クリックポストの使い方!料金/サイズ/配達日数や使うメリット・デメリットを紹介!
フリマアプリで発送するときに最も送料の料金が安いのはクリックポストです。クリックポストを使う上ではサイズなど気を付けなくてはいけないことがいろいろとあります。この記事ではクリックポストのメリットやデメリット、使い方などについて解説します。
目次
- 1クリックポストとは?
- ・一律の値段で送れる郵便サービス
- ・送れるものは決まっている
- 2クリックポストのメリットとは
- ・格安の送料
- ・土日祝日でもポスト投函で発送可能
- ・ラベルを手書きしなくてもいい
- ・追跡機能がある
- 3クリックポストのデメリットとは
- ・遠距離だと配達日数がかかる場合も
- ・印刷できる環境がないと利用できない
- ・利用できるネット決済の方法が限られている
- ・詳細な追跡情報が得られない
- ・補償なし
- 4クリックポストの詳細について
- ・利用できるサイズと重さについて
- ・料金と支払い方法について
- ・配達にかかる日数の目安
- 5クリックポストの使い方・送り方
- ・利用者情報の登録
- ・荷物情報の入力
- ・送料の決済
- ・宛名ラベルの印刷・貼り付け
- ・郵便ポストか郵便局から発送
- 6クリックポストは便利!ぜひ使ってみよう!
クリックポストとは?
フリマアプリを利用する人が増えてきて、最も安い料金で利用できる送り方は何かないものか探している人がたくさんいます。定形外郵便やクロネコヤマトや佐川急便の宅配便を利用すると小さなものでもかなりの送料が必要になってしまいます。
そんな中で注目されているサービスにクリックポストという送り方があります。この記事ではクリックポストとはどのような配達サービスで、送料や送れる荷物のサイズ、配達までの日数などについて詳しく解説します。まずはクリックポストとはどのような配達サービスなのか、ということについてみていきましょう。
一律の値段で送れる郵便サービス
クリックポストとは郵便サービスの一つです。郵便サービスには定形郵便、定形外郵便、レターパック、ゆうパックといろいろな配達サービスがありますが、クリックポストもその郵便局の配達サービスの1つです。
もともとはクリックポストはヤフオクで小さいものを手軽な料金で送るためにヤフオクと日本郵便が共同開発して始めたサービスですが、現在ではヤフオクだけではなく他のフリマアプリでも匿名配送の配送方法として選択することができます。
クリックポストはヤフオクやフリマアプリだけではなく、個人的に何か遠方へ配達して欲しい時でも利用できます。全国一律の料金でどこにでも配達してもらえるということで利用する人が増えています。
クロネコヤマトのメール便の代わり
クリックポストはクロネコネール便の代わりに登場したサービスと言ってもいいでしょう。以前は誰でもA4サイズ以下の小さなサイズの荷物を格安料金で送ることができるクロネコヤマトのメール便というサービスがありました。
しかし、クロネコメール便では信書や現金を送ることができないのに、間違えて信書や現金を入れてしまいトラブルになる個人のユーザーが多かったことから、2015年に廃止されてしまいました。現在は信書を送らないことを確認できたビジネスユーザーだけが利用できます。
2014年に登場したクリックポストはクロネコメール便の代わりに登場したサービスと言ってもいいでしょう。クロネコメール便と同じように、小さなものを格安料金で送れるサービスとしてもっとも認知度が上がってもいい配達サービスです。
送れるものは決まっている
クリックポストで送ることができるものは次のように決まっています。
クリックポストで送れるもの
クリックポストで送れるものは基本的に決められたサイズの中に納まるもので、送ることが禁止されているもの以外は何でも送れます。しかし、後の方で見るようにクリックポストはサイズが厳密に決められているために、そのサイズ内に収まるものとして次のものを送るのに最適です。
- 衣料品
- 化粧品
- スマホケース
- 雑誌
- コミック
- 書籍
- CD
- DVD
- サプリメント
クリックポストで送れないもの
クリックポストで送れないものは、クリックポストで禁止されているものと郵便法に定められている郵便禁制品があります。
まずクリックポストで禁止されているものには信書と現金があります。荷物と一緒に信書を同封したい場合には普通郵便かレターパックを利用しましょう。現金を送る場合には必ず現金書留を利用してください。
郵便法に定められている郵便禁制品というのは、爆発物や発火物、可燃性ガス、有毒性のもの、放射性物質、法律により移動や頒布が禁止されているものなどです。フリマアプリなどでマッチやライターなどを販売することもあるかもしれませんが、クリックポストを含め郵便局での郵送は禁止されているので注意しましょう。
クリックポストのメリットとは
他にも商品や荷物の送り方にはいろいろな方法がある中で、クリックポストを利用することのメリットには次のようなものがあります。
格安の送料
クリックポストを利用することのメリットには、なんといっても送料が格安なことが挙げられます。縦横厚さのサイズ制限はありますが、クリックポストで送ることができるものの重量制限は1kgです。1kgの荷物を定形外郵便で送ろうと思ったら700円かかります。
