【Android】スマホでのモバイルSuicaの使い方！登録やチャージ方法も解説！

駅で、電車に乗る時に切符を毎回購入することなく支払いができてしまうSuicaのICカードは日本でも広く知られています。このSuicaではカードを持ち歩いて、そちらに現金をチャージすることにより改札で精算します。切符売り場で購入するチケットの代わりにすることが可能です。非常に便利なので多くの方が日々使用しています。

便利にチャージして精算できるSuicaですが、実は同じ機能をAndroidのスマホから使うことができるような仕組みになっています。Androidスマホに専用の支払いアプリを入れることによって、より快適なキャッシュレス決済を可能にしてくれます。ICカードを持ち歩く必要が無いため、忘れてしまうという心配もありません。

Androidのスマホ端末で使用できるSuicaのことは「モバイルSuica」と呼ばれています。Androidのスマホ端末には、おサイフケータイの機能が搭載されていることが多くあります。モバイルSuicaではこのおサイフケータイ機能を使って利用する仕組みになっています。つまりおサイフケータイサービスの1つということになります。

おサイフケータイは、登録したICカードのチャージをAndroidのおサイフケータイ専用アプリから行うことができます。これはSuicaを使う際だけではなく、お買い物など様々なシーンで利用できる機能ですので、日々現金を出す手間が省けます。慣れてくればAndroidのスマホ1台で、ショッピング精算ができてしまうという便利アプリになっています。

毎日SuicaのICカードを携帯して使っている場合、モバイルSuicaを使用することをおすすめします。モバイルSuicaを使ってみたい方はまずモバイルSuicaのAndroidスマホ専用アプリをダウンロードすることから始めましょう。GoogleのPlayストアで「モバイルSuica」と検索して表示された専用アプリをお使いのAndroidにインストールしてください。

モバイルSuicaのアプリは無料ですので、どなたでもすぐにダウンロード・インストールを行うことができます。また、関東で利用されているSuicaですが、モバイルSuicaは全国どこにいても利用することができるのがメリットの1つです。お使いのAndroidスマホにモバイルSuicaアプリが用意できた方は、次のステップに進みましょう。

モバイルSuicaのアプリがダウンロードできましたら、次に行う必要があるのは、会員登録です。モバイルSuicaの会員登録に必要な重要項目は、ご自身の情報と支払い方法になります。Suicaを利用するときのチャージ方法をあらかじめ設定しておく必要があります。クレジットカードがありましたらそちらを登録しますので用意しておいてください。

お支払い方法ですが、モバイルSuicaではクレジットカードでのチャージが一般的となっています。デビットカードで登録することはできませんのでご注意ください。クレジットカードを使わずにSuicaを使用したい場合には別の方法で利用することができます。「EASYモバイルSuica」というサービスを利用することで現金が利用できます。

モバイルSuicaのアプリは、ダウンロード自体は無料でできますが、年会費の支払いが必要になります。クレジットカードを登録してSuicaをAndroidスマホから利用するには、年会費で1,030円を支払う必要がありますので注意してください。年会費はかかってしまいますが、利便性は明らかに向上できますので積極的に利用してみましょう。

ただし、ある方法でモバイルSuicaの年会費が無料にすることができます。それはJRが提供しているクレジットカードのViewカードです。これをお持ちの場合はモバイルSuicaに登録すれば年会費が当面は無料で利用することができます。電車を頻繁に使う方にとってはポイントも溜まりますので、非常にお得に利用することが可能になっています。

ここまで、モバイルSuicaの仕組みについて解説してきました。クレジットカードを登録することによりICカード自体を持ち歩かなくても、おサイフケータイに対応したAndroidスマホから支払いができるのはとても便利です。さらにはViewカードをお持ちの場合はよりお得にモバイルSuicaを使うことができるようになっています。

それでは、ここからはAndroidのスマホでモバイルSuicaを使う際のやり方を説明していきます。会員登録が済んでしまえば、モバイルSuicaで必要なことは、チャージのみといっても過言ではありません。利用できる状態にしてしまえば、後はそれほど細かい設定をする必要がないというのもメリットです。早速スマホでSuicaを使っていきましょう。

まずはモバイルSuicaを利用する中で最も重要な、モバイルSuicaのチャージ方法について解説します。この時点でまだAndroidアプリをダウンロードしていない場合は、Google Playよりダウンロードと会員登録を済ませておいてから確認してください。また、年会費の支払いが確認されませんと、クレジットカードからの機能を使用できなくなります。

モバイルSuicaのアプリを開き、メニューから「SF電子マネー」を選択して「入金（チャージ）」をタップしてください。次にチャージ金額をご自身で入力してください。入力が完了しましたら次の画面から「入金する（クレジットカード）」を選択することでチャージされます。銀行口座が良い場合には、「入金する（銀行口座）」を選びます。

このようにモバイルSuicaのアプリから、いつでもチャージする金額を打ち込む事によって好きなタイミングで反映させることができます。チャージ方法は非常に簡単ですので、覚えてしまえばICカードと同じように使えます。ただし、1点クレジットカードからのチャージで注意したいポイントがありますので記載しておきます。

