2019年03月18日更新
Windows7が起動しない・立ち上がらない対処法!修復できない時は?
Windows7が起動しない・立ち上がらない場合にどうすれば、解決できるのか、その対処法を説明していきます。 Windows7に接続されているケーブルの状態や電源ボタンの確認であったり、正常に起動しない場合にセーフモードによる起動方法も説明していきます。
目次
Windows7が立ち上がらない時に確認したいこと
ケーブルなどの接続状況
Windows7のパソコンの各種ケーブルの接続から設定までを1つずつ確認していく必要があります。Windows7のパソコン本体の電源ケーブルや、Windows7のパソコン本体とディスプレイのケーブル接続など、ケーブル類がきちんと接続されているかを確認し、必要に応じて接続し直しをして、起動できるか確認します。
電源ボタンの確認
どの電源ボタン(Windows7のパソコン本体、リモコン、キーボード)を押しているかを確認し、どの電源ボタンを押しても電源ランプが点灯しないのかを確認します。
ワイヤレスキーボードやリモコンなどのボタンを押しても効かない場合、Windows7のパソコン本体の登録し直しを行ったり、電池交換を行うことで改善できる可能性があります。Windows7のパソコン本体についている電源ボタンがまったく反応しない場合、電源ボタンの故障が考えられますので、メーカに問い合わせて確認する方法もございます。
画面消灯ボタンの確認
一体型のWindows7のパソコンの場合、画面消灯ランプが点滅、点灯していないかを確認して下さい。点滅、点灯している場合はナイトモードが有効になっている可能性があるため、「明るさ調節つまみ/画面消灯ボタン」を同時に押し込んで、ナイトモードを解除して下さい。
CDやDVDなどの媒体が挿入されていないか
Windows7のパソコン本体にCD/DVD/BDドライブにCDやDVDなどの媒体が挿入されていると、Windowsが上手く起動せず、立ち上がらない場合がございます。CDやDVDなどの媒体が入っている場合、それらを取り出した上で再度電源ボタンを押して下さい。イジェクトボタンを押してCDやDVDなどの媒体を取り出す場合、Windows7のパソコン本体の電源が入っている必要があります。
Windowsが起動せず、立ち上がらなくてもWindows7のパソコン本体の電源が入れば、ディスクトレイのイジェクトボタンを押せば、トレイが出てきます。
Windows7が起動しない場合のセーフモードでの起動方法
セーフモードとは?
セーフモードとは、Windowsが起動する方法のひとつで、Windowsの機能を限定した状態でWindows7のパソコンを起動することができ、Windows7のパソコン本体の動作が不安定できちんと起動せず、立ち上がらない時にセーフモードで起動し、トラブルの原因を調査します。
※ Windows7のパソコン本体を起動する前に、CD/DVDなどの媒体はすべて取り出しておいてください。
セーフモードでの起動方法
Windows7をセーフモードで起動するには、以下の操作手順を行ってください。
- Windows7のパソコン本体が起動している場合は、Windows7のパソコン本体をシャットダウンします。
- 電源をONして、「NEC」などのロゴ画面が表示されたら「F8」キーを数回押します。※ キーボードエラーなどが出る場合は、「NEC」などのロゴが消えた後すぐに「F8」キーを数回押します。
- 「詳細ブートオプション」が表示されたら、「セーフモード」を選び、キーボードの「Enter」キーを押します。
- 「Windowsファイルの読み込み中」と表示され、処理が完了するまで待機します。
- ログオンパスワードを設定している場合は、パスワードの入力画面が表示されたら、パスワードを入力します。
- ユーザーを複数設定している場合は、選択の画面が表示されるため、管理者権限のあるユーザーアカウントをクリックします。
- セーフモードでの起動が完了します。
Windows7がセーフモードでも起動しない場合の対処法
スタートアップ修復を行う
Windows7のパソコンがセーフモードでも起動せず、立ち上がらない場合、「コンピューターの修復」からスタートアップ修復を行うことができる対処法があります。Windows7の「コンピューターの修復」について、説明していきます。
