2019年09月09日更新
楽天モバイルは解約時にSIM返却が必要!返却先・発送方法・違約金について解説
楽天モバイルは、解約時にSIMを返却する必要があることを知っていましたか。楽天モバイルのみの特徴でありうっかりSIM返却をしないと違約金を支払わなくてはいけなくなります。普通郵便で返却する際の注意点を中心に解説していきます。
目次
楽天モバイルのSIMカードの返却の基本情報
携帯電話で電話やインターネットを使用する時に必要となるSIMカード。このSIMカードの扱いは各携帯電話会社によって異なります。楽天モバイルのSIMカードの扱いについて紹介していきます。
楽天モバイルでは解約時にSIMカードの返却が必要?
楽天モバイルは、契約時にSIMカードを貸出という形で利用者に渡しています。他の携帯キャリアはSIMカードの契約は移譲という形式をとっているため返却が不要でした。これが、楽天モバイルと他の携帯キャリアの大きな違いです。
契約形式が違うため楽天モバイルを解約した時にはSIMカードを決まった返却先に返却しなくてはいけません。
楽天モバイルのSIMカード返却の基本的な流れ
1.SIMカードをエアパッキンなどで包む
2.封筒に返却先(〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1B棟2F 楽天モバイルSIM返却係)を記入
3.封筒に82円切手を張り付ける
4.封筒にエアパッキンなどで包んだSIMカードを入れる
5.ポストに投函する
以上が普通郵便を使ったSIMカードの返却の仕方です。
※SIMカードの返却は、メンバーズステーションの解約後1ヶ月以内に返却するという期限があります。返却しないとSIMカード一枚につき損害金3000円を請求されます。
楽天モバイルの発送方法と注意点
この項目では、楽天モバイルにSIMカードを発送する詳しい方法とその際の注意点を紹介します。
楽天モバイルのSIMカードの返却先
楽天メンバーズステーションで楽天モバイルの解約をしてから使用していたSIMカードを返却することになります。SIMカードは普通郵便によって発送できます。2018年4月までは「申込種別」によって返却先が異なっていましたが今では統一されたので返却先を間違えるということがなくなりました。
「〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1B棟2F 楽天モバイルSIM返却係」がSIMカードの返却先です。
※封筒に、82円切手を貼ることを忘れないでください。
楽天モバイルのSIMカードの返却期限
楽天メンバーズステーションで楽天モバイルの解約手続きが終了してから「1ヶ月以内」に返却しなくてはいけません。「MNP転出しない場合」の解約方法をとった場合は、解約申請後登録しているメールアドレスに完了通知メールが届きます。それを、返却期限の目安にするようにしましょう。
※返却期限を過ぎてもSIMカードを返却しなかった場合には賠償金請求(SIMカード一枚につき3000円)されるため気を付けましょう。
楽天モバイルのSIMカードの発送準備
•封筒
•SIMカードを包むもの(エアパッキン、ティッシュなど)
以上の2つを用意する必要があります。封筒は返却先の住所を記入するため。SIMカードを包むものは、発送途中でSIMカードが破損してしまう可能性をなくすためです。
※エアパッキンでSIMカードを包む際には2.5から3cm以下すると普通郵便で発送する際の料金を抑えることができます。
SIMカードの返却は普通郵便・封筒でもできる
先ほども紹介したようにSIMカードは封筒に入れて普通郵便で返却ができます。ただし、普通郵便だと荷物の「追跡」や「補償」のオプションはないためもしものために「追跡」や「補償」のオプションを付けるのがおすすめです。
紛失しない為には【追跡】できるサービスがおすすめ
発送中にSIMカードが紛失してしまうと賠償金を請求されてしまいます。それを、防ぐためには発送する際のオプションで「追跡」を付けることができる発送方法がおすすめです。
•ゆうパケット(日本郵便)
•ネコポス(ヤマト運輸)
•クリックポスト(日本郵便)
以上の3つです。発送する際のサイズによってそれぞれ料金が異なります。
※封筒のサイズによって発送方法を使い分けると料金を格安で済ませることができます。
発送時の送料は契約者負担・再送しないように注意を
SIMカードを普通郵便などを使用して返却する際の送料は契約者の全額負担になります。着払いでSIMカードを送ると受け取ってもらえないので気を付けましょう。
SIMカードの返却先の住所を間違えると再送をする必要があります。再送する際の料金も全額自己負担のため発送料が2倍になるなど手間が増えてしまいます。発送先の住所や郵便の設定を発送する際にもう一度確認するようにしましょう。
楽天モバイル解約・SIMカードの返却時の違約金について
