禿同とは?ネット死語?意味や読み方・使い方・類義語を紹介!
禿同という言葉がネットスラングにありますが、現在はもう死語になってしまったのでしょうか。この記事では、禿同の読み方と意味を解説して、実際に使われている事例をみてみます。果たして死後になってしまっているのかどうかも、チェックしてみましょう。
目次
禿同とは?意味や読み方について
以前は2ちゃんねる、現在は5ちゃんねるの掲示板などで頻繁に見たのが「禿同」というネットスラングです。禿同はもともと辞書などに載っているような言葉ではなく、2ちゃんねるのようなインターネット上のコミュニケーションが発達するにつれて出現した、ネットスラングのひとつです。
現在でもTwitterを覗くと禿同を使ったつぶやきが見られます。しかし、以前ほど禿同を頻繁に使わなくなったような感じもあります。
それどころ、20歳以下の若者の中には禿同と返事を返されても、読み方や意味が分からないと言う声さえあります。この記事では、禿同とはどのような意味の言葉で、禿同はすでに死語になってしまったのかどうか検証してみます。
「禿同」の読み方は?
まずは禿同はどのように読めばいいのか読み方をお伝えします。「禿」は「はげ」、「同」は音読みすれば「どう」なので、そのままくっつけて「はげどう」と読みます。
「禿同」の意味は「激しく同意」
気になる禿同の意味ですが、「激しく同意」という意味です。「激しく」の「はげ」と、「同意」の「どう」を組み合わせて「はげどう」となり、そこに当て字で「禿」と「同」をくっつけて「禿同」となった模様です。
「禿同」の由来について
「激しく同意」を意味する言葉が「禿同」となった理由は上記のとおりですが、どうしてこの言葉が誕生したのか、その由来はよく分かりません。
西野博之氏が1995年に立ち上げた2ちゃんねるは、2000年代に入り急激にユーザー数を伸ばしました。2ちゃんねる初期から、様々な独特な言葉が使われてきましたが、禿同も2000年代初期には、2ちゃんねるなどのユーザーにかなり浸透していた模様です。
禿同の使い方
禿同をどうやって使ったら良いのか、具体的な使い方をみていきましょう。とにかく、会話をしている相手や、Twitterなどで絡みたい相手に「激しく同意」の意を表したいときには、「禿同」と言ってみればOKです。
「おなか空いた~」
「禿同」
「レポート終わんない」
「禿同」
禿同を使う時の注意点は、あくまでも禿同はネットスラングなので、決して目上の人には使わないようにしましょう。また、普段、ネット上で絡んでいる相手でなければ、リアルな会話では、禿同を使わない方がいいでしょう。
ネットスラングを知らない方は、突然会話の中で「禿同」と言われても、全く意味がわからないでしょう。
禿同はもう死語?使うと恥ずかしい?
ところで、ここ最近は「激しく同意」の意味で禿同を使うのはもう死語になっているのか、気になっている方もいるようです。禿同は死語なのか、まだ禿同を使っても大丈夫なのか、現在の禿同に関する状況について解説します。
もう懐かしい死語ともいえる
禿同がネット上で盛んに書き込まれていた時期は、2000年代です。2010年代になると、禿同を使っている人もいますが、2000年代ほどではありません。
ある意味でもう禿同は少し懐かしい死語とも言えます。禿同を使いたい時には、相手の様子を見て、使っても引かれないかどうか考えながら使うことをおすすめします。
まだ書き込みで使う人はいる
しかし、かといってTwitterなどをみてみると禿同を使っている人もいるのは事実です。現在でも、少し懐かしいネットスラングといった感じで使い続けている人もいます。
禿同の意味を覚えておこう!
この記事ではネットスラングの禿同について詳しく解説してきました。Twitterなどでは禿同と書き込んでいる人も見られます。意味が今までわからなかったという方も、これで解決できるでしょう。
ぜひ懐かしのネットスラングを使ってみたいという方は、激しく同意したいときに「禿同」とつぶやいてみたら、また違う反応が返ってくるかもしれません。