクセス制限されているコンテンツにもアクセスできる
- 速度低下が最小限に抑えられているため、通常通りのネットサーフィンが可能
TunnelBear(トンネルベアー)のVPNサーバーを利用するメリット
HideMeやExpressVPNなど、世界中には多くのVPNサービスが存在します。その中でもTunnelBear(トンネルベアー)が非常に優れた人気を誇っているのは、TunnelBear(トンネルベアー)に独自の魅力があるからです。
TunnelBear(トンネルベアー)のVPNサーバーを利用するメリットについて見ていきましょう。
プライバシーポリシー・安全性に定評がある
TunnelBear(トンネルベアー)はユーザーファーストのプライバシー方針を掲げており、利用者のログを残さないセキュアな体制を確立しています。TunnelBear(トンネルベアー)のサーバーを通じて個人情報が漏洩する恐れが無く、安心して利用できます。
また、TunnelBear(トンネルベアー)は北米・南米・アジア・オセアニア・ヨーロッパと世界中にVPNサーバーの拠点を構えています。サーバーが多い分、ユーザーの匿名性が守られやすくなり、アクセス過多による通信速度低下が起こりにくくなるというメリットもあります。
VPN月額利用料金が安い
TunnelBear(トンネルベアー)には、無料でVPNサーバーを使用できるお試しプランがあります。いきなり有料プランに加入することに抵抗のある方は、まず無料版のVPNでTunnelBear(トンネルベアー)の性能や使い方をチェックしてみると良いでしょう。
なお、完全無料のVPNサービス業者の場合、利用者のデータを横流しして稼いでいるケースがあります。その点、TunnelBear(トンネルベアー)は有料プランを用意して正規の方法で利益をあげています。しかも料金は1日あたり数十円程度のコストであり、安価に利用できるTunnelBear(トンネルベアー)は信頼性抜群です。
VPNサーバー初心者でも使いやすい
一般的なVPNサービスの場合、IPアドレスやホスト名などを入力しなければなりません。しかし、TunnelBear(トンネルベアー)ではそのような入力作業は一切不要。地図上で任意の国のVPNサーバーを選択するだけで設定が完了するため、初心者でも直感的な操作が可能です。
また、Chrome、Firefox、Operaのブラウザ用に拡張機能も用意されています。標準システムよりセキュリティレベルは落ちますが、ブラウザ上でVPNサーバーの設定を行えるのは大変便利です。
TunnelBear(トンネルベアー)の有料プラン料金
TunnelBear(トンネルベアー)には主に3つの契約プランがあります。
- Free(無料)
- 1 Month(月契約):月額9.99ドル(約1,100円)
- 1 Year(年契約):年額59.88ドル(約6,500円)
無料プランはタダでTunnelBear(トンネルベアー)のVPNサーバーを利用できますが、その代わり1か月間で500MBまでのデータ通信しか出来ないという制限があります。動画を視聴しているとあっという間に制限に到達してしまうため、使い方に注意が必要です。
一方、有料プランならデータ通信容量が無制限です。年契約を選択すると、月契約より約50%も料金がお得になります。長期的な利用を検討しているなら、年契約が一番おすすめです。
また、TunnelBear(トンネルベアー)のトップページには載っていませんが、データ通信容量が無制限の無料プランも存在しています。こちらは無料期間が1週間しかないものの、TunnelBear(トンネルベアー)本来の通信速度を体感できる強みがあります。
興味のある方は、以下のリンクをチェックしてみてください。
TunnelBear(トンネルベアー)の使い方【登録方法】
それではTunnelBear(トンネルベアー)の使い方を見ていきましょう。
TunnelBear(トンネルベアー)を実際に利用するためには、最初に契約プランを決定する必要があります。以下のリンクにアクセスして、公式サイトの「Get TunnnelBear now」をクリックしてください。
無料・月契約・年契約の3つのプランが用意されています。自分の好きなプランを選択してください。
有料プランを選択した場合、支払い方法を設定します。クレジットカードの情報を入力するか、Other optionのリンクから仮想通貨・Bitcoinによる決済を行いましょう。TunnelBear(トンネルベアー)の有料プランには30日間の返金保証が付いているので安心です。
アプリのダウンロード画面に移動します。デスクトップパソコン用・スマホ用・ブラウザ用のアプリが用意されているので、自分の用途に合ったものを選択してください。
TunnelBear(トンネルベアー)の使い方【インストール方法】
ダウンロードしたインストーラを起動すると、TunnelBear(トンネルベアー)のインストールウィザードが立ち上がります。利用規約に目を通して、「I Agree」をクリックしてください。
TunnelBear(トンネルベアー)アプリのインストール先を指定します。特に変更する必要がなければ、そのまま「Install」をクリックしてください。
TunnelBear(トンネルベアー)のインストールが始まります。プログレスバーが右端に到達するまで気長にお待ちください。