1. Windows7のパソコンの電源を入れて、F8を数回か押し、「詳細ブートオプション」画面を出します。「コンピューターの修復」を選び、Enterキーを押します。
2. 「システム回復オプション」画面が表示されます。セーフモードで起動せず、立ち上がらない場合は、キーボードの入力方式やユーザー名を選んだ後、通常は自動でスタートアップ修復が開始されます。
ヒント:もし「回復ツールを選択してください」画面が表示されるなら、「スタートアップ修復」を手動でクリックして、修復を始めることもできます。
3. 「修復しました」というメッセージが表示されたら、正常に立ち上がるか確認します。もし、スタートアップ修復が失敗するなら、次の手順に進み、「システムの復元」を実行して下さい。
システムの回復を行う
4. 「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」という画面が表示されたら、右上の「×」ボタンをクリックします。次に「システムの復元とサポートの詳細オプションの表示」をクリックします。
5. 「回復ツールを選択してください」画面が表示されたら、次は「システムの復元」をクリックします。
システムイメージの回復を行う
後はWindows7のシステムの復元ウィザードに従い、システムを以前の状態に復元しますが、データは変わりません。※「システムイメージの回復」はバックアップファイルを作成している場合のみ使えます。「システムの復元」との違いは、作成日の状態にWindowsもデータもすべて過去に戻ります。
Windows7が起動しない場合のデータ復元方法
「Recoverit」を利用して復元する
内蔵のハードディスクのシステムデータで起動できなくなったWindows7のパソコンのデータを「Recoverit」で復元する対処法を紹介します。まずは以下ダウンロードボタンをクリックして、データ復元ソフトをインストールして下さい。
1.システムクラッシュで消えたデータの復元」モードを選択します。
「Wondershare Recoverit」を起動したらメニューウィンドウが出てきます。
Wondershare 「Recoverit」ソフトには、osが起動しなくなった時でも見られなくなったデータを修復するための機能があります。osの起動ディスクを作成するもので、これにより、osに問題があったときに作成したデータの修復できます。
メニューには「削除したファイルの復元」「ごみ箱復元」「フォーマットデータ復元」「パーティション復元」「外付けデバイスの復元」「ウィルスで消えたデータの復元」「システムクラッシュ後の紛失データの復元」「万能復元」が出てきますので、今回は「システムクラッシュ後の紛失データの復元」モードを選びます。
起動しない場合の修復ディスクを作成する
システムクラッシュ後の紛失データの復元の画面を表示して、修復用のデバイスの選択表示がされます。修復ディスクを事前に作っておくことで、Windows7のパソコンが起動しなくなったときに対処できる対処法になります。
表示されたデバイスにはDVD・CD・USBなどの媒体を選ぶことができます。 指定できるデバイスに、今回はCD/DVDを選んでから修復ディスクの作成を実施します。 空のCD/DVDディスクを挿入して作成して下さい。
修復ディスクの作成デバイスを選んで「作成」ボタンをクリックすると、修復ディスクの作成を開始します。 修復ディスクの作成は全て自動で、表示された作成の順番は上から順に「ファームウェアをダウンロードする」、「USB/CD/DVDをフォーマットする」、「起動可能なドライブを作成」の順番で作業を行っていきます。
デバイスのいずれかを選択して、作業が完了するまで待ちます。 全てが終わると、完了となり、DVD/CDの場合はトレイが開いて終了となります。
「Recoverit」を使用すればWindows7システムを起動させる機能だけでなく、ディスクに保存されているファイルを他のドライブやメディアにコピーする機能が付いているため、ドライブを初期化する前に大事なデータを失うことがないため、安心できます。「Recoverit」を使用して起動するためのディスクを作成しておくことが重要です。
Windows7が起動しない場合の対処法を覚えておこう
Windows7のパソコンが起動しない、立ち上がらない場合は、Windows7のパソコンや周辺機器の状態や設定などの確認をする必要があります。 ご使用のWindows(OS)に応じた参照先を下記に記載しますので、確認してみましょう。