モバイルSuicaのアプリを使用してクレジットカードから金額をチャージする際に、1000円単位での入金となりますので覚えておいてください。端数など細かい金額を入金することはできない仕様になっていますので注意が必要です。スマホアプリで数百円の乗車料金のためにチャージするには、1000円をクレジットカードからチャージすることになります。

ここまでスマホで使えるモバイルSuicaのアプリの使い方を紹介してきました。クレジットカードを登録してしまえば、簡単に好きな時にチャージをすることができるようになっています。おサイフケータイ機能をまだ使用したことがない方でも心配なく利用できるスマホアプリですので、どなたでもモバイルSuicaを使用することができます。

おサイフケータイ機能をAndroidでさらにスマートに使用することができるサービスに「Google Pay」というものがあります。これはGoogleで提供しているスマホでのキャッシュレス決済アプリになります。実はGoogle PayとモバイルSuicaは相性が良く、Google Payのアプリから使用することができるようになっています。

Google Payのアプリをまだ利用したことがないという方はGoogle PayのAndroidアプリをスマホにダウンロードすることが必要になります。ダウンロードは、Google Playから行ってください。もちろん無料でダウンロード・インストールができます。ダウンロードが完了した方は、早速Google Payのスマホ専用アプリにSuicaを登録しましょう。

また、モバイルSuicaに限らず、おサイフケータイ機能をAndroidスマホで多く利用している方は、様々なメリットがありますのでGoogle Payに登録しておくことをおすすめします。Google Payに登録ができるカードであれば、より快適なキャッシュレス決済を行うことができるようになります。

Google PayへのSuica登録方法ですが、モバイルSuicaの会員登録が完了している場合は、同意するだけでSuicaがGoogle Payに登録されるような仕組みになっています。Google Payの仕組みを利用していますので、機能もさらに充実しています。詳しい機能やメリットについては後程説明しますので、そちらをチェックしてください。

AndroidスマホでGoogle Payを使っていて、モバイルSuicaに会員登録していない場合は、別途新規会員登録の作業が必要になります。「Suica」を選択して「アカウントを作成」をクリックすることで会員登録に進みます。ユーザー情報など必要事項が入力できましたらモバイルSuicaをGoogle Payから利用することができるようになります。

もし、Google Payに関しても初めての利用という方の場合、利用する際に気を付けていただきたいのがお使いの端末がおサイフケータイ機能に対応しているかどうかということです。おサイフケータイ機能が搭載している方機種の説明書などに記載されておりますので、そちらを確認した上でダウンロードを行うようにしてください。

ここからはGoogle PayでSuicaをチャージする方法について紹介します。先ほどはモバイルSuicaのアプリを使ってチャージする方法を解説しましたが、チャージの際にはGoogle Payから便利に行うことができます。アプリではスマホ画面上にSuicaの残高が表示されますので「チャージ」をタップしてください。次に支払い方法を選択します。

スマホのGoogle Payに登録されているクレジットカードを選択して、次にSuicaにチャージしたい金額を入力します。入力が完了しましたら「チャージする」をタップして完了です。入力した通りの金額がGoogle Payに反映されているかを確認してください。実は、スマホのGoogle Payアプリからチャージをすると1つメリットがあります。

メリットは、1円単位でのチャージが可能だということです。モバイルSuicaのアプリからでは1000円単位での入金となっていましたので、より融通の利くチャージが可能になります。登録しているクレジットカードからチャージを行いますので、モバイルSuicaのアプリにわざわざクレジットカードを登録する必要が無いのも利点です。

では、スマホでSuicaをお得に使うにはどのようにすればよいのか、検討の材料となるメリットをまとめましたので、確認してSuicaを使っていきましょう。通常のモバイルSuicaアプリを使用する方も、Google Payを利用してSuicaを使う場合でもそれぞれの利点を確認して、最終的にどちらを使っていくか検討してください。

もしキャッシュレス決済をそれほど使わないという方で、モバイルSuicaのアプリを使っていきたい場合には、View（ビュー）カードを登録することをおすすめします。年会費の1,030円が無料になります。他のカードの場合は現時点では、この金額を支払った上でアプリを利用することになります。

キャッシュレス決済を多用している場合は、圧倒的にGoogle Payに登録してから活用することをおすすめします。Google Pay経由であれば1円単位でのチャージが可能な他、クレジットカードもGoogle Payに登録してあるものを使うので、年会費を支払う必要がありません。

最後になりますが、モバイルSuicaのアプリでは、重要なお知らせがあります。それは2020年の2月26日以降でViewカードではないクレジットカードを登録しても年会費が無料になるということです。つまりGoogle Payと同じく、年会費を支払う必要がないということになります。タイミングを見計らってお得に使用していきましょう。

スマホでSuicaの支払い、チャージが可能なアプリを使うことで、ICカードを毎回持ち歩く必要が無くなります。年会費も場合によっては無料になりますので、それほどハードルは高くありません。よりスマートに支払いたいという方は、積極的にモバイルSuicaや、Google Payのアプリを利用してみることをおすすめします。