ブラウザの種類とおすすめは?特徴や違いを比較!
PCやスマホでWebサイトを利用するためにはブラウザが必要です。ブラウザには多くの種類がありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。この記事では、PCとスマホそれぞれでよく使われているWebブラウザの種類と、それぞれの特徴について解説します。
目次
種類がいろいろ!Webブラウザとは?
PCやスマホを利用するのなら、Webブラウザは絶対に必要なアプリです。Webブラウザにはいろいろな種類がありすぎて、どれを選んだらいいのかよくわからないという方もたくさんいます。この記事では、ブラウザとはどういったもので、どのような種類があるのか詳しく解説します。
Webサーバーに接続してWebサイトを閲覧するためのソフト
Webブラウザとは、Webサイトを閲覧するためのソフトウェアのことです。普段、PCやスマホからさまざまな情報を得るために閲覧するWebサイトを構成しているデータは、Webサイトの運営者が用意したサーバーにアップロードされています。
Webブラウザには、PCやスマホといった端末からWebサーバーにアクセスして、サイトの中身を端末上に表示する役割があります。
使っているブラウザの種類の確認方法
自分が使っているブラウザの種類を確認したいときには、ブラウザの「ヘルプ」から「バージョン情報」を確認してみましょう。ブラウザによっては「バージョン情報」ではなく、「ヘルプ」を開くと、「このChromeについて」など、ブラウザの種類について確認できる項目があります。そちらを開くと、お使いのブラウザの種類とバージョン情報を確認できます。
PCでよく使われているブラウザの種類
PCでよく使われているブラウザの種類とシェア率は次の通りです。
ブラウザの種類 | シェア率 |
Chrome | 58.53% |
Edge | 15.69% |
Safari | 8.72% |
IE | 7.41% |
Firefox | 6.53% |
PCでは約6割とGoogle Chromeのシェア率が圧倒的です。しかし、その他のブラウザの利用者もそこそこいることは留意しておいた方がいいでしょう。
スマホでよく使われているブラウザの種類
スマホでよく使われているブラウザの種類とシェア率は次の通りです。
ブラウザの種類 | シェア率 |
Chrome | 61.35% |
Safari | 25.68% |
Samsung Internet | 6.59% |
UC Browser | 2.46% |
Opera | 1.91% |
Firefox | 0.50% |
スマホでもGoogle Chromeの利用者が圧倒的なことがわかります。ChromeはAndroidに標準搭載されているブラウザなので、Androidユーザーの利用が多いことは想像できます。iPhoneユーザーでも、PCのブラウザと同期しやすいことや、Googleの多くのサービスと連携しやすいことなどから、SafariではなくChromeを日常的に利用している方も多いようです。
PCではそこそこの人気を誇っているFirefoxですが、スマホ版の利用者は1%に届きません。FirefoxはPC用ブラウザとして人気が高いことがうかがえます。
主要なブラウザのアイコンと特徴を比較してみよう!
ここまで見てきたように、PCとスマホのそれぞれでよく使われているシェア率の高いブラウザの種類がたくさんあることがわかりました。よく使われているブラウザのアイコンはどういったもので、それぞれどのような特徴があるのか比較しながらみていきましょう。
Google Chrome
PCでもスマホでも圧倒的なシェアを誇っているのがGoogle Chromeです。Googleが開発したブラウザで、Android端末に標準搭載されています。Chromeは動作がとても軽く、タブをたくさん開いても他のブラウザと比べても重くなりにくいので、WindowsやiPhone、MacのユーザーでもChromeを利用している方がたくさんいます。
また、GoogleカレンダーやGmail、GoogleドライブなどのGoogleが提供している便利なサービスとの連携がしやすい点も人気が高いポイントです。
Microsoft Edge
Microsoft EdgeはInternet Exploreの後継ブラウザとしてMicrosoftが開発したブラウザです。Windowsには標準搭載されています。iOSやMac、Androidにも対応しています。IEと比較するとかなり高速化して、現在ではChromeと遜色ない使い勝手で利用できるようになっています。
メモリやCPUの使用率はChromeよりも低いという検証結果もあり、PCに負担をかけたくない方におすすめです。
Safari
SafariはMacとiPhoneやiPadに標準搭載されている、Appleが開発したブラウザです。以前はWindows用もリリースされていましたが、現在ではApple製品にだけ対応しています。
他のブラウザと比較すると、CSS(スタイルシート)の再現性に優れていて、Webサイトの運営者が意図した形により近い表示ができるブラウザです。Apple製品のユーザーで、Webサイトのデザイン性を重視する方におすすめです。
Internet Explore
Internet Explore(IE)はMicrosoftがWindowsに以前から搭載していた、かなり昔からあるブラウザです。MicrosoftとしてはEdgeへの切り替えを進めたいいところですが、根強いユーザーが多く、まだまだ一定数のユーザーがいます。
FirefoxやChromeの登場以前は、Windowsユーザーにとっては使うのが当たり前のブラウザでした。しかし、機能面で優れているFirefoxとChromeの登場により、シェア率を下げました。
サポートがいつ終わるのかわからないので、IEユーザーは早めにEdgeに切り替えることをおすすめします。
Firefox
FirefoxはMozillaによって配布されている、オープンソースのブラウザです。高いカスタマイズ性と、CPUやメモリへの負担がChromeよりも少ない点から、根強いユーザーがいます。しかし、サイトの表示が崩れることがある点に注意が必要です。
Opera
Operaには、PC用のソフトの他にスマホアプリも用意されているので、複数の端末との同期が可能です。Webサイトを閲覧するときのデータ通信量が他のブラウザよりも少ないので、通信量を節約したい方におすすめです。
Samsung Internet
Samsung Internetはあまり目にしないブラウザですが、Samsung製のGalaxyをお使いの方なら、Galaxy Internetを使ったことがあるでしょう。以前はGalaxy Internetという名前だったブラウザが、現在ではSamsung Internetに名前を変更しています。
Galaxyスマホに標準搭載されいてるブラウザで、広告ブロックなどの拡張機能が標準搭載されいます。
ブラウザの種類がいろいろある!使いやすいモノを選ぼう!
この記事では、よく使われているブラウザの種類をご紹介しました。ブラウザには、PCやスマホに標準搭載されているものもありますが、それ以外のブラウザも無料で利用できます。
ブラウザによってそれぞれ特徴があり、PCのスペックや通信環境などによって選んだ方がいいブラウザが変わってきます。それぞれのブラウザの特徴を理解して、最も使いやすいものを選ぶことをおすすめします。