SIMカードを期限以内に返却しなかった場合には、違約金や損害金が発生することは紹介しました。この項目ではその違約金や損害金のことを詳しく説明していきます。
SIMカードの返却時に違約金が取られるケースと対策
ケース1:SIMカードの破損
SIMカードの破損は賠償金請求の対象になります。特に、返却時や古い携帯端末から新し携帯端末にSIMカードを入れ替えるときなど携帯端末からSIMカードを取り出すときに破損してしまう時が多いため気を付けましょう。
ケース2:SIMカードの紛失
SIMカードの紛失も賠償金請求の対象です。これも、端末からSIMカードを取り出すときになくしてしまう時が多いため気を付けましょう。
SIMカードを返却しないと賠償責任発生の可能性が
楽天メンバーズステーションで解約の手続きをしてから1ヶ月以内という期限以内に返却しないと賠償責任が発生する可能性があります。1ヶ月以内にSIMカードの返却がなされなかった場合にはカード1枚につき3000円が請求されます。
SIMカードのサイズが合わない時は【交換】できる
送られてきた新しいSIMカードの種類が使用する携帯端末と違う場合や初期不良により作動しない場合は「交換」を利用できます。SIMカードのサイズが違うため無理やりカットをしサイズ調整すると返却時に違約金を支払わなくてはいけなくなってしまいます。
「交換」申請をすれば無料で正しいサイズやちゃんと作動するSIMカードを入手できます。
※「再発行」を申請すると「交換」と違い再発行手数料に3000円請求されます。最初は、「交換」の申請をしましょう。
楽天モバイル解約時の違約金請求ケース
楽天モバイルは、契約時の最低利用期間によって解約手数料が発生します。最低利用期間は、契約時に加入したプランによって異なります。契約内容はメンバーズステーションで確認ができます。解約する際には、一度は確かめるようにしましょう。
基本的に解約の違約金は通話SIM・キャンペーン時のみ
•通話SIM
1.「スーパーホーダイ」に2018年6月14日20:00以降に申込
最低利用期間は、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月のどれかです。人によって最低利用期間は違いますが解約金の金額は9800円と変わりません。
2.「スーパーホーダイ」に2017年9月1日から2018年6月14日19:59に申込
最低利用期間は、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月のどれかです。1と違い最低利用期間によって解約金の金額は異なります。12ヶ月は、9800円。24ヶ月は、1年目に解約した場合は19800円。2年目に解約すると9800円です。
36ヶ月契約だと、1年目は29800円、2年目は19800円、3年目は9800円になります。
•スーパーホーダイ以外のプラン、キャンペーンの申し込みの場合
1.コミコミプラン 24ヶ月 9800円
2.買いテキ!通販ツウ特別プラン 24ヶ月 12000円
3.それ以外のプラン、キャンペーン 12ヶ月 9800円
以上のプランやキャンペーンのよう解約金には違いがあります。楽天モバイルを解約する際には自分がどのプランやキャンペーンを利用して契約したのか確認するようにしましょう。
楽天モバイルの解約方法
SIMカードを返却する前には、上記の項目でも説明したように楽天モバイルの解約を先に済ませる必要があります。簡単に楽天モバイルの解約の流れを説明します。
楽天モバイルの基本的な解約の流れ
1.メンバーズステーションで解約
2.電話で解約
3.MNP転出で解約
以上の3つが楽天モバイルを解約する方法です。自分に合った方法で解約するようにしましょう。
MNP転出時の解約の流れ
1.メンバーズステーションにログイン
2.「MNP予約番号発行・確認」をクリック
3.表示画面に従いMNP予約番号を習得
4.他社の携帯会社にて予約番号を入力
5.他社の携帯会社に回線が切り替わったら楽天モバイルとは解約
以上がMNP転出(使用している電話番号を引き継いで他社に乗り換える)時の解約の流れです。
※MNP予約番号を発行した時点で解約にはならないので気を付けるようにしましょう。
楽天モバイルの解約後はSIMカードを返却しよう!
楽天モバイルのSIMカードの返却の際に気を付けるべきことを中心に紹介してきました。解約の手続きをしてからSIMカードを返却する流れを忘れないようにしてください。楽天モバイルは、他の携帯会社と異なる契約でSIMカードを扱っています。契約をする際に疑問に思ったことはその場で質問し、疑問を解消してから契約を結ぶようにしましょう。
解約から1ヶ月という期限が設けられていることに気を付けましょう。期限を守れなかった場合や破損してしまった場合には、賠償責任が発生します。以上のことから楽天モバイルを解約する時には、予め準備をしスムーズに手続きが行える状態にしてから解約をするようにしましょう。