2019年04月26日更新
WindowsのIE(Internet Explorer)のバージョンアップ方法!最新に更新するには?
このページでは、IEを最新のIE11にバージョンアップする方法を分かりやすく説明しています。IE10以前の古いバージョンは、これからセキュリティ面に問題が出てくることもあり、バージョンアップが必須と言えますので、IEユーザーは必見です。
目次
IE(Internet Explorer)をバージョンアップするメリットは?
WindowsユーザーにはおなじみのブラウザであるIE(Internet Explorer)ですが、現在最新バージョンであるIE11への更新・アップデートがMicrosoftから呼びかけられています。
なぜ、IE11への更新が必要なのでしょうか。「使用に支障がなければ、別にアップデートしなくてもいいのでは?」と思う方もいるはずです。しかし、このIE11への更新には、非常に大事な意味があります。IEの更新は、あなたの快適なパソコンライフを守るために必要不可欠なのです。
IEの更新・アップデートには、以下のようなメリットがあります。
- Microsoftからサポートが受けられる
- ウイルスに感染するリスクを下げられる
- データや個人情報が盗まれるリスクを下げられる
悪意あるウイルスやプログラムにどのPCも狙われている時代ですので、このようなセキュリティ面でのメリットは非常に大切になってきます。
というわけで、今回はIEを最新バージョンである11に更新・アップデートする方法についてご紹介していきます。面倒くさがらずに更新して、いつまでも快適で安心・安全なパソコンライフを送りましょう。
IEのバージョンアップ前に確認すること
さっそくIEの更新・バージョンアップをしてきたいところなのですが、その前に確認すべきことがありますので、それについてご説明します。
IEのバージョンを確認する
IEを更新する前に、自分の使っているIEのバージョンを確認する必要があります。すでに最新バージョンなら、更新の必要はありません。
最初にIEを立ち上げます。立ち上がったら、右上にある歯車のようなマークをクリックしましょう。よく分からなければ、「Alt」キーを押しながら「X」を押しても構いません。
歯車アイコンを押すとツールメニューがずらっと出てきますので、その中の「バージョン情報」をクリックします。
すると、英語で書かれたボックスが出てきます。ここで出てくる「バージョン」の横の数字が、あなたのIEのバージョンになります。筆者のIEは11で始まっているので、すでにIE11になっていることが分かります。ここが10など別の数字で始まっている方は、これから説明するバージョンアップをする必要があります。
各Windowsが対応しているIEのバージョン
WindowsシリーズにはいくつかのOSがありますが、それぞれのOSによって対応しているIEのバージョンが異なります。
OS | 対応しているIEのバージョン |
Windows 7 | IE8・IE9・IE10・IE11 |
Windows 8 | IE10 |
Windows 8.1 | IE11 |
Windows 10 | IE11 |
この表を見ると分かりますが、IE11でないバージョンを使っている可能性があるのは、Windows 7、Windows 8を使っている方ということになります。この2つのOSを使っている方は、一度IEのバージョンをチェックしてみてください。なお、Windows 8の方がIE11を使うには、8.1へのアップデートが必要になります。
最新版IE11にバージョンアップする方法
ここからは、実際にIEを11にバージョンアップする方法を説明していきます。
IE11にアップデート(更新)する
IEを11にアップデートするため、まずMicrosoft社の以下のページにアクセスします。
すると、以下のような画面になるので、あなたが使っているOSを選択します。以降はWindows 7であることを前提に説明していきますが、Windows 8.1の方でも基本的には同様です。
すると、32ビット版と64ビット版という2つのバージョンが出てきます。
どちらをダウンロードすべきかは、お使いのPCによって異なります。ですので、まずは自分のPCが32ビット版なのか、64ビット版なのかを確認しましょう。
まず、スタートをクリックします。
つぎに、「コントロールパネル」をクリックします。(Windows 8.1の方は、Windowsボタンクリック→デスクトップタイル選択→チャーム表示→設定と進むとコントロールパネルが出てきます。以降はWindows 7と同様の操作方法です)
続いて、「システムとセキュリティ」をクリック。
最後に、「システム」をクリックします。
すると、「コンピューターの基本的な情報の表示」が出てくるので、「システム」の項目の中の「システムの種類」を見てください。ここに32ビットか64ビットかが表記されています。このPCは32ビットです。
自分のPCのバージョンが分かったところで、それに合わせたIEをダウンロードしましょう。
ボタンを押すとIE11のインストーラーがダウンロードされるので、任意の場所にダウンロードします。分かりにくければ、デスクトップがおすすめです。その後、そのインストーラーをダブルクリックで起動させます。
PCによっては「このコンピューターに変更を許可しますか?」といったものが出てきますが、これは「はい」で構いません。最後に「インストール」を選んで、再起動すればIE11へのアップデートは終了です。
Windowsに欠かせないIEはバージョンアップで常に最新版!
最近はGoogle ChromeやFirefoxなど、IEではない別のブラウザを使う人も増えてきていますが、昔から馴染みのあるIEが良いという人もまだまだ多いと思います。IEなどのブラウザはパソコンライフには欠かせませんから、常に安全に使える最新のバージョンにしておきましょう。