インスタグラムの閲覧が足跡でバレる?回避方法と閲覧履歴の見方を解説!
インスタグラムで閲覧すると足跡がついて相手や周囲にそのことがバレるのでは、と気にする方が少なくありません。インスタグラムでは閲覧しても足跡が残らない機能がほとんどですが、いくつかの機能ではバレる可能性があります。その足跡の回避方法と閲覧方法をお教えします。
目次
- 1インスタグラムの閲覧で足跡がつく?
- ・インスタグラムの足跡機能はある?
- 2インスタグラムの閲覧で足跡がバレるのはなぜ?
- ・ストーリーズを見た時
- ・ダイレクトメッセージを確認した時
- ・ライブ動画を見た時
- ・投稿にいいねをしてしまった時
- 3インスタグラムを閲覧しても足跡が付かない見方は?
- ・通常の投稿を見る
- ・ユーザーを検索する
- ・ツイッターからインスタグラムのURLに飛んだとき
- ・ログインしないでインスタグラムを閲覧
- 4足跡を付けずにインスタグラムを閲覧したい方にはコレ!
- ・足跡を付けずにストーリーズを見れる「Repost Story for Instagram」
- 5インスタグラムの閲覧機能が見れるのは自分のストーリーズ
- ・自分のストーリーズは閲覧者の履歴が見れる
- 6インスタグラムの足跡を削除する
- ・アカウントを消せば足跡を削除できる?
- 7インスタグラムの足跡の悩みを解決して楽しもう!
- ・Instagramの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
インスタグラムの閲覧で足跡がつく?
「インスタグラムで自分の興味があるものを検索してみたいけれど、そのことがバレたら怖くて検索できない」とか「期間限定のストーリーだから気になって見たけれど、ちょっとHで失敗した。こんなことバレたらどうしよう」などと、周囲や投稿者にバレるのが怖くていろいろと踏み切れないことは誰にでもあります。
逆に「こんなのが見られるなんて」と喜んでいたら、そのことが相手にバレる羽目に陥って困った経験を持つ人もいるはずです。
それではいったいインスタグラムで何をやったらバレるのでしょう。そもそもインスタグラムには閲覧履歴・足跡機能が備わっているのでしょうか?
インスタグラムの足跡機能はある?
一言で言ってしまうと、インスタグラムの基本部分には閲覧履歴・足跡機能はありません。このことについてはあとで「インスタグラムを閲覧しても足跡が付かない見方は?」の章で詳しくお伝えします。
では閲覧履歴・足跡機能を持つ機能はあるのかと問われれば、いくつかだがある、と答えざるを得ません。こちらについては次の「インスタグラムの閲覧で足跡がバレるのはなぜ?」の章でそれぞれの機能に分けて詳しくお伝えします。
インスタグラムの閲覧で足跡がバレるのはなぜ?
インスタグラムであなたの閲覧履歴・足跡が残るのは、主に以下の4項目です。
- ストーリーズを見た時
- ダイレクトメッセージを確認した時
- ライブ動画を見た時
- 投稿にいいねをしてしまった時
ほかにも当然のことながら、投稿に意識的に「いいね!」したりコメントしたりすれば、足跡レベルではない、指紋くっきりの免許証を落としていったレベルで、相手に存在を知られます。というよりも、むしろ相手に知ってもらおうと努力していますので、それらについては詳細を省きます。
ストーリーズを見た時
インスタグラムのストーリーズ機能は、24時間限定で公開される画像や短い動画の投稿機能です。24時間限定なので後腐れなく気軽に公開できるため、普通の投稿とは一味違う刺激的な投稿やプライベートが垣間見える投稿が少なくなく、人気を呼んでいます。
しかしインスタグラムのストーリーズは、そうした普通の投稿からはみ出したものがあるためか、閲覧すると足跡が残り、投稿者はその履歴からあなたがストーリーを見たことを確かめられます。ただし、投稿したストーリーの閲覧履歴・足跡を見られるのは投稿者本人だけです。それくらいなら構わないのであれば、用心しすぎる必要はありません。
しかし、あなたの閲覧がバレるのを恐れるのであれば、ストーリーズは徹底的にスルーしてください。
なおインスタグラムのストーリーズの詳細については以下の記事を参照してください。
ダイレクトメッセージを確認した時
インスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)は、文字通り一ユーザーに向けて直接届けられるメッセージです。
そのため、ダイレクトメッセージが届いた通知を見るるだけなら構いませんが、通知をタップしてダイレクトメッセージの中身を見てしまうと、送信元のユーザーに「既読」の通知が届きます。アプリのLINEの既読や郵便の配達証明と同じ機能と考えればいいでしょう。
加えてダイレクトメッセージのうち、24時間で消える画像や動画を送られてきた場合に、その表示画面をスクリーンショットすると、そのことが送信元のユーザーに通知されます。
この行為は、相手が24時間で消えるからと安心して送ってきた画像や動画を、24時間を超えて保存できる行為ですから、マナーの面でも仕方のない機能です。とはいえ、人によってはちょっと窮屈に感じる機能かもしれません。
なおインスタグラムのDMの詳細については以下の記事を参照してください。
ライブ動画を見た時
インスタグラムのライブ動画を視聴すると、配信者はその時点であなたがその動画を見ていることを知ります。また放送後でも配信者は24人分のアカウントを確認できます。後者はインスタグラムが親しいと考える順に並ぶため相手との関係次第ですが、それでも閲覧履歴・足跡の可能性が残ることに変わりはありません。
また、放送に対するコメントを書くと、ライブ配信の間は、通常の投稿に対してのコメントと同様にすべてのアカウントに公開されます。同様にあなたがライブ配信を閲覧し始めたことも公開されます。
ライブ動画の場合は、ストーリーズ以上に閲覧履歴・足跡が残ると覚悟してください。
投稿にいいねをしてしまった時
「いいね!」をすれば相手に通知が行くのは当然のことです。インスタグラムの「いいね!」は、そもそも相手に投稿を楽しんだことを伝えるための機能なのですから、通知が行き、閲覧履歴・足跡が残らなかったむしろ機能としては失格です。
しかし、困ったことにインスタグラムでは間違った「いいね!」が少なくありません。なぜなら投稿をダブルタップするとインスタグラムはあなたが「いいね!」したと解釈するからです。
あなたが「いいね!」し(てしまっ)たかどうかは、その投稿の下、左端のハートマークが教えてくれます。「白抜きハート」なら大丈夫、「ピンクのハート」であれば「いいね!」しています。
「いいね!」をしていれば、即座にもう一度ダブルタップして「いいね!」を取り消せます。これで相手の閲覧履歴・足跡からあなたのアカウントは消えます。しかし相手が「いいね!」慣れしていなくて、「いいね!」を通知で受け取っているようなら、「いいね!をされて嬉しかったのに、どうして取り消したの?」かえって傷を広げかねませんので注意が必要です。
インスタグラムを閲覧しても足跡が付かない見方は?
前の章では閲覧履歴・足跡が残る場合をお教えしました。それで今度は逆に足跡がつかない見方をお教えします。
この章でお教えする見方を守っていれば、あなたの閲覧履歴・足跡は残りません。しかしその分、楽しめない機能が増えて、ちょっと面白みに欠けるインスタグラムとなることは承知してください。
通常の投稿を見る
インスタグラムのホーム画面や誰かのプロフィール画面から通常の投稿を閲覧しても、閲覧履歴・足跡は残りません。通常の投稿の閲覧は、安心して閲覧できる見方ランキングのトップに位置します。
しかし、プロフィール画面で誤ってストーリーをタップするとアウトです。前章で記したように、ストーリーには閲覧履歴・足跡が残ります。
ただし、ただ閲覧するだけではなく「いいね!」「コメント」「コレクションに保存」といった機能の使用も禁止です。相手に通知がいきます。誤タップに気をつけて、ひっそりと息を潜めて閲覧してください。
ユーザーを検索する
インスタグラム上でのユーザー検索も閲覧履歴・足跡が残りません。こちらも安心して閲覧できるランキング上位の常連です。
ユーザー検索で知り合いや潜在的敵のアカウントを検索してプロフィールにたどり着いて、投稿を眺める分にはまったく問題はありません。
しかし前項で記したように、誤って、もしくは気付かずに、ストーリーをタップしたりフォローしたりすると、すべては相手の知るところと化します。
ツイッターからインスタグラムのURLに飛んだとき