TunnelBear(トンネルベアー)アカウントの作成画面が表示されます。メールアドレスと任意のパスワードを設定して、「Create」をクリックしてください。すでにアカウントを持っている方は、Log inからログインしましょう。
登録したメールアドレス宛に認証用のメールが送られてきます。メールボックスを確認しましょう。
メール内に記載されている「アカウントを確認」ボタンをクリックしてください。
アカウントが認証されました。We've sent you a Bearの画面で「Continue」をクリックしてください。
これでインストール作業が終わり、TunnelBear(トンネルベアー)のアプリを使えるようになりました。
ちなみに、TunnelBear(トンネルベアー)の公式Twitterアカウントに対して「Please give me 1 free GB of data!」とツイートした後、My Accountページの「Overview」の「Get more free data」から自分のTwitterアカウントIDを送信すると、1GBの無料データ通信容量をプレゼントしてもらえます。
無料プランを利用している方は、Twitterキャンペーンへの参加もお忘れなく。
TunnelBear(トンネルベアー)の使い方【設定・接続方法】
それではTunnelBear(トンネルベアー)の使い方や設定手順を見ていきましょう。
TunnelBear(トンネルベアー)が起動すると、画面上に世界地図が表示されます。日本、香港、シンガポール、インドなど、世界各地にVPNサーバーが設置されていることがお分かりいただけるでしょう。このアイコンを使って、VPNサーバーを切り替えていきます。
メニューバーのマップアイコンの下にある歯車アイコンをクリックすると、TunnelBear(トンネルベアー)の設定変更を行えます。
- システム起動時の自動スタート
- TCPの無効化
- 通知のオン・オフ
クマのいるポイントをクリックすると、自分の現在位置が分かります。現在地といっても最も近いサーバーの位置であり、東京以外の場所にいても千代田区が表示されます。
IPアドレスから住所を割り出してみると、より近い現在地を調べることが出来ます。少なくとも日本からアクセスしていることは間違いありません。
画面を左にスクロールさせると、アジア方面のVPNサーバーが見えてきます。試しに香港のVPNサーバーを選択して、「Tunnnel to Hong Kong SAR ?」の「Yes」をクリックしてください。日本から香港に向けて青い線が放たれ、通信が接続されるはずです。
IPアドレスを調べてみると、香港からのアクセスに切り替わりました。非常にシンプルな使い方で、手軽にIPアドレスの偽装を実行できます。
TunnelBear(トンネルベアー)の解約方法
TunnelBear(トンネルベアー)の有料プランを終了したい時は、解約手続きが必要です。以下のリンクからTunnelBear(トンネルベアー)の公式サイトにアクセスし、右上の「My Account」をクリックしてください。
TunnelBear(トンネルベアー)に登録したメールアドレスとパスワードを入力して、ログインを行ってください。もしもパスワードを忘れた時は、「I forgot my password」からパスワードの再発行を行えます。
Overviewタブからsubscription(購読)のcancelを行えます。「Would you like to cancel your subscription ?」のリンクをクリックしてください。
解約ページに「I thought we were friends(僕たちは友達だと思ってたのに)」と泣き落としの文面が記載されていますが気にしないでください。「What happend?」から適当な解約の理由を選んで「Cancel Subscription」をクリックすれば手続き完了です。
なお、iPhoneやAndroidスマホでTunnelBear(トンネルベアー)アプリの有料プランを解約する場合は、App StoreやGoogle Playのアカウント情報から定期購入の解除手続きを行ってください。
TunnelBear VPNサーバーを利用してみよう
今回は、TunnelBear(トンネルベアー)の使い方や設定方法などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- TunnelBear(トンネルベアー)は、カナダ発の世界的人気を誇るVPNアプリ
- TunnelBear(トンネルベアー)を使うと、インターネットの通信内容を暗号化して保護できる
- TunnelBear(トンネルベアー)は安価で安全性が高く、パソコンやスマホで簡単に使える
- アプリを起動して世界地図上の地点をクリックするだけでVPNサーバーを切り替え出来る
- 有料プランと無料プランが用意されており、無料プランには月500MBまでの通信制限がある
サイバー犯罪は年々増加傾向にあり、企業だけでなく一般ユーザーも自分のインターネット環境のセキュリティに細心の注意を払う必要があります。特に無料Wi-Fiを利用する機会の多い方は、本記事を参考にしてTunnelBear(トンネルベアー)をご自身の端末にインストールしておくと良いでしょう。