Firefoxの使い方！基本設定やおすすめアドオンのインストールまでを紹介！

メインのブラウザをFirefoxに乗り換えようかどうしようか考えている人も少なくないようです。Firefoxとはどのようなもので、使い方はどのような使い方をしたらいいのか、ということについてこの記事では詳しく見ていきましょう。まずはFirefoxとはどのようなものなのか、ということについてみていきましょう。

Firefoxとは無料で利用できるブラウザです。無料で使えるブラウザには他のGoogle Chromeもあります。また、WindowsパソコンにはInternet ExplorerとWindows10にはMicrosoft Edgeがプリインストールされています。MacパソコンにはSafariがプリインストールされています。

しかし、あえてFirefoxを使っている人も少なくありません。Firefoxはオープンソースのブラウザであるという点と、iPhoneとiPad以外の端末なら、パソコンでもスマホでもタブレットでも、端末の種類を選ばずに使える、という点が大きな支持を集めています。

現在、実際に使われているブラウザを調べてみると、実はGoogle Chromeが約6割の利用率と圧倒的なシェアを誇っています。一方でFirefoxは約10%ほどと、圧倒的に話されているのが現状です。他のブラウザからGoogle Chromeに乗り換える人が多い中、Firefoxを使っている人が乗り換えないのには理由があります。

それは拡張機能（アドオン）が圧倒的に使いやすいからです。Google Chromeも一部オープンソースですが、Firefoxは完全オープンソースです。そのために、世界中の開発者たちが自由にアドオンを開発しやすいという特徴があります。

そのために、利用者数では圧倒的にGoogle Chromeの方が多いのにも関わらず、アドオンの数がFirefoxの方が圧倒的に多く、機能性も断然優れています。アドオンの使い勝手の良さを大きなメリットに感じて、Firefoxを使い続けているユーザーが多いのがFirefoxが人気の理由です。

それでは実際にFirefoxの使い方についてみていきましょう。Firefoxのインストールから初期設定までを見ていきます。まずはFirefoxのダウンロードページにアクセスします。こちらのリンクからアクセスしましょう。

「今すぐダウンロード」をクリックしてインストールファイルをダウンロードします。

ダウンロードされたインストールのための実行ファイルをクリックして開きます。するとパソコンに変更を加えることへの許可を求められるので許可します。するとインストールが始まり、パソコンにFirefoxがインストールされます。

インストールが完了するとFirefoxが開きます。初期設定でメールアドレスの入力を求められますが、他の端末と同期する必要があるのなら登録しましょう。同期する必要がないのならスキップしても大丈夫です。

メールアドレスを登録するのなら入力して「続ける」を、登録しないのなら「この手順をスキップ」をクリックします。

このようにおすすめの機能が紹介されますが、後々じっくりと必要になったときに見ればいいので今回は「ブラウジングを開始」をクリックします。

すると検索などができる画面になります。ここからは通常通りに検索したりブックマークしたりして、通常のブラウザと同じようにインターネットの閲覧ができます。

特に難しい初期設定などは必要ないので、インストールさえできればFirefoxの使い方はとても簡単です。

Firefoxを使い始める方法は上記の方法で十分ですが、いろいろと自分なりに使い勝手良くするためには設定を変えたり、おすすめの機能を覚えた画法いいでしょう。ということでこちらではFirefoxを使う上でのおすすめの設定や機能についてみていきましょう。

Firefoxでメニューやメッセージ、通知などで表示される言語を変更することができます。言語の設定方法は次の通りです。まずはFirefoxを開いて画面の右上の「≡」をクリックして「メニュー」を開き、「オプション」をクリックします。

するとFirefoxの設定を変更できるページに入ります。「言語と外観」の中の「言語」までスクロールします。下の画像では現在は日本語に設定されていますが、日本語の横の「▼」をクリックして「他の言語を検索」をクリックします。

言語設定の画面が開くので「追加する言語を選択」をクリックします。

するとFirefoxで使える言語の一覧が表示されます。利用したい言語を選んでクリックします。

「追加」をクリックします。

すると言語ファイルがダウンロードされて設定されるので「OK」をクリックします。オプションの画面に戻るので、言語を選択します。すると再起動が必要な旨が表示されます。「適用して再起動」をクリックします。

するとFirefoxが再起動して、言語がこのように変更した言語に変更されています。

ブラウザでインターネットを参照していると、画像や動画などの様々なファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを保存する場所は、パソコンにあらかじめ作成されているダウンロード専用のフォルダですが、Firefoxでは別のフォルダに変更することもできます。

他のブラウザも用途によって使い分けている場合など、Firefox専用のダウンロードフォルダを設定しておくと便利です。ダウンロードフォルダの設定方法は、Firefoxのオプションを開いて「ファイルとプログラム」の「ダウンロード」までスクロールします。「次のフォルダーに保存する」の横の「参照」をクリックします。

するとダウンロードフォルダを選択できる画面が開きます。この画面でフォルダーを指定して「フォルダーの選択」をクリックして設定します。

するとFirefoxでダウンロードしたファイルは全て指定したフォルダーに保存されるようになります。

ブラウザではさまざまなサイトにアクセスします。中にはSNSやショッピングサイトのように、ユーザー名とパスワードの入力が必要なサイトもあります。多くのサイトにログインする場合、ユーザー名とパスワードをその都度入力するのはとても面倒くさいものです。

