Apple MusicのCDの取り込み方法!焼く/書き込みはできる?
Apple MusicにはCDの音楽を取り込んだり、逆にCDにApple Musicの配信曲を焼いて書き込みすることができます。この記事では、Apple MusicへのCDの音楽の取り込み方法と、CDへ焼いて書き込む方法をそれぞれわかりやすく解説します。
目次
Apple MusicへCDから取り込んだりCDへ焼いたりできる!
Apple Musicでは7,000万楽曲もの世界中の音楽が配信されていますが、残念ながら好きな曲が配信されていないこともあります。例えばジャニーズの楽曲は、嵐以外のグループの楽曲は、ごく一部を除いてほとんど配信されていません。
また、人気の楽曲は配信期間が終了してしまうとApple Musicでは聴けなくなってしまいます。そのようなときにとても便利な方法がCDを活用する方法です。Apple Musicにはない楽曲のCDを購入したりレンタルしたりしてPC経由でApple Musicへ取り込むことができます。
また、Apple Musicで配信されている音楽をCDへ焼けば、配信終了後も聞き続けることもできます。この記事では、Apple MusicへCDを取り込む方法と、CDへ焼いて書き込みする方法をそれぞれ解説します。
CDからApple Musicへの楽曲の取り込み方法
まずは、CDの楽曲をApple Musicへ取り込む方法を解説します。
最初に行う初期設定
CDの曲をApple Musicへ取り込むためには初期設定が必要です。初期設定をしてしまえば、次回からはパソコンのiTunesへCDの楽曲を取り込むだけで、自動でiCloud経由で同じApple IDでログインしている端末のApple Musicへ同期されます。
パソコンでiTunesを開く
CDからApple Musicへ音楽を取り込むためには、必ずパソコンが必要です。まずはパソコンでiTunesを開きます。iTunesの「アカウント」>「サインイン」からApple Musicを契約しているApple IDでログインしておきます。
iCloudを設定
CDから取り込んだ楽曲はiCloud経由で同期します。iCloud経由で同じApple IDで利用しているApple Musicに、iTunesのライブラリに取り込んだ楽曲を同期する様に設定します。
WindowsならiTunesの画面左上の「編集」>「環境設定」>「一般」>「iCloudミュージックライブラリ」にチェックを入れます。Macなら「ミュージック」>「環境設定」>「一般>「ライブラリを同期」にチェックを入れます。これで、iCloud経由でiTunesのライブラリに落としたCDの楽曲をApple Musicへ同期できます。
スマホのApple Musicを設定する
最後にスマホのApple Musicのアプリの設定を行います。Androidスマホの場合には、Apple Musicを開いて「ライブラリ」のタブを開くと自動でiCloudに接続して、ライブラリの曲が表示されます。CDから取り込んだ曲も、iTunesのライブラリに追加されていれば自動で同期されます。
iPhoneの場合には、iPhoneの「設定」アプリを開いて「ミュージック」から「ライブラリを同期」をオンにします。これでミュージックアプリのライブラリにCDから取り込んだ楽曲が自動で同期されます。
CDから曲を取り込む
CDから曲を取り込んでiTunesのライブラリからiCloud経由でスマホのApple Musicへ同期する方法を解説します。
iTunesで曲を取り込むと自動でiCloud経由で同期される
CDから楽曲を取り込む方法は、iTunesでできます。PCのディスクドライブに音楽CDを挿入したら、iTunesにCDの読み込みの開始の確認画面が表示されます。「はい」をクリックするとiTunesがCDを読み込み始めます。
読み込んだ楽曲は自動でiTunesのライブラリに追加されます。先ほどの設定で、iCloud経由でApple Musicに自動で同期するように設定がされています。CDから取り込んだ楽曲も、同じApple IDでサインインしているApple Musicに同期されます。
しかし、端末にダウンロードしないと聴けません。それぞれの端末にダウンロードしていない楽曲には雲のマークが表示されています。iPhoneやAndroidで聴きたい曲は、雲のマークをタップして端末にダウンロードしましょう。
CDから取り込んだはずの曲がスマホで聴けないときには?
CDから取り込んだはずの楽曲がスマホのApple Musicで聴けないときには、スマホにダウンロードしていないことが考えられます。もしくはiTunesから同期するのに少し時間がかかることもあります。
パソコンのiTunesに取り込んでから、Apple Musicのアプリのライブラリに表示されるのには少し時間がかかることがあります。少し時間を置いてから確認しましょう。
また、スマホで聞くためには音楽のデータをダウンロードしなくてはいけません。同期してアプリに表示しただけでは聞けないので、聴きたい曲はダウンロードしましょう。
Apple MusicをCDに焼く方法
次は、逆にApple Musicの曲をCDに焼く方法を解説します。
【注意!】Apple Musicの機能としてCDに配信曲の書き込みはできない!
Apple Musicで配信されている楽曲は、著作権者の利益を守るためにコピーガードがかけられています。そのために、ダウンロードしたApple Musicの配信曲の音楽ファルをそのままCDに焼いても再生することはできません。
Apple MusicとしてもCDへの配信曲のコピーは推奨していません。あくまでも、この方法で作ったCDは私的利用の範囲内にとどめておきましょう。
Apple Musicの配信曲をMP3にする変換ソフトが必要!
Apple Musicの配信曲をCDに書き込んで再生できるようにするためには、Apple Musicの配信曲のファイル形式をAACからMP3へ変換しなければいけません。変換するためには、変換専用のソフトが必要です。
NoteBurner Apple Music Converterで変換する方法
Apple Musicの音楽をMP3に変換するためのソフトはいろいろとありますが、今回はNoteBurner Apple Music Converterを使いましょう。
MP3に変換した音楽ファイルをiTunesでCDに焼く方法
上記のリンクからNoteBurner Apple Music ConverterをPCへダウンロードしてインストールしておきます。なお、Mac版にはCDへの書き込み機能が付いていません。MacでCDへ書き込む場合には、MP3への変換後に別の書き込み方法を使いましょう。
CDに書き込みたい音楽はあらかじめiTunesのライブラリに追加してダウンロードしておきます。
NoteBurner Apple Music Converterを開いて「追加」をクリックします。iTunesのライブラリにある曲が表示されるので、CDに焼きたい音楽を選んで「OK」をクリックします。
画面の右上にある歯車マークの「設定」を開きます。「変換モード」を「iTunesレコード」、出力形式を「MP3」、「出力品質」を「320kbps」に設定します。ファイル名やフォルダ名、保存する場所も必要に応じて設定します。
設定画面を閉じたら画面の右下の「変換」をクリックします。するとMP3への変換が始まります。
変換が終了したら、空のCDディスクをディスクドライブへ挿入します。変換後のファイルからCDに焼くファイルを選んだら、NoteBurner Apple Music Converterの上の「CD焼く」をクリックします。するとその曲がCDへ書き込まれます。