クロネコヤマトの最も小さな60サイズで送るのなら最も近場に送る料金でも通常料金は900円以上します。それを考えるとクリックポストの値段はとても安い送料で送ることができます。この格安の送料を考えたら、小さいサイズのものを送る気かが多い人はクリックポストをもっと利用してもいいでしょう。
土日祝日でもポスト投函で発送可能
郵便局から定形外郵便の料金を確かめて送りたいときには、土日祝日は郵便局は休みなので利用できません。地域の拠点となっている郵便局に休日用窓口はありますが、遠くて行きにくいという人も多いことでしょう。
同じ郵便サービスを利用するのでも、クリックポストなら普通郵便と同じようにポスト投函ができます。フリマアプリやヤフオクなどを利用して副業として小物の販売をしている人は、発送作業が土日しかできない、という人もいることでしょう。
そんな人にとっては値段が格安で土日祝日でもポスト投函で発送ができるクリックポストなら、発送方法や送り方に悩むことなく利用できるというのは大きなメリットになります。
ラベルを手書きしなくてもいい
ヤフオクなどで物が売れて発送するときに、字が汚い人の中には宛名書きを書かなくては行けないことが苦痛だという人も多いことでしょう。達筆で誰に見せても恥ずかしくない文字を掛ける人にとってはたわいもない悩みなのですが、字を書くことが下手な人には本当に宛名書きは大問題の一つです。
しかし、クリックポストならラベルは手書きしなくても大丈夫です。郵便局のサイトから申し込むと印刷して荷物に貼り付けるためのラベルが発行されます。印字されたラベルを貼ればいいというのは、字を書くことが苦手な人にとってはとても大助かりなことです。
追跡機能がある
クリックポストを利用すると追跡機能で相手のポストに配達されたかどうかを確認できる点もメリットと言えるでしょう。普通郵便には追跡機能がないので、相手から届いたという旨の連絡がないと、本当に配達されたのかどうか確認することができません。
しかし、クリックポストを利用すると配達されたかどうかを追跡機能で確認できるので、万が一のトラブルを考えると安心できます。
クリックポストのデメリットとは
クリックポストにはデメリットもあります。こちらではクリックポストのデメリットについても見ていきましょう。
遠距離だと配達日数がかかる場合も
基本的にクリックポストの配達日数は普通郵便と同じ配達日数がかかると考えていいでしょう。クロネコヤマトや佐川急便のように本州全域翌日配送可能というわけではありません。遠方への発送は日数がかかることもあるというのは、宅配便と比べるとデメリットになるでしょう。
印刷できる環境がないと利用できない
クリックポストは申し込みはインターネット上で行い、宛名は登録した住所が印字されたものを使います。そのために印刷できる環境がないと利用できません。
自宅にパソコンに繋がったプリンタがあれば問題なく利用できますが、プリンタを持っていない場合にはスマホから申し込んでコンビニなどで印刷するしかありません。手書きの伝票と違い、印刷環境がないと利用できないという点は利用する人によってはデメリットになります。
利用できるネット決済の方法が限られている
クリックポストはネット上で決済も行ってしまいます。ネット決済の方法は現在はいろいろなものが使えますが、クリックポストで利用できる決済方法は2つしかありません。Yahoo!ウォレットとAmazonペイの2つです。
どちらの決済方法を利用するのでも、クレジットカードが必要になります。Yahoo!ウォレットやAmazonペイに登録していない人は登録しないと利用できないのと、クレジットカードを持っていない人は利用できないというのはデメリットと言えるでしょう。
詳細な追跡情報が得られない
クロネコヤマトや佐川急便の追跡機能では、途中で通過した倉庫や支店の名前や時間も確認できます。とても詳細な追跡ができるのでとても安心感があります。しかし、クリックポストの場合には受け付けた郵便局での「引き受け」、配達局への「到着」、先方への「お届け済み」の3つしか確認できません。
この3つだけでもないよりはマシ、お届け済みの確認ができればOK、という考え方もありますが、他の宅配便サービスと同じレベルの追跡情報が欲しい人にはデメリットと感じられることもあります。
補償なし
万が一郵送される途中で紛失してしまっても、クリックポストは日本郵政から補償されません。これは普通郵便が保証されないのと同じだと考えればいいでしょう。小さいものでも貴金属など万が一の補償が必要なものを送る場合には、クリックポストではなく書留か現金書留、ゆうパックを利用したほうが安心です。
クリックポストの詳細について
値段が格安で荷物を送ることができるクリックポストですが、値段やサイズの詳細についてこちらから見ていきましょう。
利用できるサイズと重さについて
クリックポストを利用するときにはサイズが決められています。クリックポストで利用できるサイズはA4サイズまでです。具体的なサイズは次の通りです。
縦 34cm以内
横 25cm以内
厚さ 3cm以内
重量 1kg以内
