2019年08月16日更新
EAC(Exact Audio Copy)のインストールと使い方!日本語化の方法も解説!
CDに音源を移す場合は、リッピングソフトを使用します。EAC(Exact Audio Copy)には、他のリッピングソフトにはない、細やかな機能がありますが、EAC(Exact Audio Copy)は外国製で日本語化も必要です。詳しくは本記事で解説します。
目次
リッピングソフトのEAC(Exact Audio Copy)とは?
無料で使える多機能リッピングソフト
本記事で無料のリッピングソフト、「EAC」の使い方を詳しく解説します。最後まで読んで理解を深めてください。※本ソフトは「CD-R」のみの対応で、「DVD」には対応していません
EACをインストールする方法
使い方を説明する前に、まずはインストールをしていきましょう。
真上のリンクが「EAC」の公式サイトです。ここをクリックしてもダウンロードできますが、下の解説を読んでからの方がより理解が深まります。
公式サイトからダウンロードする
ブラウザ(GOOgleChromeやインターネットエクスプローラ)の検索欄に、「Exact Audio Copy」と入力して「検索」をクリックします。
すると「EAC」のインストールをサポートする、WEBサイトがたくさんヒットします。その中からいかにも公式サイトらしい、赤枠のサイトをクリックします。
上がExact Audio Copy(EAC)の、ダウンロードサイトです。このようなダウンロードサイトにありがちな、「ダウンロードファイル」が分かりづらい場所にあります。この「EAC」も例外ではありません。赤枠に囲まれた「ダウンロード」をクリックします。
外国製のダウンロードサイトですから、翻訳されていないケースがあり、資源が「Resources」と英語表記されています。
「ダウンロード」をクリックしますと、上の画面に変わり、赤枠の「ここをクリックしてください」をクリックします。
画面が変わり「インストーラのダウンロード」という項目があります。クリックするとExact Audio Copyの「.exeファイル」がダウンロードされます。
EACをインストールする
Windowsでは「ダウンロードファイル」は「ダウンロード」フォルダに保存されます。エクスプローラの「PC」上「デスクトップ」の近くにあります。
上の「eac-1.3exe」か下の「eac-1.3exe」をダブルクリックするとインストールの設定がはじまります。
上の赤枠も「インストーラexeファイル」ですので、クリックしてください。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出ますので「はい」をクリックしてください。
「Next」をクリックします。
承認を求められます。「IAgree」をクリックします。
「Next」をクリックします。
「Next」をクリックします。
赤枠のPluginは、必須ではないのでチェックをはずして、「Install」をクリックしても、そのままクリックしてもOKです。
インストール中、少し待ちます。
インストールは無事完了しました。「finish」をクリックします。
Exact Audio Copy(EAC)が起動しますが、ここでは「日本語化ファイル」のインストールと設定を優先しますので、いったん閉じます。
EACを日本語化する方法
「EAC」を使用する際、日本語表記のほうがなにかと、やりやすいものです。そこで「EAC」を翻訳するため、下記リンクの「日本語化ファイル」をダウンロードします。
日本語化ファイルをダウンロードする
今回は上記の「日本語化ファイル」をクリックしてダウンロードします。Windowsでは「ダウンロードファイル」は「ダウンロード」フォルダに保存されます。
デスクトップに作られたEACのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。
「プロパティ」を開くと、EACのインストールされている場所が分かります。メモして「OK」をクリックして閉じます。「EAC」が「Progam Files(x86)」にあることが分かります。
手順は、エクスプローラの右側で「EACJ」日本語化ファイルを解凍します。左のエクスプローラ上の、「Exact Audio Copy」を展開して、中の「Languages」に「日本語化ファイル」の「Japanese.txt」を、ドラッグ&ドロップします。
