2019年05月09日更新
Windows10のタスクバー非表示方法!タスクバーを隠して全画面表示するには?
Windows10のタスクバーを非表示に設定する方法を知っていますか。タスクバーを非表示にすることで、全画面表示になりPC画面を大きく利用することができます。本記事は、タスクバーを非表示に設定する方法を解説していく記事になっています。
目次
タスクバーを非表示にする!自動的に隠す方法
Windows10でタスクバーを非表示に設定する方法を解説します。タスクバーとは、Windows10画面の下の部分にある「ここに入力して検索」や「時計表示」・「ブラウザアイコン」などのことです。もともとの設定では表示するになっていますが、非表示にして隠すこともでき、PC画面サイズを全画面表示にして広く使用することができます。
Windows10でタスクバーを非表示に設定する手順
Windows10でタスクバーを自動的に非表示に設定する手順を解説していきます。
デスクトップモード
デスクトップモードでの設定手順は、タスクバーにカーソルを持っていき右クリックすると、下のような画面が出てくるので、「タスクバーの設定」をクリックします。
「デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠す」をONにします。
これで、タスクバーを非表示に設定することができます。タスクバーを表示させたい場合は、カーソルを「タスクバーが表示されていたところ」に持っていくと、隠れていたタスクバーが出てきます。
タブレットモード
タブレットモードでの設定手順は、タスクバーにカーソルを持っていき右クリックすると、下のような画面が出てくるので、「タスクバーの設定」をクリックします。
「タブレットモードでタスクバーを自動的に隠す」をONにします。
これで、タスクバーを非表示に設定することができます。タスクバーを表示させたい場合は、指を「タスクバーが表示されていたところ」に持っていき画面を上へスライドさせると、隠れていたタスクバーが出てきます。
デスクトップモードとタブレットモード、どちらの設定になっているか確認してから設定してください。デスクトップモードになっているのに、タブレットモードでタスクバーを自動的に隠すをONにしても設定は反映されませんので、注意してください。
タスクバーが全画面表示でも非表示にならない場合
タスクバーが全画面表示でも自動的に非表示にならない場合があります。例えば、youtubeなどの動画サイトで全画面表示にした際、通常タスクバーは非表示になりますが、タスクバーが非表示にならず表示されてしまうことがあります。そんなときの対処方法を解説していきます。
設定を確認する
PCが全画面表示でも、タスクバーが自動的に非表示にならない場合は、設定を確認します。タスクバーの何もないところにカーソルを持っていき右クリックすると、下のような画面が出てくるので、「タスクバーの設定」をクリックします。
「デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠す」がONになっているか確認します。
設定を確認したら、画面を閉じてください。
エクスプローラーを再起動する
次に、エクスプローラーを再起動します。再起動の方法は、「タスクバーの何もないところ」で、カーソルを右クリックすると下のような画面が出てくるので、「タスクマネージャー」をクリックします。
「詳細」をクリックします。
「エクスプローラー」を右クリックします。
「再起動」をクリックします。これで、エクスプローラーの再起動ができます。タスクバーが全画面表示でも非表示になっているか、確認してみてください。
タスクバーを非表示設定を元に戻したい!
