韓国語をキーボードで入力!ハングル文字の配置/打ち方/変換方法を解説!
韓国語に興味を持つ方が増えていますが、韓国語をパソコンやスマホのキーボードで入力するためには、どうしたらいいのでしょうか。この記事では、韓国語のハングルのキーボードでの打ち方と、パソコンやスマホのキーボードの配列はどうしたらいいのか解説します。
目次
韓国語をキーボード入力する2種類の打ち方
韓流スターが日本で大活躍したり、韓流ドラマに夢中になる方が増えるにつれ、韓国語に興味を持ち学び始める方が増えています。
韓国語のハングル文字を覚えたら、パソコンやスマホで入力して、SNSなどで韓国の方とも交流してみたいものです。しかし、韓国語覚えても、キーボードでのハングル文字の入力方法がわからないという方も少なくありません。
この記事では、パソコンやスマホのキーボードではどのような打ち方で韓国語を入力したらいいのか解説します。まずは、韓国語のキーボードでの打ち方を解説します。韓国語のキーボードでの打ち方、タイピングの仕方には次の2種類があります。
韓国語の文字は子音と母音の組み合わせ
韓国語のキーボードでの打ち方で主流となっているのは、母音と子音の組み合わせでタイピングする2ボル式です。韓国語のハングル文字は、次のように母音と子音を組み合わせて一つの文字にします。
ハングルの仕組み | 文字 |
母音・複母音 | ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅕ、ㅗ、ㅛ、ㅜ、ㅠ、ㅡ、ㅣ、ㅐ、ㅒ、ㅔ、ㅖ、ㅘ、ㅙ、ㅚ、ㅝ、ㅞ、ㅟ、ㅢ |
子音 | ㄱ、ㄴ、ㄷ、ㄹ、ㅁ、ㅂ、ㅅ、ㅇ、ㅈ、ㅊ、ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅎ、ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ |
韓国語のタイピング方法の主流である2ボル式では、キーボードの右手の位置に母音が、左手の位置に子音が配置されていて、母音と子音を組み合わせる打ち方で、文字を作っていきます。
ローマ字変換も可能!
韓国語では2ボル式のタイピングが主流です。しかし、日本ではローマ字変換のタイピングを覚える方がほとんどです。ハングル文字のキーボード配列を覚えるよりも、アルファベットの配列で入力できるローマ字変換で、タイピングしたいという声も聞かれます。
スポーツの国際試合で、韓国人選手の名前が英語表記されることからもわかるように、韓国語も日本語と同じようにアルファベットでのローマ字表記ができます。もちろん、タイピングでローマ字変換をすることも可能です。
韓国語の母音のローマ字一覧
ハングルの母音 | ローマ字表記 |
ㅏ | A |
ㅑ | YA |
ㅓ | EO |
ㅕ | YEO |
ㅗ | O |
ㅛ | YO |
ㅜ | U |
ㅠ | YU |
ㅡ | EU |
ㅣ | I |
ㅐ | AE |
ㅒ | YAE |
ㅔ | E |
ㅖ | YE |
ㅘ | WA |
ㅙ | WAE |
ㅚ | OE |
ㅝ | WO |
ㅞ | WE |
ㅟ | WO |
ㅢ | UI |
韓国語の子音のローマ字一覧
ハングルの母音 | ローマ字表記 |
ㄱ | G/K |
ㄴ | N |
ㄷ | D/T |
ㄹ | R(L) |
ㅁ | M |
ㅂ | B/P |
ㅅ | S(T) |
ㅇ | なし(NG) |
ㅈ | J(T) |
ㅊ | CH(T) |
ㅋ | K |
ㅌ | T |
ㅍ | P |
ㅎ | H |
ㄲ | KK |
ㄸ | TT |
ㅃ | PP |
ㅆ | SS |
ㅉ | JJ |
パソコンのキーボードで韓国語入力をする方法
パソコンのキーボードで韓国語を入力をできるようにする方法をお伝えします。パソコンで韓国語を入力できるようにする方法には、ソフトキーボードを使う方法と、実際のキーボードのキーの配列を韓国語にする方法があります。
画面上でソフトキーボードを使う方法
まずはソフトキーボードを使う方法をお伝えします。ソフトキーボードとは、画面上に表示するキーボードでハングル文字を1つずつクリックして入力します。キーボードが手元にないけれども、すぐに韓国語変換が必要だというときに便利です。