「Exact Audio Copy」をクリックして展開する。
「Exact Audio Copy」の「Languages」に、「日本語化ファイル」の「Japanese.txt」を、貼り付けます。
各国言語の中に「Japanese.txt」が表示されています。EACを起動して、設定で「English」を「Japanese」に変更します。
デスクトップのアイコンをダブルクリックしてEACを開き、「メニューバー」から「EAC」をクリックします。
プルダウンメニューから「EACoption」を選択します。
次に「General」をクリックします。
赤枠のところが使用言語を表している「欄」です。ここを「Japanese」に変更します。
クリックしてプルダウンメニューを開き「Japanese」を選択します。
欄が「Japanese」に変わったのを確認して「OK」をクリックします。
すぐにEAC画面が日本語表記に変更されました。これですべての操作を日本語表記で行えます。
EACの使い方
EACをリッピングソフトとして、使用する前に「初期設定」を行います。この項で設定するのはEACオプションからの「エラー回復品質」の設定と、ドライブオプションからの「読み込み能力の検出」です。
EACオプションから初期設定をする
「エラー回復品質」の設定は「EAC」をクリックして開きます。
プルダウンメニューから「EACオプション」を選択します。
画面下に「エラー回復品質」の設定欄があるので、赤枠のところをクリックしてプルダウンメニューを表示させます。
現在「中」になっているエラー回復品質をプルダウンメニューから「高」を選択して確定します。
「1」に「高」になっていることが、確認できたら「2」の「OK」をクリックします。
つづいて「ドライブオプション」から「読み込み能力の検出」の設定を行います。まず、「CD,DVDスロット」に任意の音楽CDをセットします。
「ドライブオプション」をクリックすると上の様に「注意書き」が現れますが、「OK」をクリックします。
上段のタブの中から「取り込み方法」を選択して、下段の「読み込み能力の検出」をクリックして「OK」で閉じますと、ソフト側が検出を始めます。
しばらく待ちます、検出には5分から10分かかる場合もあります。
検出が終了しますと、①上の欄が「はい」「いいえ」で満たされます。そして②「適用」ボタンが選択できるようアクティブ化しますのでクリックします。
検出結果を「送信」するかどうか求められます。図では「はい」となっていますが、送信したくない時には、「再び表示せず、常に認めない」に「✔」を入れ「いいえ」をクリックします。
CD情報を取得する
EACの使い方は、友達やCDレンタルで借りたCDをコピーすることでしょう。ブランク(空)CDにコピーする前に、「CD情報」を取得しておかねばなりません、「CD情報」つまり音源はフォルダに保管します。Windowsでいえば「マイドキュメント」のような場所にCDごとにフォルダを用意します。
CDをスロットにセットしますと、CDのトラック情報が表示されますが、「タイトル」や「アーティスト」は不明です。詳しいCD情報を取得します。
- 「データベース」をクリックします。
- (下図)プルダウンメニューより「CD情報を取得、RemoteMetaDataProvider」をクリックします。
EACの使い方~リッピングソフトへCD読み込み
CD情報の取得が終了しますと、「曲名」や「アーティスト名」が表示されます。この曲全部をアルバムとしてフォルダに保存します。上の赤枠のアイコンをクリックしますと、エクスプローラが開きますので、先ほど作成したフォルダに移します。
CDにデータを書き込む
ここからEACの使い方(書き込み)を解説します。空の「CD-R」をスロットにセットします。
リッピングソフトEACで空のCDに曲を書き込むには「ツール」をクリック
「CD-R書き込み」をクリック
「レイアウト」から「新規トラックとしてファイルを追加」をクリック
曲を保存してあるフォルダから選曲
「CD-R」をクリック
「開始」をクリック
少し待ちます
書き込み終了、CDを取り出します。
EACでCDのデータをリッピングしよう
EAC(Exact Audio Copy)の使い方を駆け足で解説してきました。EAC(Exact Audio Copy)にはこのほかにも、編集などいろいろ工夫できる楽しみがあります。ぜひ、あなただけのアルバム作りをしてみましょう。