低速充電とは？Androidスマホが急に低速充電中になる原因と解除方法を解説！
Androidスマホを充電していると「低速充電中」と表示されることがあります。Androidスマホが低速充電になってしまうのはどうしてなのでしょうか。この記事では、低速充電になる原因と、低速充電を解除して急速充電に切り替える方法をお伝えします。
目次
Androidスマホの低速充電中とは？
Androidスマホを充電していると、スマホに「低速充電中」と表示されることがあります。この記事では、Androidスマホの低速充電中とはどのような症状で、低速充電中になってしまった場合の原因と対処法について詳しくお伝えします。
給電量がいつもよりも低く充電が遅い状態
まずは、Androidスマホが低速充電中になってしまうのはどのような状態なのかお伝えします。スマホの画面に低速充電中と表示とは、いつもよりも充電量が少なくて、充電するのに時間がかかっている状態のことです。
通常の給電料の半分以下を低速充電という
低速充電中と表示される目安としては、通常の給電量が半分以下しか充電されていない場合です。いつもの2倍以上充電に時間がかかる、充電に時間がかかりすぎる、と感じた時には、Androidスマホが「低速充電中」になっていないか確認しましょう。
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Androidスマホが低速充電中になってしまっているかどうかを確認する方法は次の通りです。
スマホの表示を確認する
低速充電中になってしまった場合には、スマホの画面に表示されることがあります。スマホの画面を確認してみて「低速充電中」の表示がある場合は、充電のスピードが通常の半分以下に落ちていると考えて良いでしょう。
電圧・電流チェッカーを利用する
また、もしも機材をお持ちであれば、電圧・電流チェッカーで充電量を測定してみるのもいいでしょう。
電圧・電流チェッカーとはケーブルにどのくらいの電流が流れているのかを、簡単に測定できる機械です。上記の画像のものは、Amazonで650円で販売されています。
充電器とスマホの間にこれを挟むようにして接続すると、充電器からスマホに流れている電気の量を測定してくれます。流れる電力の量が5Wを下回ったら、低速充電の状態です。電力は電圧と電流を掛けると計算できます。
低速充電になっているかどうかは、普段の給電量をこまめに測定しておく必要があります。「低速充電」と表示されなくても、充電スピードが遅すぎると感じる場合には、こちらがあるととても便利です。
スマホの寿命は平均何年？寿命が近い症状や買い替えのタイミングを解説！Androidスマホがなぜ急に低速充電になるのか？その原因と急速充電に戻す解除法
Androidスマホがどうして急に低速充電中になってしまうのか、低速充電になってしまう原因と、低速充電の状態から急速充電に戻すための解除法についてお伝えします。
充電ケーブルに問題がある場合
スマホが低速充電になってしまう原因の一つは、充電ケーブルに問題がある場合があります。充電ケーブルが劣化すると、どうしても流せる電気の量が少なくなってしまうので、低速充電になってしまいがちです。
また、劣化の他にも、以下のように利用している充電ケーブルの種類によっては、劣化がなくても充電スピードが遅くなってしまう可能性があります。
100均のケーブルを使っていないか？
充電スピードが遅くなったと感じた場合に、充電ケーブルを100均のものに変えていないか確認してみましょう。100均の充電ケーブルでもスマホに充電するのには差し支えありません。
しかし、100均の充電ケーブルの多くは急速充電に対応していません。急速充電対応の充電ケーブルを利用していた方が、急速充電非対応の100均の充電ケーブルに変えた場合に、充電スピードが遅くなったと感じることがあります。
また、100均に売っているスマホのケーブルの中には、充電はできるけれどもデータ転送に対応してなかったり、充電もデータ転送もできるけれども、どちらも急速対応していなかったりするものがあります。購入する際にはきちんと確認した上で購入しましょう。
スマホと同梱のものを使うか規格をチェックして購入すること
また、100均以外のショップで充電ケーブルを購入する場合にも、規格をチェックして購入するようにしましょう。「急速充電対応」「高速充電対応」と記載されているものであれば、急速充電できます。またデータ転送も必要であれば、データ転送の速度もよく確認しましょう。