TwitterやFacebookなど、ほかのSNSにシェアされたリンクをたどってインスタグラムの投稿を見た場合も閲覧履歴・足跡は残りません。常にこの見方ばかりを使っていてはインスタグラムを利用している意味がありませんが、ほかのSNSにさらされたインスタグラムのURLなら踏んでも大丈夫と思うと、安心感が増します。
しかしまれにインスタグラムのリンクと見せかけて、別のサイトに飛ばされることもあります。その場合はインスタグラムに足跡は残らなくても、悪徳業者や詐欺師のところにはしっかりと足跡が残るので注意してください。
ログインしないでインスタグラムを閲覧
実はログインをしないでインスタグラムを利用すれば、あなたの閲覧履歴・足跡は残りません。いわば表門を通らずに裏口からインスタグラムにお邪魔する感覚です。ただし正式なお客ではないので、インスタグラムのサービスを完全には利用できません。
インスタグラム公式アプリを使うと表門に回されるので、ログインせずに裏口から入るにはブラウザを使います。ただしこの手法を使うにはプロフィールを見たいアカウントのユーザー名が必要です。あらかじめインスタグラム公式アプリのユーザー検索でユーザー名を確かめてください。
ただし誤ってユーザー検索の結果画面でアカウントをタップしてプロフィール画面にまで行ってしまわないように注意してください。そこまで行ってはわざわざ裏口を使う意味がありません。
ログインしないでインスタグラムにアクセス
ブラウザを立ち上げたら、まずは下のリンクからインスタグラムの公式サイトにアクセスします。
アクセスできたら、画面表示を無視してアドレス欄をタップして、URLの最後にあなたが「/プロフィールを見たいアカウントのユーザー名」を入力します。
今回はInstagram kyotoのユーザー名を使用しました。
すると画面が目指すアカウントのプロフィール画面に切り替わります。
下図左のように、画面下にインスタグラムへのログインを促すポップアップウインドウが表示されますので、右肩の「×」ボタンで消します。それ以後も下図中央のように右上で「ログイン|登録」を求められますが無視してください。
この状態でストーリーを選択すると、下図右のようにインスタグラムへのログインを求められてストーリーを見られません。
いささか不便ですが、逆に言うと、ストーリーを誤タップしても閲覧して閲覧履歴・足跡が残るような事態を避けられることを意味します。
つまりあなたは、不便の代わりに安全を購入したわけです。
ログインしないで投稿を閲覧
プロフィール画面からは、そのアカウントの投稿が見られます。またまた投稿の各種ボタンは足跡が残らないものだけが使用できます。つまり「いいね!」「コメント」「保存」などはログインを求められますが、それ以外の機能はログインなしでも利用できるのです。
たとえば下図左の投稿左下のタグ付けはしっかり機能して、ここをタップするとタグ付けされたユーザーが確認できます。また下図左でははみ出していますが、コメントをタップすると下図中央のようにちゃんとコメント一覧が確認できます。もちろん「いいね!」の文字部分をタップすれば、この投稿に「いいね!」したアカウントがずらりとリスト表示されます。
また投稿右肩のメニューボタンをタップすれば、下図左のようにメニューがポップアップし、「不適切な写真を報告」「埋め込み」「シェア」「リンクをコピー」「キャンセル」の各項目が選択できます。
「シェア」を選べば下図中央のようにほかのSNSにシェア可能です。この際、インスタグラムへのログインは不要ですが、投稿先のSNSのログインは必要です。
さらに「埋め込み」を選べば下図右のようにサイトにこの投稿を埋め込むためのコードが発行されますし、「リンクをコピー」を選べばどこにでもリンクをコピペできます。
ただし「不適切な写真を報告」だけはログインが必要です。
このようにログインなしでも、大幅に機能を制限されながらも、投稿を閲覧してほかのSNSに拡散する程度であればまったく問題なく利用できることがわかります。
機能が制限されている点についても、閲覧履歴・足跡が記録されるような機能を利用しようとすると警告画面としてログイン画面が表示されるのだ、と開き直ればこれはこれで便利に使えるのです。
足跡を付けずにインスタグラムを閲覧したい方にはコレ!
