DVDFab11の使い方!DVDコピーの方法やインストール手順も紹介
DVDFab11の使い方を解説します。DVDFab11を使ったDVDコピーの方法やインストール手順も紹介します。DVDFab11の使用で最も気を付ける必要がある事項はコピーガード解除です。現在はコピーガード解除自体が違法行為なので、十分気を付けましょう。
目次
- 1DVDFab11使用PCのシステム要件
- ・DVD・Blue-ray使用スペック
- ・4K(UHD)変換スペック
- ・対応している入力・出力フォーマット
- 2DVDFab11のダウンロードとインストールの手順
- ・DVDFabの公式ページからダウンロード
- ・インストール後は無料試用版の認証で開始
- 3DVDFab11の基本的なDVDコピーの使い方
- ・メタ情報の使い方
- ・フルディスクの使い方
- ・メインムービーの使い方
- ・カスタマイズの使い方
- ・クローン書き込みの使い方
- ・分割の使い方
- ・結合の使い方
- ・タスクと保存先指定の使い方
- 4DVDFab11のその他の機能の使い方
- ・リッピング機能
- ・変換機能
- ・作成機能
- ・DVDFab Miniアプリの使い方
- 5DVDFab11でのDVDコピーの注意点
- ・DVDFab11の使用には重要なルールを守ろう
- ・有料版はあらゆるコピー・変換・作成に対応
- ・無料体験期間後はDVDFab HD Decrypter(簡易版)に移行
- 6DVDFab11の使い方を確認しインストールしてみよう
DVDFab11使用PCのシステム要件
今回は、DVD編集にマルチな機能を発揮するDVDFab11の使用方法やインストール手順を解説します。まずは、使用PCのシステム要件から紹介します。
DVD・Blue-ray使用スペック
DVDFab11でDVD・Blue-rayの編集を行う際の使用スペックは以下になります。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 7 / 8 / 8.1 /10(32bit & 64bit) |
CPU | Pentium II 500 MHz(PC/AT互換 1GHz以上) |
RAM | 512MB(2GB以上) |
HDD | 20GB以上の空き容量 |
上記は、公式で推奨されているシステム要件ですが、OSのシステム要件を満たすために、カッコ内のスペック(OSの推奨要件)に合わせる必要があります。
4K(UHD)変換スペック
DVDFab11で4K(UHD)を使用する際の変換スペックは以下になります。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 7 / 8 / 8.1 /10(64bitのみ) |
RAM | 4GB以上 |
HDD | 200GB以上の空き容量 |
対応している入力・出力フォーマット
DVDFab11で対応している入力・出力フォーマットは以下になります。
DVDムービーディスク / DVDフォルダー(VIDEO TS) / ISOイメージファイル |
DVDFab11のダウンロードとインストールの手順
次に、DVDFab11のダウンロードとインストールの手順について解説します。
DVDFabの公式ページからダウンロード
DVDFab11のダウンロードはDVDFabの公式ページから行えます。公式ページにアクセスしてインストーラーを入手しましょう
インストール後は無料試用版の認証で開始
DVDFab11のインストーラーをダウンロードしたら、ダブルクリックして立ち上げましょう。DVDFab11のインストールがはじまります。DVDFab11のインストールは簡単です。手順に従って、規約の同意にチェックを入れ、プログラムの保存先を指定すれば、後は自動でインストールします。
始めの30日間は無料試用版として利用できます。DVDFab11のインストール完了画面に表示されている「すぐ体験」のリンクをクリックすると、初回の確認事項としてポップアップで「30日間無料試用版の確認」が表示されるので、「認証する」をクリックすればDVDFab11の使用開始になります。
DVDFab11の基本的なDVDコピーの使い方
次に、DVDFab11の基本的なDVDコピー機能の使い方について解説します。
メタ情報の使い方
DVDFab11には、「メタ情報習得機能」が搭載されています。DVDFab11にディスクを読み込むと、DVDFabのデータサーバーと通信して、照合された「タイトル・キャスト・カバーアート」などのメタ情報をダウンロードできます。
ただし、DVDFab11の「メタ情報習得機能」は有料版のみ利用可能で、無料版では利用できません。
