iPadに電卓がない理由とすぐに使えるおすすめの計算機アプリを紹介!
今ではビジネスシーでも欠かせないiPad。様々なアプリがiPadの使用頻度を高めている中で、電卓機能が標準装備されていないことにお気づきだったでしょうか。今回は、iPadに電卓がない理由とおすすめ計算機アプリを紹介します。
目次
iPadに電卓がない理由はスティーブ・ジョブズの判断?
iPadは製造元のApple社が2010年にこの世界に送り出した世界初のタブレット型コンピューターで、ライバル会社が新製品を次々にリリースしているにもかかわらず、いまだに世界のタブレット市場で28%のシェアを誇る、人気の端末です。
数々のiPad対応アプリも開発され、iPadの利用価値と可能性がさらに大きくなりつつある中で、標準機能として搭載されていてもおかしくない電卓機能がないのは、一体なぜなのでしょうか。その原因は、Apple社の創始者であり、死んだ今でもなおそのカリスマ性を失わない、スティーブ・ジョブズ氏の意向が関係していました。
Appleの元従業員の投稿が出典とされている
iPadに電卓機能が標準装備されなかった理由は、Apple社の元従業員Reddiの寄せた投稿により明らかにされました。その投稿文によると、当初iPadはiPhoneの電卓アプリが搭載される予定でした。しかし、電卓アプリを搭載させたiPadの原型機(プロトタイプ)をスティーブ・ジョブズ氏に見せたところ、そのデザイン性に難色を示し、デザインの一新を迫りました。
アップルの前iOS担当上級副社長であったスコット・フォールストールの必死の努力の甲斐なく、iPadのお披露目会見に間に合わせることはできず、結局実現することはなかったようです。
iPadにおすすめの電卓アプリ
理由はともかく、iPad端末は未だに電卓機能を標準装備していません。しかし、iPad対応の計算機アプリが数多くリリースされていますので、そうした電卓アプリのどれかをインストールし、活用すれば、電卓を別の手に持ちながら作業することなく、iPad1台だけで作業を全て行えます。これからiPad対応の電卓アプリを2つ紹介します。
シンプルだが多機能「電卓 Pro+」
iPad対応のおすすめ電卓アプリの1つ目は「電卓 Pro+」です。「電卓 Pro+」電卓アプリには2つの特徴があります。1つ目の特徴は、非常にシンプルで使い勝手がよく、またiPadを傾けるとランドスケープモードに切れ替わり、高度な計算式も行うことができます。2つ目の特徴は、計算式をコピーし、メールで送信できることです。
無料かつ広告なしで使いたいなら「CalcBot2」
iPad対応のおすすめ電卓アプリの2つ目は「CalcBot2」です。「CalcBot2」電卓アプリの最大の魅力は、無料で広告がないことです。課金をして「CalcbotPro」にグレードアップすることも可能です。しかし、無料版「CalcBot2」は、基本的な計算機能や、単位変換機能も装備されていますので、日常の生活で使用する程度なら、問題はありません。
iPadですぐ計算したい時に!電卓アプリ以外の手段を紹介
iPadに電卓が標準装備されてないことを埋め合わせるために、iPad対応のおすすめ電卓アプリをインストールし利用するのは1つの方法ですが、他にもiPadを電卓として使用する方法が2つあります。1つ目の方法はGoogleブラウザでWEBの電卓アプリを利用する方法です。2つ目の方法は、iPad Spotlight検索機能を利用する方法です。
Google検索でWEB計算機が使える
電卓アプリ以外にiPadで計算する1つ目の方法は、Google検索でWEB計算機を使用する方法です。Googleブラウザを起動させます。検索窓に「電卓」と入力します。WEBの電卓アプリが現れますので、計算を行えます。
Spotlightを使う
電卓アプリ以外にiPadで計算する2つ目の方法は、iPad Spotlight検索機能を利用する方法です。
テンキーが表示されないときの裏ワザ
計算式を入力する際、かける「×」と割る「÷」の記号は、iPadのキーボードにはありませんので、「×」の代わりに「*」を、「÷」の代わりに「/」を用いて計算できます。
iPadの電卓は使いやすいものを選ぼう
iPadに電卓機能は標準装備されていないものの、iPadに対応する電卓アプリや他の方法で電卓機能を埋め合わせることができます。iPadは1人2役どころか、1人5役にも10役にもなる優れたツールです。使いやすいiPadの電卓を選び、さらなる飛躍を遂げましょう。