前項の最後ではああ書きましたが、「それでもストーリーは見たい。だが閲覧履歴に残るのはいやだ」と言い張る方もおいででしょう。
そんな方にはアプリの使用をおすすめします。足跡を残さずにストーリーを見られるアプリは現在かなり存在しますが、今回は「Repost Story for Instagram」を紹介します。
足跡を付けずにストーリーズを見れる「Repost Story for Instagram」
Repost Story for InstagramはiOSのストーリー閲覧・保存の専用アプリです。
あなたのアカウントでアクセスすると、あなたのフォローするアカウントのストーリーがずらりと並びますので、そこから見たいストーリーを選ぶだけです。ほかにもハッシュタグやユーザー検索してストーリーを見ることも可能です。
いずれの場合もあなたのアカウントは閲覧履歴に残りませんし、その上24時間を超えてストーリーの保存までできます。複数アカウントでの利用には課金が発生しますが、単一アカウントであれば2018年12月現在無料で利用できます。
ストーリーは見たいけれど足跡はつけたくないというあなたのような人にはぴったりなアプリです。
インスタグラムの閲覧機能が見れるのは自分のストーリーズ
ストーリーズのストーリーを閲覧すると閲覧履歴・足跡が残ることはお伝えした通りです。
ただしストーリーの閲覧履歴は投稿者のみしか見られません。あなたが投稿したストーリーであれば、あなたしか閲覧履歴を確認できないのです。しかも公開後24時間経ってしまうと、投稿したストーリーごと閲覧履歴も消えてしまいます。
足跡を見られる立場だと不安を感じるインスタグラムの閲覧履歴・足跡システムも、逆に足跡を見るほうに回ると意外に不便に感じられるものです。
自分のストーリーズは閲覧者の履歴が見れる
あなたの投稿したストーリーを見ると、画面左下に右に数字のついた目のアイコンを見つけられます。これが閲覧者のアイコンで、横の数字は閲覧したアカウント数です。
このアイコンをタップすると、あなたのストーリーを閲覧したアカウントのリストが表示されます。リストの順番は、例によってインスタグラムの判断によるあなたに対する関心の高さの順番ですので、見慣れたアカウントが上位を占めるでしょう。
リストのアカウント名をタップすれば、それぞれのアカウントのプロフィール画面に飛べます。
インスタグラムの足跡を削除する
2018年12月現在、インスタグラム上の足跡を消すには、アカウントを一時停止するか削除するしかありません。
しかしアカウントを一時停止すると復旧には数時間かかる場合もありますし、アカウントを削除するとこれまでのフォロー・フォロワー関係やコレクションなどもすべて消えうせて取り返す術はありません。
つまり足跡を消すためにアカウントを削除するのは、ゴキブリを退治するのに家を爆破するような盛大な自爆作戦でしかないのです。
アカウントを消せば足跡を削除できる?
確かにアカウントを一時停止したり削除したりすれば足跡は消せます。しかし、そんなことをするくらいであれば、別アカウントを作ることを強くおすすめします。
- 今の足跡のついたアカウントはほとぼりがさめるまで一時停止しておいて、閲覧履歴・足跡が残っても関係のないアカウントを作成して、そちらでどんどん見たいものを見まくる
- 今の足跡のついたアカウントは開き直って汚れアカにして、新たに作成したアカウントは清く美しく運用して、そちらの本アカ化を目指す
- etc.
こんなふうに運用すれば、これまでのアカウントを活かしつつ、閲覧履歴・足跡を残すことを怖がらずにインスタグラムを楽しめるでしょう。
複数アカウントの取得や運用についての詳しい説明は下の記事に譲ります。
インスタグラムの足跡の悩みを解決して楽しもう!
インスタグラム上で自分の行動が誰かに見られているのでは、と不安になるのは当然のことです。しかしそのことにばかり気を取られてしまうと、インスタグラムがどんどん窮屈になり、どうしてインスタグラムをやっているのかわからなくなります。
ある程度の割り切りやアプリ、ログインしないでのアクセス、別アカウントの使用などで、少なくともあなたの本アカウントについては足跡の悩みを感じず済むようになったはずです。気持ちを軽くしてインスタグラムを楽しんでください。