ACアダプタの問題
充電ケーブルだけではなく、ACアダプタの方に問題がある場合もあります。
急速充電非対応
USBケーブルに接続できるACアダプタの中には、急速充電には対応していないものもあります。急速充電に非対応のACアダプタを利用してしまった場合には、ケーブルが急速充電対応であっても、低速充電になってしまうので注意しましょう。
劣化している可能性も
また、ACアダプタは劣化すると充電スピードが落ちてしまいます。長年利用しているものの充電スピードが遅くなってきたと感じたら、新しいものに交換するようにしましょう。
ちゃんとした規格のものを購入して使おう
充電ケーブルと同じように、ACアダプタにもそれぞれ規格があります。100均などに売っている格安のACアダプタでは急速充電に対応していないこともしばしばあります。購入する際には、急速充電や高速充電に対応しているかどうかをしっかりと確認した上で購入しましょう。
スマホ自体や使い方の問題
低速充電になってしまう原因が、スマホ自体に問題がある場合や、使い方に問題がある場合もあります。
PCから充電していないか？
PCから充電する場合には、低速充電になるので注意しましょう。PCで作業をしながら、PCのUSBポートに充電ケーブルを接続してスマホの充電をする方もいます。
外出先で頻繁にノートPCをACアダプタに接続して利用する機会が多い場合には、スマホ用のACアダプタを持ち歩かずに、こまめに充電できるので、PCからの充電はとても便利な方法です。
しかし、ACアダプターからの充電速度に比べると、PCからの充電速度は遅くなります。
一般的なACアダプタから充電が5Wであるところ、PCからの充電量は最大でも4.5Wしかありません。5Wを下回ると、低速充電の状態になってしまいます。
外出中でも急速充電をしたい場合には、スマホ用のACアダプタも利用して、PCを利用せずに充電できるように準備しておくことが大切です。
バッテリーは劣化していないか？
スマホのバッテリーが劣化していると、急速充電ができなくなり、低速充電のみとなります。スマホのバッテリーは、利用していても利用していなくても、経年劣化で一定の年月が過ぎると劣化していきます。
また、使い方によっても劣化を早める使い方もあります。スマホのバッテリーが劣化してしまった場合には、修理に対応しているショップへ持ち込んで、バッテリーを交換してもらうか、スマホそのものを買い換える必要があります。
スマホのバッテリーは、充電回数を増やすことで劣化が早まってしまいます。十分なバッテリー残量があるのに充電してしまうと、充電回数が増えて劣化が早まります。
スマホのバッテリーを長持ちさせたい場合には、できることならバッテリー残量が10％以下になってから充電を始めるようにしましょう。
マイクロUSB-CケーブルをUSB-Cに変換して使っていないか？
今までのスマホはmicroUSB接続で充電していましたが、最近発売されるスマホはほとんどがUSB-Cになっています。しかし、今まで使っていたmicroUSBケーブルをそのまま利用したいという方もいて、上記の画像のような変換コネクタを利用している方もいます。
確かに、microUSBからUSB-Cに変換できるコネクタを利用すれば、microUSBのケーブルからでも、USB-Cのスマホに充電できます。しかも、上記の画像の商品はAmazonで400円程度と、しっかりとした規格のUSB-Cケーブルを購入するよりも安く手に入ります。
しかし充電量は低くなってしまうので注意しなくてはいけません。給電量はmicroUSBよりもUSB-Cの方が大きくなります。microUSBを経由して充電する場合には、最大充電量はmicroUSBの充電量になってしまいます。
USB-Cの充電スピードを十分に発揮できなくなってしまいます。USB-Cのスマホを利用している場合には、USB-Cに対応した充電ケーブルを利用するようにしましょう。
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この記事では、Androidスマホが低速充電中となってしまった場合の、原因と対処法についてお伝えしてきました。急いで充電したい場合に低速充電中になってしまうと、色々と困ることもあります。
しかし、低速充電中になってしまうのには必ず原因があります。その原因をしっかりと突き止めて、対処すれば必ず解消できます。