DVDFab11の「メタ情報習得機能」はデフォルトで有効になっており(有料版のみ)、ダウンロードさえれたメタ情報を確認するには、コピー操作の画面の「映画 / テレビ番組を検索」のリンクをクリックします。異なるメタ情報がダウンロードされている場合は、正しいコンテンツタイトルで検索し直すと該当するメタ情報をダウンロードできます。
フルディスクの使い方
DVDFab11の「フルディスク機能」はディスクの内容を丸ごとコピーして、ISOイメージファイルやDVD ファイルとして書き出せる機能です。DVDFab11のメイン機能ですが、他のコピー機能と異なる点は、圧縮・メニュー・ボリュームラベルの変更・編集を行えるところです。
「フルディスク機能」は、DVDFab11のホーム画面の「コピー」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「フルディスク」モードに切り替えると、「フルディスク機能」を実行できます。
メインムービーの使い方
DVDFab11の「メインムービー機能」は、「フルディスク機能」同様、ディスクの内容を丸ごとコピーして、ISOイメージファイルや DVD ファイルとして書き出せる機能ですが、他のコピー機能と異なる点は、メインコンテンツ以外の要素(メニュー・宣伝・特典映像など)を削除して、純粋にコンテンツの内容だけをコピーします。
「メインムービー機能」も、DVDFab11のホーム画面の「コピー」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「メインムービー」モードに切り替えると、「メインムービー機能」を実行できます。
カスタマイズの使い方
DVDFab11の「カスタマイズ機能」はディスクの内容をコピーする際に、「ファイル圧縮・音声編集・字幕編集」を行って、ISOイメージファイルやDVD ファイルとして書き出せる機能です。
他のコピー機能のなかにも「ファイル圧縮・音声編集・字幕編集」を行える機能はありますが、「カスタマイズ機能」は複数のタイトルに対して一括で編集できるので、1枚のディスクに複数のタイトルが収録されているときは、「カスタマイズ機能」が重宝します。
「カスタマイズ機能」も、DVDFab11のホーム画面の「コピー」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「カスタマイズ」モードに切り替えると、「カスタマイズ機能」を実行できます。
クローン書き込みの使い方
DVDFab11の「クローン機能」はディスクの内容をコピーする際に、メインコンテンツ以外の要素(メニュー・宣伝・特典映像など)も含め、コンテンツ収録内容を完全にコピーできる機能です。ディスクメディアに直接データを保存するか、ISOイメージファイルなどに書き出すか、選択できます。
「クローン機能」も、DVDFab11のホーム画面の「コピー」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「クローン」モードに切り替えると、「クローン機能」を実行できます。
分割の使い方
DVDFab11の「分割機能」は片面二層ディスク(DVD 9)に収録されているコンテンツを片面一層ディスク(DVD 5)用のファイルに分割して書き出せる機能です。
「分割機能」も、DVDFab11のホーム画面の「コピー」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「分割」モードに切り替えると、「分割機能」を実行できます。
結合の使い方
DVDFab11の「結合機能」は、複数のコンテンツデータを結合して1つのファイルにまとめられます。片面一層ディスク(DVD 5)のコンテンツをDVD 5のまま結合したり、片面二層ディスク(DVD 9)に変換したりできます。
「結合機能」も、DVDFab11のホーム画面の「コピー」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「結合」モードに切り替えると、「結合機能」を実行できます。
タスクと保存先指定の使い方
DVDFab11で、書き出しファイルを保存する際は、まずファイルの保存先を指定します。ファイルの保存先を指定するには、保存先フォームの右隣に設置されている「DVDファイル」アイコンもしくは「ISOイメージファイル」アイコンをクリックして、保存先を指定します。
保存先を指定したら、ファイル保存を実行する前に「タスクリスト」アイコンをクリックして、現在設定されているタスク(コピーする内容)をチェックします。タスクリストに挙がっている内容は全てデータとして書き出されるので、不要なタスクは削除もしくはアーカイブ(保存)しておきましょう。
タスクの内容を確認して問題なければ「開始」をクリックするとコピーが実行されます。
DVDFab11のその他の機能の使い方
