2020年07月07日更新
CSVファイルを文字化けせずにExcelに変換する方法!原因や直し方を解説!
CSVファイルをExcelで開いたときに、文字化けしてしまうことがあります。CSVファイルを開くときには、文字コードを変換しなければ、文字化けする場合があります。この記事では、CSVファイルを開いたときに文字化けする原因と対処法について詳しく解説します。
目次
CSVファイルが文字化けする理由と対処法
使っているソフトが違っていても、表計算のデータを共有しやすいことから、世界的に重宝されているファイル形式がCSVファイルです。
しかし、ファイルを共有している相手から送られてきたCSVファイルを開いてみたら、文字化けして解読不可能、ということもよくあります。
この記事では、CSVファイルが文字化けしてしまう理由と、CSVファイルを文字化けさせずに開く手順について解説します。
文字コードが違う
まず、CSVファイルが文字化けしてしまう原因を解説します。CSVファイルが文字化けしてしまう原因は、CSVファイルを作成した時の文字コードと、開く時の文字コードが違うためです。
CSVファイルを作成した時の文字コードと、同じ文字コードに変換してファイルを開けば文字化けすることなく開けます。
ファイルを共有している相手と、同じ文字コードに統一してファイルを作成してもらえればいいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
その理由は、世界的に見ると、国や地域ごとに使われている言語が違うために、文字コードもそれぞれの言語に最適化する形で開発されてきたためです。
日本国内でのファイル共有だけで大丈夫であれば、文字コードを変換する必要はほとんどありません。しかし、海外とのファイルのやり取りが必要な場合には、相手がどの文字コードを使っているのかわからないことも少なくありません。
できれば、こちら側で文字コードを変換できるようにしておいた方が安心です。
CSVファイルを文字化けせずにExcelに変換する方法
CSVファイルをExcelで読み込むときに、文字化けさせずにファイルを変換する方法について解説します。なお、筆者が使っているのはExcelではなく、Excelと互換性のあるKingsoftOfficeのWPSスプレッドシートです。Excelとほぼ手順は同じですが、若干違う点もあることをご了承ください。
ExcelでCSVファイルを読み込みする
まずはExcelでCSVファイルを読み込みします。通常のファイルを開く方法でCSVファイルを開くと、表示形式がおかしくなってしまいます。必ず次の手順でCSVファイルは開きます。
CSVファイルを開くシートはまずはエクセルで新規作成します。CSVファイルを読み込む先頭のセルにカーソルをおいたら、上のメニューバーの「データ」>「テキストデータ」とクリックします。
フォルダからデータを読み込むファイルを選択できます。読み込むCSVファイルを選択して「開く」をクリックします。
文字コードを変更する
WPSスプレッドシートの場合には、次の画面で文字コードを選択します。Excelでも、データを開く途中で文字コードを選択できます。こちらで正しく表示できる文字コードを選択します。
正しく表示される文字コードを探す
WPSスプレッドシートの場合には、プレビュー画面で正しく表示されているかを確認できます。文字化けしているようなら、他の文字コードを選択します。
正しく表示できる文字コードを見つけたら「次へ」をクリックします。
フィードの区切り記号を「カンマ」に指定します。CSVファイルを開くときには、カンマにしないと、データがセルごとに表示されないので注意しましょう。
すると、文字化けさせずにCSVファイルをExcelに変換できました。
CSVファイルが文字化けした時には文字コードを確認してみよう!
この記事では、CSVファイルを開くときに文字化けしてしまう原因と、文字化けさせずにCSVファイルを開く方法を解説してきました。言語が違う国とCSVファイルを共有する場合には、特に文字化けしやすくなります。文字化けしても慌てずに、正しい文字コードを選択してCSVファイルを開けるようにしておきましょう。