Windows10でタスクバーを非表示設定から元に戻したい場合や、タスクバーが表示されなくなってしまった場合の対処方法を解説していきます。
設定を変更する
Windows10のタスクバーにカーソルを持っていき右クリックすると、下のような画面が出てくるので、「タスクバーの設定」をクリックします。
デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠すが、OFFになっていれば「ON」にし、ONになっていれば、一旦「OFF」にしてから「ON」にしてください。
PCを再起動する
Windows10の設定を変更しても解決しない場合は、Windows10を再起動することで、改善する可能性があります。Windows10の再起動の方法は、「Altキー」を押しながら「F4キー」を押すと、下のような画面が出てくるので、「再起動」を選択します。
「OK」をクリックして、Windows10を再起動します。
これで、PCの再起動ができます。再起動したらタスクバーの表示を確認してみてください。
システムファイルに異常がないか確認する
設定確認、PC再起動をしても改善しない場合は、システムファイルの異常が考えられ、チェックすることで改善する場合があります。しかし、チェックする前にいくつかの注意点があります。まずは、システムファイルのチェックには時間がかかるので、余裕を持って行ってください。
また、Windows10が起動できなくなったり、ハードディスクの情報が消えてしまうこともあるため、データのバックアップは必ずとっておいてください。以上のことを踏まえた上で、ファイルに異常がないか確認する方法は、indows10画面左下にある「スタート」を右クリックして、「WindowsPowerShell(管理者)」をクリックします。
ユーザーアカウント制御の画面が出てきたら、「はい」または「続行」をクリックします。下のような画面が起動したら、「sfc /scannow」と入力します。sfcと/scannowの間には「半角スペース」を入力してください。入力したら、「Enterキー」を押します。
システムファイルに異常があるかスキャンが始まりますので、そのまましばらく待ちます。スキャンが完了すると、下のような画面が表示され、異常がなかったことが分かります。確認したら、右上にある「×」をクリックして画面を閉じてください。
異常があった場合は、下のような画面が表示され、破損したステムファイルを修復したことが分かりますので、確認したら「×」をクリックして画面を閉じてください。
これで、システムファイルのチェック及び修復ができます。完了したら、タスクバーの表示を確認してみてください。
タスクバーのサイズを小さくする方法
Windows10のタスクバーを隠す方法をご紹介しましたが、隠すのではなく、タスクバーのサイズを小さくすることもできます。今度は、タスクバーのサイズを小さくする方法を解説していきます。サイズを小さくすることで、画面を少し広く使えるようになります。
設定方法は、Windows10のタスクバーにカーソルを持っていき右クリックすると、下のような画面が出てくるので、「タスクバーの設定」をクリックします。
「小さいタスクバーボタンを使う」をONにします。
これで、タスクバーのサイズを小さくすることができました。タスクバーの設定画面で、「デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠す」を一緒にONに設定しておくことで、タスクバーを非表示にしながらサイズを小さくすることが可能です。サイズだけでなく、非表示にしたい場合はどちらもONにしてみてください。
タスクバーの位置を変える
タスクバーが表示されている位置は、初期設定では画面下になっていますが、自分の好きな位置に変更することができます。設定できるのは、画面上、下、右、左の4つです。
設定方法は、「タスクバーの何もないところ」にカーソルを持っていき右クリックして、「タスクバーの設定」をクリックします。
「画面上のタスクバーの位置」をクリックして、上、下、右、左の中から設定したいものを選択します。
これで、タスクバーの位置を設定できます。
タスクバーを固定する
タスクバーを固定すると、タスクバーの位置が固定されます。固定することで、PCを触ったときなどに、誤ってタスクバーの位置が変わってしまうことを防ぐことができます。しかし、先に説明したタスクバーの位置を変更したい場合はOFFにしておいてください。
設定方法は、「タスクバーの何もないところ」にカーソルを持っていき右クリックして、「タスクバーを固定する」にチェックを入れたら固定できます。
タスクバーに表示するアイコンを選択する
タスクバーの通知領域に表示するアイコンを選択することができます。自分の使いやすいように設定してみてください。設定方法は、「タスクバーの何もないところ」にカーソルを持っていき右クリックして、「タスクバーの設定」をクリックします。
「タスクバーに表示するアイコンを選択します」をクリックします。
「通知領域に表示させたいアイコン」を選択して、ONにしてください。
これで、通知領域に常に表示させたいアイコンの設定ができます。
タスクバーを非表示にしてみよう!
今回は、Windows10のタスクバー非表示方法やタスクバーを隠して全画面表示する方法をご紹介しました。設定することで、画面を広く使えます。うまく設定できない場合は、対処方法を試してみてください。タスクバーを自分好みの設定にして、有効活用してください。