次に、DVDFab11のその他の機能とその使い方について解説します。
リッピング機能
DVDFab11の「リッピング機能」はファイル管理を行う際に便利な機能です。
変換とコピーを同時に行う
DVDFab11の「リッピング機能」は、ファイル形式の変換とコピーを同時に行えるので、PCで再生できないファイル形式の動画をPCで再生できるファイル形式に変換してコピーファイルを作成するときなどに重宝します。高画質の動画をスマホ用のファイル形式でデータ量を小さくしてコピー保存するときにも活用できます。
また、「リッピング機能」は動画ファイルから音声データだけを抽出する機能も搭載されているので、動画ファイルコンバーターとして様々なパターンに対応できます。
「リッピング機能」は、DVDFab11のホーム画面の「リッピング」アイコンから利用できます。
変換機能
DVDFab11の「変換機能」は「リッピング機能」と同じく、ファイル形式変換とコピーを行える機能ですが、「リッピング機能」ディスクメディア内のデータを取り扱う際に利用し、「変換機能」はPC内に保存されているファイルを取り扱う際に利用するという点で異なります。変換できるファイル形式は共通です。
「変換機能」は、DVDFab11のホーム画面の「変換」アイコンから利用できます。
作成機能
DVDFab11の「作成機能」は、保存したコンテンツデータをディスクメディア(DVD・Blue-ray・4K UHD)に書き出す機能です。
「作成機能」は、DVDFab11のホーム画面の「作成」アイコンから利用できます。アイコンを選択後、「DVD・Blue-ray・UHD」のアイコンが表示されるので、メイン画面に保存するコンテンツデータをドラッグ&ドロップし(もしくは保存先を指定し)、任意のディスクメディアアイコンアイコンをクリックすれば、コンテンツディスクが作成されます。
DVDFab Miniアプリの使い方
DVDFab11の姉妹版で、「DVDFab Mini」というアプリもあります。DVDFab Miniで利用できる機能は「コピー・リッピング」機能だけに限定されているのでシンプルで使いやすいのが特徴です。「コピー機能」の編集モードは「フル ディスク・メインムービー」のみです。
DVDFab11でのDVDコピーの注意点
次に、DVDFab11でのDVDコピーの注意点について解説します。
DVDFab11の使用には重要なルールを守ろう
DVDFab11を使用する際は、著作権などのルールを守った上で利用しましょう。大事なポイントは「リッピング機能」と「コピーガード解除」です。
個人的でもDVDのコピーガードを解除した操作は違法
DVDFab11を使用する際に最も気を使うべき事項は「コピーガード」の取り扱いです。DVDFab11の「リッピング機能」にはコピーガードを解除する機能が含まれています。
コピーガード解除に関しては、一昔前までは個人利用の目的で行うコピーガード解除は違法にあたらないとされてきましたが、2012年6月20日の法律改正で、個人利用の目的であってもコピーガード解除自体が違法行為となりました。
そのため、市販されているコンテンツDVDなどの「コピーガードがかかっているソフトメディア」に関しては、DVDFab11の利用は自粛するべきです。
有料版はあらゆるコピー・変換・作成に対応
DVDFab11は、30日の無料期間中はフルスペックで利用できるので問題ありませんが、無料期間を過ぎると機能が大幅に限定されてしまいます。30日後も機能限定版として引き続き利用できますが、無料期間が過ぎた後もフルスペックで利用したいのであれば、有料版に登録する必要があります。
無料体験期間後はDVDFab HD Decrypter(簡易版)に移行
30日の無料期間が過ぎた後は、機能限定版「DVDFab HD Decrypter(簡易版)」として継続利用できます。利用できる機能は「コピー機能」の「フルディスク・メインムービー」モードのみで、ファイルの書き出しは圧縮ファイルの出力は行えません(圧縮で出力すると、書き出した動画にDVDFabのロゴマークが入るように設定されています)。
機能限定版でもの足りなさを感じたユーザーは、有料版にアップグレードした方が良いでしょう。
DVDFab11の使い方を確認しインストールしてみよう
DVDFab11の使い方を確認して、まずは無料体験版をインストールしてみましょう。DVDFab11はあらゆるディスクメディアのコンテンツをコピーできるだけでなく、ファイル圧縮・音声・字幕編集も可能で、PCやスマホに適したファイル形式にも変換できる万能動画ファイルコンバーターです。
ただ、DVDFab11を使用する際は、コピーガード解除について理解を深めておくべきです。法律改正により、現在はコピーガード解除自体が違法行為なので、DVDFab11でリッピング機能を利用する際は十分気を付けましょう。