Firefoxではそのような人のために、ブラウザにそのサイトのユーザー名とパスワードを新しい組み合わせで入力した時に、保存することができます。もちろん万が一のことを考えて保存しないということもできます。

保存したサイトや使っているユーザー名とパスワードを確認することもできます。Firefoxのメニューからオプションを開いて、左サイドバーから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。「ログインとパスワード」から「保存されているログイン情報」をクリックします。

するとユーザー名とパスワードを保存したサイトが表示されます。サイトを指定して「パスワードを表示する」をクリックすると、そのサイトにログインするためのパスワードが表示されます。

Firefoxには複数の端末で同期できる機能もあります。iPhoneとiPadではApple社からの制限が掛かってしまうので、他の端末と同じように完全なFirefoxの機能が使えないこともあります。しかし、Windows、Mac、iPhone、Androidとすべての端末でFirefoxを使えて、同じメールアドレスでログインすると、ブックマークなどの情報が同期できます。

複数の端末で同期するためには、メールアドレスの登録が必要です。初期設定で登録しなかった場合には、Firefoxのメニューを開いて左サイドバーから「Sinc」をクリックします。「Firefoxアカウントで接続する」の「アカウントをお持ちでない方は作成してください」をクリックします。

するとメールアドレスとパスワードの設定画面が出てきます。こちらに必要事項を入力してFirefoxアカウントを作ると、Firefoxを同期できるSincの機能を使えるようになります。

Firefoxといえば充実したアドオンが大きな特徴です。こちらではFirefoxをインストールしたら絶対に入れておきたいおすすめのアドオンをご紹介します。

こちらのおすすめのアドオンは、開いているタブを左サイドにツリー型にして表示できるタブです。通常の上に表示のタブは全てのタブが横に並ぶだけですが、このアドオンを使えば、階層型のツリー表示できます。Firefoxの使い勝手をより向上させてくれるアドオンだと評判です。

こちらのおすすめアドオンは広告をブロックしてくれるアドオンです。ブラウジングしていると大量の広告表示がとてもウザくて、回線の状態によっては読み込みにも時間がかかってしまいます。こちらのアドオンを追加することで、見たくない広告の表示をブロックできます。

Gmail、Yahoo!メール、ホットメールなど、複数のWebメールアカウントを使いわけている人がたくさんいます。こちらのおすすめアドオンを使うと、複数のWebメールを同時にチェックすることができます。メールが届いたら通知もしてくれるので、重要なメールを見逃すこともありません。

Googleの検索は安全なサイトのみが表示される信頼性の高いものだと思われていました。しかし、最近ではPunycodeというコードを仕組んで、Google検索で上位表示させるフィッシングサイトが登場しています。

こちらのアドオンはPunycodeを使っているサイトをGoogle検索の検索結果から排除することができるおすすめアドオンです。大切なあなたのパソコンやパソコンの中のデータを守るために、ぜひ追加しておきましょう。

Firefoxに限らず、パソコンやスマホで使うアプリやソフトは使っていると動作が遅くなってきてしまいます。Firefoxが重くなった時の対処法についてみておきましょう。

Firefoxを長時間使い続けていると、メモリーの使用量が多くなったり、バグが蓄積したりして動作が遅くなってしまうことがあります。そんな時にはいったんFirefoxを閉じて再起動させてみると、改善することがあります。

他のアプリの動作も同時に重くなった時には、すべてのアプリやファイルを閉じてパソコンを再起動してみると改善します。

一時ファイルというのは、一度表示したページの情報をブラウザに保存しておいて、次に同じページを開いたときに、表示を速くすることができるブラウザ特有の機能です。とても便利な機能なのですが、一時ファイルが溜まりすぎると、パソコンのメモリやCPUを圧迫するようになり動作が重くなってしまいます。

一時ファイルを削除することでFirefoxの動作が軽くなることがあるので試してみましょう。一時ファイルを削除する方法は、Firefoxのメニューを開いて「プライバシーとセキュリティ」から「Cookieとサイトデータ」までスクロールします。「データを消去」をクリックすると保存されている一時ファイルがすべて削除されます。

一時ファイルを保存したくないときには、「Firefoxを閉じた時にCookieとサイトデータを削除する」にチェックを入れておくと、閉じるときに完全に削除されます。

Firefoxのアドオンはいろいろな機能を使えるようにすることができるとても便利なものです。しかし、アドオンを追加しすぎてしまうと、どうしてもFirefoxの動作が重くなってしまいます。必要ないアドオンは停止したり削除したりすることで、Firefoxの動作が軽くなります。

これらの方法を試しても全く改善しない場合には、Firefoxをリセットして初期状態に戻してし舞うこともできます。初期状態に戻すとアドオンやブラウザのテーマなどはデフォルトの状態に戻ってしまいますが、ブックマークや閲覧履歴が消えることはありません。Firefoxをリセットする方法は、メニューを開いて「ヘルプ」をクリックします。

「トラブルシューティング情報」をクリックします。

「Firefoxをリフレッシュ」をクリックします。

確認メッセージが表示されるので「Firefoxをリフレッシュ」をもう一度クリックします。するとFirefoxを初期状態に戻せます。

この記事ではFirefoxの使い方について解説してきました。Google Chromeと使い勝手はほとんど変わらない、という声もありますが、Chromeにはない機能をFirefoxではアドオンで使うことができます。

アドオンの組み合わせによっては、Chromeよりも使い勝手を良くすることもできます。ぜひ一度Firefoxを使ってみて、使がっての良さを体感してみましょう。