尚、クリックポストのサイズには受け付けてもらえる最小サイズもあります。縦と横のそれぞれの長さが14cm×9cm以上のものでないと受け付けてもらえないので注意しましょう。もしも最小サイズ未満、最大サイズよりも大きかった場合には、返送されてしまうこともあるので注意費が必要です。
料金と支払い方法について
クリックポストの値段についてみていきましょう。クリックポストの送料は全国一律185円です。以前の送料は164円だったことから、クリックポストについて説明しているサイトには送料164円と記載されている場合もありますが、現在は値段が変更になっているので気を付けましょう。
クリックポストの値段が上がった理由は、メルカリやラクマの普及で利用者が急増したのに対して、近年の深刻な人手不足によるところが大きいようです。しかし、送料が値上がりしたといっても、個人で利用できる1kgの荷物の送り方としては最も安い値段であることには変わりありません。全国一律で同じ値段で利用できるのでぜひ利用しましょう。
クリックポストの料金の決済方法はYahoo!ウォレットとAmazonペイの2種類です。Yahoo!ウォレットもしくはAmazonペイのIDを登録して支払い方法を登録します。クリックポストの利用申し込みをするときに、Yahoo!ウォレットもしくはAmazonペイにログインして決済できるように手続きをすると、クリックポストが利用できるようになります。
配達にかかる日数の目安
配達にかかる日数は普通郵便の日数とほぼ同じです。近距離であれば郵便局で集配して受け付けてから翌日、遠距離であれば翌々日に配達されます。ポストに投函してもその日の集配が終わってしまったら、翌日の受付になるので、配達までの日数がプラス1日されることもあります。
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クリックポストの使い方・送り方
ここからは実際のクリックポストの使い方・送り方についてみてきましょう。クリックポストの使い方・送り方は日本郵便のクリックポストのWebページから受付を行います。まずは日本郵便のWebページのクリックポストのページを開いて送り方と使い方を見ていきましょう。
利用者情報の登録
クリックポストの使い方・送り方の手順の一つ目はまずは利用者情報を登録するところから始まります。クリックポストのWebページのYahoo!もしくはAmazonのどちらからの「ログイン」のボタンをクリックします。
するとYahoo!もしくはAmazonにログインするページに入ります。IDとパスワードを入力すると、クリックポストに情報を提供することに対して同意を求められます。「同意してはじめる」をクリックします。
クリックポストの利用規約に同意したら「次へ」をタップします。
別のアカウントを持っているのか、新しくアカウントを作成するのか確認します。どちらか当てはまる方を選んで「新規登録する」もしくは「追加登録する」をタップします。
新規登録する場合には利用者登録が必要になります。氏名や住所などを入力して一番下の「次へ」をクリックします。
すると入力情報に間違いがないかどうか確認の画面になります。間違いなければ「登録」をクリックすると登録できます。登録したメールアドレスに確認用のメールが届きます。認証用のURLをクリックするとクリックポストを利用できるようになります。
荷物情報の入力
メールアドレスで本人認証ができたらクリックポストを利用できます。クリックポストのページへログインしてマイページに入ったら申し込みボタンをクリックします。「1件申込」と「まとめて申込」から選べます。
「1件申込」をクリックすると送り先の情報の入力画面になるので必要事項を入力します。
送料の決済
必要事項を入力して「次へ」のボタンをクリックすると入力情報の確認ができます。送り先に間違いなければ画面の一番下の「お支払い手続きへ」をクリックします。
するとクレジットカードのセキュリティコードを入力する画面になります。セキュリティコードを入力すると支払い手続きの確定画面にはいるので「支払い手続き確定」をクリックします。
宛名ラベルの印刷・貼り付け
クリックポストの使い方・送り方では宛名ラベルの印刷が重要です。支払い手続きが完了するとラベルを印刷できる画面に入ります。もう一度宛先や送るものなどを確認したら注意事項の確認にチェックを入れて「印字」をクリックします。
ポップアップブロックを設定してあるとラベルの印刷画面が開きません。ポップアップブロックを設定しているときにはブラウザの設定から「https://clickpost.jp」を許可サイトに追加します。するとラベルがPDFで表示されるので、こちらを印刷して荷物に貼ります。
郵便ポストか郵便局から発送
ラベルを貼り付けた荷物を郵便ポストか郵便局の窓口から発送したら送り方・使い方は完了です。先方に届くのを待ちましょう。
クリックポストは便利!ぜひ使ってみよう!
この記事ではクリックポストの使い方や値段などの詳細についてみてきました。宅配便とは違い、配達日数がかかることはありますが、使い方も簡単で値段が安い点はとても魅力的です。使い方も簡単で値段も安いのにどうしてか認知度がまだまだ低いのがクリックポストです。ぜひ使い方を覚えて、便利に安い値段で小さな荷物は送れるようにしましょう。