おすすめは上記のソフトです。フリーソフトなのでぜひ利用してみましょう。
キーボードでのタイピングで韓国語で入力できるようにする方法
ソフトキーボードでは入力するのに時間がかかってしまいます。本格的に韓国語の入力や変換が必要な方は、実際のキーボードが必要です。
パソコンのキーボードで韓国語が入力できるように設定する方法と、キーボードの配列を韓国語のハングル文字にする方法をお伝えします。
言語設定で韓国語を追加する
パソコンで韓国語の入力や変換ができるように設定しましょう。Windows10の「設定」を開いて「時刻と言語」>「言語」と進み、「優先する言語を追加する」をクリックします。
多くの言語が表示されるので、その中から韓国語を探して、選択したら「次へ」をクリックします。
「インストール」をクリックしたら、韓国語が使えるようになります。
キーボードの配列をハングル語にする方法
パソコンで韓国語を入力できるようにしたら、次はキーボードの配列をハングルの2ボル式で入力できるようにしましょう。
キーボードの配列を韓国語対応にするのに一番簡単な方法は、韓国語の専用キーボードを購入してしまうことです。Amazonでは上記の韓国語専用キーボードが販売しています。
また、キーボードの配列を韓国語対応に変更するためのキーボードカバーも販売されています。主にMacユーザー向けのものが多く販売されています。
WindowsユーザーやMacでもデスクトップユーザーは、それぞれが違う大きさのキーボードを使っているので、キーボードカバーはなかなか見つかりません。
キーボードカバーが見つからない場合には、キーボードに貼るシールを購入するのもおすすめです。配列の通りにキーボードにシールを貼っていけば、韓国語を2ボル式で入力できるようになります。Amazonなどで販売しています。
スマホのキーボードで韓国語入力できるようにする方法
ここまではパソコンのキーボードで韓国語のハングルを入力できるようにする方法を解説してきました。韓国語を入力したい場面は、パソコンだけではなくてスマホで入力したい場合もあるでしょう。ここからは、スマホのiPhoneとAndroidをそれぞれ韓国語のキーボードに設定する方法を解説します。
iPhoneのキーボードをハングル語に設定する方法
まずはiPhoneのキーボードを韓国語のキーボードに変換する方法です。
iPhoneの「設定アプリ」を開き「一般」をタップします。
「キーボード」をタップします。
さらに「キーボード」をタップします。
「新しいキーボードを追加」をタップします。
iPhoneでキーボードで設定できる言語が表示されています。この中から「韓国語」を選択してタップします。「標準」と「テンキー」を選択できるのでお好みで選びます。両方のキーボードを選択してしまうことをおすすめします。これでキーボードで文字入力するときに、iPhoneに表示される地球儀のマークをタップすると韓国語を選べるようになります。
Androidのキーボードをハングル語に設定する方法
Androidスマホでも「設定アプリ」から韓国語のキーボードの設定を行っていきます。Android の場合には機種やOSのバージョンによって設定アプリの内容が変わるのでこの解説の限りではないことをご承知おきください。
「設定」を開いたら「言語と入力」を探します。「詳細」や「一般」の中に入っていることもあります。
「仮想キーボード」をタップします。
スマホに入っているキーボードの種類が表示されるので、お使いのキーボードを選択します。
「言語」をタップします。
そのキーボードで選択できる言語が表示されます。その中から韓国語を選びましょう。機種によっては韓国語が選択できない場合があります。
その場合には、アプリストアで韓国語のキーボードを探すと無料でインストールできるものが見つかります。
韓国語のキーボード入力もできるようにしよう!
この記事では、パソコンやスマホで韓国語を入力できるようにするにはどうしたらいいのか、解説してきました。ぜひ韓国語に興味があって勉強した方は、パソコンなどでも韓国語を入力できるように、キーボードを工夫してみましょう。